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第一章 出会い
9 甘く ※※
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たくさんたくさん、キスをされた。唇だけじゃない。瞼の上にも、鼻にも、頬にも。
羽毛のように柔らかいキスが、いつのまにか首や胸に移っていく。シャツのボタンを外され、服を脱がされると、途端に心細くなる。骨ばって、丸みのない体だ。色ばかり白くて、わずかな筋肉しかついていない。その体に、伊織はまるで強く扱ったら壊れてしまうとでもいうように優しく触れていく。
「志乃、可愛い。どこも滑らかで綺麗だ」
「そ、そんなことない」
伊織が笑ってキスをする。唇の間から舌が入ってきて、僕の舌を絡めとる。そんなことをされたのは初めてで、うまく息ができない。口の中にたまった唾液をこくんと飲み込んだ時には体が熱くなっていた。
「い、伊織。体が変」
「……少しも変じゃないよ、志乃。ここも、すごく素直だ」
伊織は僕の下半身に手を伸ばして、ペニスを握りこんだ。他人にそんなところを触れられるのも初めてで、僕の体はまるで魚みたいにびくんと跳ねた。
「あっ! 伊織」
「志乃、ここ、気持ちいい?」
伊織に触れられていると思うだけで、僕の体は反応してしまう。伊織は親指と人差し指で輪を作り、あっという間に僕のペニスを擦りあげる。伊織の手の中ですぐに大きくなってしまったことが恥ずかしいのに、僕の頭の中はたった一つのことでいっぱいだった。
……いきたい。もう……いきたい。
伊織の手は、自分でするよりも、ずっとずっと気持ちがいい。
「い、伊織。気持ちいい。い、いきたい」
「可愛いね、志乃。でも、もうちょっと我慢して」
そう言いながら、伊織は僕の左胸をべろりと舐めた。小さな乳首しかないそこをチュッと吸ったかと思うと、柔らかく噛む。普段なら何も感じないはずなのに、甘噛みされながらペニスを激しく扱かれると、体中に甘い痺れが走った。
「あ! なに……あ、あ!」
伊織は左手の指先で僕の右の乳首をこねた。舐められ、こねられていくうちに、たまらず腰が揺れる。体がびくびくと跳ねて、ペニスの先からはとろりと先走りが零れてしまう。
「志乃、もうびちゃびちゃだね。それに……、こんなに甘い」
「……甘い?」
「まだ志乃にはわからないよね。ああ、我慢できなくなりそう」
僕の両足を左右に大きく開いて、伊織はパクリとペニスを咥えた。熱い口の中に飲み込まれて僕の体は大きく跳ねた。
「やっ! 伊織、いっちゃ! いっちゃう!」
伊織は舌先で鈴口を突いたかと思うと、竿をじゅぽじゅぽと舐め上げる。
「あッ! あああああ!」
耐え切れず、伊織の口の中に放ってしまった。頭の中が真っ白になり、体が快感に飲み込まれる。おいしくもないはずなのに、伊織は白濁を飲み干した。更に僕のペニスを優しく扱いて、残っていた精液を搾り上げていく。
「志乃は何もかも甘い」
「あ、甘く……なんか」
「ねえ、志乃。……もう、志乃をちょうだい」
伊織はうっとりした瞳で僕を見つめ、体を起こした。身につけていた服をするりと脱ぐ。同い年なのに、体はずっとたくましく、ほどよく筋肉がついている。それに、下半身にそそり立つペニスは、自分と同じものだとはとても思えなかった。頭の中に、ずるいという気持ちが湧く。でも、そんな気持ちは瞬く間に消え去った。伊織が僕の体に手で温めたローションを塗りつけたから。
長い指が後ろに回って僕の孔に触れる。何度も優しく、くるくると指の腹で触れられていると、何だか変な感じがする。お腹の奥がきゅんとするような、中が疼くような感じだ。
「なに、するの?」
「アルファとオメガがどうやって番うのかは知ってるでしょう?」
僕は頷いた。中学校で習うし、性に関心がある者はそれより前に自分で知ろうとする。
「……アルファ同士でもやり方は変わらないんだ。ねえ、志乃。俺は志乃のナカに……入りたい」
