1 / 1
菊の花弁を数える
しおりを挟む
雨の日は嫌いだった。暗いところも嫌いだった。独りも、寂しかった。
旅行は嫌いだった。誕生日も嫌いだった。大勢でいても、寂しかった。
怒られるのは怖かった。次こそなんて思えなかったから。
褒められるのも怖かった。きっとそのうち当たり前になるから。
喜ぶのは嫌いだった。もう落ち込めないから。
悲しむのは嫌いだった。誰かが辛い証拠だから。
笑うのが嫌いだった。疲れてしまうから。
泣くのも嫌いだった。隣に誰もいないから。
働くのは嫌いだった。お金だけじゃ何もできないから。
でも何もしない自分も嫌だから靴を履いた。
暗い歌は嫌いだった。終わらせてしまいたくなるから。
明るい歌も嫌いだった。ただの綺麗事にしか聞こえなかったから。
写真は嫌いだった。今を生きたくなくなるから。
絵は嫌いだった。現実から逃れられてしまうから。
本は嫌いだった。起承転結があるから。
寝る時が怖かった。明日が来てしまうから。
起きる時が怖かった。このまま覚めたくなかったから。
子供は嫌いだった。何も知らない輝いたものだけ目指すから。昔の自分を思い出してしまって。
大人も嫌いだった。現実しか見させてくれないから。得をする生き方しか考えないから。そんな大人にもなれやしなかったから。
海は嫌いだった。綺麗なものなのに、水面に映る自分から目をそらしたくなったから。
山は嫌いだった。やっとの思いで登って見えた景色は曇天の空だったから。
学校は嫌いだった。長けたものが何もなかったから。スポットライトは持っている側だったから。
社会も嫌いだった。個性なんて握りつぶされて、周りに合わせて差を出していくしかなかったから。出る杭は打たれるなんて言葉が似合う世界だったから。打たれもしない自分はもっと嫌になった。
恋愛は嫌いだった。この一歩がもしかしたら友達にも戻れない関係になるかもしれないと思うと、踏み出せなかった。
友情は嫌いだった。自分の一番の人の一番になりたがって、そうでもない人の一番にもなりたがって、八方美人になって、楽しいはずの会話も、遊びも、電話も、全て視線が怖くなって、勝手に自分を追い詰めるから。
「ごめん」は嫌いだった。許さなきゃいけない気がしたから。取り繕った「ごめん」もわかってしまったから。
「ありがとう」は怖かった。これからもしなきゃいけない気がするから。ずっと頑張ってなきゃ呆れられてしまいそうだから。
努力は嫌いだった。報われなかった時耐えられないから。侮る声が聞こえてしまうから。
怠けるのは嫌いだった。何も手に入らないから。味方なんていないから。
春は嫌いだった。また始まってしまうから。満開の桜が恐怖でしかなかった。
夏は嫌いだった。はしゃぐ人たちを横目に虚しくなったから。どうせ変わらない今日だから。7日間を生きる蝉に憧れてしまった。
秋は嫌いだった。だんだん伸びてくる袖に、自分を隠したくなった。真上の朱色の葉を眺めて、枯葉を手に取った。
冬は嫌いだった。欲しいものは貰うんじゃなくて自分で手に入れなきゃいけないと知ったから。
今年も怖ければ、来年だって怖かった。
道徳は嫌いだった。間違いなんてありませんって嘘をつくから。
花は嫌いだった。いつか枯れてしまうから。
猫や犬も嫌いだった。いつか死んでしまうから。
失ってしまうものを手にする勇気はなかったから。
ネットは嫌いだった。その向こうに人がいるなんて信じたくなかったから。殺人鬼まみれの世界に踏み入れたくなかった。
ヒーローは嫌いだった。良い人って存在になってる彼らを「ずるい」なんて思ってしまう自分が嫌いだった。
悪役は嫌いだった。どうせ正義のヒーローに倒されるから。だったら周りの傍観者になればいいのになんて思った。
