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第11章 北関東・会津郡山方面奪還作戦編Ⅱ
第4話 郡山奪還作戦②
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・・4・・
『戦闘において敵部隊によるマジックジャミングを受けた場合、可及的速やかにその中心地を特定し然るべき攻撃手段をもって破壊すべし。この際使用する火力は味方を巻き込まない程度に高密度かつ高威力を叩き込むこと。現代軍においてレーダー機能を失うことはすなわち視力を無くすも同然である。即刻事態を解決すべく、この対処教則を実行されたし』
『マジックジャミングを受けレーダーがダウンした場合、魔法軍能力者は個人の魔力探知方式に切り替え戦闘にあたること。この際通常方式の探知をオフにし、『賢者の瞳』の端末間探知方式に切り替え探知を実施すること。出力の強い大型マジックジャミング装置では上記方式も困難になるが、中型以下であれば最低限の能力は維持できると思われる』
『戦闘中にマジックジャミング装置を発動されたものの無線通信が辛うじて生きている場合、将兵は通信要員にマジックジャミング装置推測地点を端末間探知方式で情報共有をすること。マジックジャミング装置の出力の加減から設置地点を割り出すことは既設物より容易である。特定次第、部隊に危機的事態をもたらす敵性体がいない限り、マジックジャミング装置の破壊は最優先任務である』
(日本軍前線対処教則1 『マジックジャミング装置への対処』より。一部抜粋)
孝弘達が郡山市北西部でマジックジャミング装置によるレーダー妨害を受けた直後、彼等を含む日本軍は即時対処方針に則って行動を開始した。
マジックジャミング装置の効果直径を示す円の数と大きさから起動された装置は中型が一、小型が四の計五つ。いずれも第三戦線の諸部隊や郡山北西部で合流した機甲部隊の行く手を阻むように、日本軍の部隊がCTや神聖帝国軍の正確かつ最新の数を把握しづらくするようにされていた。
しかし、日本軍はこの程度で戦意を折られるほどヤワではなかった。
「SA総員、端末間探知方式に変更! SA4、装置の箇所は特定出来たか?」
孝弘は無線が何とか会話が出来る程度に生きていることを確認してから部隊の全員に対処教則に準じた行動をするよう促していく。加えてリアルタイムでレーダーの異常を感知していた、やや離れた距離にいる知花にも通信を送った。
『SA4よりSA1。既に特定して端末間通信で共有中だよ! あと無線感度を上げてみたけど、どうかな?』
「さっきより少し良くなった。これなら意思疎通可能だ」
『了解! セブンスより割込の緊急任務が入電。速やかに該当地域のマジックジャミング装置を破壊せよ。最優先任務とする。だって!』
「了解。ここから一番近いポイントは……、郡山インター近くのホームセンター付近か!」
『その辺って確か、CTとかがいたはず……。SA1、私はこれから探知に全力を割くから動けなくなっちゃう。戦闘は任せたよ!』
「了解。レーダーが復活するまではSA4の探知能力が頼みの綱だ」
『分かったよ!』
無線からは、個別探知を全力発動するから周囲の警戒と援護をお願い! と知花の声が聞こえてきていた。
孝弘は思考を切り替える。レーダーが使えない間はそれに頼らない方式で戦うしかない。現代軍にとっては閃光手榴弾で一時的に目を失ったに近い状態となってしまうが、孝弘達や慎吾達に宏光にとっては慣れた戦い方だ。何せ異世界に現代的レーダーなどあるはずもなく、個別探知方式を頼りに戦ってきたのだ。やりようなどいくらでもある。無線がなんとか生きているのなら情報共有も容易かった。加えて知花が『賢者の瞳』を介して情報共有をしてくれる。それならば、異世界の時よりずっと状況はいい。無論、知花の負担が非常に大きくなるから時間は限られているし、いつまでもそれに頼るわけにはいかないが。
「SA1より周辺部隊に緊急共有。これよりSA4による個別探知方式を活用した応急処置を実施する。情報量は大きく減じるが身を守り戦う程度の情報共有は可能だ。各員慌てず、戦闘続行を!」
『第七〇一戦車連隊了解。ありがたい!』
『特務第二大隊より周辺各隊へ。これよりレーダージャミング装置の破壊任務を遂行する』
『北特団第一大隊も同じく破壊任務を遂行する。地上部隊は援護を頼んだ!』
マジックジャミング装置が作動している間はレーダーを使用する兵器は使えなくなる。おまけに今回の場合は地上部隊では届かない位置にマジックジャミング装置がある。そうなると頼りになるのはフェアル部隊なのだが、彼等は直ぐに動き始めていた。郡山インター近くにあると推定されるマジックジャミング装置以外の四つの破壊のために、フェアル部隊はあちこちに飛んでいっていた。
