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四章 甘く包まれる
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水の中から引き上げられるような、急激な覚醒だった。
「……あれ?」
ぼんやりと霞む視界に、ビーシュは目をこする。体調の不良ではなく、眼鏡が無いようだ。
「ゆっくり、起き上がりください」
身じろぎ、起き上がろうとしたビーシュの背中を、しっかりと支えてくれる細い腕に顔を上げる。 灰色の髪の女性、サティとエヴァンに呼ばれていた女性がいた。
「お目覚めですね、スフォンフィール先生。手荒なお招きになってしまい、申し訳ありません。魂の片割れなれど、我が兄は礼節という心が足りておらぬゆえ。どうか、お許しいただければと」
「面倒くさいことは嫌いでね。それに、ただの薬じゃない。先生、体すっきりしているんじゃないかな? わずかな睡眠でしっかりと疲労回復できる特殊な配合の薬でね、ロナード様が成り上がったのもこの薬のおかげなのさ」
悪びれた様子もなく、金のワイヤーで美しく飾られた小瓶を手の中で振っているのはレスティだった。
「あぁ、たしかに。すごいな」
言われてみて、ビーシュは己の体の軽さに弾んだ声を上げた。レオンハルトと体が溶けるほど愛し合い、実際腰の抜けていた体もいまはさほど気にならない。
「……僭越ながら、スフォンフィール先生。もう少し、いえ、もっと警戒心をお持ちになられたほうがよろしいかと」
眼鏡をビーシュに掛け、サティは視線でレスティを部屋の向こうへと追いやった。
「私どもがいくら同情しようと、主人であるロナード様の意向には逆らえないのです。先生は、拉致されてきたようなものなのですよ」
不穏なサティの言葉に、さすがにビーシュも目を丸くした。
「愚兄のせいで乱暴な扱いになってしまったのは、私どもとしても不本意ではあります。が、交渉に応じていたがこうと拒否されようと、エヴァン様は先生をお連れするお考えなのです」
「……どうして?」
「ビーシュ、君がメルビスだからだよ」
レスティと入れ替わるようにして部屋に入ってきたエヴァンに、サティは深々と頭を下げて部屋を出て行った。
ばたん、と閉まるドアの音に顔を向ければ、エヴァンはおびえていると取ったのだろうか、ゆるく笑った。
「ぼくはおじいちゃんじゃありません、作品でもない」
エヴァンの倒錯を、残念ながらビーシュには理解できない。
どうしてだろう。あんなにも、優しく余裕のある人だと思っていたのに、今は別人のように冷たい顔をしている。
「オレにとっては、きみも愛でるべき宝飾品のひとつなのだよ」
ベッドの上で動けないでいるビーシュから視線を外さず、エヴァンは部屋の隅に置いてあった鞄を手に取り、放り投げた。
派手な音がして、中身が床に散らばる。
きらきらと、天井にある照明よりもなお、眩い煌めき。宝石を彩る宝飾品の数々。
「すべて、メルビスの作品と謳って取引をされていたものだ」
ビーシュはエヴァンの様子をうかがいながら、宝飾品の一つを手に取った。
ルビーが美しい細身の首飾り。床に投げ捨てるほど乱暴な扱いをされてしまったが、とても良い品だ。石のカットも彫金も、とても美しい。
美しいが、メルビスのものではない。
メルビスの特徴は、たばこの灰汁のような微妙なゆがみだ。見る者によっては嫌悪感を、見る者によっては絶妙な美を感じさせるズレ。手にある首飾りには、それが見えない。
「偽物、なのかね?」
「ええ、おじいちゃんの作品としては」
ただの美術品であるならば、とても良い品だ。名のあるパトロンがつけば、高額で取引もされるだろう。
一番の収集家であるエヴァンの目をごまかすほどに精巧なのに、細部のすべてを模倣していない贋作。ビーシュには、無言の抵抗のようにも思えた。
ビーシュの鑑定に、エヴァンは苛立たしげに、足下に転がった宝飾品を蹴飛ばした。収集家としての矜持を傷つけられたに違いない。
「明日、エーギル・バロウズと商談を予定している。ビーシュ、君も同席したまえ」
有無を言わさぬ威圧的な声音に驚き、ビーシュは首飾りを落とした。反射的に拾おうと伸ばしたが「触るな」と一喝され、動きを止める。
「あ、明日は……駄目、です」
レオンハルトとの約束がある。
訴えようとして、間近に迫ってきたエヴァンに、ビーシュはベッドの上で這いつくばったまま後じさった。
「レスティからきいた。ビーシュ、君はオスカー家の三男坊に、色目を使っているらしいな。結婚も控えていた若者をたらし込んで縁談を破談させるなんて、じつにはしたない男だ」
触られていないはずなのに、エヴァンの言葉がビーシュの喉を締め付ける。
苦しくなる息に、ビーシュは胸元を押さえて、頭を振った。違う、違うと。たやすく揺らぎそうになる己に言い聞かせる。
