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第一章:ライバル出現?
第5話
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「…………はぁ、やっぱり読めなくなってんな」
男子寮の一室、皆が寝静まった頃、カエデは一人頭を抱えていた。ナウスからかけてもらった例の魔法の効果がなくなり、文字の読み書きができない生活へと戻ってしまったのだ。
「くっそ……。また一からのスタートってわけか。この世界の文字ってめんどくさいんだよなぁ」
左手を杖代わりに、左頬をのせ、綺麗な星の浮かぶ夜空を見る。無数の星が暗い空を彩り、まるで、自分に問いかけてくるような感覚に陥ってしまう。
「お~い、カエデや~い」
「ははっ、マジで何か聞こえてくるよ……。熱でも引いたか?」
「…………開けてくれんかのぉ」
「……お前かよ」
よく見てみれば、カーテンの隙間からナウスが涙目でこちらを見ていた。若干の苦笑いを浮かべながら、カエデは窓を開け、ナウスを部屋に入れてやる。
「……この時期の夜は冷えるからのぉ。余も下手をしたら死ぬのじゃぞ? どうしてくれる」
「だったらトビラをノックして入ってこいよ。後、お前ここ三階だぞ。バカなの死ぬの」
「余が本気を出したらお主など一瞬だということを忘れるでないぞ……。ま、用があってきたからの、ほれ、さっさと茶を出せ」
「こんな図々しい客にやる茶はない。さっさと用件を言え」
「連れないのぉ」
ナウスは残念そうに顔を顰める。カエデ自体夜は一人でのんびり過ごすことが好きなので、しっしっ、と手で『出ていけ~』とジェスチャーしている。
「手短に説明してやろう。明日、お主とは別の転生者が転校生としてやってくる」
「おいコラ待て」
あまりに自然な流れで進められてしまった為、カエデは困惑が隠せないのか額に汗を浮かべている。ナウスは当たり前のように、カエデが話を中断したことを疑問に思っている。
「何じゃ? 話はここからじゃぞ?」
「マジかよもうお腹いっぱいだよ。いやね? 違うんだよ。え、明日転校してくるヤツが転生者ってこと?」
「うむ。理解力が良くて助かるぞ」
「お前はバカか。根本的な説明をしろ」
かなりの困惑からか、カエデの暴言が止まらない。
「そうじゃな。簡単に言うと、お主のいた国……《ニホン》じゃったか? お主とは違う理由じゃが、転生者ということらしい」
「何でお前が知ってんだよ……」
「仮にも余は神じゃぞ? 余は言うなれば『暴風の神』じゃ。そして、今回やってきた転生者がは《ニホン》の神が誤ってコチラに送ってきたようなのじゃ」
「うっわぁ。可哀想、俺じゃなくてよかった~」
何処までも他人事なカエデは肩をすくめるが、自分も似た立場のことは気にしない。
「しかし、ソヤツはお主と違っての、所謂『チート能力』なる物を貰ったそうじゃ」
「え、何それ聞いてない。可哀想じゃないじゃん、勇者じゃんこんちくしょう」
今までにない嫉妬心を持ってしまうがナウスはそれを無視して話を進める。
「転校してくるヤツは『栗原茜』という女のようじゃ。中々の美少女だと《ニホン》の神は言っていたぞ」
「そうか。日本の神様に伝えとけ。『仕事しろ』って」
「わかった」
話が大体終わったところで、ナウスは「よろしくの」と言って窓から帰っていった。カエデは少し転生者について考えていたが、諦めてベットに横たわって寝た。もうナウスが窓から入ってくることがないように、塩を撒いた後に。
朝のホームルーム。いつもカエデをバカにしていた悪ガキトリオは一名が入院中。また、完膚無きまでの勝利を納めた為、残りの二名は端っこでシュンとなっていた。担任の教師であり、無気力教師で有名なエミア・クロルスがため息&欠伸混じりという何とも高難易度な技術を披露しながら本題に入る。
