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ミモザの花が散る時 後半
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二課視点
ガッターン、
ゴツン
静まり返る二課室内。
終業時刻が迫る夕方に大きすぎる物音が響く。
なんかすごい痛そうな音。
おい誰かなんか声かけろよ。
無言で二課の皆が視線で牽制しあう。
ここは冴木課長じゃない?(安藤課長始め二課の総意)
え?俺?(冴木課長)
ユウマさん!山城さんのピンチですぅ!(冴木課長の愛しの恋人である華)
・・よし。俺の出番だな。恋人には甘い冴木課長は頷いて皆の期待を背負う。
「山城?・・まずそのひたいは大丈夫か?すごい音がしたが。」
皆の・・特に可愛い恋人の期待に応えるべく長い脚を優雅に運び、部下である山城の席に近づく優しげな上司。
その美しすぎる顔は今、心配げ・・というより少しばかり笑いをこらえているのが現状だ。
上司である冴木課長の前には、いつも冷静沈着で、真面目すぎてちょっとつまらないぐらいが通常運転である山城が、驚きのあまり椅子から勢いよく立ち上がったため自席の椅子は勢いよくだいぶ離れた位置まで滑り、壁際のキャビネットへ激突し床に転がっている。そして、立ち上がった弾みに手にしていたスマホを床に落とした山城は、そのスマホを拾おうとこれまた勢いよく屈み込んだ際、自席の机へと自身の固い頭をゴツンと大きな音を立てぶつけていた。
・・コントかよ。
山城、お前がやると面白すぎるだろ。
山城のその壊れぶりに驚きと笑いがこみ上げる冴木課長は、みなまで聞く必要はないと判断する。
スマホを片手に腫れ上がるおでこをそのままに片膝をついて放心する山城の隣に、冴木課長はその長い脚を折り膝をつくと山城の肩にぽんと手を置き、
「とりあえず捕獲しろ。」
と最終通告を出す。
「・・ですが・・。」
まだ迷いを見せる真面目堅物男子山城。その顔は苦渋に満ちている。
「恋愛は一人でするもんじゃねえよ、山城。お前のその固い頭の中でどんだけ考えたって正解なんて出るわけない。」
ついこないだまで恋愛初心者だった冴木課長は可愛い部下の背中を押す。
「もう、逃げるな。
自分からも、彼女からも。
そんな事、出来やしないんだ。」
「・・おっしゃる通りです。」
一度視線をスマホに向けた山城は、すくっと立ち上がり、二課の面々に頭を下げる。
「申し訳ありません。私用で少しばかり早退します。・・明日挽回しますので。」
そう言い、スマホを片手にビジネス鞄をひっ掴み二課を飛び出していった。
「・・世話が焼けるわね。」ふっとため息をつく美魔女谷口。
「いいっ!いいのよう!あの必死な感じが堪らないっ。」恋する男子に悶える乙女佐々木女史。
「ああっ。どうか上手くいきますようにっ!」キラキラと願うのは忠犬宮本と華。
なんとなく物憂げに山城が出て行った扉を見つめるのは安藤課長。
「さあどうなるか。まあ、あいつもいざとなれば・・。」と悪い笑みを浮かべる冴木課長。
それぞれ思うことはあれど、真面目男子の行く末を案じる二課の面々。
瑛太(山城)視点
悩んだ挙句昼過ぎに会いたいと凛ちゃんにラインをして、既読はついたもののなんの返信もなかった。
忙しい?
おっさんが会いたいとか気持ち悪かった?
会いたくない・・とか。
時間が経つほど楽観的になど考えられるわけもなかった。
沈む思考の中仕事をこなしているとスマホが通知を振動で伝えた。
契約の数字をこねくり回していたが瞬時にスマホを確認すると、そこには一つの画像。
薄暗い照明の中で軽薄そうな茶髪の若い男に頭を撫でられ男を見上げる凛ちゃん。
男は優しげに微笑み今にもキスでもしそうな距離感。
二人の前のテーブルにはアルコール類と思われるドリンク。
なんだこれは。
思わず立ち上がった。
これを俺に見せたいって事か?
だとしたら・・。
指先が冷たくなるような感覚。
するっとスマホが手から抜け落ちた時、再びラインが通知される。
〇〇駅東口大通り沿いのカフェモンサール。
来ますか?
あと30分ぐらいはいます。
俺に来いっていうのか?
他の男といちゃついてるとこに?
行ってどうする、かっこ悪すぎる。
こいつ誰だよ。・・もしかしてデートの時待ち合わせ場所にいた奴?
凛ちゃんはこいつを選んだのか?
こんな奴を?
そう思った時、課長が捕獲しろと言う。
「ですが。」
俺に凛ちゃんが選んだ相手を咎める権利なんてない。
俺みたいなロリコンより・・。
「逃げるな。自分からも、彼女からも。そんな事出来やしないんだ。」
イケメン上司が言う。
逃げる?
俺が?
5年前は少女に欲情する自分から彼女を守るために逃げ出した。
今は・・。
【大事にして来た女の子がそこら辺の男に裸に剥かれて、ちんこがつがつ突っ込まれて・・】
課長の知り合いのバーテンダーのセリフが頭をかすめる。
今はこいつが凛ちゃんを?
