5 / 10
第5話:プロスペクト理論で大逆転?
しおりを挟む
【緊急通知】
あみの好感度微増。佐伯賢司の『情熱発言』か『面白さ』か、あるいは『別の感情』か?
次回データ収集で判明予定。
【警告】
現在、佐伯賢司は希少動物枠に分類中。恋愛対象への軌道修正を強く推奨。
ココロダイブの冷徹な通知が、俺、佐伯賢司の心を乱しまくっていた。
「希少動物枠だと!?俺はそんな枠じゃねえ!」
だが、あみの「佐伯くん、面白いよ」という一言が、俺の脳内で無限ループする。
(面白い=興味がある=脈あり……!間違いない!)
あみのあの照れた笑顔。
あの『俺ガイル』いろはすへの憧れ。
あのゆきのん推しの熱い語り。
彼女の心は、確実に俺に傾き始めているはずだ!
「おい、ココロダイブ!次はどうすりゃあみの心をガッチリ掴める!?」
【提案:プロスペクト理論】
「プロスペクト理論……?」
俺がスマホを見つめていると、ココロダイブが詳しく説明を始めた。
【プロスペクト理論とは:人は「得すること」より「損すること」を避けたい気持ちの方が強い心理です】
【例:1万円もらえる嬉しさ<1万円なくす悲しさ】
【つまり、人は利益より損失に敏感。損を避けるためなら、無茶なリスクも取ってしまう】
「なるほど……!」
わかりやすい!
**例えば、こういうことだ。**
- 宝くじで1万円当たる→嬉しい(普通の喜び)
- 財布から1万円なくなる→めっちゃ悲しい!探し回る!(損失の恐怖)
人は、得することより、損することを避けたい気持ちの方が何倍も強いんだ。
【応用:高梨悠に吉村あみを『取られる』という損失を避けるため、心理学ゼミのペア発表で大胆にアピールせよ】
「そうだ……!あみを高梨に取られるなんて、絶対に許せねえ!」
そうだ。
プロスペクト理論によれば、損失の恐怖は人を動かす最強のモチベーション。
俺があみとペア発表でバッチリ決めて、「佐伯賢司=頼れる男」を印象づければ、高梨の適合率99%なんてぶっ飛ばせる!
【警告:成功率6.8%。準備不足による失敗リスク92%。推奨:最低3日の文献調査】
「黙れ!俺の情熱とラノベ知識で、準備なんかいらねえ!」
俺は、スマホを握りしめ、心理学ゼミの発表で大逆転を誓った。
*
俺の脳内で、妄想の劇場が幕を開ける。
舞台は、心理学ゼミの教室。
あみと俺のペア発表。
俺が「プロスペクト理論は、損失回避の心理!まるで『俺ガイル』の八幡が、奉仕部を守るためにリスクを取ったように!」とドヤ顔で解説。
あみが「賢司くん、ゆきのんみたいにカッコいい!」と目を輝かせる。
白いブラウスのボタンが上から3つも外れて、レースのブラがくっきり見える。
頬を紅く染めたあみが、潤んだ瞳で俺を見上げ、無意識に唇を舐める……。
(これが……適合率95%の力……!)
高梨が「佐伯…なんて奴だ…!」と愕然とする中、教授が「素晴らしい!佐伯君、君は天才だ!」と拍手。
発表が終わり、放課後。
あみが俺を誰もいない講義室に呼び出す。
「賢司くん……」
あみがそっと俺の手を握り、身を寄せてくる。ブラウスの隙間から甘い香りが……。
「私…君の情熱、好きかも…」
囁く声が色っぽくて、俺の心臓が爆発しそうになる。
「あみさん……」
俺が彼女の肩を抱き寄せると、彼女は小さく頷き、目を閉じる。
講義室の机に彼女を座らせ、顔を近づける。
「んっ……賢司くん……」
唇が触れ合う。
柔らかい感触に、俺の理性が飛びそうになる。
あみの手が俺のシャツを掴み、ブラウスのボタンがさらに2つ外れる。
白い肌が見え……鎖骨から胸元にかけてのラインが……レースのブラが完全に……。
(うおおおお!最高だ……!)
