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第5章 関東平野西部奪還編
第11話 国分寺ナイトバトル
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・・11・・
藤沢・茅ヶ崎の空域で太平洋方面軍がドラゴンとの激戦を繰り広げている頃、立川方面から国分寺へと進軍していた中央方面軍もまたドラゴンとの空戦を繰り広げていた。
国分寺方面へ西進していたドラゴンの数は三〇。時速八〇〇で迫っていた空の化け物はレーダーが捉えられない域を抜けた瞬間に捕捉していた。
空襲警報が鳴り響き、すぐさま各部隊は対応に動く。
空へ翔けたのは第一特務連隊の中でもスクランブルで上がった第二大隊の八〇名。ドラゴン到達ギリギリでさらに二〇名が上がれたので、第二大隊一〇〇名が国分寺上空で対峙する事となる。
さらに他部隊との会議で立川基地にいた、七条璃佳達本部中隊の内二〇名が基地上空防衛及び上空指揮に回る。
今川達がいた太平洋方面軍と違うのは、航空部隊だ。戦闘機の援軍が到着するのにやや時間がかかるのは同じだが、ここ中央方面軍は横田基地を奪還した事により無人攻撃機が置かれたばかりだったのだ。機数は六と少ないが、配備されたのはターボファンジェットエンジンのAQ-2。旋回性はドラゴンに劣るものの速度は太刀打ち出来るし、武装についても有人戦闘機レベルのものを装備していた。
国立にいた孝弘達四人はというと、フェアルによる戦闘機動は飛行時間が心許ない――相応の機動と戦闘は可能だが、相手が実力未知数のドラゴンとなると総飛行時間数約九〇時間程度では難しいと璃佳に即判断された――為、地上からの支援となる。孝弘の指揮で水帆と大輝はドラゴンの動きに呼応したのか動きの激しくなった地上のCTの対応へ、知花は得意とする光属性で低空に迫った際の迎撃に備え、孝弘自身は以前璃佳が手配した魔法対物ライフルを携えて迎撃にあたろうとしていた。
・・Φ・・
国分寺上空には三〇のドラゴンが迫ってきていた。彼我の距離は約一三〇〇〇。
部隊の指揮を執る第二大隊長の高富は、部隊を小隊単位に分けて小隊斉射法撃を行おうとしていた。無論、ドラゴンが接近すれば分隊単位での分散戦闘に移るつもりであった。
戦況把握等については心配していない。まだわずかな時間だというのに、戦術分析官の佐渡が次々と賢者の瞳を通じて情報を入れてきていた。
『警告。敵飛行体、距離約一二〇〇〇まで接近』
『バタリオンリーダー2《高富》、後ろは心配するな。私達がいるから目の前のクソトカゲだけに集中するよう。ただし、エンザリアには注意して』
『了解。距離約八〇〇〇で小隊単位斉射します』
『了解。そっちは任せた。地上から米原少佐と関少佐が支援してくれる』
『心強いですね。こちらはお任せ下さい』
『頼んだよ』
無線は繋ぎっぱなしだが、通信を終えた高富は暗くなった空を睨む。ドラゴンとの距離は約一〇〇〇〇。既に全員が詠唱準備を終えて、あとは法撃するのみとなっている。
(大小様々なバケモノに天使、今度はドラゴンと来たか……。いつからこの世界は映画地味るようになったんだか……。だが、目標は討つのみ。見敵必殺だ)
高富は心中で独りごちると息をゆっくりと吸い、吐いた。
距離約九〇〇〇、八五〇〇。そして。
「全隊、斉射」
一〇〇の隊員から距離延長式中級風属性魔法が一斉に放たれる。
風の刃が猛速度でドラゴンを襲う。四体に直撃し撃墜。三体に直撃しスピードが低下するも墜落はしなかった。さらに二体に命中するがダメージは軽微の判定。ドラゴンの一群から後ろに下がり始めた手負い三体を含む二六体が残ることとなった。
(ちっ。思ったより残ったな)
『総員散開!! 格闘戦移行!!』
『了解!!』
高富の一声で第二大隊の面々は一斉に散開しつつ、牽制の法撃を各自放っていく。負けじとドラゴン達も火球を吐くが、爆発系火属性に巻き込まれた者はいなかった。
『通信室より情報更新。敵飛行隊に有効な法撃は中級以上。推定弱点部特定。頭部、顎部、腹部は有効部位』
「いくら頭体がデカくてもああも速くてはピンポイントで狙うのは難しいが……、やるしかあるまい……!」
「…………はい!!」