電車は嫌いだった。体を投げ出したくなるから。遅れた電車に舌を打つ大人に震えた。
テレビは嫌いだった。綺麗なところだけ映すから。自分たちの思うように作れるから。
自慢話は嫌いだった。自分の持ってないものを突き付けられて嫌になった。
苦労話も嫌いだった。「私の方が」なんて競ってくるから。こっちの辛さも知らないくせに。
ゲームは嫌いだった。コンティニューなんて選択肢があるから。馬鹿馬鹿しく望んでしまう。
幽霊は嫌いだった。そもそも信じてなかった。いるのなら引きずり込んで欲しかった。
協調性が嫌いだった。発言力のない人が合わせるだけだから。
積極的も嫌いだった。どうせ意見なんて言わないほうがいいから。頷いとくのが一番って覚えたから。
喧嘩が嫌いだった。どうせすぐ冷めるから。それなのに思ってもない言葉をぶつけるから。そんな幼稚な自分が嫌だった。
いじめも、教師も、先輩も、上司も、会社も、カフェも、お墓も、趣味も、特技も、船も、病気も、人気者も、畑も、踏切も、多数決も、自殺志願も、鬼ごっこも、かくれんぼも、手紙も、お月見も、約束も、花火も、名前も、サイコロも、幻想も、現実も、スタートも、ゴールも、今日も、昨日も、明日も。
ふと思い返してみると、すべてが嫌いだった。怖かった。
それでも、誰も理解なんてしてくれなかった。
自分でもただのわがままだと思った。
画面越しの文章で書かれた人生より酷じゃないかもしれない。
友達もいる。相談できる親友もいる。
家族にだって恵まれてる。
いじめられてるわけじゃない。
好きな人だっている。
この人生じゃないと出来なかったことだってある。
でもふとした時に消えてしまいたくなる。
いっそのこと生まれなきゃよかったなんて思う。
これといった理由がなくても些細なことがぎちぎちと首を絞めてくる。
そうやって勝手に孤独を感じたときに聞こえてくる周りの声で、また生きたいと思ってしまう。
こんな優柔不断な人生に少し疲れてしまったみたいだ。
でもやっぱり死ぬのは少し怖かった。
ずっと怖かった。
夢を持つのが怖かった。
夢を目指すのが怖かった。
だけど願ってしまった。
どれだけ外野に揶揄されたって僕の生きる理由だったから。
死ねない一つのわけだったから。
死にたくない一つの理由だったから。
全てが嫌いな自分を嫌いになった。
誰かの誰かになりたかった。
そういう人が羨ましかった。
汗水垂らして働いた。理不尽な大人もいた。
それでも目の前の夢を見た。
暗い歌を聞いた。寄り添ってくれるような曲に暗い部屋ですすり泣いた。
明るい曲を聞いた。どん底でも背中を押してくれるような曲に立ち上がった。
思い出をその時間ごと写真に収めてしまうようなカメラマンが。
伝えたいことを言葉ではなく絵で表現する画家が。
別世界で物語を進める、その本の人生で伝える小説家が。
そんな人たちが羨ましかった。
そういう人になりたくなった。
ずっと嘆いてるだけの人生をやめたくなった。
白球を追いかけている子を見た。その横で声を出しているコーチを見た。
子供みたいに夢を持って、声をあげて応援できるような大人になりたくなった。
思ってもない「ごめん」が嫌いでも
当たり前のように思ってる「ありがとう」が嫌いでも
それでも素直に言える人になりたくなった。
努力を努力と思わなくなった。たとえ報われなくても、後悔はしたくなかった。
ヒーローになりたかった。目指そうともしないやつが、ずるいなんて思うことが恥ずかしくなった。
悪役も悪役なりの正義があるんだと知った。
善と悪を決める難しさを知った。
辛いときはどん底まで落ち込んだっていいんだと思った。
