元カレが社内で迫ってくる

みつきみつか

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第四章 屋上、夜

六 腕時計(※)

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 臨時枕にうつ伏せて、高岡主任の手が気持ちよくてぼんやりしていたら、高岡主任はその手で俺のうなじをつつつと辿り、シーツの中で背骨を撫で下ろしてくる。
 昨日もたくさん触れられて、くすぐったい感覚よりも、指がなかに入ってきたり、俺を容赦なく掴んだり、指の腹でいたるところをいじられたりを思い出してしまう。
 高岡主任は静かに起き上がって、俺の背中に唇を寄せてくる。くすぐったい。

「徹平くん……」
「修さん」
「おはよ」
「おはようです」

 何時なんだろう、今。きょろきょろ見回したけれど壁やわかりやすい位置には時計がなさそう。
 ベッドボードに革ベルトの腕時計があったので手に取る。
 シンプルな盤を覗くと昼前だ。
 セックスが終わって、眠すぎる頭でシャワーをなんとか浴びて、高岡主任がベッドシーツを交換して、寝たんだ。
 たぶんあれ、明け方だったなぁ。

「やば、この腕時計、高岡主任の」

 俺はそうっとベッドボードに戻した。こんなに無造作に置かれると困るよ。高価そう。
 高岡主任は、俺が置いた腕時計をとって、なにを思ったか、俺の左手首に巻いている。

「あげる」
「えっ」
「断らないで。受け取って」
「ひゃー、かっこいい……」
「大切にしてね」
「一生の相棒にします」
「本当? 嬉しいな」

 腕時計のついていない右腕を背中に回させられて、臀部を掴んでくる。昨日、高岡主任にたっぷりやられたあそこは、まだゆるんでいる感覚。
 高岡主任がローションを垂らしている。

「えっ、高岡主任」
「修」
「修さん、昨日あんなにしたのに」
「朝勃ちしちゃった。朝ごはんの前に少ししたいな。徹平くん疲れてるでしょ。寝てていいよ」

 寝てていいといっても、高岡主任の長い中指が穴のふちを愛撫して、くすぐったさとぬるぬる感に耐えていると、つぷ、と指先が入ってくる。
 昨日蹂躙されて開いているそこを指の腹で押されていると、高岡主任のペニスを挿れる準備をされてるんだなと考えてしまって興奮してしまう。
 指の出し入れが入念で、深くまでこないのが、なおさら、あの太いので貫かれると、もっと奥までみっちり満たされるのに、と思わせられる。

「んっ、んっ」
「なか、ひくひくしてる。やわらかいね」

 高岡主任が勃起したそれをずぶ、と挿入してきて、「あっ、はや」と逃げようとしたのに、腰をしっかり掴まれて、逃げられなかった。
 長いペニスを上から刺してくる。

「んう、ん、っ」
「ゆっくり挿れるね。ごめん、つながるのが好き。犯したい」

 こんなに絶倫だったっけ。
 ゆっくり入ってくるけど、なんだか、激しくする前の焦れるようなゆっくりさというか。丁寧に味わうような動きだ。

「あ、ひ、……お、おっきい」
「徹平くん……っ」
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