「…………今日からこの一年C組に転校することになったっていう、また面倒なヤツが来たぞぉ……はぁ、メンド」
エミアの心の声が教室に響きながらも、教室の扉をガラガラと開けて、その転校生とやらが姿を現す。エミアの横に立った彼女はニコッと微笑を浮かべながら自己紹介を始めた。
「はじめまして! 栗原アカネです!」
名前と同じように栗色のショートボブにヘアピンを交差させて付けているのが印象的。優しい笑顔は女神と見間違える程に美しくかわいい。身長は百六十センチとやや小柄ながら胸にくっついているたわわなアレは脅威である。
それは学年内でも美人だと噂のネスト様のマジマジとした顔を見れば誰だって嫌でもわかる。
ネストはたわわとは言い難いから……。
また、アカネが微笑むと後ろから何だかお花のようなオーラが満開に咲いている。それも相まってか、クラス内の生徒たちは彼女を凝視している。その中でただ眠そうにしているのは朝の弱いカエデと四六時中欠伸の絶えないエミアである。
「あ、ちなみに私、転生者ですっ。仲良くしてくれると嬉しいです♪」
「「「「「えぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」」」」」
何とも陽気に伝えられた爆弾発言は、事前に教えられていたカエデ・エミア以外の生徒たちを驚愕とさせた。そしてマックとペリットは『転生者』に苦い思い出があるからかお互い体をくっつけてフルフルと震えていた。
「…………はい、後は面倒くさいから黙れ。アカネはあのボサボサ髪のちんちくりんのところに行け……」
「誰がちんちくりんだよ。自分なりには身長ある方だぞ、百七十センチと百六十センチの人に謝れ」
「知らん。おい、さっさと席につけ」
「了解です!」
アカネは言われた通りにカエデの隣に座る。男子からの燃えさかる嫉妬の炎が尋常ではないレベルで集まるが、それを欠伸で返すのがカエデである。
「よろしくねっ。……えっと」
「カエデ。まぁ、気軽に頼むわ」
「うん!」
「そんじゃあホームルーム…………。えぇ、特になし。一時間目は魔法関連の授業だ……。ジャージに着替えてグラウンド集合、はい、かいさーん」
緩く始まり、緩く終わらせたエミアは出席簿と呼ばれる黒い板を片手に教室から出て行った。
バタン、という閉じられた音と同時に、教室内の生徒たちが津波のようにアカネへと押し寄せていく。
「アカネちゃんよろしくぅ!!」
「握手してくれぇ! 俺とぉ!!」
「いやいや俺とぉ!」
「男子うるさい」
「一緒に着替えよう?」
「うん! いいよ!」
カエデは転校生として初めてやってきた時のことを思い出す。そして、その時の自分と目の前のアカネという神様ですら美少女と呼んだ人物を重ねてみる。
「…………どんまい」
「慰めるな俺を」
カエデの肩を優しく叩いてきた金髪が八重歯がチャームポイントな少年はジャック・ローウェン。カエデがこの世界に来て初めて友達と呼べる存在である。
「いやね? 確かにカエデが来た時よりも騒がしいよ? 何か男子たちが殴り合いしてるし。それでも自分に言い聞かせるんだよ。『俺は凡人・彼女は美人』加えて巨乳だってな」
「ドヤ顔でお前は軽いセクハラをほざくな。後、ケンカ売ってるのなら買うぞ。ヘィカモン」
「俺が悪かったからファイティングなポーズをとるな。腕を下げろ、できれば右足も」
ジャックは荒ぶるカエデをなだめながら「着替えようぜ」と促す。カエデも「そうだな」と同意し、未だ喧騒の続く教室から出ることにする。
「おいっ! ヨツナとグリムが倒れたぞ! 誰か、救助班呼んでくれーっ!!」
