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エピローグ
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そして遥香さんのいない、NOISEのない1年が始まった
でも僕は頑張れる
この1年を終えた日、またあのベンチで会うと約束したから
春が過ぎ、夏が過ぎ、秋が過ぎ、冬
そこそこに楽しいキャンパスライフを送りつつも
遥香さんの事を想わない日はない
遅すぎた恋心に涙することもあったが
必死に耐えた
再会の日を信じて
たまに交わすメールが何より嬉しかった
カレンダーに付けた○の日を追うように
懸命に毎日を過ごしていった―
やがて、ついにその日が訪れた
当たり前の事だが、その事に胸が躍る
何を話そうか、考えつつ
足取りはどんどんはやくなる
ベンチが見えてきた彼女はまだ来ていない
でも、足は止まらない、夢中で地面を蹴る
刹那、懐かしい声が聞こえた
どうやら一歩違いだったようだ
そして、離れた二つのNOISEの距離が、ゼロになった
抱きしめて離さない、互いのNOISEが奏でる音に涙を流した
この世界は雑音で満ちている
それは僕の世界では、なくてはならないものだ
NOISE-ノイズ- 了
でも僕は頑張れる
この1年を終えた日、またあのベンチで会うと約束したから
春が過ぎ、夏が過ぎ、秋が過ぎ、冬
そこそこに楽しいキャンパスライフを送りつつも
遥香さんの事を想わない日はない
遅すぎた恋心に涙することもあったが
必死に耐えた
再会の日を信じて
たまに交わすメールが何より嬉しかった
カレンダーに付けた○の日を追うように
懸命に毎日を過ごしていった―
やがて、ついにその日が訪れた
当たり前の事だが、その事に胸が躍る
何を話そうか、考えつつ
足取りはどんどんはやくなる
ベンチが見えてきた彼女はまだ来ていない
でも、足は止まらない、夢中で地面を蹴る
刹那、懐かしい声が聞こえた
どうやら一歩違いだったようだ
そして、離れた二つのNOISEの距離が、ゼロになった
抱きしめて離さない、互いのNOISEが奏でる音に涙を流した
この世界は雑音で満ちている
それは僕の世界では、なくてはならないものだ
NOISE-ノイズ- 了
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