「賢司くん……ここ、講義室だよ……でも……見ないで……恥ずかしい……」
彼女の目が潤み、俺の名前を呼ぶ。でも目は期待に満ちている……。
「もう……我慢できない……っ」
俺の手が彼女の背中に回り……ブラのホックに触れ……スカートが乱れ……。
太ももに触れた瞬間、彼女が「ひゃっ……!」と震え……。
「賢司くん……ダメ……でも……止まらない……っ!もっと……触って……っ!」
俺の手がスカートの中に侵入し、白いレースの下着に触れ……。
「んんっ……!賢司くん……っ!そこ……ダメ……っ!」
机の上の資料が散乱し、夕日が差し込む中、あみが机の上に横たわり、俺は彼女の上に覆いかぶさり……。
彼女の足が俺の腰に絡みつき……。
「賢司くん……私……もう……っ!」
(これが……プロスペクト理論の勝利……!高梨を失うリスクが、俺を本物の男に……!)
「フ、フフフ、ハハハハハ!」
「賢司、またニヤニヤしてんぞ。発表の準備、ちゃんとやれよ」
ルームメイトの太郎が、ニヤニヤしながら俺を現実に引き戻す。
「うるせえ!俺の発表は完璧だ!お前も手伝えよ!」
「お前さっきから『レースのブラ』『机の上で』『白い下着』ってブツブツ言ってただろ。しかも完全に興奮してるし」
「言うな!黙れ!」
俺は慌ててクッションで下半身を隠す。
(まずい……また妄想で勃起してた……!)
「お前、マジでヤバいぞ。そのうちあみさんに会った瞬間、妄想が暴走して襲いかかりそうだな」
「そんなことしねえよ!俺は紳士だ!」
「その股間のテント見る限り、説得力ゼロだけどな」
「へいへい、じゃあパワポ作ってやるよ。任せな!」
太郎の怪しい笑みに、なぜか一抹の不安がよぎるが…まあ、いいか。
*
ゼミ当日。
教室は教授と学生で満席。
あみと俺は、壇上で「プロスペクト理論」の発表を始める。
「えっと…プロスペクト理論は、人が損失を恐れる心理で…たとえば、俺があみを高梨に取られるのを避けるために…!」
しまった、つい本音が!
会場が「え、なに!?」とざわつく中、あみが「佐伯くん、理論の説明に集中して」と冷静にフォロー。
だが、緊張でパワポ操作がグダグダ。
スライドを飛ばし、ハート爆発アニメーションが暴発。
「えっと、次、次!プロスペクト…え、プロスペクティブ理論!?」
会場が「???」と凍りつく中、俺はラノベ知識で挽回を狙う。
「たとえば、『俺ガイル』の八幡!彼は奉仕部という『損失』を避けるため、リスクを取って…えっと、孤独を選んだ!これがプロスペクト理論だ!」
完全に間違ってる。
八幡の行動、ぜんぜん関係ねえ!
教授が「佐伯君、文献は読んだのかね?」と冷ややかな目。
やばい、終わった…!
その時、あみが静かに手を挙げた。
「佐伯くん、ちょっと…私を助けなさい」
その言葉に、俺の心臓がドクンと跳ねる。
『俺ガイル』のゆきのんが、八幡に助けを求めた、あの文化祭のシーン!
あみがスライドを直し、冷静に説明を始める。
「プロスペクト理論は、損失回避の心理を説明します。たとえば、『俺ガイル』のゆきのんが、文化祭で『私を助けなさい』と言ったのは、奉仕部という『損失』を避けるため、八幡への信頼をリスクとして選んだ瞬間です。佐伯くんの意図は、そういう信頼関係の例を伝えたかったんですよね?」
会場が「ほう!」と感嘆。
教授も「ふむ、面白い視点だ」と頷く。
(あみ、ゆきのんそのものじゃん…!俺、惚れ直した!)