「了解!!」
高富は副官の男性中尉の飯田と、女性中尉の佐久と共にまずは高度を上に取ることにした。ドラゴンの速度は今の所最大約八〇〇というところ。第二大隊の面々なら大抵この速度は出せるし、高富ならば最大約一〇〇〇とマッハに近い速度まで上げられる。機動性についてもフェアルは戦闘機以上の身のこなしが魔法と科学の融合で可能となっているのだから、やれると判断したわけだ。
「さあかかってこい、ドラゴン野郎!」
高富達三人についてきたドラゴンは一体だけだった。上空約二〇〇〇近くまで上昇していた彼等にドラゴンは余裕の表情――に見える――で迫ってくる。
『警告。法撃反応』
「回避! 後、法撃!」
『了解!!』
ドラゴンが火球を放つと、高富達は詠唱しつつ回避機動へ。彼等の背後やや遠くで爆発すると、三人は速度を落としわざとドラゴンとすれ違う状況を作る。ドラゴンはそれに対応しきれなかった。
「「「――『風刃、三重射出』」」」
ドラゴンの腹部に合計九つの刃が突き刺さる。
「ゴギャァァァァアアア!!」
大量の出血が生じたドラゴンは失速。墜落していった。ダメージからしてどうやら九つの刃で弱点を狙うとオーバーキルらしかった。
『バンディット18撃破。残数二一』
高富達が一体を撃破するまでに他の隊員達や無人攻撃機が手負いの三体にダメージ軽微だった一体を倒しており、残りのドラゴンは二一体。着実に数は減らせていた。
『警告。二体が接近。距離一二〇〇』
『マジックアーチャーよりバタリオンリーダー2へ。一体は自分が殺ります。指定ポイントに向かってもらい、高度は約八〇〇まで下げられますか?』
「可能だ。実行する。一体は何とかしよう」
高富達の方へ新手の二体が迫ろうとしていた時に通信を入れたのは孝弘だった。彼の提案を高富は快く受け入れ、彼等は孝弘達のいる方へと下っていく。
「近接爆発式の火属性を撒け」
『はっ!』
高富達は詠唱を行い、終えると背後に放たれたのは彼等の背後からドラゴン達に突き進む火球だった。既に距離を約五五〇まで詰めていたドラゴンの内一体は近接爆発式の火属性魔法を浴びて頭が吹き飛ぶ。しかし、もう一体は健在だった。
仲間が殺され怒号のような咆哮を上げたドラゴンが高富達三人に迫る。
高富達は逃げるようには直進せず、左右に分かれた。ドラゴンは法撃を放とうと口を開き始めていた。
この時点でドラゴンの命運は尽きていた。射線は開けていたのだから。
「――『爆発式火属性』チャージ完了。スナイプショット」
ドラゴンが最期に小さく見たのは、魔法対物ライフルを上空に向けていた孝弘の姿だった。
放たれた弾丸は対物ライフルとしては一般的な12.7ミリ。しかしただの弾丸では無く魔力の込められたまさに魔弾。富士宮で約三五五〇メートルの距離から命中させた孝弘なのだから、上空約八〇〇まで降りてきており一直線の単調な機動で迫るドラゴンを狙うのは容易かった。
魔弾はドラゴンの開いた口に命中。直後、爆発を起こした。
『ヒュー!! 木っ端微塵だ!!』
『さっすが魔弾の射手ね!』
「素晴らしい直撃弾だ。だが、次が来るぞ!」
『了解!!』
爆発四散したドラゴンを見やりながら孝弘に賞賛を送る高富達だが、すぐ別のドラゴンが迫っていた。距離は約一〇〇〇で高度は約九〇〇。ドラゴンの速度ならあっという間の距離である。だが、ドラゴンはもう一人を忘れていた。それが命運の尽きた瞬間であった。
『私に任せてください』
インカムから高富達の耳に入った声は知花のものだった。
『警告。味方の光属性上級魔法を探知。射線からの退避を推奨』
「――『神速光矢群』」
賢者の瞳の機械的な警告音が聞こえた二秒後、元々誰も射線に入らないように狙っていた知花の光属性魔法が放たれる。
一〇の群れと化した轟速の光矢はドラゴンを貫通。さらに上空にいたドラゴンにも命中し、二体のドラゴンは絶命した。
『すっげぇ……』
『綺麗……』
伝説上では怪物の筆頭に上げられるドラゴンを射殺す知花の法撃に、戦場に似つかわしくない表現を口にする佐久。確かに美しかったのであるのだから、間違っていない表現であった。
高富達と孝弘に知花の法撃、第二大隊の隊員達や無人攻撃機の活躍によりドラゴンの数は減っていき、いよいよ残すところ一三にまでなっていた。
ところが、このままでは終わらなかった。
『警告。東部方面より新たな飛行体を探知。数は一〇。速度約七五〇から八〇〇。距離約一五五〇〇。飛行体をバンディット31から40と認定』
藤沢・茅ヶ崎の空域で太平洋方面軍がドラゴンとの激戦を繰り広げている頃、立川方面から国分寺へと進軍していた中央方面軍もまたドラゴンとの空戦を繰り広げていた。
国分寺方面へ西進していたドラゴンの数は三〇。時速八〇〇で迫っていた空の化け物はレーダーが捉えられない域を抜けた瞬間に捕捉していた。
空襲警報が鳴り響き、すぐさま各部隊は対応に動く。
空へ翔けたのは第一特務連隊の中でもスクランブルで上がった第二大隊の八〇名。ドラゴン到達ギリギリでさらに二〇名が上がれたので、第二大隊一〇〇名が国分寺上空で対峙する事となる。
さらに他部隊との会議で立川基地にいた、七条璃佳達本部中隊の内二〇名が基地上空防衛及び上空指揮に回る。
今川達がいた太平洋方面軍と違うのは、航空部隊だ。戦闘機の援軍が到着するのにやや時間がかかるのは同じだが、ここ中央方面軍は横田基地を奪還した事により無人攻撃機が置かれたばかりだったのだ。機数は六と少ないが、配備されたのはターボファンジェットエンジンのAQ-2。旋回性はドラゴンに劣るものの速度は太刀打ち出来るし、武装についても有人戦闘機レベルのものを装備していた。
国立にいた孝弘達四人はというと、フェアルによる戦闘機動は飛行時間が心許ない――相応の機動と戦闘は可能だが、相手が実力未知数のドラゴンとなると総飛行時間数約九〇時間程度では難しいと璃佳に即判断された――為、地上からの支援となる。孝弘の指揮で水帆と大輝はドラゴンの動きに呼応したのか動きの激しくなった地上のCTの対応へ、知花は得意とする光属性で低空に迫った際の迎撃に備え、孝弘自身は以前璃佳が手配した魔法対物ライフルを携えて迎撃にあたろうとしていた。
・・Φ・・
国分寺上空には三〇のドラゴンが迫ってきていた。彼我の距離は約一三〇〇〇。
部隊の指揮を執る第二大隊長の高富は、部隊を小隊単位に分けて小隊斉射法撃を行おうとしていた。無論、ドラゴンが接近すれば分隊単位での分散戦闘に移るつもりであった。
戦況把握等については心配していない。まだわずかな時間だというのに、戦術分析官の佐渡が次々と賢者の瞳を通じて情報を入れてきていた。
『警告。敵飛行体、距離約一二〇〇〇まで接近』
『バタリオンリーダー2《高富》、後ろは心配するな。私達がいるから目の前のクソトカゲだけに集中するよう。ただし、エンザリアには注意して』
『了解。距離約八〇〇〇で小隊単位斉射します』
『了解。そっちは任せた。地上から米原少佐と関少佐が支援してくれる』
『心強いですね。こちらはお任せ下さい』
『頼んだよ』
無線は繋ぎっぱなしだが、通信を終えた高富は暗くなった空を睨む。ドラゴンとの距離は約一〇〇〇〇。既に全員が詠唱準備を終えて、あとは法撃するのみとなっている。
(大小様々なバケモノに天使、今度はドラゴンと来たか……。いつからこの世界は映画地味るようになったんだか……。だが、目標は討つのみ。見敵必殺だ)
高富は心中で独りごちると息をゆっくりと吸い、吐いた。
距離約九〇〇〇、八五〇〇。そして。
「全隊、斉射」
一〇〇の隊員から距離延長式中級風属性魔法が一斉に放たれる。
風の刃が猛速度でドラゴンを襲う。四体に直撃し撃墜。三体に直撃しスピードが低下するも墜落はしなかった。さらに二体に命中するがダメージは軽微の判定。ドラゴンの一群から後ろに下がり始めた手負い三体を含む二六体が残ることとなった。
(ちっ。思ったより残ったな)
『総員散開!! 格闘戦移行!!』
『了解!!』
高富の一声で第二大隊の面々は一斉に散開しつつ、牽制の法撃を各自放っていく。負けじとドラゴン達も火球を吐くが、爆発系火属性に巻き込まれた者はいなかった。
『通信室より情報更新。敵飛行隊に有効な法撃は中級以上。推定弱点部特定。頭部、顎部、腹部は有効部位』
「いくら頭体がデカくてもああも速くてはピンポイントで狙うのは難しいが……、やるしかあるまい……!」
「…………はい!!」
「了解!!」
