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第1章 ハッピーエンドは幻夢の如く
第9話 日本の現状と、思わぬ再会
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・・9・・
「日本地図をご覧下さい。七月二九日。世界各所で現れた門と同じように、日本には千葉県銚子市と北海道釧路市に出現しました」
「今からちょうどほぼ二ヶ月前ですね。厄介な二箇所だ……」
「ええ、軍全体の認識も孝弘さんと同じで、事実初日から地獄の様相を呈しました。いずれの出現地点も、市街地から数キロしか離れていなかったからです。最初に現れたのは、CTでした。その数、僅か数時間で約二〇〇〇〇……」
この時ばかりかは福地少尉の表情も陰り、四人は無言になる。
戦場に身を投じた四人ならその光景を想像するのは難くない。市街地の近辺にあのような化け物が有象無象と現れれば、さぞ地獄であっただろう。
「勿論、我々軍は即応可能な部隊をすぐさま向かわせ迎撃体制を整えました。さらに陸空魔法や軍海兵隊を次々に前線へ投入。この頃はまだ報道もされていましたし、ネットで地区レベルまで現状が個人間でも伝えられていました。軍自体も事態発生から一週間までは善戦出来ていたのです。少なくとも民間人の避難をさせる時間は多少なりとも稼げていました」
「稼げていたということは……、あぁ……、結果がこの地図ってわけか……。そういうことですよね、福地少尉」
小さくクソッ、と悪態をついた大輝に福地少尉は頷いた。
それから福地少尉が語った内容はこうだった。
事態発生から一週間が経っても敵生命体の数は一向に減ることが無く、むしろ増加の一途を辿っていた。CTについては魔法を使わないから接近さえ許さなければ良かったが、相手は津波の如く次々と押し寄せてくる。初期に投入された部隊と次に投入された部隊が消耗するにつれて、戦線は所々で穴が開き始めたのである。
本来であればここで戦力を関東へ集中させたいところであったが、戦線は北海道にもありこちらの方が事態は深刻。道民を全員本州へ避難させるには時間も人も足りない状況でやりくりせねばならず、その為に前線に投入すべき戦力についても北海道の北部方面軍だけでは到底足りず、援軍を北海道にも向けなければならなくなる。
北海道を見捨てる訳にはいかず二正面作戦を強いられているのだから、戦力は二つに分けなければならない。これで敵の数が減れば耐えられただろう。
だが、敵は増えていった。
その結果……。
「二週間が経過した頃、道東及び道北の一部は被占領。道北全体と道央の一部を放棄して戦線は、日高山脈を境にした部分と旭川、留萌周辺となりました。さらに関東も房総半島及び茨城県を放棄。戦線を利根川としました。ここまではギリギリ報道されています」
「でも、それでは終わらなかったわけですね」
「はい、孝弘さん。少将閣下からこれをお伝えして良いと許可を得ているのでお話しますが、この時、統合参謀本部では敵策源地への攻撃を決定しました。根を絶やす、という目的は間違っておりません。私は今でもそう思っています」
「自分もここまでの話を聞いていれば、ベストとは言わなくてもベターだと思いますよ。しかし、話を聞くに結果は芳しく無かったようですね」
「その通りです。今もそうですが、敵には海軍戦力が確認されなかった。ですから海軍空母艦載機部隊と空軍戦術爆撃部隊及び護衛戦闘機部隊による連合部隊。さらには近接航空部隊として、飛行魔法兵による魔法機動航空部隊も編成され、銚子及び釧路への戦術爆撃が実行されました。この時までに一部戦闘機部隊による対地爆弾攻撃は行われていましたが、魔法障壁のようなものに阻まれ成果があまり無かったとの報告がありましたから、強力な爆弾も用意しました。『二八式魔法障壁貫通型爆弾』です」