泣いたっていいと思った。弱音を言ったっていいと思った。
ネットで支えてくれるフォロワーに出会えた。
その向こうに人がいると思うと嬉しかった。
昨日も今日も泣いたから明日はもう泣きたくない。
明日を期待するだけじゃダメだと気づいた。
勝手に羨んだあの人も、勝手に妬んだあの人も、きっと嫌いなあいつだって汗を流して涙を拭ったはず。
妬んで終わるか。手を伸ばそうとするか。
目指そうともしないで愚痴をこぼすだけか。
本気で追うか。
桜を見て死にたくないと思った。
海に映る自分を見て生きたくなった。
紅葉と枯葉。どちらも綺麗で美しかった。
真っ白な雪に体を沈めて生きてるを実感した。
すぐ生きたいと思ってしまう自分も、少し嫌いだ。
旅行は嫌いだった。誕生日も嫌いだった。大勢でいても、寂しかった。
怒られるのは怖かった。次こそなんて思えなかったから。
褒められるのも怖かった。きっとそのうち当たり前になるから。
喜ぶのは嫌いだった。もう落ち込めないから。
悲しむのは嫌いだった。誰かが辛い証拠だから。
笑うのが嫌いだった。疲れてしまうから。
泣くのも嫌いだった。隣に誰もいないから。
働くのは嫌いだった。お金だけじゃ何もできないから。
でも何もしない自分も嫌だから靴を履いた。
暗い歌は嫌いだった。終わらせてしまいたくなるから。
明るい歌も嫌いだった。ただの綺麗事にしか聞こえなかったから。
写真は嫌いだった。今を生きたくなくなるから。
絵は嫌いだった。現実から逃れられてしまうから。
本は嫌いだった。起承転結があるから。
寝る時が怖かった。明日が来てしまうから。
起きる時が怖かった。このまま覚めたくなかったから。
子供は嫌いだった。何も知らない輝いたものだけ目指すから。昔の自分を思い出してしまって。
大人も嫌いだった。現実しか見させてくれないから。得をする生き方しか考えないから。そんな大人にもなれやしなかったから。
海は嫌いだった。綺麗なものなのに、水面に映る自分から目をそらしたくなったから。
山は嫌いだった。やっとの思いで登って見えた景色は曇天の空だったから。
学校は嫌いだった。長けたものが何もなかったから。スポットライトは持っている側だったから。
社会も嫌いだった。個性なんて握りつぶされて、周りに合わせて差を出していくしかなかったから。出る杭は打たれるなんて言葉が似合う世界だったから。打たれもしない自分はもっと嫌になった。
恋愛は嫌いだった。この一歩がもしかしたら友達にも戻れない関係になるかもしれないと思うと、踏み出せなかった。
友情は嫌いだった。自分の一番の人の一番になりたがって、そうでもない人の一番にもなりたがって、八方美人になって、楽しいはずの会話も、遊びも、電話も、全て視線が怖くなって、勝手に自分を追い詰めるから。
「ごめん」は嫌いだった。許さなきゃいけない気がしたから。取り繕った「ごめん」もわかってしまったから。
「ありがとう」は怖かった。これからもしなきゃいけない気がするから。ずっと頑張ってなきゃ呆れられてしまいそうだから。
努力は嫌いだった。報われなかった時耐えられないから。侮る声が聞こえてしまうから。
怠けるのは嫌いだった。何も手に入らないから。味方なんていないから。
春は嫌いだった。また始まってしまうから。満開の桜が恐怖でしかなかった。
夏は嫌いだった。はしゃぐ人たちを横目に虚しくなったから。どうせ変わらない今日だから。7日間を生きる蝉に憧れてしまった。
秋は嫌いだった。だんだん伸びてくる袖に、自分を隠したくなった。真上の朱色の葉を眺めて、枯葉を手に取った。
冬は嫌いだった。欲しいものは貰うんじゃなくて自分で手に入れなきゃいけないと知ったから。
今年も怖ければ、来年だって怖かった。
