ミモザの君

月夜(つきよ)

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その時は、突然に。後半

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慶子(凛の母親)視点

「今日は君にしてやられたな。」
ベッドで私を抱きしめる壮介さんが酔いのさめない様子でつぶやく。
「ごめんなさい、壮介さん。でも、きっと会いたくないって言うんじゃないかなって思ったの。」
そう、きっと壮介さんは山城くんには会いたくないって言うと思ったのよ。
「お見通しだったか。だってなぁ、、思いっきりデジャブだったよ。」
クスクス笑うのは、私たちの20年ほど前の苦い思い出があるから。
壮介さんとお付き合いを始めた時、壮介さんは何度となく実家に通ったけど、父には半年ぐらい会えなかった。
その間、わたしと父は喧嘩ばかり、母と壮介さんはすっかり打ち解けていた。
最終的には認めてくれた父だけど、やっぱり娘としては悲しかった。
私が選んだ人を父は会おうともしないなんて・・と。
凛と壮介さんにはそんな風になって欲しくなかったから。
「君がべた褒めしてた家庭教師の子が山城くんで、その子が和田や川上くんの部下で、二人とも山城くんを真面目すぎてつまらないが、婿には最高だって褒めるんだ。しかも黒帯だっていうだろう?一発殴ってやろうかと思ったが、力でも負けそうだしな。それに・・。」
「それに?」
諦めたように天井を見つめた壮介さんははあっとため息をつく。
「自分よりも凛が大事だって、死にそうな表情で言うんだ。もうどんな叱責も覚悟の上ですっ!ってさ。
ベラベラと自分がどれだけすごいかとか、お嬢さんを幸せにしますとか論破しようとするような奴だったら、コテンパにしてやろうと思ってたのに。
・・参ったよ。
あの男はきっと凛を幸せにするんだろうな。そうじゃなきゃ、いろんな力でもって潰すが。
ああ~。娘は持つもんじゃないなぁ。」
両手で顔を覆う壮介さんの顔は見えないけど、その口元は笑っているように見える。
「凛は色々難しい頃に山城くんと出会って、乗り越えられたの。きっと、親じゃ力になれなかった。きっと、ずっと忘れられなかった相手よ。そんな相手に、そこまで想われるなんて・・幸せね。」
壮介さんには言えないけれど、多分、山城くんもきっとあの頃から・・。
「慶子。僕だって君を想う気持ちは負けていないと思うがな?」
私をぐいっと抱きしめる壮介さんに、ドキドキとしてしまう。
でも、、。
「ダメ。圭介(息子)がじきに帰ってくるわ。
明日からは二人っきりで旅行でしょう?露天風呂がお部屋についてるんですって。
・・一緒に入りましょ?あなた。」
うふふと笑う私は出会った頃と比べたらだいぶ年を取ったけど、あなたを想う気持ちはちっとも変わらないわ。
「ぐっ、、。明日まで待てるかな。」
スルッとシャツの中にいたずらな手が忍び込み、パチっとブラのホックが外れると、ニヤッと笑う壮介さん。
「あっ。」
もう、、身体を弄る手にため息が出る。
でもこんな日はいっぱい愛してあげたい。
夕日が差し込む寝室で少しばかり戯れる夫婦。
こんな甘い未来はきっと想像以上。

瑛太視点

甘い
柔らかい
触れていたい
グラグラと視界が揺れる世界で、その感覚だけが俺を動かしていく。

「え、瑛太さん。もうすぐ、もうすぐ着きますってば。」
愛しい声がぼんやりと聞こえる。
ああ、今日は飲み過ぎだ。
ドッキリにハマって(母慶子によるもの)、とてつもない圧迫面接を受けて、うっかり心を奪われて・・(笑いシワが素敵な父、鈴木部長に)
気がつけば、美味い酒を何杯飲んだか分からない。
5年ぶりだというのに、俺の好物が並んだテーブル。
どんな叱責も受けると、覚悟していたのに。

・・鈴木家は俺に甘い。
いいんだろうか?
こんな俺があの居心地のいい家の一員となっても。
そんな事を思いながら、柔らかな感触を楽しんでる俺は・・ダメな大人だ。

タクシーの中、酔っ払ってはいるものの気分が悪くなるような酔い方なんてしていないのに、凛に膝枕をしてもらい、細い腰に手を回し、洋服越しに鼻を押し付け甘やかな匂いと柔らかな感触を楽しんでいる。
どっかで理性がここはタクシー。お前は大人。
そう言っているんだが・・。
鼻筋を凛のお腹に擦り付けながら、ちらりと目線だけ見上げれば、恥ずかしそうにしながらもこちらを心配げに見つめる可愛い凛。

ああ、キスしたい。

それはダメだろうな。
でも恥ずかしそうなその顔が、とてつもなく可愛い。
真っ赤に染まった耳をスルッと撫でて、
「凛が一番・・かわいい。」
へらっと笑う俺はだらしない顔をしてるんだろうな。
「っ!も、もうっ!」
泣きそうに恥ずかしがる凛をニヤっと笑っていると、ぽすっと視界がかわいい手に隠された。
小さな柔らかな手。
その手に自分の手を重ねる。
ぴくっとする小さな手をぎゅっと包み込む。

