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第63話 傀儡工房村、襲撃(3) 霧の中へ
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「オレモ、行ク!」
デポの体が縮み、形も普通の白鳩の姿に変化した。羽ばたいてアレスの肩にとまる。
「おう、助かるよ相棒!」
そもそも馬ではなくデポに乗ってきたのは、死の霧内部に連れ込むためである。「使い魔は魂を持たないので死の霧では死なない、移動に役立つはずだ」と言って、ヒルデが貸してくれたのだ。
右肩にデポをとめたアレスが、すたすたと赤い霧の中に突入しようとしたとき。
「ちょ、ちょっと待ってくれ!」
レリエルが急に後ろから呼び止めた。
振り向くと、レリエルが不安げな顔になってアレスを見ていた。
「どうした!?ああ、やっぱり、襲撃が怖くなったか?じゃあ俺一人でも……」
「そ、そうじゃなくて!えっと、その……。お前本当に、死の霧で死なないのか?」
アレスは笑った。
「何言ってんだ、レリエルが自分で言ってたじゃないか。出て来れたなら入れるって」
「そ、そうなんだが、頭では分かってるんだが、急に心配になって……。お前が骨になったらどうしようって……」
レリエルはうつむいて、胸の前で落ちつかない様子で自分の手を揉んでいる。
「大丈夫だって」
レリエルはもじもじと揉んでいた手を、おずおずと差し出した。
「手……」
「ん!?」
「手を繋ぎたい……!一緒に入ろう!」
不安そうに眉根をさげ、アレスを見つめてくるレリエル。
「あっ……。う、うん、そうだな。手え、つなぐか!」
アレスは照れて頭をかきながら、レリエルの手をそっと握った。少しひんやりとした、綺麗な細い手。
レリエルはきゅっ、と力をこめて、アレスの手を握り返した。
「絶対、骨になんてなるなよ!」
「大丈夫だって!心配しすぎだよ」
真剣な顔のレリエルと、なんだか嬉しそうなアレスは、手を繋いで死の霧の中に入った。
赤い霧に全身が飲み込まれる。ひんやりとした冷気がまとわりつく。数メートル先も見えない程の濃霧。あの時と同じだ。王都民を連れて馬車で脱出しようとしたあの時と。
距離の感覚も時間の感覚も失われるようだった。異界に迷い込んだような不安な浮遊感の中で、ただレリエルと繋いだ手の感覚だけが確かだった。
二人は無言で霧の中を進んだ。
やがてレリエルが緊張した声で言う。
「もうすぐ、霧から抜ける」
そしてアレスの手を握る力を強めた。レリエルの震えが伝わってきた。レリエルは臆して速度を落とした。
「やっぱり、怖い……」
ほとんど止まりそうになっているレリエルを強く引っ張り、アレスは先へと突き進んだ。
「大丈夫……、大丈夫だ!」
霧は突然晴れた。
目の前には灰色の石をしっかりと積み上げた、カブリア王国を取り囲む、懐かしい長城。
はっ、と息を呑み、アレスはその石垣を見上げた。
額の汗を拭った。
「ほ、ほらな、大丈夫って言っただろ」
二人は見事、霧を通り抜けたのだ。
レリエルもほうっと深いため息をつき、胸をなで下ろしている。
「良かった……」
が、アレスは急に苦しげに顔をしかめ、がくりと腰を落とした。
繋いでいた手をずるりと離し、大地に手をつく。
「っつ……!わるい、ちょっと待ってくれ!」
「なんだ!?どうしたアレス!?」
死の霧の内側、神域と呼ばれる領域は、立っていられないほどの「神気」、天使の言葉で言う「プラーナ」が充満していた。
死の霧の前に立った時点で、神気の濃度が高いことに気づいてはいたが、内部はとてつもないことになっていた。気が狂いそうなほどの濃密さ。
「くっ……、すさまじい神気だ……!キリア大聖堂の神気を何千倍にしたような……。なるほど、『神域』か……っ」
はあはあと息をつきながら、アレスは早鐘を打つ己の胸をぐっと抑えた。
自らの内部で、魂が活性化し過ぎて煮立つような感覚がした。必死に己が魂を落ち着かせる。
何度も何度も深呼吸をした。
やがてようやく、アレスの魂は落ち着きを取り戻す。
アレスは頭をぶるりと振りながら、立ち上がった。
レリエルが泣き出しそうな顔をして、アレスを見ている。
「なあどうしたんだよ!辛いのか?」
「いや、もう大丈夫だ。慣れてきた。こんな強烈な神気の中でしか生きられないのか天使ってのは。とんでもない連中だ……」
これほどの神気空間、人間にとっては地獄でしかない。これは霊界にしか存在し得ない、禁忌級の神気だとアレスは思った。強靭な魂を持つ極一部の人間以外は、濃すぎる神気に耐えかねて魂が破裂し即死するだろう。即死せずとも発狂するか。
「平気か?歩けるか?」
「ああ!さあて長城を乗り越えなきゃな。風魔法で跳躍したら魔力の気配で警備天使たちに侵入が勘付かれるかもしれないな。デポで入るか」
ひょいと自分の肩を見たアレスは、低い声で「おい」と突っ込んだ。
デポが気持ち良さそうに寝ていた。
「お、起きろって!仕事だぞ!巨大化して俺たちのせて長城の中に入れてくれ」
「クルック??モウ着イタノカ?」
「ったく呑気な鳩だな、死の霧を抜けてきたんだぞ死の霧!!」
そこにレリエルが、遠慮がちに言葉を挟む。
「あ、あのなアレス。『俺たち』って言ったけど僕はもう一人で飛んでもよくないか?」
あっ、とアレスは気づいた顔をする。
「それもそうだな」
「よかった……」
レリエルは心底ホッとしたようにつぶやいた。
------------------------------------
神域(カブリア王国)内の神気は「地獄の六日間」中から急速に高まりました。ただ地獄の六日間当時はまだ、死の霧の周縁部程度の神気量でした。
死の霧周縁部の神気量=天使も人間も生存できる量。
(参考)
「第39話 大掃除(4) 人間の遺伝子」
>「天使は霧の内側でしか生きて行けないと言ったが。あの時はイヴァルトも死の霧の外側に出てきていたよな?」
>「ちょっとくらいなら出ても平気だ。神域内からプラーナが漏れ出しているから。でもここまで遠く離れたら生きられない」
デポの体が縮み、形も普通の白鳩の姿に変化した。羽ばたいてアレスの肩にとまる。
「おう、助かるよ相棒!」
そもそも馬ではなくデポに乗ってきたのは、死の霧内部に連れ込むためである。「使い魔は魂を持たないので死の霧では死なない、移動に役立つはずだ」と言って、ヒルデが貸してくれたのだ。
右肩にデポをとめたアレスが、すたすたと赤い霧の中に突入しようとしたとき。
「ちょ、ちょっと待ってくれ!」
レリエルが急に後ろから呼び止めた。
振り向くと、レリエルが不安げな顔になってアレスを見ていた。
「どうした!?ああ、やっぱり、襲撃が怖くなったか?じゃあ俺一人でも……」
「そ、そうじゃなくて!えっと、その……。お前本当に、死の霧で死なないのか?」
アレスは笑った。
「何言ってんだ、レリエルが自分で言ってたじゃないか。出て来れたなら入れるって」
「そ、そうなんだが、頭では分かってるんだが、急に心配になって……。お前が骨になったらどうしようって……」
レリエルはうつむいて、胸の前で落ちつかない様子で自分の手を揉んでいる。
「大丈夫だって」
レリエルはもじもじと揉んでいた手を、おずおずと差し出した。
「手……」
「ん!?」
「手を繋ぎたい……!一緒に入ろう!」
不安そうに眉根をさげ、アレスを見つめてくるレリエル。
「あっ……。う、うん、そうだな。手え、つなぐか!」
アレスは照れて頭をかきながら、レリエルの手をそっと握った。少しひんやりとした、綺麗な細い手。
レリエルはきゅっ、と力をこめて、アレスの手を握り返した。
「絶対、骨になんてなるなよ!」
「大丈夫だって!心配しすぎだよ」
真剣な顔のレリエルと、なんだか嬉しそうなアレスは、手を繋いで死の霧の中に入った。
赤い霧に全身が飲み込まれる。ひんやりとした冷気がまとわりつく。数メートル先も見えない程の濃霧。あの時と同じだ。王都民を連れて馬車で脱出しようとしたあの時と。