俺が感動に震えていると、妄想の第二幕が勝手に始まる。
発表が成功し、教室を出た廊下。
あみが俺の腕を掴む。
「賢司くん、さっきはありがとう。ちょっと来て」
彼女に手を引かれ、空き教室に入る。
ドアが閉まる音。
二人きり。
「賢司くんのこと……ちょっと見直したかも」
あみが上目遣いで俺を見る。
頬が紅く、呼吸が少し荒い。
「あみさん……」
俺が一歩近づくと、彼女は壁に背を預ける。
壁ドン状態。
「賢司くん……」
彼女の唇が微かに開く。
俺の顔が近づき、彼女の吐息が感じられる距離。
制服のブラウスの隙間から、レースの下着が見える……。
「んっ……」
俺の手が彼女の腰に回り……。
あみの手が俺の胸を押す……けど力が入っていない……。
「ダメ……ここ、誰か来るかも……」
「大丈夫……俺が守るから……」
俺の耳元で彼女が囁く。
「賢司くん……本当に……私のこと……」
「ああ……あみさんのこと……」
彼女のスカートの裾を掴み……。
「んんっ……!賢司くん……っ!」
白い太ももが見え……俺の手が……。
「賢司、妄想終わった?発表続きだぞ」
太郎の声で現実に戻される。
「ぐえっ!?」
まずい、また妄想してた!
俺が感動に震えていると、太郎が作った最後のスライドが映る。
「ゾンビ高校の怪談」の血まみれゾンビが、ドーン!
会場が「ギャー!」と悲鳴に包まれる。
「太郎、てめえ!」
「ハハ、心理学に恐怖の効果をプラスしただけだろ!」
太郎のニヤニヤ顔に、俺の怒りが爆発。
だが、あみが「佐伯くん、やりすぎだけど…恐怖心も損失回避とリンクするよ」とフォロー。
「佐伯くん、ゆきのんみたいに、ちゃんと準備すれば、もっとカッコいいよ」
その優しい笑顔に、俺の心は完全にノックアウト。
「あみ…俺、ゆきのんに負けない男になる!」
その瞬間、俺の脳内では第三幕の妄想が暴走を始める。
放課後、図書館の個室。
あみと二人きりで、発表の反省会という名目で……。
「賢司くん、今日はありがとう。でも……もっと準備してね」
あみが困ったように笑う。ブラウスのボタンが上から2つ外れていて、胸元が見える。
その笑顔が可愛くて、俺の心臓がドキドキする。
発表の資料を広げながら反省会をしていると、俺がこめかみを押さえた。
「うう……頭痛い……緊張しすぎたかな……」
あみが心配そうに俺を見る。
「佐伯くん、大丈夫?疲れてるんじゃない?」
「ちょっと……準備不足で徹夜したから……」
その時、あみが少し考えて、顔を赤らめながら言った。
「あの……もし良かったら……膝枕、してあげようか?」
「え!?」
俺の心臓が止まりそうになる。
「い、いや、そんな……!」
「遠慮しないで。佐伯くん、今日は頑張ってたから」
あみがソファに座り、優しく微笑む。
(これは……チャンス!?でも、膝枕って……近すぎる!?)
迷う俺に、あみが「ほら、早く」と促す。
俺は恐る恐る、あみの膝に頭を乗せた。
柔らかい……。
スカートの感触が頭に伝わる。太ももの柔らかさが……。
(うおおお……これが膝枕……!あみの太ももに頭が……!)
あみが優しく俺の髪を撫でる。
「佐伯くん、髪の毛サラサラだね」
「あ、ああ……ありがとう……」
(この距離……あみさんの甘い香り……ブラウスの隙間から見える胸元……レースのブラが透けて……)
顔が熱くなる。上を見上げると、あみの顔が真上にある。
「あの……実は、耳かき持ってるんだけど……やってあげようか?」
「耳かき!?」
「うん。ストレス解消になるよ」
あみがカバンから小さな耳かきを取り出す。
「じゃあ、ちょっとじっとしててね」
耳かきが耳に入る。
優しい感触。
あみの顔が近い。吐息が感じられる……。
「くすぐったくない?」
「だ、大丈夫……」
(あみの顔がこんなに近くて……集中してる表情が可愛すぎる……)
耳かきをしながら、あみが小さく呟く。
「佐伯くん、今日は本当にありがとう。ちょっと失敗もあったけど……でも、私を助けようとしてくれて……嬉しかった」
「あみさん……」
俺が真剣に言うと、彼女が少し頬を染める。
「賢司くんって……本当に一生懸命だよね……」
そっと手を伸ばして、俺の手に触れる。柔らかい手……。
「あみさん……」
個室だから、誰にも見られない。完全に二人きり……。
俺は彼女の手を握り返す。あみの体温が伝わってくる……。
「賢司くん……ドキドキしてる……」
「俺も……」
顔が近づく。あみの吐息が感じられる距離……。
彼女の唇が目の前に……ピンク色で、柔らかそうで……。
図書館の静寂の中、唇が重なる。
「んっ……賢司くん……」
柔らかい……甘い……。
キスを繰り返すうちに、彼女の体が俺に寄りかかってくる。
ブラウスの襟元から見える鎖骨……そのさらに下……レースのブラ……ふくらみ……。
(うおおお……本物のあみさんの体……!)