補足だが、福地少尉の言う魔法機動航空部隊とは魔法軍の中でもハイレベルの能力者――能力者はランクで能力が分けられており、S・A+・A・A-・B+・B・B-・C・Dとなっている――が行使可能で、魔法科学が発達した現代では通称『機械妖精の羽』という飛行魔法発動用魔導機器で戦闘機の巡航速度並の飛行を行えるようになっている。強力である反面、適合者は魔法軍全体でも一割かそれ以下で少ないので、日本だけでなく世界でも貴重な戦力とみなされている。
三軍による飛行科連合部隊による作戦。さらには大型爆弾に類される『二八式魔法障壁貫通型爆弾』の使用。仮想敵国が上陸した場合に想定される作戦ですら切り札の一枚として使われる爆弾を投入したのである。ところが。
「ですが、作戦は失敗しました。結論から言えば、海軍空母艦載機部隊と空軍戦闘機部隊は二割を喪失。戦術爆撃機部隊は三割を喪失。そして、飛行魔法科部隊は三割半の喪失です」
「そんな……」
知花は思わず口を手で覆う。福地少尉は話を続けた。
「銚子と釧路近辺には強力な魔法ジャミングがかけられていただけでなく、我々の想定以上に魔法障壁が分厚かった……。魔法障壁貫通型爆弾のお陰で魔法障壁こそ破れたましたが、その先に待っていたのは、想像を絶する対空攻撃でした。二週間の間に、宣戦布告を行ってきた、いわゆる理性のある高度生命体が既に師団レベル以上に部隊配置を終えていたのです……。得られた情報によれば、作戦部隊だけでなく橋頭堡構築に十分な設備も作られていたと……。結局のところ、作戦は失敗でした。これまで謎だった高度生命体の方についての情報が多少は得られたので収穫がゼロではありませんでしたが、犠牲と釣り合わなかった……」
福地少尉はしきりに地図の銚子の位置を指でトントン、トントンと強く叩きながら言った。
「あとはこの地図の通りですね。事態発生から半月後、東京陥落。事態発生から一ヶ月後半後、藤沢八王子線まで陥落。そして今、戦線はここ富士富士宮、さらには山梨県がほぼ被占領となったと……」
「北側はさらに悲惨です。北海道は先の通り既に全道の半分以上は敵の手に落ちました。また、東日本太平洋側は既に盛岡まで侵攻されました。日本海側への侵攻は急峻な地形を活用してなんとか止めてはいますが、福島や仙台から山形方面へ、山梨方面や群馬方面から長野中部や北部への侵攻は時間の問題かと……。ここがやられてしまうと新潟以北の日本海側が遮断されるので、必死に食い止めていますが……。既に日本軍は全戦力の一割半を喪失しました。どこまで持つか……」
孝弘は福地少尉の話を聞いて、世界だけでなく日本の戦況が刻一刻と悪化していることを感じざるを得なかった。
異世界からの侵略者が技術的に遅れていたのならばこうはならなかっただろう。日本は経済面だけでなく魔法科学面や軍事面でも世界で一〇番以内に入る国だからである。
だが、侵略者の魔法技術力は今の話だとこちらと同等か転移門に至ってはこちらより上だと考えられる。そもそもが日本と合わせて二〇箇所も転移門を開いた相手だ。一筋縄でいくわけがなく、故に今なのだろう。
(アルストルムから帰還して地元に帰ろうと思っていただけなのに、とんでもないことになっているなんてな……。家族の安否が凄く気になるけれど、この混乱下じゃ聞いても期待薄だろうし、恐らくだけど、俺達四人は何か期待されているように思える。アルストルムの時と似た雰囲気を、感じるんだよ……。)
孝弘は心中で独りごちるが、口には出さなかった。とても言える雰囲気で無かった事もあるが、古川少将が来れば分かる話であったからである。
だから孝弘は当たり障りの無い言葉を発することにした。
「お話頂きありがとうございます。状況は大体掴めました」
「いえ。今の状況は知るべきですから。――どうやら間もなく古川少将閣下が到着されるようです。皆さんは民間人ですからあまり畏まらなくても結構ですよ」
いや、さすがに無理だろ。少将閣下だぞ。
と四人は苦笑いするものの、一応は頷く。
すると、確かにすぐにその人物は現れた。
「すまない。所用で遅れてしまっ――」
「ほ、本当だ……。本当に、本当に……」
だが、四人にとって驚くべきことは、古川少将の隣にいた二十代後半の男性士官の顔だったし、その男性士官は彼等の顔を見るなり驚愕し、そのあまりに書類を落としてしまった。
「皆、生きていたのか……!!!!」
