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3話 後半 不良に絡まれたから返り討ちにする
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ロレッタ視点
「ねぇ……私の大切な友達に何をしたの? 覚悟は出来てるよね?」
私は白猫を下ろすと指を鳴らして一歩前に出た。品のある落ち着いた令嬢なんてどうでもいい。もう許さない……
「覚悟? 何言ってるんだこいつ?」
男たちはゲラゲラとお腹を抑えて笑い転げる。
「お前、まさかこの状況で勝てると思ってるのか?」
下っぱの男が舐めた態度で近づいてくる。私は足元にあった石を手に取るとそいつの顔面に向かって投げつけた。
「痛っ! 何しやがるんだ!」
意表をついた攻撃に下っ端の男が一瞬怯む。その隙に私は一気に距離を詰めると、腕を掴んで足をかけて背良い投げをした。
「テメェー何しやが……うぐぅ!!」
別の下っ端が何かを言おうとしたが、その前に私の蹴りが男の急所にめり込んだ。男は体をくの字に曲げて情けない声を上げる。
「ほらどうしたの? 全員まとめてかかって来なさいよ!」
男たちの顔から笑みが消えて額から汗が流れ落ちる。残りの男たちは各々武器を取ると一斉に襲いかかってきた。
「調子に乗りやがって!」
「後悔しても遅いからな!」
男共は何やら呪文を唱えると杖をふりあげた。
「「「「ファイヤーボール!」」」」
大量の火の玉が私に向かって飛んでくる。なるほど、ここは異世界……当然の様に魔法が実在する。でも関係ない!
私は小刻みなステップで魔法を回避すると、目の前の男に回し蹴りを放った。男は後ろの瓦礫の山まで吹き飛ばされる。
「テメェーいい加減にしろ!」
次は2人の男が私の両手を捕まえてきた。まさかこれで捉えたつもり? 私は強引に拘束を解くとそのまま地面に2人を叩きつけた。残りはリーダーだけだ。
「おい、それ以上暴れたら友達がどうなっても知らないぞ!」
リーダーの男がカトリーヌの首元に刃物を当てる。しまった……下っ端たちに気を取られていた!
「ほら、良いのか? 友達を助けたかったら土下座して謝れよ!」
カトリーヌの首筋から一筋の血が流れる。私は地面に膝をついて土下座をした。
「やめてよロレッタ! 顔を上げて!」
「お前は黙っていろ!」
怒鳴られたカトリーヌは悔しそうに涙を浮かべて俯く。男は私の頭に足を乗せてゲラゲラと笑い声を上げた。
「さぁ、覚悟は出来ているよな!」
リーダーの男が私に杖を向ける。流石にこの距離はまずい! 固く目を閉じて痛みに耐えようとすると、オットアイの白猫が男の顔に飛びついた。
「シャァァァァ!!!」
「おい、何だこいつ! やめろ!」
白猫は小さな爪を立てて男の顔を引っ掻く。私はすぐに起き上がると地面に落ちていた杖を拾って呪文を唱えてみた。
「ファイヤーボール!」
杖の先が赤く光出す。そして巨大な火の玉がリーダーに向かって飛んで行った。えっ、うそ、私……魔法が使えるの!?
巨大な火の玉はリーダーのすぐ横を通り過ぎた。そして後ろの瓦礫が爆発音と共に粉々に吹き飛ぶ。これやばくない?
「おいおい、マジかよ……」
リーダーの男は怯えた目で私を見ると、下っ端達を叩き起こして逃げる様に走り去って行った。
「カトリーヌ! 怪我はない?」
私は柱に縛られていたカトリーヌを解放してあげた。余程怖かったのか体が震えている。
「ありがとうロレッタ……助けてくれて……」
カトリーヌは涙を浮かべると私に抱きついて来た。フワフワの髪が鼻に当たってくすぐったい。それに何だか良い匂いがする。
「ねぇ、どうしてここが分かったの?」
「えっと……この白猫が教えてくれたの」
オッドアイの白猫はどこか誇らしげな表情で「にゃぁ~」っと鳴いた。
「助けてくれてありがとね。ねぇ、この子に名前をつけてあげようよ」
「そうだね……シャーロットとかはどうかな?」
白猫は私の顔を見上げると、嬉しそうにもう一度鳴き声を上げる。どうやら気に入ってくれたようだ。
「ロレッタお嬢様~ 何処にいるのですか~ ロレッタお嬢様! こんな所にいたのですね!」
とりあえず広場を離れようとすると、メイドさんが私を見つけて目を見開く。
「どうされたのですかその顔の傷は!? カトリーヌ様も首元を怪我されていますよ!」
「えっとこれは……」
とてもじゃないけど男共と喧嘩をして蹴散らした何て言えるはずがない。どうしたものかと悩んでいると、足元にシャーロットが寄り添ってきた。
「えっと……その……この猫を撫でようとしたら顔を引っ掻かれて……」
「私も触ろうとしたら首元をやられました……」
顔の怪我と首の怪我を猫のせいにすると、シャーロットは否定をする様に「にゃぁ! にゃぁ!」っと強く鳴いた。そしてプイッとそっぽを向くと、大通りの方に消えて行ってしまった。
「とりあえず傷の手当てをしますので帰りますよ」
「「は~い」」
私たちは声を揃えて返事をすると、メイドさんの後ろについて自宅に向かった。それにしてもあの白猫って……私がトラックに轢かれた時に助けようとした子だよね?