「あみさん……」
俺の手が彼女の背中に回り、彼女を抱き寄せる。ブラのホックが指先に当たる……。
「賢司くん……図書館だよ……でも……私……止められない……っ」
彼女の息遣いが荒くなる。ブラウスのボタンがさらに外れて……。
机の上の本が散乱し、俺の手が彼女のスカートに……太ももの柔らかさ……。
「んんっ……!賢司くん……っ!誰か来ちゃう……っ!」
「大丈夫……ここは誰も来ない……あみさん……」
彼女の白い太ももに触れ……スカートがずり上がり……白いレースの下着が見えて……。
俺の手が太ももの内側を這い上がり……。
「ダメっ……賢司くんっ……そこは……っ!でも……止められないっ……!」
あみが俺の首に腕を回し、耳元で囁く。吐息が熱い……。
「賢司くん……好き……っ……もっと……触って……っ」
その言葉に俺の理性が完全に崩壊し……。
俺の手が下着の上から……あみの体が震えて……。
「んんっ……!賢司くんっ……!そこっ……!ダメっ……!でもっ……!」
机の上にあみを押し倒し、俺は彼女の上に覆いかぶさる……。
スカートが完全にめくれ上がり……ブラウスが開いて……。
「賢司くん……私……もう……っ!」
二人は図書館の個室で、禁断の……。
その時、高梨が手を挙げた。
「あみのフォロー、めっちゃ的確だったよ。心理学とラノベの融合、ほんとすごい。俺、ラノベ読むの苦手だから、感心した」
くっ…!また高梨の「本物感」!
あみが「高梨くん、ありがとう。でも、佐伯くんも…なんか頑張ってたよね」とフォロー。
「頑張ってた!?脈あり!?」
俺が舞い上がると、あみが「そういう意味じゃないよ」とクールに流す。
スマホがブルリと震える。
【プロスペクト理論作戦:失敗】
【評価:E-。準備不足と太郎の妨害により、過去最低の失態。ゆきのんもゾンビも泣いてます】
【ただし、吉村あみの好感度、微増を確認。要因:佐伯賢司の『頑張り』か『面白さ』か、あるいは『別の感情』か?次回データ収集で判明予定】
【警告:高梨悠の好感度+10。佐伯賢司、依然として希少動物枠。恋愛対象への軌道修正、急務】
「別の感情…!?でも、ゾンビってなんだよ!」
俺の叫びが、静まり返った教室に、虚しく響き渡った。
あみの好感度微増。佐伯賢司の『情熱発言』か『面白さ』か、あるいは『別の感情』か?
次回データ収集で判明予定。
【警告】
現在、佐伯賢司は希少動物枠に分類中。恋愛対象への軌道修正を強く推奨。
ココロダイブの冷徹な通知が、俺、佐伯賢司の心を乱しまくっていた。
「希少動物枠だと!?俺はそんな枠じゃねえ!」
だが、あみの「佐伯くん、面白いよ」という一言が、俺の脳内で無限ループする。
(面白い=興味がある=脈あり……!間違いない!)
あみのあの照れた笑顔。
あの『俺ガイル』いろはすへの憧れ。
あのゆきのん推しの熱い語り。
彼女の心は、確実に俺に傾き始めているはずだ!
「おい、ココロダイブ!次はどうすりゃあみの心をガッチリ掴める!?」
【提案:プロスペクト理論】
「プロスペクト理論……?」
俺がスマホを見つめていると、ココロダイブが詳しく説明を始めた。
【プロスペクト理論とは:人は「得すること」より「損すること」を避けたい気持ちの方が強い心理です】
【例:1万円もらえる嬉しさ<1万円なくす悲しさ】
【つまり、人は利益より損失に敏感。損を避けるためなら、無茶なリスクも取ってしまう】
「なるほど……!」
わかりやすい!
**例えば、こういうことだ。**
- 宝くじで1万円当たる→嬉しい(普通の喜び)
- 財布から1万円なくなる→めっちゃ悲しい!探し回る!(損失の恐怖)
人は、得することより、損することを避けたい気持ちの方が何倍も強いんだ。
【応用:高梨悠に吉村あみを『取られる』という損失を避けるため、心理学ゼミのペア発表で大胆にアピールせよ】
「そうだ……!あみを高梨に取られるなんて、絶対に許せねえ!」
そうだ。
プロスペクト理論によれば、損失の恐怖は人を動かす最強のモチベーション。
俺があみとペア発表でバッチリ決めて、「佐伯賢司=頼れる男」を印象づければ、高梨の適合率99%なんてぶっ飛ばせる!
【警告:成功率6.8%。準備不足による失敗リスク92%。推奨:最低3日の文献調査】
「黙れ!俺の情熱とラノベ知識で、準備なんかいらねえ!」
俺は、スマホを握りしめ、心理学ゼミの発表で大逆転を誓った。
*
俺の脳内で、妄想の劇場が幕を開ける。
舞台は、心理学ゼミの教室。
あみと俺のペア発表。
俺が「プロスペクト理論は、損失回避の心理!まるで『俺ガイル』の八幡が、奉仕部を守るためにリスクを取ったように!」とドヤ顔で解説。
あみが「賢司くん、ゆきのんみたいにカッコいい!」と目を輝かせる。
白いブラウスのボタンが上から3つも外れて、レースのブラがくっきり見える。
頬を紅く染めたあみが、潤んだ瞳で俺を見上げ、無意識に唇を舐める……。
(これが……適合率95%の力……!)
高梨が「佐伯…なんて奴だ…!」と愕然とする中、教授が「素晴らしい!佐伯君、君は天才だ!」と拍手。
発表が終わり、放課後。
あみが俺を誰もいない講義室に呼び出す。
「賢司くん……」
あみがそっと俺の手を握り、身を寄せてくる。ブラウスの隙間から甘い香りが……。
「私…君の情熱、好きかも…」
囁く声が色っぽくて、俺の心臓が爆発しそうになる。
「あみさん……」
俺が彼女の肩を抱き寄せると、彼女は小さく頷き、目を閉じる。
講義室の机に彼女を座らせ、顔を近づける。
「んっ……賢司くん……」
唇が触れ合う。
柔らかい感触に、俺の理性が飛びそうになる。
あみの手が俺のシャツを掴み、ブラウスのボタンがさらに2つ外れる。
白い肌が見え……鎖骨から胸元にかけてのラインが……レースのブラが完全に……。
(うおおおお!最高だ……!)
「賢司くん……ここ、講義室だよ……でも……見ないで……恥ずかしい……」
彼女の目が潤み、俺の名前を呼ぶ。でも目は期待に満ちている……。
「もう……我慢できない……っ」
俺の手が彼女の背中に回り……ブラのホックに触れ……スカートが乱れ……。
太ももに触れた瞬間、彼女が「ひゃっ……!」と震え……。
「賢司くん……ダメ……でも……止まらない……っ!もっと……触って……っ!」
俺の手がスカートの中に侵入し、白いレースの下着に触れ……。
「んんっ……!賢司くん……っ!そこ……ダメ……っ!」
机の上の資料が散乱し、夕日が差し込む中、あみが机の上に横たわり、俺は彼女の上に覆いかぶさり……。
彼女の足が俺の腰に絡みつき……。
「賢司くん……私……もう……っ!」
(これが……プロスペクト理論の勝利……!高梨を失うリスクが、俺を本物の男に……!)
「フ、フフフ、ハハハハハ!」
「賢司、またニヤニヤしてんぞ。発表の準備、ちゃんとやれよ」
ルームメイトの太郎が、ニヤニヤしながら俺を現実に引き戻す。
「うるせえ!俺の発表は完璧だ!お前も手伝えよ!」
「お前さっきから『レースのブラ』『机の上で』『白い下着』ってブツブツ言ってただろ。しかも完全に興奮してるし」
「言うな!黙れ!」
俺は慌ててクッションで下半身を隠す。
(まずい……また妄想で勃起してた……!)
「お前、マジでヤバいぞ。そのうちあみさんに会った瞬間、妄想が暴走して襲いかかりそうだな」
「そんなことしねえよ!俺は紳士だ!」
「その股間のテント見る限り、説得力ゼロだけどな」
「へいへい、じゃあパワポ作ってやるよ。任せな!」
太郎の怪しい笑みに、なぜか一抹の不安がよぎるが…まあ、いいか。
*
ゼミ当日。
教室は教授と学生で満席。
あみと俺は、壇上で「プロスペクト理論」の発表を始める。
「えっと…プロスペクト理論は、人が損失を恐れる心理で…たとえば、俺があみを高梨に取られるのを避けるために…!」
しまった、つい本音が!
会場が「え、なに!?」とざわつく中、あみが「佐伯くん、理論の説明に集中して」と冷静にフォロー。
だが、緊張でパワポ操作がグダグダ。
スライドを飛ばし、ハート爆発アニメーションが暴発。
「えっと、次、次!プロスペクト…え、プロスペクティブ理論!?」
会場が「???」と凍りつく中、俺はラノベ知識で挽回を狙う。
「たとえば、『俺ガイル』の八幡!彼は奉仕部という『損失』を避けるため、リスクを取って…えっと、孤独を選んだ!これがプロスペクト理論だ!」
完全に間違ってる。
八幡の行動、ぜんぜん関係ねえ!
教授が「佐伯君、文献は読んだのかね?」と冷ややかな目。
やばい、終わった…!
その時、あみが静かに手を挙げた。
「佐伯くん、ちょっと…私を助けなさい」
その言葉に、俺の心臓がドクンと跳ねる。
『俺ガイル』のゆきのんが、八幡に助けを求めた、あの文化祭のシーン!
あみがスライドを直し、冷静に説明を始める。
「プロスペクト理論は、損失回避の心理を説明します。たとえば、『俺ガイル』のゆきのんが、文化祭で『私を助けなさい』と言ったのは、奉仕部という『損失』を避けるため、八幡への信頼をリスクとして選んだ瞬間です。佐伯くんの意図は、そういう信頼関係の例を伝えたかったんですよね?」
会場が「ほう!」と感嘆。
教授も「ふむ、面白い視点だ」と頷く。
(あみ、ゆきのんそのものじゃん…!俺、惚れ直した!)
俺が感動に震えていると、妄想の第二幕が勝手に始まる。
発表が成功し、教室を出た廊下。
あみが俺の腕を掴む。
「賢司くん、さっきはありがとう。ちょっと来て」
彼女に手を引かれ、空き教室に入る。
ドアが閉まる音。
二人きり。
「賢司くんのこと……ちょっと見直したかも」
あみが上目遣いで俺を見る。
頬が紅く、呼吸が少し荒い。
「あみさん……」
俺が一歩近づくと、彼女は壁に背を預ける。
壁ドン状態。
「賢司くん……」
彼女の唇が微かに開く。
俺の顔が近づき、彼女の吐息が感じられる距離。
制服のブラウスの隙間から、レースの下着が見える……。
「んっ……」
俺の手が彼女の腰に回り……。
あみの手が俺の胸を押す……けど力が入っていない……。
「ダメ……ここ、誰か来るかも……」
「大丈夫……俺が守るから……」
俺の耳元で彼女が囁く。
「賢司くん……本当に……私のこと……」
「ああ……あみさんのこと……」
彼女のスカートの裾を掴み……。
「んんっ……!賢司くん……っ!」
白い太ももが見え……俺の手が……。
「賢司、妄想終わった?発表続きだぞ」
太郎の声で現実に戻される。
「ぐえっ!?」
まずい、また妄想してた!
俺が感動に震えていると、太郎が作った最後のスライドが映る。
「ゾンビ高校の怪談」の血まみれゾンビが、ドーン!
会場が「ギャー!」と悲鳴に包まれる。
「太郎、てめえ!」
「ハハ、心理学に恐怖の効果をプラスしただけだろ!」
太郎のニヤニヤ顔に、俺の怒りが爆発。
だが、あみが「佐伯くん、やりすぎだけど…恐怖心も損失回避とリンクするよ」とフォロー。
「佐伯くん、ゆきのんみたいに、ちゃんと準備すれば、もっとカッコいいよ」
その優しい笑顔に、俺の心は完全にノックアウト。
「あみ…俺、ゆきのんに負けない男になる!」
その瞬間、俺の脳内では第三幕の妄想が暴走を始める。
放課後、図書館の個室。
あみと二人きりで、発表の反省会という名目で……。
「賢司くん、今日はありがとう。でも……もっと準備してね」
あみが困ったように笑う。ブラウスのボタンが上から2つ外れていて、胸元が見える。
その笑顔が可愛くて、俺の心臓がドキドキする。
発表の資料を広げながら反省会をしていると、俺がこめかみを押さえた。
「うう……頭痛い……緊張しすぎたかな……」
あみが心配そうに俺を見る。
「佐伯くん、大丈夫?疲れてるんじゃない?」
「ちょっと……準備不足で徹夜したから……」
その時、あみが少し考えて、顔を赤らめながら言った。
「あの……もし良かったら……膝枕、してあげようか?」
「え!?」
俺の心臓が止まりそうになる。
「い、いや、そんな……!」
「遠慮しないで。佐伯くん、今日は頑張ってたから」
あみがソファに座り、優しく微笑む。
(これは……チャンス!?でも、膝枕って……近すぎる!?)
迷う俺に、あみが「ほら、早く」と促す。
俺は恐る恐る、あみの膝に頭を乗せた。
柔らかい……。
スカートの感触が頭に伝わる。太ももの柔らかさが……。
(うおおお……これが膝枕……!あみの太ももに頭が……!)
あみが優しく俺の髪を撫でる。
「佐伯くん、髪の毛サラサラだね」
「あ、ああ……ありがとう……」
(この距離……あみさんの甘い香り……ブラウスの隙間から見える胸元……レースのブラが透けて……)
顔が熱くなる。上を見上げると、あみの顔が真上にある。
「あの……実は、耳かき持ってるんだけど……やってあげようか?」
「耳かき!?」
「うん。ストレス解消になるよ」
あみがカバンから小さな耳かきを取り出す。
「じゃあ、ちょっとじっとしててね」
耳かきが耳に入る。
優しい感触。
あみの顔が近い。吐息が感じられる……。
「くすぐったくない?」
「だ、大丈夫……」
(あみの顔がこんなに近くて……集中してる表情が可愛すぎる……)
耳かきをしながら、あみが小さく呟く。
「佐伯くん、今日は本当にありがとう。ちょっと失敗もあったけど……でも、私を助けようとしてくれて……嬉しかった」
「あみさん……」
俺が真剣に言うと、彼女が少し頬を染める。
「賢司くんって……本当に一生懸命だよね……」
そっと手を伸ばして、俺の手に触れる。柔らかい手……。
「あみさん……」
個室だから、誰にも見られない。完全に二人きり……。
俺は彼女の手を握り返す。あみの体温が伝わってくる……。
「賢司くん……ドキドキしてる……」
「俺も……」
顔が近づく。あみの吐息が感じられる距離……。
彼女の唇が目の前に……ピンク色で、柔らかそうで……。
図書館の静寂の中、唇が重なる。
「んっ……賢司くん……」
柔らかい……甘い……。
キスを繰り返すうちに、彼女の体が俺に寄りかかってくる。
ブラウスの襟元から見える鎖骨……そのさらに下……レースのブラ……ふくらみ……。
(うおおお……本物のあみさんの体……!)
