現代魔法使い

不活化協会

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2章 絆

11話 コネクター再来

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麗音とReonは街中に着いた。

麗音 「ここのラーメン美味しいですよ。」

Reon 「ラーメン?」

麗音 「Reonさんは、初めてでしたね。」

Reon 「おぅ、それにしても腹減ったな。」

麗音 「魔肉のお礼ですから奢りますよ。」

ガラガラガラッと引き戸開けた。

ラーメン屋の店員 「いらっしゃいませ。何名様ですか?」

麗音 「2名です。」

ラーメン屋の店員 「こちらへどうぞ。」

Reon 「いい匂いしてんなー。」

麗音 「おすすめは、豚骨ラーメンですよ。」

Reon 「じゃあそれにしようかな。」

ラーメン屋の店員 「ご注文お伺いします。」

麗音 「豚骨ラーメン2つ。」

ラーメン屋の店員 「豚骨ラーメン2つはいりましたー。」

ラーメン屋の店員一同 「豚骨入りまーす。」

シャッシャッと麺の水を切る音が店内に響き店内に豚骨の香りが漂ってきた。

ラーメン屋の店員 「お待たせ致しました。豚骨ラーメン2つです。」

麗音 「ね、美味しそうでしょ?いただきます。」

Reon 「旨そう、いただきます。」

ズルズルッと食べ始めた豚骨ラーメンは、チャーシューが肉厚でスープ濃厚なうえ細麺だった。

Reon 「これが豚骨ラーメンか、めちゃくちゃ旨いな。」

麗音 「喜んでもらえて良かったです。」

2人はラーメンに夢中で話しないまま食べ終えた。

麗音 「ごちそうさまでした。」

Reon 「ごちそうさまでした。」

ラーメン屋の店員一同 「ありがとうございました。またお越し下さい。」

2人は、店を後にし駐車場へ向かった。

Reon 「麗音、豚骨ラーメンありがとな最高だったぜ。」

麗音 「また行きましょう。」

Reon 「なんだよこれ、どうなってんだ。」

駐車場の車が辺り一帯荒らされていた。

麗音 「僕の車は無事か。」

Reon 「麗音の車は無事みたいだな、良かった。それにしても誰が?」

麗音 「リアクターですね。最近、工場も襲われたみたいなんでここにいるのは危ないですね。早く離れましょう。」

⁇? 「ガガガガ。」

車を分解していた。

Reon 「おい、アレ。」

麗音 「コネクターです。」

コネクター 「熱反応あり、生物確認、排除します。」

レーザーで距離を測り始めた。パンッパンッと乾いた音を立てながら金属片を飛ばしてきた。

Reon 「やるしかねーぞ。俺が囮になる、合図したらリモコン使え。」

麗音 「はい。」

Reonは、コネクターに石を投げた。するとリアクターはまたもや、金属片を飛ばしてきた。しかし、車の陰に隠れたため幸いにも怪我はなかった。Reonは、指で合図を送り麗音はリモコンを押した。

コネクター 「敵を、敵を、おおおお。」

コネクターの機械音声が乱れたが壊れはしなかった。

麗音 「リモコンが効かないどうして?」

Reon 「しかたねーな、くらいやがれ。scurapeed 」

ミシミシっと音を立てながらバラバラになって徐々に動かなくなっていった。

Reon 「これ見ろよ、魔法の術式がきざまれてやがる。」

麗音 「魔法使いがやったってことですか?」

Reon 「ああ、おそらくだが追放者の奴だな。かなり複雑な術式でさっぱりわかんねー。」

麗音 「今日は、遅いんで家に泊まってください。」

Reon 「悪いなありがと。」

2人は、車を走らせ家へ向かった。
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