無理だ。
そんなの。
許せない。
たとえ凛ちゃんが身体をこいつに赦しても。
あの華奢で、透けるような白い肌を他の男が汚すなんて。
申し訳ないと言って会社を出たが、あの時俺が何を言ったかよく覚えてはいない。
ただ俺は走り出した。
かっこ悪くても
どれだけ罵られても
結果どれだけ傷つこうが、譲れない。
・・凛ちゃんをこの手に抱きしめたいと。
ガッターン、
ゴツン
静まり返る二課室内。
終業時刻が迫る夕方に大きすぎる物音が響く。
なんかすごい痛そうな音。
おい誰かなんか声かけろよ。
無言で二課の皆が視線で牽制しあう。
ここは冴木課長じゃない?(安藤課長始め二課の総意)
え?俺?(冴木課長)
ユウマさん!山城さんのピンチですぅ!(冴木課長の愛しの恋人である華)
・・よし。俺の出番だな。恋人には甘い冴木課長は頷いて皆の期待を背負う。
「山城?・・まずそのひたいは大丈夫か?すごい音がしたが。」
皆の・・特に可愛い恋人の期待に応えるべく長い脚を優雅に運び、部下である山城の席に近づく優しげな上司。
その美しすぎる顔は今、心配げ・・というより少しばかり笑いをこらえているのが現状だ。
上司である冴木課長の前には、いつも冷静沈着で、真面目すぎてちょっとつまらないぐらいが通常運転である山城が、驚きのあまり椅子から勢いよく立ち上がったため自席の椅子は勢いよくだいぶ離れた位置まで滑り、壁際のキャビネットへ激突し床に転がっている。そして、立ち上がった弾みに手にしていたスマホを床に落とした山城は、そのスマホを拾おうとこれまた勢いよく屈み込んだ際、自席の机へと自身の固い頭をゴツンと大きな音を立てぶつけていた。
・・コントかよ。
山城、お前がやると面白すぎるだろ。
山城のその壊れぶりに驚きと笑いがこみ上げる冴木課長は、みなまで聞く必要はないと判断する。
スマホを片手に腫れ上がるおでこをそのままに片膝をついて放心する山城の隣に、冴木課長はその長い脚を折り膝をつくと山城の肩にぽんと手を置き、
「とりあえず捕獲しろ。」
と最終通告を出す。
「・・ですが・・。」
まだ迷いを見せる真面目堅物男子山城。その顔は苦渋に満ちている。
「恋愛は一人でするもんじゃねえよ、山城。お前のその固い頭の中でどんだけ考えたって正解なんて出るわけない。」
ついこないだまで恋愛初心者だった冴木課長は可愛い部下の背中を押す。
「もう、逃げるな。
自分からも、彼女からも。
そんな事、出来やしないんだ。」
「・・おっしゃる通りです。」
一度視線をスマホに向けた山城は、すくっと立ち上がり、二課の面々に頭を下げる。
「申し訳ありません。私用で少しばかり早退します。・・明日挽回しますので。」
そう言い、スマホを片手にビジネス鞄をひっ掴み二課を飛び出していった。
「・・世話が焼けるわね。」ふっとため息をつく美魔女谷口。
「いいっ!いいのよう!あの必死な感じが堪らないっ。」恋する男子に悶える乙女佐々木女史。
「ああっ。どうか上手くいきますようにっ!」キラキラと願うのは忠犬宮本と華。
なんとなく物憂げに山城が出て行った扉を見つめるのは安藤課長。
「さあどうなるか。まあ、あいつもいざとなれば・・。」と悪い笑みを浮かべる冴木課長。
それぞれ思うことはあれど、真面目男子の行く末を案じる二課の面々。
瑛太(山城)視点
悩んだ挙句昼過ぎに会いたいと凛ちゃんにラインをして、既読はついたもののなんの返信もなかった。
忙しい?
おっさんが会いたいとか気持ち悪かった?
会いたくない・・とか。
時間が経つほど楽観的になど考えられるわけもなかった。
沈む思考の中仕事をこなしているとスマホが通知を振動で伝えた。
契約の数字をこねくり回していたが瞬時にスマホを確認すると、そこには一つの画像。
薄暗い照明の中で軽薄そうな茶髪の若い男に頭を撫でられ男を見上げる凛ちゃん。
男は優しげに微笑み今にもキスでもしそうな距離感。
二人の前のテーブルにはアルコール類と思われるドリンク。
なんだこれは。
思わず立ち上がった。
これを俺に見せたいって事か?
だとしたら・・。
指先が冷たくなるような感覚。
するっとスマホが手から抜け落ちた時、再びラインが通知される。
〇〇駅東口大通り沿いのカフェモンサール。
来ますか?
あと30分ぐらいはいます。
俺に来いっていうのか?
他の男といちゃついてるとこに?
行ってどうする、かっこ悪すぎる。
こいつ誰だよ。・・もしかしてデートの時待ち合わせ場所にいた奴?
凛ちゃんはこいつを選んだのか?
こんな奴を?
そう思った時、課長が捕獲しろと言う。
「ですが。」
俺に凛ちゃんが選んだ相手を咎める権利なんてない。
俺みたいなロリコンより・・。
「逃げるな。自分からも、彼女からも。そんな事出来やしないんだ。」
イケメン上司が言う。
逃げる?
俺が?
5年前は少女に欲情する自分から彼女を守るために逃げ出した。
今は・・。
【大事にして来た女の子がそこら辺の男に裸に剥かれて、ちんこがつがつ突っ込まれて・・】
課長の知り合いのバーテンダーのセリフが頭をかすめる。
今はこいつが凛ちゃんを?
無理だ。
そんなの。
許せない。
たとえ凛ちゃんが身体をこいつに赦しても。
あの華奢で、透けるような白い肌を他の男が汚すなんて。
申し訳ないと言って会社を出たが、あの時俺が何を言ったかよく覚えてはいない。
ただ俺は走り出した。
かっこ悪くても
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・・凛ちゃんをこの手に抱きしめたいと。
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