「あみさん……」
俺の手が彼女の背中に回り、彼女を抱き寄せる。ブラのホックが指先に当たる……。
「賢司くん……図書館だよ……でも……私……止められない……っ」
彼女の息遣いが荒くなる。ブラウスのボタンがさらに外れて……。
机の上の本が散乱し、俺の手が彼女のスカートに……太ももの柔らかさ……。
「んんっ……!賢司くん……っ!誰か来ちゃう……っ!」
「大丈夫……ここは誰も来ない……あみさん……」
彼女の白い太ももに触れ……スカートがずり上がり……白いレースの下着が見えて……。
俺の手が太ももの内側を這い上がり……。
「ダメっ……賢司くんっ……そこは……っ!でも……止められないっ……!」
あみが俺の首に腕を回し、耳元で囁く。吐息が熱い……。
「賢司くん……好き……っ……もっと……触って……っ」
その言葉に俺の理性が完全に崩壊し……。
俺の手が下着の上から……あみの体が震えて……。
「んんっ……!賢司くんっ……!そこっ……!ダメっ……!でもっ……!」
机の上にあみを押し倒し、俺は彼女の上に覆いかぶさる……。
スカートが完全にめくれ上がり……ブラウスが開いて……。
「賢司くん……私……もう……っ!」
二人は図書館の個室で、禁断の……。
その時、高梨が手を挙げた。
「あみのフォロー、めっちゃ的確だったよ。心理学とラノベの融合、ほんとすごい。俺、ラノベ読むの苦手だから、感心した」
くっ…!また高梨の「本物感」!
あみが「高梨くん、ありがとう。でも、佐伯くんも…なんか頑張ってたよね」とフォロー。
「頑張ってた!?脈あり!?」
俺が舞い上がると、あみが「そういう意味じゃないよ」とクールに流す。
スマホがブルリと震える。
【プロスペクト理論作戦:失敗】
【評価:E-。準備不足と太郎の妨害により、過去最低の失態。ゆきのんもゾンビも泣いてます】
【ただし、吉村あみの好感度、微増を確認。要因:佐伯賢司の『頑張り』か『面白さ』か、あるいは『別の感情』か?次回データ収集で判明予定】
【警告:高梨悠の好感度+10。佐伯賢司、依然として希少動物枠。恋愛対象への軌道修正、急務】
「別の感情…!?でも、ゾンビってなんだよ!」
俺の叫びが、静まり返った教室に、虚しく響き渡った。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
『俺アレルギー』の抗体は、俺のことが好きな人にしか現れない?学園のアイドルから、幼馴染までノーマスク。その意味を俺は知らない
七星点灯
青春
雨宮優(あまみや ゆう)は、世界でたった一つしかない奇病、『俺アレルギー』の根源となってしまった。
彼の周りにいる人間は、花粉症の様な症状に見舞われ、マスク無しではまともに会話できない。
しかし、マスクをつけずに彼とラクラク会話ができる女の子達がいる。幼馴染、クラスメイトのギャル、先輩などなど……。
彼女達はそう、彼のことが好きすぎて、身体が勝手に『俺アレルギー』の抗体を作ってしまったのだ!
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
高校生なのに娘ができちゃった!?
まったりさん
キャラ文芸
不思議な桜が咲く島に住む主人公のもとに、主人公の娘と名乗る妙な女が現われた。その女のせいで主人公の生活はめちゃくちゃ、最初は最悪だったが、段々と主人公の気持ちが変わっていって…!?
そうして、紅葉が桜に変わる頃、物語の幕は閉じる。
幼馴染に告白したら、交際契約書にサインを求められた件。クーリングオフは可能らしいけど、そんなつもりはない。
久野真一
青春
羽多野幸久(はたのゆきひさ)は成績そこそこだけど、運動などそれ以外全般が優秀な高校二年生。
そんな彼が最近考えるのは想い人の、湯川雅(ゆかわみやび)。異常な頭の良さで「博士」のあだ名で呼ばれる才媛。
彼はある日、勇気を出して雅に告白したのだが―
「交際してくれるなら、この契約書にサインして欲しいの」とずれた返事がかえってきたのだった。
幸久は呆れつつも契約書を読むのだが、そこに書かれていたのは予想と少し違った、想いの籠もった、
ある意味ラブレターのような代物で―
彼女を想い続けた男の子と頭がいいけどどこかずれた思考を持つ彼女の、ちょっと変な、でもほっとする恋模様をお届けします。
全三話構成です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる