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第1章 【異世界召喚】アグストリア城 

第9話 国王ダグラ・アグストリア。

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☆☆ 時間はアオイが召喚された日の夜まで遡る ☆☆

 ここは王の私室。
 高級そうな調度品が置かれ、身分の高さを物語っている。

 王は、深々としたソファーに浅く座り、テーブルを挟んで向かいの人物に話しかけている。

「ガイアスよ。どうにかして中の様子を知ることは出来ないのか?」

 王の向かいの椅子に姿勢を正して座っている人物。ガイアスと呼ばれた人物は、この国の宰相を務めている。
 王が決めた背策を実行する為のプランを考えたり、また時には提案や助言をする。この国を動かしていると言っても過言では無い人物だ。だからこそ、王からの信頼も厚い。 


 アグストリア王国第12代国王ダグラ・アグストリアは、落ち着かない様子でガイアスに問いかけた。

「姫様の部屋には、未知の……恐らくは魔法だと思われますが、結界の様なモノが張られております。私のをも弾かれてしまいました。それどころか些細な音ですら聞こえない様です」
「それに、王の心配も勿論、察するに余りありますが……これ程までに、我々の想像を超える程の魔法によって、姫様の部屋をまるごと隠蔽するモノ女神を敵に回すのは得策ではない様に考えます」

 ガイアスは、女神を直接は見ていないが、人智を超えている何か・・を持ち合わせていると判断している。ならば、女神の言いつけ通り、1週間の時間を待つのが得策だ。と。

 もし仮に、力づくで部屋に入ろうものなら、その後何が起こるのか想像も出来ない。

 であれば、やはりここは待つべきなのだ。

「しかし…やはり心配なのだ。あの異世界人アオイが、フローラに何かしないか……。まさかっ!寄りにもよって如何わしい事などしていないだろうな!」

「それは大丈夫でしょう。もし何かあれば、あのメイドアリアが対処しているはずです。彼女はああ見えて・・・・・この国のメイドの中では、かなりの実力を持っていますから」

 興奮する王をガイアスは宥めると、テーブルの上に用意されているワインを一口含む。
(しかし、いつ飲んでもこのワインは素晴らしいですな。姫が心配なのは分かりますが、少し落ち着いて頂きませんと…)

 ガイアス自体は、フローラに良くも悪くもそこまでの興味は持ち合わせていない。もし仮に姫に何かあったとしても、後継ぎをどうにかすれば、この国自体を存続させる事が出来るからだ。

 自分が王に取って代わろうとは思っていないが、最悪、そうしなければならない状況が起これば、またその時に考えればいい。今の所、後暗い野心は持ち合わせていない。


 因みに王が心配していた事が起こっていたりもする。

 アオイとフローラは、この時も現在進行形で愛し合っている・・・・・・のだから。
 
 アリアに関しては、ガイアスが選定した訳では無いが、偶然あの部屋にアリアが居る事から、過度な心配はしていない。それほどアリアの実力はこの国の…と言うよりは、ガイアスから評価される程高い。……らしい。

 そのアリアも、アオイと関係を持ってしまうのだから、世の中分からないものである。

 王もガイアスも、この時はまさか、フローラとアリアの二人ともが、アオイと勝手に婚約状態になっているとは思いもしなかった。



「あまり思い詰めるのは良くありませんな」

「分かっている。しかしなガイアスよ……」

 こいつは駄目だな。とかガイアスが思ったとか思ってないとかはさて置き。

「では、気晴らしをご用意致します。暫くお待ちください」

「気晴らしだと?」

「はい。王妃様には勿論内密にさせて頂きますので……」

「ガイアスよ…。私はお前が居てくれて本当に助かっているよ。しかし」

「やはり止めておきま「頼もう」…畏まりました。直ぐに」

 被せ気味に頼まれてしまったガイアスは、気付かれない様に苦笑いを浮かべると王の私室を後にした。


☆☆☆☆☆



 暫くして、王の私室とは別の秘密の・・・部屋に王は居る。

 そこには3人の女性が全裸で正座(正確には土下座の様に頭を下げて)をして待機している。

 その三人を見渡せる位置に椅子を置き、眺める様に座っている。

 王は興奮を隠しながら

「顔を上げても良いぞ」

 そう言って、3人の顔を上げさせた。

 一人は銀髪で、まだ子供の様なあどけない表情をしているが、胸の発育は良いらしく重力に何とか抗っている様に自己主張している。つまり垂れてはいないって事。その張りの良さからも若さが感じ取れる。日本基準だと、バストサイズ90のFといったところだろう。
 乳首も小さく、まるで花の蕾の様だ。

 二人目は、まるでミルクティーの様な髪色をした女性だ。
 年齢は20代といったところか。健康的に日焼けをした様な褐色の肌が特徴的だ。
 胸は80のC位。何を基準にしているかはアレ・・だが、一般的な胸の形、大きさなのではないだろうか。いや、知らないけど。

 三人目は、赤髪のおっとりした表情の女性だ。年齢は20代の様に見え、白い肌が何とも幻想的なイメージを抱かせる。
 胸は…小さめとだけ。この女性の名誉の為に付け加えるなら、平原ではない。そう、山は存在している。


 王はじっくりを舐めまわす様に上から下まで、じっくりと観察をした。

「3人とも、後ろを向いて四つん這いになって尻を突き出してみろ」

 その言葉に、3人は素直に従った。時間を掛けない様、後ろを向き、見せつける様に尻を突き出す。

 はっきりと言おう。これは…ただの王の趣味だ。特に意味が在る訳ではない。

 前のめりになりながら、それ・・を凝視する。

 一人目の銀髪の女性は、その割れ目をピッタリと閉じている。こんな格好を見られる事は無いのだろう。綺麗な色をした菊門をヒクヒクさせている。
 王は椅子から降り、この女性に近づき、閉じた割れ目にそっと指を這わせた。

 銀髪の女性は、ビクっと体を反応させたが、声を出すのを我慢し、されるがままで耐えている。
 菊門を円を描く様に指で撫で、そしてまた割れ目を触る。

 無理に割れ目の中に侵入せずに、表面だけを触り反応を楽しむ。


 2人目、3人目とも同じ様に軽く弄り反応を楽しみんだ後は、また一人ずつ時間を掛けて弄っていく。

 もう一度言おう。これは王の趣味だ。女性が我慢している姿が大好物なのだ。だからと言って、無理矢理レイプしたりはしない。これは王の中では決定事項だ。

 因みにこの女性たちは無理矢理連れて来られた訳ではなく、所謂最高級デリヘルみたいなものだ。決して安くは無い報酬を貰えるので、彼女達も我慢できる。

 無理矢理ではないが、これを和姦と呼ぶのかは定かではないのだが……。まぁ、いいか。


 
 
 女性達の大陰唇を両手で開く。くぱぁっ…音が聞こえたとしたら、それは徐々に膣中から染み出して来る愛液の影響だろう。粘液でヌラヌラと輝く秘部に舌を這わせる。

 じゅるるっ

 卑猥な音をワザと出しながら、ビラビラを舐め上げる。

「ん…すぅ…はぁ…」

 女性達は声を上げない。何故か。


 ……それは、王から喘ぎ声を出して良いとお許しを貰っていないから。

 あれ、これってホントに無理矢理じゃないよね?奴隷みたいな扱いな気もするんだけど……ま、いっか。

 
 器用に舌先を使って、クリトリスを刺激する。バックの体制でクリトリスを舐めるのは中々難しいのだが……そこは流石国王。まるで歴戦の覇者の様だ。

 人差し指と中指を膣の中に挿入する。

 ぬっちゅっ、ぬっちゅ、ぐちょっ、ぐちょっ、くちょ、くちょ

 舐めまわしていることもあり、すんなりと膣穴の中に指が沈んでいく。

 そして2本の指の腹の部分を使って、膣の内壁から尿道を刺激し、Gスポットと呼ばれる場所をこねくり回す。いきなりピストンさせない所も、流石王様だ…。

 愛液を外に掻き出すように動かしながら、舌を使って菊門を舐める。

「声を出せ。許す」

 喘ぎ声を出す事を許可する。威厳も何もあったもんじゃない気がするが……。

「んんあぁっ、王様…気持ちいいですっ。あっ、そこは駄目っ、おしりっ!いやっ!イッちゃうっ!」

 快感のツボを刺激され続け、愛液を溢れさせながら同時に小水・・を垂れ流す。

「んっ!あっ!あっ!なにこれっ!きもぢぃぃぃぃっ!いやぁああああああぁぁああっ!」

 体勢を動かす許可を得ていない為、四つん這いの状態で、まるで獣の様に小水を・・・まき散らす。


「あぁ…申し訳御座いません。申し訳御座いません…」

 快楽と、粗相をしてしまった事からの恐怖とで、身体をビクっビクっと震わせている。幸いお咎めは無い様だ。

 放出し終わり、勢いを無くしたものが太ももを伝って、膝元にしたたり落ちる。
 満足気に小水の水溜まりを、一瞥し、そのまま待機を命じる。

 くどい様だが、これは合意の上の行為だ。…のハズだ。…多分。…メイビ―?

 そして残りの2人にも同じことを繰り返す。


 王様の夜はまだまだ長い。






 

 
 
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