『豊川(くん)!?!?』
くんを付けたのは知花。他三人は呼び捨てだった。
まあそういう反応になるだろうなという顔つきをしていた古川少将の隣にいたのは、四人が大学時代に親しくしていた、豊川翔吾だった。
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「今からちょうどほぼ二ヶ月前ですね。厄介な二箇所だ……」
「ええ、軍全体の認識も孝弘さんと同じで、事実初日から地獄の様相を呈しました。いずれの出現地点も、市街地から数キロしか離れていなかったからです。最初に現れたのは、CTでした。その数、僅か数時間で約二〇〇〇〇……」
この時ばかりかは福地少尉の表情も陰り、四人は無言になる。
戦場に身を投じた四人ならその光景を想像するのは難くない。市街地の近辺にあのような化け物が有象無象と現れれば、さぞ地獄であっただろう。
「勿論、我々軍は即応可能な部隊をすぐさま向かわせ迎撃体制を整えました。さらに陸空魔法や軍海兵隊を次々に前線へ投入。この頃はまだ報道もされていましたし、ネットで地区レベルまで現状が個人間でも伝えられていました。軍自体も事態発生から一週間までは善戦出来ていたのです。少なくとも民間人の避難をさせる時間は多少なりとも稼げていました」
「稼げていたということは……、あぁ……、結果がこの地図ってわけか……。そういうことですよね、福地少尉」
小さくクソッ、と悪態をついた大輝に福地少尉は頷いた。
それから福地少尉が語った内容はこうだった。
事態発生から一週間が経っても敵生命体の数は一向に減ることが無く、むしろ増加の一途を辿っていた。CTについては魔法を使わないから接近さえ許さなければ良かったが、相手は津波の如く次々と押し寄せてくる。初期に投入された部隊と次に投入された部隊が消耗するにつれて、戦線は所々で穴が開き始めたのである。
本来であればここで戦力を関東へ集中させたいところであったが、戦線は北海道にもありこちらの方が事態は深刻。道民を全員本州へ避難させるには時間も人も足りない状況でやりくりせねばならず、その為に前線に投入すべき戦力についても北海道の北部方面軍だけでは到底足りず、援軍を北海道にも向けなければならなくなる。
北海道を見捨てる訳にはいかず二正面作戦を強いられているのだから、戦力は二つに分けなければならない。これで敵の数が減れば耐えられただろう。
だが、敵は増えていった。
その結果……。
「二週間が経過した頃、道東及び道北の一部は被占領。道北全体と道央の一部を放棄して戦線は、日高山脈を境にした部分と旭川、留萌周辺となりました。さらに関東も房総半島及び茨城県を放棄。戦線を利根川としました。ここまではギリギリ報道されています」
「でも、それでは終わらなかったわけですね」
「はい、孝弘さん。少将閣下からこれをお伝えして良いと許可を得ているのでお話しますが、この時、統合参謀本部では敵策源地への攻撃を決定しました。根を絶やす、という目的は間違っておりません。私は今でもそう思っています」
「自分もここまでの話を聞いていれば、ベストとは言わなくてもベターだと思いますよ。しかし、話を聞くに結果は芳しく無かったようですね」
「その通りです。今もそうですが、敵には海軍戦力が確認されなかった。ですから海軍空母艦載機部隊と空軍戦術爆撃部隊及び護衛戦闘機部隊による連合部隊。さらには近接航空部隊として、飛行魔法兵による魔法機動航空部隊も編成され、銚子及び釧路への戦術爆撃が実行されました。この時までに一部戦闘機部隊による対地爆弾攻撃は行われていましたが、魔法障壁のようなものに阻まれ成果があまり無かったとの報告がありましたから、強力な爆弾も用意しました。『二八式魔法障壁貫通型爆弾』です」
補足だが、福地少尉の言う魔法機動航空部隊とは魔法軍の中でもハイレベルの能力者――能力者はランクで能力が分けられており、S・A+・A・A-・B+・B・B-・C・Dとなっている――が行使可能で、魔法科学が発達した現代では通称『機械妖精の羽』という飛行魔法発動用魔導機器で戦闘機の巡航速度並の飛行を行えるようになっている。強力である反面、適合者は魔法軍全体でも一割かそれ以下で少ないので、日本だけでなく世界でも貴重な戦力とみなされている。