道徳は嫌いだった。間違いなんてありませんって嘘をつくから。
花は嫌いだった。いつか枯れてしまうから。
猫や犬も嫌いだった。いつか死んでしまうから。
失ってしまうものを手にする勇気はなかったから。
ネットは嫌いだった。その向こうに人がいるなんて信じたくなかったから。殺人鬼まみれの世界に踏み入れたくなかった。
ヒーローは嫌いだった。良い人って存在になってる彼らを「ずるい」なんて思ってしまう自分が嫌いだった。
悪役は嫌いだった。どうせ正義のヒーローに倒されるから。だったら周りの傍観者になればいいのになんて思った。
電車は嫌いだった。体を投げ出したくなるから。遅れた電車に舌を打つ大人に震えた。
テレビは嫌いだった。綺麗なところだけ映すから。自分たちの思うように作れるから。
自慢話は嫌いだった。自分の持ってないものを突き付けられて嫌になった。
苦労話も嫌いだった。「私の方が」なんて競ってくるから。こっちの辛さも知らないくせに。
ゲームは嫌いだった。コンティニューなんて選択肢があるから。馬鹿馬鹿しく望んでしまう。
幽霊は嫌いだった。そもそも信じてなかった。いるのなら引きずり込んで欲しかった。
協調性が嫌いだった。発言力のない人が合わせるだけだから。
積極的も嫌いだった。どうせ意見なんて言わないほうがいいから。頷いとくのが一番って覚えたから。
喧嘩が嫌いだった。どうせすぐ冷めるから。それなのに思ってもない言葉をぶつけるから。そんな幼稚な自分が嫌だった。
いじめも、教師も、先輩も、上司も、会社も、カフェも、お墓も、趣味も、特技も、船も、病気も、人気者も、畑も、踏切も、多数決も、自殺志願も、鬼ごっこも、かくれんぼも、手紙も、お月見も、約束も、花火も、名前も、サイコロも、幻想も、現実も、スタートも、ゴールも、今日も、昨日も、明日も。
ふと思い返してみると、すべてが嫌いだった。怖かった。
それでも、誰も理解なんてしてくれなかった。
自分でもただのわがままだと思った。
画面越しの文章で書かれた人生より酷じゃないかもしれない。
友達もいる。相談できる親友もいる。
家族にだって恵まれてる。
いじめられてるわけじゃない。
好きな人だっている。
この人生じゃないと出来なかったことだってある。
でもふとした時に消えてしまいたくなる。
いっそのこと生まれなきゃよかったなんて思う。
これといった理由がなくても些細なことがぎちぎちと首を絞めてくる。
そうやって勝手に孤独を感じたときに聞こえてくる周りの声で、また生きたいと思ってしまう。
こんな優柔不断な人生に少し疲れてしまったみたいだ。
でもやっぱり死ぬのは少し怖かった。
ずっと怖かった。
夢を持つのが怖かった。
夢を目指すのが怖かった。
だけど願ってしまった。
どれだけ外野に揶揄されたって僕の生きる理由だったから。
死ねない一つのわけだったから。
死にたくない一つの理由だったから。
全てが嫌いな自分を嫌いになった。
誰かの誰かになりたかった。
そういう人が羨ましかった。
汗水垂らして働いた。理不尽な大人もいた。
それでも目の前の夢を見た。
暗い歌を聞いた。寄り添ってくれるような曲に暗い部屋ですすり泣いた。
明るい曲を聞いた。どん底でも背中を押してくれるような曲に立ち上がった。
思い出をその時間ごと写真に収めてしまうようなカメラマンが。
伝えたいことを言葉ではなく絵で表現する画家が。
別世界で物語を進める、その本の人生で伝える小説家が。
そんな人たちが羨ましかった。
そういう人になりたくなった。
ずっと嘆いてるだけの人生をやめたくなった。
白球を追いかけている子を見た。その横で声を出しているコーチを見た。