レオンハルトは一緒にいたいと言ってくれた、真摯なその言葉を疑いたくない。
信じていたい。
「ビーシュ、おいで。俺から、逃げるんじゃない。毎晩、君を愛してあげただろう? 俺とオスカーの三男坊とどこが違う? なにがいい? 前途ある若者を日陰の世界に引きずり込んで、心は痛まないのかね?」
ベッドに乗り上げてくるエヴァンに、ビーシュはじりじりと後ろに下がった。とはいえ、すぐに背中が壁に当たり、逃げ場はなくなる。
「快楽だけが君の救いであるなら、俺のところに来い。誰も、不幸にならない唯一の選択だとはおもわないかね?」
頬に触れようと伸びてくる手に、ビーシュはぎゅっと瞼を閉じて首を振った。
恐ろしくて動かない口の代わりに、唇を噛んで否定する。
たしかに、エヴァンの言うように快楽は逃避のための一つの手段だった。
否定なんてできない、認めざるをえない。
ずっと、刹那的な関係で本当の気持ちをごまかし続けてきたが、もう必要はない。
終わりにできる。
欲しいと望めば与えてくれる人がいることを、ビーシュは知った。
求めることへの恐怖心はいまだ残っているものの、しっぽを巻いて逃げるほどではない。
レオンハルトとの繋がりは、ぼんやりとしていた幸せの輪郭を、ビーシュに教えてくれた気がする。
「……ぼくは、愛がほしい」
頬を撫でる手を振り払い、ビーシュはほろほろとあふれ出る涙をぬぐった。
「彼は……とても暖かかった」
「今だけかもしれないよ。もっと、ずっと良い相手ができれば、離れていってしまうかもしれない」
頬を濡らす涙をぬぐうよう頬を撫でるエヴァンの手に、ビーシュは「やめて」と呻く。
気持ちを無視して快感を追っていた体は、はっきりと、エヴァンに触れられるのを拒んでいた。
いびつな宝飾を愛する、いびつな収集家。エヴァンの心をとらえているもの何なのだろう。
「ぼくは、あなたの物にはなれない」
「誰の物でもあったのに、いまさら人を気取るのか?」
穏やかな造作の裏側に隠れていた、仄暗い明かりが目に宿る。
「まあ、いい。時間はたっぷりあるさ。明日の商談には付き合ってもらう。むろん、その後もずっとだ」
抵抗する間もなく強い力で押し倒され、衣服を引きはがされる。サファイアの義眼をポケットに入れた白衣が、ごつん、と床に落ちた。
「いや、いやだ……やめて」
「今更、なにを拒むのだね?」
今まで、何をされたところで出なかった涙が止まらない。
幾人もの男を受け入れた場所は、エヴァンの大きな手にまさぐられ、まるで生娘のように震えていた。
「……あれ?」
ぼんやりと霞む視界に、ビーシュは目をこする。体調の不良ではなく、眼鏡が無いようだ。
「ゆっくり、起き上がりください」
身じろぎ、起き上がろうとしたビーシュの背中を、しっかりと支えてくれる細い腕に顔を上げる。 灰色の髪の女性、サティとエヴァンに呼ばれていた女性がいた。
「お目覚めですね、スフォンフィール先生。手荒なお招きになってしまい、申し訳ありません。魂の片割れなれど、我が兄は礼節という心が足りておらぬゆえ。どうか、お許しいただければと」
「面倒くさいことは嫌いでね。それに、ただの薬じゃない。先生、体すっきりしているんじゃないかな? わずかな睡眠でしっかりと疲労回復できる特殊な配合の薬でね、ロナード様が成り上がったのもこの薬のおかげなのさ」
悪びれた様子もなく、金のワイヤーで美しく飾られた小瓶を手の中で振っているのはレスティだった。
「あぁ、たしかに。すごいな」
言われてみて、ビーシュは己の体の軽さに弾んだ声を上げた。レオンハルトと体が溶けるほど愛し合い、実際腰の抜けていた体もいまはさほど気にならない。
「……僭越ながら、スフォンフィール先生。もう少し、いえ、もっと警戒心をお持ちになられたほうがよろしいかと」
眼鏡をビーシュに掛け、サティは視線でレスティを部屋の向こうへと追いやった。
「私どもがいくら同情しようと、主人であるロナード様の意向には逆らえないのです。先生は、拉致されてきたようなものなのですよ」
不穏なサティの言葉に、さすがにビーシュも目を丸くした。
「愚兄のせいで乱暴な扱いになってしまったのは、私どもとしても不本意ではあります。が、交渉に応じていたがこうと拒否されようと、エヴァン様は先生をお連れするお考えなのです」
「……どうして?」
「ビーシュ、君がメルビスだからだよ」
レスティと入れ替わるようにして部屋に入ってきたエヴァンに、サティは深々と頭を下げて部屋を出て行った。
ばたん、と閉まるドアの音に顔を向ければ、エヴァンはおびえていると取ったのだろうか、ゆるく笑った。
「ぼくはおじいちゃんじゃありません、作品でもない」
エヴァンの倒錯を、残念ながらビーシュには理解できない。
どうしてだろう。あんなにも、優しく余裕のある人だと思っていたのに、今は別人のように冷たい顔をしている。
