その冷たいまなざしで

ココ

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見えた本当の心 紗奈 15 

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真っ赤になりながら。 
ずっとモヤモヤして数回のメールでしか
連絡をとってなかったのに 今 どうして 顎を掴まれてる?

速水さんって 混ぜて とかかわいい事 言うんだ。

いや それよりスキルアップの勉強をと思い出し

「待って。速水さん 私 山根さんの話が聞きたいから。」

そう告げると
超絶不機嫌な冷たい目と空気で私を見下ろた。

「速水さんが....へえ。」

そういった山根さんに
今更ながら二人が知り合いなのに気がついた。

山根さんが速水さんに何やら問いかけている。

「ああ 川辺にアイツがこの店を紹介してもらって。
 川辺が他のヤツと偶然来たら 紗奈が懇親会に来てるって。」

どうやら アイツとは 吉川さんの事で。

「紗奈ちゃん。」

山根さんが言うと 速水さんの眉がピクリと上がり
山根さんがもう一度驚いて その後私に向き直って言った。

「紗奈ちゃん 速水さんは会社の2年先輩で...かなり有名人だから。
 後は 速水さんに教えてもらったらいいよ。」

とニッコリして。
速水さんの方を見て 頭を下げてから
私に手を振って 席を立った。

あう.....と すがる気持ちにで見ていたけれど 
速水さんが苛立った声で私を呼ぶ。

「紗奈」

振り替えると

「紗奈 懇親会なら邪魔しない様にと思ったけど。
 俺に聞ける事ならもういいよな。」

と言って 手を取って出て行こうとして振り返り。
愛さん彼氏に「悪かったな。抜けさせて。」
と 少し微笑みながら 鋭い眼差しで言った。

気のせいか 愛さん彼氏以外の人もゴクリと唾をのんだ様に見えた。

速水さんは 私の肩を抱くようにし 多分 頭にやさしくキス
した。そんな感触がして。
私は 真っ赤に慌てるしかなくて。

自意識過剰なのか
そこにいる人達みんなの視線が集まっている様な気がした。
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