熱の籠もった瞳で見つめられて、ドクンと胸が高鳴った。
羽毛のように柔らかいキスが、いつのまにか首や胸に移っていく。シャツのボタンを外され、服を脱がされると、途端に心細くなる。骨ばって、丸みのない体だ。色ばかり白くて、わずかな筋肉しかついていない。その体に、伊織はまるで強く扱ったら壊れてしまうとでもいうように優しく触れていく。
「志乃、可愛い。どこも滑らかで綺麗だ」
「そ、そんなことない」
伊織が笑ってキスをする。唇の間から舌が入ってきて、僕の舌を絡めとる。そんなことをされたのは初めてで、うまく息ができない。口の中にたまった唾液をこくんと飲み込んだ時には体が熱くなっていた。
「い、伊織。体が変」
「……少しも変じゃないよ、志乃。ここも、すごく素直だ」
伊織は僕の下半身に手を伸ばして、ペニスを握りこんだ。他人にそんなところを触れられるのも初めてで、僕の体はまるで魚みたいにびくんと跳ねた。
「あっ! 伊織」
「志乃、ここ、気持ちいい?」
伊織に触れられていると思うだけで、僕の体は反応してしまう。伊織は親指と人差し指で輪を作り、あっという間に僕のペニスを擦りあげる。伊織の手の中ですぐに大きくなってしまったことが恥ずかしいのに、僕の頭の中はたった一つのことでいっぱいだった。
……いきたい。もう……いきたい。
伊織の手は、自分でするよりも、ずっとずっと気持ちがいい。
「い、伊織。気持ちいい。い、いきたい」
「可愛いね、志乃。でも、もうちょっと我慢して」
そう言いながら、伊織は僕の左胸をべろりと舐めた。小さな乳首しかないそこをチュッと吸ったかと思うと、柔らかく噛む。普段なら何も感じないはずなのに、甘噛みされながらペニスを激しく扱かれると、体中に甘い痺れが走った。
「あ! なに……あ、あ!」
伊織は左手の指先で僕の右の乳首をこねた。舐められ、こねられていくうちに、たまらず腰が揺れる。体がびくびくと跳ねて、ペニスの先からはとろりと先走りが零れてしまう。
「志乃、もうびちゃびちゃだね。それに……、こんなに甘い」
「……甘い?」
「まだ志乃にはわからないよね。ああ、我慢できなくなりそう」
僕の両足を左右に大きく開いて、伊織はパクリとペニスを咥えた。熱い口の中に飲み込まれて僕の体は大きく跳ねた。
「やっ! 伊織、いっちゃ! いっちゃう!」
伊織は舌先で鈴口を突いたかと思うと、竿をじゅぽじゅぽと舐め上げる。
「あッ! あああああ!」
耐え切れず、伊織の口の中に放ってしまった。頭の中が真っ白になり、体が快感に飲み込まれる。おいしくもないはずなのに、伊織は白濁を飲み干した。更に僕のペニスを優しく扱いて、残っていた精液を搾り上げていく。
「志乃は何もかも甘い」
「あ、甘く……なんか」
「ねえ、志乃。……もう、志乃をちょうだい」
伊織はうっとりした瞳で僕を見つめ、体を起こした。身につけていた服をするりと脱ぐ。同い年なのに、体はずっとたくましく、ほどよく筋肉がついている。それに、下半身にそそり立つペニスは、自分と同じものだとはとても思えなかった。頭の中に、ずるいという気持ちが湧く。でも、そんな気持ちは瞬く間に消え去った。伊織が僕の体に手で温めたローションを塗りつけたから。
長い指が後ろに回って僕の孔に触れる。何度も優しく、くるくると指の腹で触れられていると、何だか変な感じがする。お腹の奥がきゅんとするような、中が疼くような感じだ。
「なに、するの?」
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僕は頷いた。中学校で習うし、性に関心がある者はそれより前に自分で知ろうとする。
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熱の籠もった瞳で見つめられて、ドクンと胸が高鳴った。
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