距離の感覚も時間の感覚も失われるようだった。異界に迷い込んだような不安な浮遊感の中で、ただレリエルと繋いだ手の感覚だけが確かだった。
二人は無言で霧の中を進んだ。
やがてレリエルが緊張した声で言う。
「もうすぐ、霧から抜ける」
そしてアレスの手を握る力を強めた。レリエルの震えが伝わってきた。レリエルは臆して速度を落とした。
「やっぱり、怖い……」
ほとんど止まりそうになっているレリエルを強く引っ張り、アレスは先へと突き進んだ。
「大丈夫……、大丈夫だ!」
霧は突然晴れた。
目の前には灰色の石をしっかりと積み上げた、カブリア王国を取り囲む、懐かしい長城。
はっ、と息を呑み、アレスはその石垣を見上げた。
額の汗を拭った。
「ほ、ほらな、大丈夫って言っただろ」
二人は見事、霧を通り抜けたのだ。
レリエルもほうっと深いため息をつき、胸をなで下ろしている。
「良かった……」
が、アレスは急に苦しげに顔をしかめ、がくりと腰を落とした。
繋いでいた手をずるりと離し、大地に手をつく。
「っつ……!わるい、ちょっと待ってくれ!」
「なんだ!?どうしたアレス!?」
死の霧の内側、神域と呼ばれる領域は、立っていられないほどの「神気」、天使の言葉で言う「プラーナ」が充満していた。
死の霧の前に立った時点で、神気の濃度が高いことに気づいてはいたが、内部はとてつもないことになっていた。気が狂いそうなほどの濃密さ。
「くっ……、すさまじい神気だ……!キリア大聖堂の神気を何千倍にしたような……。なるほど、『神域』か……っ」
はあはあと息をつきながら、アレスは早鐘を打つ己の胸をぐっと抑えた。
自らの内部で、魂が活性化し過ぎて煮立つような感覚がした。必死に己が魂を落ち着かせる。
何度も何度も深呼吸をした。
やがてようやく、アレスの魂は落ち着きを取り戻す。
アレスは頭をぶるりと振りながら、立ち上がった。
レリエルが泣き出しそうな顔をして、アレスを見ている。
「なあどうしたんだよ!辛いのか?」
「いや、もう大丈夫だ。慣れてきた。こんな強烈な神気の中でしか生きられないのか天使ってのは。とんでもない連中だ……」
これほどの神気空間、人間にとっては地獄でしかない。これは霊界にしか存在し得ない、禁忌級の神気だとアレスは思った。強靭な魂を持つ極一部の人間以外は、濃すぎる神気に耐えかねて魂が破裂し即死するだろう。即死せずとも発狂するか。
「平気か?歩けるか?」
「ああ!さあて長城を乗り越えなきゃな。風魔法で跳躍したら魔力の気配で警備天使たちに侵入が勘付かれるかもしれないな。デポで入るか」
ひょいと自分の肩を見たアレスは、低い声で「おい」と突っ込んだ。
デポが気持ち良さそうに寝ていた。
「お、起きろって!仕事だぞ!巨大化して俺たちのせて長城の中に入れてくれ」
「クルック??モウ着イタノカ?」
「ったく呑気な鳩だな、死の霧を抜けてきたんだぞ死の霧!!」
そこにレリエルが、遠慮がちに言葉を挟む。
「あ、あのなアレス。『俺たち』って言ったけど僕はもう一人で飛んでもよくないか?」
あっ、とアレスは気づいた顔をする。
「それもそうだな」
「よかった……」
レリエルは心底ホッとしたようにつぶやいた。
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神域(カブリア王国)内の神気は「地獄の六日間」中から急速に高まりました。ただ地獄の六日間当時はまだ、死の霧の周縁部程度の神気量でした。
死の霧周縁部の神気量=天使も人間も生存できる量。
(参考)
「第39話 大掃除(4) 人間の遺伝子」
>「天使は霧の内側でしか生きて行けないと言ったが。あの時はイヴァルトも死の霧の外側に出てきていたよな?」
>「ちょっとくらいなら出ても平気だ。神域内からプラーナが漏れ出しているから。でもここまで遠く離れたら生きられない」
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