あったかい、ぬくもり。
「ダメだなぁ・・。」
ため息とともに漏れ出る俺の気持ち。
「何がですか?」
まぶたに置かれた小さな手が、今度は優しくほおを撫でる。
目を開ければ微笑む凛。
「鈴木家はとことん俺を甘やかす。」
「ふふ。そう、うちは甘いんですよ?」クスクスと笑う凛。
「なんか心配になるよ。俺なんかを甘やかしてさ・・。」
「そんなの瑛太さんだから!ですよ。」
「・・鈴木家こわい。」
「えっ!?」


凛視点
酔っ払いの瑛太さんを連れてなんとか瑛太さんの自宅マンションまで帰ってくると、玄関ドアを閉めるなりヒョイっとお姫様抱っこをされてしまった。
「え、瑛太さん。ちょっと、私、靴が・・。」
「大丈夫。」
全然大丈夫じゃないよって思うのに、酔っ払った瑛太さんは私を抱えていても足取りは軽い。
ぽすっとベッドに押し倒されて、瑛太さんはベッドに腰掛けたまま上からじっと見つめ、私のほおを撫でる。
「今日は色んなサプライズがあってさ、驚いたり、緊張したり、覚悟したり。それなのに、俺、どろどろなんだよ。」
苦笑いの瑛太さん。どろどろって酔っ払いって事?
「飲みすぎちゃいました?」
「それもそうなんだけど。もう、なんか骨抜きにされちゃったな。」
「え?父に?ですか?」
ええっ。あの父に成人男性の瑛太さんを骨抜きにするスキルがっ!?
「いいご両親で、凛が大事にされてたのがよくわかるんだ。だから、誰よりも自分よりも、凛が大事だって言ったんだけど・・。」
自分よりも私?
「分かってないって言われちゃってね。」
「そりゃそうです!」
ガバリと起き上がり、瑛太さんの顔を両手で掴む。
「瑛太さんが大事です!一番ですっ!家族も大事ですが、わたしの特別は瑛太さんだけなのに、瑛太さんが瑛太さんを大事にしないなんてダメですっ!」
もう、ほんとそうゆうとこ、瑛太さんのダメなとこ。
「ギリギリまで頑張らないで?もっと・・甘えてください。」
わたしじゃ頼りないかもだけど。
「っはぁ。ほんと、そうゆうの、困る。」
えっ?っと思ったのと同時に瑛太さんの唇がハムっとわたしの唇を食んだ。
互いの鼻筋を絡めつつ、ため息混じりに瑛太さんは言う。
「こんな風にどろどろと甘やかされると、いつか一人で立てなくなりそうだ。」
そう言いつつ、チュッチュと甘やかなキスを顔に降らせる。
ああなるほど、そうゆうことか。
「そうなってくれたら・・ずっと一緒にいれますね?」
ふふふと笑いがこみ上げる。
「・・かなわないな。」

「んぅっ。うぅん。も、やあっ。」
「ダメだよ。今日はとことん甘やかしたい気分なんだ。」
身体中を瑛太さんの優しい手が這いずり、唇がどこもかしこも口付ける。
ちゅっちゅと可愛らしい音をたて、キスをされると、どうにも私の身体はゾクゾクと身悶えずにいられない。
はあ、はあと息も絶え絶えになってしまうのに、瑛太さんは優しく微笑んでキスをする。
「わ、私もキスしたい。」
ぴしりと固まった瑛太さんをぐいぐいと押して、大きな身体にのしかかると、自分の下には鍛えられた身体。
そおっと人差し指と中指で筋肉を辿る。
「っ。」
ビクッとする大きな身体。
くすぐったい?
男らしい喉仏、首筋、鎖骨、筋肉に覆われた肩・・硬い胸。そこから引き締まった腹筋、そして・・。
「そ、そんなに見るなよ。」
「あ、だって・・。」
だぁーとうめきながら目元を手で覆った瑛太さん。
だって、つい見ちゃうでしょ。
その、なんていうか、瑛太さんの・・男の人の部分。
こ、これ、私の身体に入ったんだよね・・。
固そうで、なんかゴツゴツしていそうなモノがビクビクとしていた。
え、エロい。

つん。
「っ。」
瑛太さんの声にならない吐息。
そおっとそのゴツゴツしていそうな先端をくるっと撫でてみると、濡れてる?・・気持ちイイ?
思いのほかつるりとしたその先端を撫で、筋張った血管が浮き出た部分をつうっと・・
パシっ。
手首を掴まれた。
「きょ、きょうはここまでっ!」
真っ赤な顔の瑛太さんの必死な顔。
「やだ。」
「ちょ、、くっ、マジか。」
手首を掴まれた私は、ちゅっと瑛太さんのモノにキスをする。
口付けたまま見上げれば、驚愕の顔の瑛太さん。
ぐっと硬くなる口付けたモノ。
もう、怖くないかも。
パクッと口に含んでみる。少し苦い?大きくて全部は入らない。でも、こっからどうしたら?ちろりと見上げると、「り、りん。そんな事しなくていいっ、あっ。」
言い返そうと舌を動かすと、瑛太さんが悶えた。
・・なるほど。
好奇心と愛情がつい溢れてしまった。
ぺろぺろと舐めて、チュッチュとキスを繰り返した私は、
「りん。もう・・無理。」
はあはあと息を切らした瑛太さんに反撃される。
少しばかり強引なキスと、力強い愛撫。
さっきから痛いぐらい胸の先っぽがジンジンとしていた部分も痛いぐらいに吸いつかれる。
「あんっ。」
溢れ出た蜜を指に絡みつかせて、敏感な部分をぐちゃぐちゃにかき混ぜられると、おなかの奥がキュンキュンと痛む。
「あ、ん、もうっ。く、苦しい。」
どこもかしこも瑛太さんに触れられ、身体中が瑛太さんを欲しがる。
「いれさせて?」
はあ、はあと息も絶え絶えに訴える瑛太さんに体の奥から蜜が溢れる。
コクコクうなづくと、先程口付けたモノがググッと身体に侵入する。
「あんんっ!」
内部を抉られるような感覚にベッドから腰が浮き上がり、快感に涙がにじむ。
「っ!」
わたしの顔の両サイドにグッと力の入った瑛太さんの両腕。
見上げれば、快感を堪えるように食いしばる瑛太さんの顔。
「き、きもちイイ?」
そうなら嬉しい。
「たまんねえ・・。」
そこから始まる奥にゴリゴリと当たる繰り返される抽送。
汗ばむ身体。
熱い吐息。
熱くて、熱くてしょうがない。
「は、はあっ、えいたっさん、、すきぃっ。」
「やっべえぐらいかわいいなっ。」
激しくなる交わりにわたしの記憶はそこまでだった。



その次に目を覚ました時には・・。
「誕生日おめでとう、凛。」
眩しい朝日の中柔らかく笑う瑛太さんに抱きしめられていた。
「・・瑛太さんに一番にお祝いされるのって嬉しい。」
なんて幸せな誕生日。
「約束しただろ?一緒に年をとろうって。これからはいつだって俺が一番だ。」
ちゅっと甘いキスとともに笑う瑛太さん。
そうか、これからは・・。
「じゃあ、瑛太さんの誕生日も一緒にいなきゃ。」
「また一つジジイになるだけだけどな?」
クスクスと笑う甘やかな時。

出会うのが少しばかり早かった二人。
そう、もう少ししたら、誕生日だけではなく甘い日々が二人を待っている。


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感想 10

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みんなの感想(10件)

jokurumi
2018.08.01 jokurumi

もう、ほんとに素敵。ニヤニヤしまくりました。二人とも可愛くて大好きです。
展開が素晴らしくて、全部の作品大好きです。これからも色々な番外編楽しみにしてます。

2018.08.02 月夜(つきよ)

jokurumi様、ありがとうございます。
そんな風に言って頂いてすごく嬉しいです。全部の作品なんて、、じーんと私もついニヤリとさせてもらいました(笑)
番外編、あの人もこの人も気になって広がっておりますが、ちょこちょこ更新したいと思います♪

解除
さと
2018.04.19 さと

ま、まさかの…!
そう来たか…!!

でも鈴木夫婦と山城さん&凛ちゃんは似てるかもしれない…
女の子はお父さんに似た人を好きになるってのは嘘じゃないですね(*ノωノ)

鈴木夫婦の反応気になる笑
これからも楽しみにしてます!

2018.04.19 月夜(つきよ)

さと様、ありがとうございます!
鈴木夫妻ももだもだ夫婦(笑笑)もだもだ両親を見てるとなんだかんだで、あれ?私も?な凛ちゃんをたのしんでいただけると嬉しいです。父と娘、そして彼氏山城。うふふ。きっと凛ちゃんママは・・次の小話で♪

解除
つきこ
2018.04.19 つきこ

完結おめでとうございます。

やべぇ!ここでまさかの鈴木部長ですか!
後で鈴木部長の小話見直さなきゃ………

そして、「あ。仕事はデキる子なのに、やっぱ本気の恋愛だとちょっと残念な子だった」と思っちゃった山城くんをもうちょっと応援しないと!

2018.04.19 月夜(つきよ)

つきこさまありがとうございます。途中もだもだの海に溺れかけましたがなんとか完結しました。
そうなんです、凛ちゃんパパこと鈴木部長がきっとおそらく出てきちゃいます。
鈴木部長夫婦の小話を読むと、うぅん、親子ってどっか似ちゃうんだよねぇ・・。そんな気分になります(笑)山城くんは最愛の人を得て、さらに頑張ってほしい。そして、デレて欲しいと思う作者です。

解除

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