三軍による飛行科連合部隊による作戦。さらには大型爆弾に類される『二八式魔法障壁貫通型爆弾』の使用。仮想敵国が上陸した場合に想定される作戦ですら切り札の一枚として使われる爆弾を投入したのである。ところが。
「ですが、作戦は失敗しました。結論から言えば、海軍空母艦載機部隊と空軍戦闘機部隊は二割を喪失。戦術爆撃機部隊は三割を喪失。そして、飛行魔法科部隊は三割半の喪失です」
「そんな……」
知花は思わず口を手で覆う。福地少尉は話を続けた。
「銚子と釧路近辺には強力な魔法ジャミングがかけられていただけでなく、我々の想定以上に魔法障壁が分厚かった……。魔法障壁貫通型爆弾のお陰で魔法障壁こそ破れたましたが、その先に待っていたのは、想像を絶する対空攻撃でした。二週間の間に、宣戦布告を行ってきた、いわゆる理性のある高度生命体が既に師団レベル以上に部隊配置を終えていたのです……。得られた情報によれば、作戦部隊だけでなく橋頭堡構築に十分な設備も作られていたと……。結局のところ、作戦は失敗でした。これまで謎だった高度生命体の方についての情報が多少は得られたので収穫がゼロではありませんでしたが、犠牲と釣り合わなかった……」
福地少尉はしきりに地図の銚子の位置を指でトントン、トントンと強く叩きながら言った。
「あとはこの地図の通りですね。事態発生から半月後、東京陥落。事態発生から一ヶ月後半後、藤沢八王子線まで陥落。そして今、戦線はここ富士富士宮、さらには山梨県がほぼ被占領となったと……」
「北側はさらに悲惨です。北海道は先の通り既に全道の半分以上は敵の手に落ちました。また、東日本太平洋側は既に盛岡まで侵攻されました。日本海側への侵攻は急峻な地形を活用してなんとか止めてはいますが、福島や仙台から山形方面へ、山梨方面や群馬方面から長野中部や北部への侵攻は時間の問題かと……。ここがやられてしまうと新潟以北の日本海側が遮断されるので、必死に食い止めていますが……。既に日本軍は全戦力の一割半を喪失しました。どこまで持つか……」
孝弘は福地少尉の話を聞いて、世界だけでなく日本の戦況が刻一刻と悪化していることを感じざるを得なかった。
異世界からの侵略者が技術的に遅れていたのならばこうはならなかっただろう。日本は経済面だけでなく魔法科学面や軍事面でも世界で一〇番以内に入る国だからである。
だが、侵略者の魔法技術力は今の話だとこちらと同等か転移門に至ってはこちらより上だと考えられる。そもそもが日本と合わせて二〇箇所も転移門を開いた相手だ。一筋縄でいくわけがなく、故に今なのだろう。
(アルストルムから帰還して地元に帰ろうと思っていただけなのに、とんでもないことになっているなんてな……。家族の安否が凄く気になるけれど、この混乱下じゃ聞いても期待薄だろうし、恐らくだけど、俺達四人は何か期待されているように思える。アルストルムの時と似た雰囲気を、感じるんだよ……。)
孝弘は心中で独りごちるが、口には出さなかった。とても言える雰囲気で無かった事もあるが、古川少将が来れば分かる話であったからである。
だから孝弘は当たり障りの無い言葉を発することにした。
「お話頂きありがとうございます。状況は大体掴めました」
「いえ。今の状況は知るべきですから。――どうやら間もなく古川少将閣下が到着されるようです。皆さんは民間人ですからあまり畏まらなくても結構ですよ」
いや、さすがに無理だろ。少将閣下だぞ。
と四人は苦笑いするものの、一応は頷く。
すると、確かにすぐにその人物は現れた。
「すまない。所用で遅れてしまっ――」
「ほ、本当だ……。本当に、本当に……」
だが、四人にとって驚くべきことは、古川少将の隣にいた二十代後半の男性士官の顔だったし、その男性士官は彼等の顔を見るなり驚愕し、そのあまりに書類を落としてしまった。
「皆、生きていたのか……!!!!」
『豊川(くん)!?!?』
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