その冷たいまなざしで

ココ

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優人目線 4

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昼休みに 先週 紗奈と会ってから あの感情はなんだったのか 

そればかり考えていた。

「なーんかぼうっとしてるなあ。」

と 声を掛けられ。

野田の顔をじいっと見つめながら こいつの彼女の友達って事は

こいつは紗奈の事をよく知ってるのかと。

「え、お おい 何だよ。俺に目覚めたとか止めてくれよ?」

何も言わず 見つめる俺にちんぷんかんぷんな事を言い出した。

俺は聞かずにおられず

「なあ あの岡崎って子 どんな子?」

それも直球で。

野田は意外な 表情の後 

「どんな意味で?何かあった?」

黙っている俺に

「いい子だと思うよ。綺麗というよりかわいいよなあ。

高校短大と真美と同じで。あ 意外に付き合った事がないって。」

「へえ。」
“綺麗というよりかわいい“ ねえ。


俺の見た彼女は 髪がふんわり長くて

肌は 白くて頬と唇は綺麗なピンクで

目は意外にしっかり相手をとらえ 子供みたいに澄んだ瞳で。

触れたくなるほど 全てに惹き付けられて

        笑顔が 飛びきり素敵だった。





ー やっぱり気になる。

そう思った俺は 野田にセッティングをお願いした。

俺以外と接する彼女も見て見たくて。

、、、紗奈に 会いたくて。

野田は 信じられないと言うような表情を浮かべ

その後

にやりと笑った。




バーに行くと

紗奈と野田カノは俺と野田に軽く挨拶をして

にこやかに俺たちをその輪に招き入れた。


今 そのセッティングの席で 左に座る彼女を俺の右側が異常に意識して

やたら落ち着かない。

ああ 彼女から いいにおいがするせいか。

そんな俺に 気がついてか 野田がニヤニヤして気持ち悪い。

ああ 向かいに座れば良かったと。

その割りに隣に居ることに 満足している。

困惑してる俺に

「次 何か飲みますか?」

と 紗奈が注文のついでに声をかけてきた。  

紗奈は 包み込むようにやさしく微笑む。

残念なことに俺以外にも。


次は せめてもの悪足掻きに 爽やかなレモンジュース入りの
俺にしてはやや甘口の ジンバックを頼んだ。

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