ちょっとしたパニックが再び一年C組を襲い、カエデとジャック、ちゃっかり教室を飛び出したアカネとネスト以外の生徒は鬼の形相と化したエミアからこってり絞られることとなったのはまた別の話。
男子寮の一室、皆が寝静まった頃、カエデは一人頭を抱えていた。ナウスからかけてもらった例の魔法の効果がなくなり、文字の読み書きができない生活へと戻ってしまったのだ。
「くっそ……。また一からのスタートってわけか。この世界の文字ってめんどくさいんだよなぁ」
左手を杖代わりに、左頬をのせ、綺麗な星の浮かぶ夜空を見る。無数の星が暗い空を彩り、まるで、自分に問いかけてくるような感覚に陥ってしまう。
「お~い、カエデや~い」
「ははっ、マジで何か聞こえてくるよ……。熱でも引いたか?」
「…………開けてくれんかのぉ」
「……お前かよ」
よく見てみれば、カーテンの隙間からナウスが涙目でこちらを見ていた。若干の苦笑いを浮かべながら、カエデは窓を開け、ナウスを部屋に入れてやる。
「……この時期の夜は冷えるからのぉ。余も下手をしたら死ぬのじゃぞ? どうしてくれる」
「だったらトビラをノックして入ってこいよ。後、お前ここ三階だぞ。バカなの死ぬの」
「余が本気を出したらお主など一瞬だということを忘れるでないぞ……。ま、用があってきたからの、ほれ、さっさと茶を出せ」
「こんな図々しい客にやる茶はない。さっさと用件を言え」
「連れないのぉ」
ナウスは残念そうに顔を顰める。カエデ自体夜は一人でのんびり過ごすことが好きなので、しっしっ、と手で『出ていけ~』とジェスチャーしている。
「手短に説明してやろう。明日、お主とは別の転生者が転校生としてやってくる」
「おいコラ待て」
あまりに自然な流れで進められてしまった為、カエデは困惑が隠せないのか額に汗を浮かべている。ナウスは当たり前のように、カエデが話を中断したことを疑問に思っている。
「何じゃ? 話はここからじゃぞ?」
「マジかよもうお腹いっぱいだよ。いやね? 違うんだよ。え、明日転校してくるヤツが転生者ってこと?」
「うむ。理解力が良くて助かるぞ」
「お前はバカか。根本的な説明をしろ」
かなりの困惑からか、カエデの暴言が止まらない。
「そうじゃな。簡単に言うと、お主のいた国……《ニホン》じゃったか? お主とは違う理由じゃが、転生者ということらしい」
「何でお前が知ってんだよ……」
「仮にも余は神じゃぞ? 余は言うなれば『暴風の神』じゃ。そして、今回やってきた転生者がは《ニホン》の神が誤ってコチラに送ってきたようなのじゃ」
「うっわぁ。可哀想、俺じゃなくてよかった~」
何処までも他人事なカエデは肩をすくめるが、自分も似た立場のことは気にしない。
「しかし、ソヤツはお主と違っての、所謂『チート能力』なる物を貰ったそうじゃ」
「え、何それ聞いてない。可哀想じゃないじゃん、勇者じゃんこんちくしょう」
今までにない嫉妬心を持ってしまうがナウスはそれを無視して話を進める。
「転校してくるヤツは『栗原茜』という女のようじゃ。中々の美少女だと《ニホン》の神は言っていたぞ」
「そうか。日本の神様に伝えとけ。『仕事しろ』って」
「わかった」
話が大体終わったところで、ナウスは「よろしくの」と言って窓から帰っていった。カエデは少し転生者について考えていたが、諦めてベットに横たわって寝た。もうナウスが窓から入ってくることがないように、塩を撒いた後に。
朝のホームルーム。いつもカエデをバカにしていた悪ガキトリオは一名が入院中。また、完膚無きまでの勝利を納めた為、残りの二名は端っこでシュンとなっていた。担任の教師であり、無気力教師で有名なエミア・クロルスがため息&欠伸混じりという何とも高難易度な技術を披露しながら本題に入る。
「…………今日からこの一年C組に転校することになったっていう、また面倒なヤツが来たぞぉ……はぁ、メンド」