「オレにとっては、きみも愛でるべき宝飾品のひとつなのだよ」
ベッドの上で動けないでいるビーシュから視線を外さず、エヴァンは部屋の隅に置いてあった鞄を手に取り、放り投げた。
派手な音がして、中身が床に散らばる。
きらきらと、天井にある照明よりもなお、眩い煌めき。宝石を彩る宝飾品の数々。
「すべて、メルビスの作品と謳って取引をされていたものだ」
ビーシュはエヴァンの様子をうかがいながら、宝飾品の一つを手に取った。
ルビーが美しい細身の首飾り。床に投げ捨てるほど乱暴な扱いをされてしまったが、とても良い品だ。石のカットも彫金も、とても美しい。
美しいが、メルビスのものではない。
メルビスの特徴は、たばこの灰汁のような微妙なゆがみだ。見る者によっては嫌悪感を、見る者によっては絶妙な美を感じさせるズレ。手にある首飾りには、それが見えない。
「偽物、なのかね?」
「ええ、おじいちゃんの作品としては」
ただの美術品であるならば、とても良い品だ。名のあるパトロンがつけば、高額で取引もされるだろう。
一番の収集家であるエヴァンの目をごまかすほどに精巧なのに、細部のすべてを模倣していない贋作。ビーシュには、無言の抵抗のようにも思えた。
ビーシュの鑑定に、エヴァンは苛立たしげに、足下に転がった宝飾品を蹴飛ばした。収集家としての矜持を傷つけられたに違いない。
「明日、エーギル・バロウズと商談を予定している。ビーシュ、君も同席したまえ」
有無を言わさぬ威圧的な声音に驚き、ビーシュは首飾りを落とした。反射的に拾おうと伸ばしたが「触るな」と一喝され、動きを止める。
「あ、明日は……駄目、です」
レオンハルトとの約束がある。
訴えようとして、間近に迫ってきたエヴァンに、ビーシュはベッドの上で這いつくばったまま後じさった。
「レスティからきいた。ビーシュ、君はオスカー家の三男坊に、色目を使っているらしいな。結婚も控えていた若者をたらし込んで縁談を破談させるなんて、じつにはしたない男だ」
触られていないはずなのに、エヴァンの言葉がビーシュの喉を締め付ける。
苦しくなる息に、ビーシュは胸元を押さえて、頭を振った。違う、違うと。たやすく揺らぎそうになる己に言い聞かせる。
レオンハルトは一緒にいたいと言ってくれた、真摯なその言葉を疑いたくない。
信じていたい。
「ビーシュ、おいで。俺から、逃げるんじゃない。毎晩、君を愛してあげただろう? 俺とオスカーの三男坊とどこが違う? なにがいい? 前途ある若者を日陰の世界に引きずり込んで、心は痛まないのかね?」
ベッドに乗り上げてくるエヴァンに、ビーシュはじりじりと後ろに下がった。とはいえ、すぐに背中が壁に当たり、逃げ場はなくなる。
「快楽だけが君の救いであるなら、俺のところに来い。誰も、不幸にならない唯一の選択だとはおもわないかね?」
頬に触れようと伸びてくる手に、ビーシュはぎゅっと瞼を閉じて首を振った。
恐ろしくて動かない口の代わりに、唇を噛んで否定する。
たしかに、エヴァンの言うように快楽は逃避のための一つの手段だった。
否定なんてできない、認めざるをえない。
ずっと、刹那的な関係で本当の気持ちをごまかし続けてきたが、もう必要はない。
終わりにできる。
欲しいと望めば与えてくれる人がいることを、ビーシュは知った。
求めることへの恐怖心はいまだ残っているものの、しっぽを巻いて逃げるほどではない。
レオンハルトとの繋がりは、ぼんやりとしていた幸せの輪郭を、ビーシュに教えてくれた気がする。
「……ぼくは、愛がほしい」
頬を撫でる手を振り払い、ビーシュはほろほろとあふれ出る涙をぬぐった。
「彼は……とても暖かかった」
「今だけかもしれないよ。もっと、ずっと良い相手ができれば、離れていってしまうかもしれない」
頬を濡らす涙をぬぐうよう頬を撫でるエヴァンの手に、ビーシュは「やめて」と呻く。
気持ちを無視して快感を追っていた体は、はっきりと、エヴァンに触れられるのを拒んでいた。
いびつな宝飾を愛する、いびつな収集家。エヴァンの心をとらえているもの何なのだろう。
「ぼくは、あなたの物にはなれない」
「誰の物でもあったのに、いまさら人を気取るのか?」
穏やかな造作の裏側に隠れていた、仄暗い明かりが目に宿る。
「まあ、いい。時間はたっぷりあるさ。明日の商談には付き合ってもらう。むろん、その後もずっとだ」
抵抗する間もなく強い力で押し倒され、衣服を引きはがされる。サファイアの義眼をポケットに入れた白衣が、ごつん、と床に落ちた。
「いや、いやだ……やめて」
「今更、なにを拒むのだね?」
今まで、何をされたところで出なかった涙が止まらない。
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