高富は副官の男性中尉の飯田と、女性中尉の佐久と共にまずは高度を上に取ることにした。ドラゴンの速度は今の所最大約八〇〇というところ。第二大隊の面々なら大抵この速度は出せるし、高富ならば最大約一〇〇〇とマッハに近い速度まで上げられる。機動性についてもフェアルは戦闘機以上の身のこなしが魔法と科学の融合で可能となっているのだから、やれると判断したわけだ。
「さあかかってこい、ドラゴン野郎!」
高富達三人についてきたドラゴンは一体だけだった。上空約二〇〇〇近くまで上昇していた彼等にドラゴンは余裕の表情――に見える――で迫ってくる。
『警告。法撃反応』
「回避! 後、法撃!」
『了解!!』
ドラゴンが火球を放つと、高富達は詠唱しつつ回避機動へ。彼等の背後やや遠くで爆発すると、三人は速度を落としわざとドラゴンとすれ違う状況を作る。ドラゴンはそれに対応しきれなかった。
「「「――『風刃、三重射出』」」」
ドラゴンの腹部に合計九つの刃が突き刺さる。
「ゴギャァァァァアアア!!」
大量の出血が生じたドラゴンは失速。墜落していった。ダメージからしてどうやら九つの刃で弱点を狙うとオーバーキルらしかった。
『バンディット18撃破。残数二一』
高富達が一体を撃破するまでに他の隊員達や無人攻撃機が手負いの三体にダメージ軽微だった一体を倒しており、残りのドラゴンは二一体。着実に数は減らせていた。
『警告。二体が接近。距離一二〇〇』
『マジックアーチャーよりバタリオンリーダー2へ。一体は自分が殺ります。指定ポイントに向かってもらい、高度は約八〇〇まで下げられますか?』
「可能だ。実行する。一体は何とかしよう」
高富達の方へ新手の二体が迫ろうとしていた時に通信を入れたのは孝弘だった。彼の提案を高富は快く受け入れ、彼等は孝弘達のいる方へと下っていく。
「近接爆発式の火属性を撒け」
『はっ!』
高富達は詠唱を行い、終えると背後に放たれたのは彼等の背後からドラゴン達に突き進む火球だった。既に距離を約五五〇まで詰めていたドラゴンの内一体は近接爆発式の火属性魔法を浴びて頭が吹き飛ぶ。しかし、もう一体は健在だった。
仲間が殺され怒号のような咆哮を上げたドラゴンが高富達三人に迫る。
高富達は逃げるようには直進せず、左右に分かれた。ドラゴンは法撃を放とうと口を開き始めていた。
この時点でドラゴンの命運は尽きていた。射線は開けていたのだから。
「――『爆発式火属性』チャージ完了。スナイプショット」
ドラゴンが最期に小さく見たのは、魔法対物ライフルを上空に向けていた孝弘の姿だった。
放たれた弾丸は対物ライフルとしては一般的な12.7ミリ。しかしただの弾丸では無く魔力の込められたまさに魔弾。富士宮で約三五五〇メートルの距離から命中させた孝弘なのだから、上空約八〇〇まで降りてきており一直線の単調な機動で迫るドラゴンを狙うのは容易かった。
魔弾はドラゴンの開いた口に命中。直後、爆発を起こした。
『ヒュー!! 木っ端微塵だ!!』
『さっすが魔弾の射手ね!』
「素晴らしい直撃弾だ。だが、次が来るぞ!」
『了解!!』
爆発四散したドラゴンを見やりながら孝弘に賞賛を送る高富達だが、すぐ別のドラゴンが迫っていた。距離は約一〇〇〇で高度は約九〇〇。ドラゴンの速度ならあっという間の距離である。だが、ドラゴンはもう一人を忘れていた。それが命運の尽きた瞬間であった。
『私に任せてください』
インカムから高富達の耳に入った声は知花のものだった。
『警告。味方の光属性上級魔法を探知。射線からの退避を推奨』
「――『神速光矢群』」
賢者の瞳の機械的な警告音が聞こえた二秒後、元々誰も射線に入らないように狙っていた知花の光属性魔法が放たれる。
一〇の群れと化した轟速の光矢はドラゴンを貫通。さらに上空にいたドラゴンにも命中し、二体のドラゴンは絶命した。
『すっげぇ……』
『綺麗……』
伝説上では怪物の筆頭に上げられるドラゴンを射殺す知花の法撃に、戦場に似つかわしくない表現を口にする佐久。確かに美しかったのであるのだから、間違っていない表現であった。
高富達と孝弘に知花の法撃、第二大隊の隊員達や無人攻撃機の活躍によりドラゴンの数は減っていき、いよいよ残すところ一三にまでなっていた。
ところが、このままでは終わらなかった。
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