エミアの心の声が教室に響きながらも、教室の扉をガラガラと開けて、その転校生とやらが姿を現す。エミアの横に立った彼女はニコッと微笑を浮かべながら自己紹介を始めた。
「はじめまして! 栗原アカネです!」
名前と同じように栗色のショートボブにヘアピンを交差させて付けているのが印象的。優しい笑顔は女神と見間違える程に美しくかわいい。身長は百六十センチとやや小柄ながら胸にくっついているたわわなアレは脅威である。
それは学年内でも美人だと噂のネスト様のマジマジとした顔を見れば誰だって嫌でもわかる。
ネストはたわわとは言い難いから……。
また、アカネが微笑むと後ろから何だかお花のようなオーラが満開に咲いている。それも相まってか、クラス内の生徒たちは彼女を凝視している。その中でただ眠そうにしているのは朝の弱いカエデと四六時中欠伸の絶えないエミアである。
「あ、ちなみに私、転生者ですっ。仲良くしてくれると嬉しいです♪」
「「「「「えぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」」」」」
何とも陽気に伝えられた爆弾発言は、事前に教えられていたカエデ・エミア以外の生徒たちを驚愕とさせた。そしてマックとペリットは『転生者』に苦い思い出があるからかお互い体をくっつけてフルフルと震えていた。
「…………はい、後は面倒くさいから黙れ。アカネはあのボサボサ髪のちんちくりんのところに行け……」
「誰がちんちくりんだよ。自分なりには身長ある方だぞ、百七十センチと百六十センチの人に謝れ」
「知らん。おい、さっさと席につけ」
「了解です!」
アカネは言われた通りにカエデの隣に座る。男子からの燃えさかる嫉妬の炎が尋常ではないレベルで集まるが、それを欠伸で返すのがカエデである。
「よろしくねっ。……えっと」
「カエデ。まぁ、気軽に頼むわ」
「うん!」
「そんじゃあホームルーム…………。えぇ、特になし。一時間目は魔法関連の授業だ……。ジャージに着替えてグラウンド集合、はい、かいさーん」
緩く始まり、緩く終わらせたエミアは出席簿と呼ばれる黒い板を片手に教室から出て行った。
バタン、という閉じられた音と同時に、教室内の生徒たちが津波のようにアカネへと押し寄せていく。
「アカネちゃんよろしくぅ!!」
「握手してくれぇ! 俺とぉ!!」
「いやいや俺とぉ!」
「男子うるさい」
「一緒に着替えよう?」
「うん! いいよ!」
カエデは転校生として初めてやってきた時のことを思い出す。そして、その時の自分と目の前のアカネという神様ですら美少女と呼んだ人物を重ねてみる。
「…………どんまい」
「慰めるな俺を」
カエデの肩を優しく叩いてきた金髪が八重歯がチャームポイントな少年はジャック・ローウェン。カエデがこの世界に来て初めて友達と呼べる存在である。
「いやね? 確かにカエデが来た時よりも騒がしいよ? 何か男子たちが殴り合いしてるし。それでも自分に言い聞かせるんだよ。『俺は凡人・彼女は美人』加えて巨乳だってな」
「ドヤ顔でお前は軽いセクハラをほざくな。後、ケンカ売ってるのなら買うぞ。ヘィカモン」
「俺が悪かったからファイティングなポーズをとるな。腕を下げろ、できれば右足も」
ジャックは荒ぶるカエデをなだめながら「着替えようぜ」と促す。カエデも「そうだな」と同意し、未だ喧騒の続く教室から出ることにする。
「おいっ! ヨツナとグリムが倒れたぞ! 誰か、救助班呼んでくれーっ!!」
ちょっとしたパニックが再び一年C組を襲い、カエデとジャック、ちゃっかり教室を飛び出したアカネとネスト以外の生徒は鬼の形相と化したエミアからこってり絞られることとなったのはまた別の話。
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