* * *
ユーゴ視点
「やべ……あの女はやばい……」
不良のリーダーのユーゴは、ガタガタと肩を震わせて怯えていた。
「リーダー、ロレッタは化け物ですよ!」
「謝りましょう! そうすれば命だけは助けてくれるはずです!」
子分たちが口々に弱音をはく。あの時放った火の魔法はやばかった。ほんの数センチでも横にずれていたら今頃丸焦げになって死んでいたはずだ……
「ちょっとあんた達! 何負けているのよ! 相手は女なのよ! 情けないと思わないの!」
どうやってロレッタに謝るか考えていると、事の原因のバーバラがやって来た。
「本当だらしないわね。それでもあんた達男なの!?」
事情を知らないバーバラの言葉にプツンっと俺の堪忍袋の緒が切れる。こっちは死にかけたんだぞ!?
「うるせーな! 文句があるなら自分でなんとかしやがれ!」
俺は荷物をまとめるとバーバラに背を向けて軽く手を振った。下っ端達も迷わずに俺の後ろに着いてくる。
「ちょっとあんた達! 逃げるつもり! 私を誰だと思っているの! 名誉ある家の令嬢なのよ!」
バーバラは必死に止めようとするが、俺は無視をした。もうこんな口だけの奴に言いなりになるのはごめんだ。
「覚えておきなさいロレッタ……必ず復讐してやる!!!!!!」
バーバラは歯軋りをすると腹の底から叫び声を上げた。
「ねぇ……私の大切な友達に何をしたの? 覚悟は出来てるよね?」
私は白猫を下ろすと指を鳴らして一歩前に出た。品のある落ち着いた令嬢なんてどうでもいい。もう許さない……
「覚悟? 何言ってるんだこいつ?」
男たちはゲラゲラとお腹を抑えて笑い転げる。
「お前、まさかこの状況で勝てると思ってるのか?」
下っぱの男が舐めた態度で近づいてくる。私は足元にあった石を手に取るとそいつの顔面に向かって投げつけた。
「痛っ! 何しやがるんだ!」
意表をついた攻撃に下っ端の男が一瞬怯む。その隙に私は一気に距離を詰めると、腕を掴んで足をかけて背良い投げをした。
「テメェー何しやが……うぐぅ!!」
別の下っ端が何かを言おうとしたが、その前に私の蹴りが男の急所にめり込んだ。男は体をくの字に曲げて情けない声を上げる。
「ほらどうしたの? 全員まとめてかかって来なさいよ!」
男たちの顔から笑みが消えて額から汗が流れ落ちる。残りの男たちは各々武器を取ると一斉に襲いかかってきた。
「調子に乗りやがって!」
「後悔しても遅いからな!」
男共は何やら呪文を唱えると杖をふりあげた。
「「「「ファイヤーボール!」」」」
大量の火の玉が私に向かって飛んでくる。なるほど、ここは異世界……当然の様に魔法が実在する。でも関係ない!
私は小刻みなステップで魔法を回避すると、目の前の男に回し蹴りを放った。男は後ろの瓦礫の山まで吹き飛ばされる。
「テメェーいい加減にしろ!」
次は2人の男が私の両手を捕まえてきた。まさかこれで捉えたつもり? 私は強引に拘束を解くとそのまま地面に2人を叩きつけた。残りはリーダーだけだ。
「おい、それ以上暴れたら友達がどうなっても知らないぞ!」
リーダーの男がカトリーヌの首元に刃物を当てる。しまった……下っ端たちに気を取られていた!
「ほら、良いのか? 友達を助けたかったら土下座して謝れよ!」
カトリーヌの首筋から一筋の血が流れる。私は地面に膝をついて土下座をした。
「やめてよロレッタ! 顔を上げて!」
「お前は黙っていろ!」
怒鳴られたカトリーヌは悔しそうに涙を浮かべて俯く。男は私の頭に足を乗せてゲラゲラと笑い声を上げた。
「さぁ、覚悟は出来ているよな!」
リーダーの男が私に杖を向ける。流石にこの距離はまずい! 固く目を閉じて痛みに耐えようとすると、オットアイの白猫が男の顔に飛びついた。
「シャァァァァ!!!」
「おい、何だこいつ! やめろ!」
白猫は小さな爪を立てて男の顔を引っ掻く。私はすぐに起き上がると地面に落ちていた杖を拾って呪文を唱えてみた。
「ファイヤーボール!」
杖の先が赤く光出す。そして巨大な火の玉がリーダーに向かって飛んで行った。えっ、うそ、私……魔法が使えるの!?
巨大な火の玉はリーダーのすぐ横を通り過ぎた。そして後ろの瓦礫が爆発音と共に粉々に吹き飛ぶ。これやばくない?
「おいおい、マジかよ……」
リーダーの男は怯えた目で私を見ると、下っ端達を叩き起こして逃げる様に走り去って行った。
「カトリーヌ! 怪我はない?」
私は柱に縛られていたカトリーヌを解放してあげた。余程怖かったのか体が震えている。
「ありがとうロレッタ……助けてくれて……」
カトリーヌは涙を浮かべると私に抱きついて来た。フワフワの髪が鼻に当たってくすぐったい。それに何だか良い匂いがする。
「ねぇ、どうしてここが分かったの?」
「えっと……この白猫が教えてくれたの」
オッドアイの白猫はどこか誇らしげな表情で「にゃぁ~」っと鳴いた。
「助けてくれてありがとね。ねぇ、この子に名前をつけてあげようよ」
「そうだね……シャーロットとかはどうかな?」
白猫は私の顔を見上げると、嬉しそうにもう一度鳴き声を上げる。どうやら気に入ってくれたようだ。
「ロレッタお嬢様~ 何処にいるのですか~ ロレッタお嬢様! こんな所にいたのですね!」
とりあえず広場を離れようとすると、メイドさんが私を見つけて目を見開く。
「どうされたのですかその顔の傷は!? カトリーヌ様も首元を怪我されていますよ!」
「えっとこれは……」
とてもじゃないけど男共と喧嘩をして蹴散らした何て言えるはずがない。どうしたものかと悩んでいると、足元にシャーロットが寄り添ってきた。
「えっと……その……この猫を撫でようとしたら顔を引っ掻かれて……」
「私も触ろうとしたら首元をやられました……」
顔の怪我と首の怪我を猫のせいにすると、シャーロットは否定をする様に「にゃぁ! にゃぁ!」っと強く鳴いた。そしてプイッとそっぽを向くと、大通りの方に消えて行ってしまった。
「とりあえず傷の手当てをしますので帰りますよ」
「「は~い」」
私たちは声を揃えて返事をすると、メイドさんの後ろについて自宅に向かった。それにしてもあの白猫って……私がトラックに轢かれた時に助けようとした子だよね?
* * *
ユーゴ視点
「やべ……あの女はやばい……」
不良のリーダーのユーゴは、ガタガタと肩を震わせて怯えていた。
「リーダー、ロレッタは化け物ですよ!」
「謝りましょう! そうすれば命だけは助けてくれるはずです!」
子分たちが口々に弱音をはく。あの時放った火の魔法はやばかった。ほんの数センチでも横にずれていたら今頃丸焦げになって死んでいたはずだ……
「ちょっとあんた達! 何負けているのよ! 相手は女なのよ! 情けないと思わないの!」
どうやってロレッタに謝るか考えていると、事の原因のバーバラがやって来た。
「本当だらしないわね。それでもあんた達男なの!?」
事情を知らないバーバラの言葉にプツンっと俺の堪忍袋の緒が切れる。こっちは死にかけたんだぞ!?
「うるせーな! 文句があるなら自分でなんとかしやがれ!」
俺は荷物をまとめるとバーバラに背を向けて軽く手を振った。下っ端達も迷わずに俺の後ろに着いてくる。
「ちょっとあんた達! 逃げるつもり! 私を誰だと思っているの! 名誉ある家の令嬢なのよ!」
バーバラは必死に止めようとするが、俺は無視をした。もうこんな口だけの奴に言いなりになるのはごめんだ。
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