子供みたいに夢を持って、声をあげて応援できるような大人になりたくなった。
思ってもない「ごめん」が嫌いでも
当たり前のように思ってる「ありがとう」が嫌いでも
それでも素直に言える人になりたくなった。
努力を努力と思わなくなった。たとえ報われなくても、後悔はしたくなかった。
ヒーローになりたかった。目指そうともしないやつが、ずるいなんて思うことが恥ずかしくなった。
悪役も悪役なりの正義があるんだと知った。
善と悪を決める難しさを知った。
辛いときはどん底まで落ち込んだっていいんだと思った。
泣いたっていいと思った。弱音を言ったっていいと思った。
ネットで支えてくれるフォロワーに出会えた。
その向こうに人がいると思うと嬉しかった。
昨日も今日も泣いたから明日はもう泣きたくない。
明日を期待するだけじゃダメだと気づいた。
勝手に羨んだあの人も、勝手に妬んだあの人も、きっと嫌いなあいつだって汗を流して涙を拭ったはず。
妬んで終わるか。手を伸ばそうとするか。
目指そうともしないで愚痴をこぼすだけか。
本気で追うか。
桜を見て死にたくないと思った。
海に映る自分を見て生きたくなった。
紅葉と枯葉。どちらも綺麗で美しかった。
真っ白な雪に体を沈めて生きてるを実感した。
すぐ生きたいと思ってしまう自分も、少し嫌いだ。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
お好きになさって下さい、私は一切気にしませんわ
Kouei
恋愛
婚約者のクレマンド様は、いつも私との約束を破ってばかり。
理由は決まって『従妹ライラ様との用事』
誕生日会にすら来なかった彼に、私はついに告げた。
「どうぞ、私以外のご令嬢をエスコートするなり、お出かけするなり、関係を持つなり、お好きになさって下さい。私は一切気にしませんわ」
二人の想いは、重なり合えるのだろうか ……
※他のサイトにも公開しています。
【1話完結】あなたの恋人は毎夜わたしのベッドで寝てますよ。
ariya
ファンタジー
ソフィア・ラテットは、婚約者アレックスから疎まれていた。
彼の傍らには、いつも愛らしい恋人リリアンヌ。
婚約者の立場として注意しても、アレックスは聞く耳を持たない。
そして迎えた学園卒業パーティー。
ソフィアは公衆の面前で婚約破棄を言い渡される。
ガッツポーズを決めるリリアンヌ。
そのままアレックスに飛び込むかと思いきや――
彼女が抱きついた先は、ソフィアだった。
本物の夫は愛人に夢中なので、影武者とだけ愛し合います
こじまき
恋愛
幼い頃から許嫁だった王太子ヴァレリアンと結婚した公爵令嬢ディアーヌ。しかしヴァレリアンは身分の低い男爵令嬢に夢中で、初夜をすっぽかしてしまう。代わりに寝室にいたのは、彼そっくりの影武者…生まれたときに存在を消された双子の弟ルイだった。
※「小説家になろう」にも投稿しています
冷遇王妃はときめかない
あんど もあ
ファンタジー
幼いころから婚約していた彼と結婚して王妃になった私。
だが、陛下は側妃だけを溺愛し、私は白い結婚のまま離宮へ追いやられる…って何てラッキー! 国の事は陛下と側妃様に任せて、私はこのまま離宮で何の責任も無い楽な生活を!…と思っていたのに…。
婚約破棄から50年後
あんど もあ
ファンタジー
王立学園の卒業パーティーで、王子が婚約者に婚約破棄を宣言した。王子は真に愛する女性と結ばれ、めでたしめでたし。
そして50年後、王子の孫の王子は、婚約破棄された女性の孫と婚約する事に。そこで明かされた婚約破棄の真実とは。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる