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Rain morning
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昨日から降り続く雨が、窓を鳴らす音で目が覚めた。
そんな音に混じって、階下からこちらに向かう足音と下品な笑い声ざ聞こえてくる。
バタッと開けられたドアから、みたくもない女達の顔がみえる。
ハッとして後ろを向くがシオンさんはいない。
先に行ってしまったのだろうか…?というかどうやって出たんだろ…?
「おはよう歌音ちゃん!さぁ立って、教室行こう!」
グイと腕を掴まれ、反射的に睨みそうになる。
触らないでほしい…
「つかよくこんなとこで寝られるね」
「だよねー!虫とかいそうで無理ー!」
そんなくっだらない話をしながら女達は、私の手を引き歩く。
しばらく歩くと、新校舎の私達の教室についた。
教室に入ると女達はまたどこかへ行ってしまったが、私にとってはどうでもよかった。
机にかけたままのカバン。
開けてみると予想通り、教科書やノートはカッターで破られていた。
お金も少し抜かれてたし。
破られた教科書などをセロハンテープで丁寧にくっつける。
そんなことをしていたら同級生達が次々登校してきて、終わる頃には予鈴がなってしまった。
もう朝だというのに黒い雲が空を覆って暗かった。
今日もまた、会えるかな…
そんな音に混じって、階下からこちらに向かう足音と下品な笑い声ざ聞こえてくる。
バタッと開けられたドアから、みたくもない女達の顔がみえる。
ハッとして後ろを向くがシオンさんはいない。
先に行ってしまったのだろうか…?というかどうやって出たんだろ…?
「おはよう歌音ちゃん!さぁ立って、教室行こう!」
グイと腕を掴まれ、反射的に睨みそうになる。
触らないでほしい…
「つかよくこんなとこで寝られるね」
「だよねー!虫とかいそうで無理ー!」
そんなくっだらない話をしながら女達は、私の手を引き歩く。
しばらく歩くと、新校舎の私達の教室についた。
教室に入ると女達はまたどこかへ行ってしまったが、私にとってはどうでもよかった。
机にかけたままのカバン。
開けてみると予想通り、教科書やノートはカッターで破られていた。
お金も少し抜かれてたし。
破られた教科書などをセロハンテープで丁寧にくっつける。
そんなことをしていたら同級生達が次々登校してきて、終わる頃には予鈴がなってしまった。
もう朝だというのに黒い雲が空を覆って暗かった。
今日もまた、会えるかな…
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