『SA4より周辺各隊へ! 個別探知方式によるマッピング始めるよ……! 既にCTや神聖帝国軍部隊はレーダーダウンと同時に動いているから気をつけて!』
知花が無線で言い終えた直後、情報が消えていたマップに息を吹き返したかのように敵を示す赤色が表示されていく。その情報量はマジックジャミング装置が作動する前に比べればあまりにも少ないが、それでも個人が探知している量としては驚異的なものだった。
『SA4だけに任せちゃおっちゃん達の名が折れるっての! 中隊から二人ずつ同じようにさせろ!』
『あたぼうよ! 端末間探知の回線限界まで共有させろ! なあに、すぐに友軍が破壊してくれるからそれまでの辛抱だぜ!』
知花だけでなく周辺部隊からも一定数が魔力探知を行い、少しずつ情報の精度を取り戻していく。
『く、くぅぅ……! まだ大丈夫!』
『SA4大丈夫かよ!? 無茶はすんじゃねえぞ!』
個別探知の最大出力は早速知花に副作用をもたらしていた。何せたった一人で大量の情報を受け取っているのだ。周りにいる将兵達がサポートしてくれていることで負担は幾分か減っているとはいえ、脳に対する負荷は尋常ではない。いかに知花が類まれな能力者であっても限界は存在する。彼女は異世界での経験から今の探知水準を維持出来る限界時間を割り出し伝えることにした。
『この程度へっちゃらだよSA3! でも、一〇分でなんとかして欲しい、かな……!』
「SA1よりSA4。一〇分だな。それまでに郡山インターポイントは片付ける!」
孝弘はそうは言うが、額面通りの時間より早く終わらせるつもりだった。
『おうとも! オレに任せとけ! ゴーレム達、最大速力で突っ切るぞ!!』
『SA2よりSA4、すぐに郡山インターのを破壊させるから!』
「SA1よりSA各員。郡山インターの装置破壊を七分で済ますぞ」
『了解ッッ!!』
『特務第二各員、聞いたか。七分だ。やるぞ』
『了解』
『北特第一より部隊総員。七分でカタをつける』
『応ッッ!!』
『第七〇一戦車連隊各車、SA4の姐さんをいつまでも煩わせるわけにはいかんぞ。SAを先頭とした各部隊の援護に突っ込むぞ!!』
『了解ィ!!』
『セブンスよりBCTCR各員へ。レーダー回復までSA4のサポートを』
『了解』
あちこちから戦意旺盛の声が響く。特務第一大隊や北特団第二大隊など、旅団戦闘団の戦闘部隊は一個の巨体が如く前へ進み始めた。BCTCRも己の本分を一人だけに任せるつもりはなく、少しでも彼女の負担を減らそうと神経を研ぎ澄まし、全力を注ぐ。
「茜、最大火力で頼む」
「当然よ。早う楽にさせてあげたいからの」
「ああ。その通りだ」
孝弘は知っている。知花の探知能力の凄まじさを。孝弘は知っている。彼女が一〇分といった時間は実はギリギリで、七分を過ぎれば数日は戦闘に参加不可能になるほど負担が大きいことを。一〇分を過ぎれば、言うまでもない。
この戦場にいる皆は知っている。個別探知方式の過負荷の代償は侮れないことを。一〇分もかけさせる訳にはいかないことを。
そして、神聖帝国軍の指揮官とやらは知らなかった。日本軍将兵の虎の尾を踏んだことを。却って郡山の地における彼等の寿命を縮めたことを。
「SA1よりSA各員。吶喊。敵を捻り潰せ」
『戦闘において敵部隊によるマジックジャミングを受けた場合、可及的速やかにその中心地を特定し然るべき攻撃手段をもって破壊すべし。この際使用する火力は味方を巻き込まない程度に高密度かつ高威力を叩き込むこと。現代軍においてレーダー機能を失うことはすなわち視力を無くすも同然である。即刻事態を解決すべく、この対処教則を実行されたし』
『マジックジャミングを受けレーダーがダウンした場合、魔法軍能力者は個人の魔力探知方式に切り替え戦闘にあたること。この際通常方式の探知をオフにし、『賢者の瞳』の端末間探知方式に切り替え探知を実施すること。出力の強い大型マジックジャミング装置では上記方式も困難になるが、中型以下であれば最低限の能力は維持できると思われる』
『戦闘中にマジックジャミング装置を発動されたものの無線通信が辛うじて生きている場合、将兵は通信要員にマジックジャミング装置推測地点を端末間探知方式で情報共有をすること。マジックジャミング装置の出力の加減から設置地点を割り出すことは既設物より容易である。特定次第、部隊に危機的事態をもたらす敵性体がいない限り、マジックジャミング装置の破壊は最優先任務である』
(日本軍前線対処教則1 『マジックジャミング装置への対処』より。一部抜粋)
孝弘達が郡山市北西部でマジックジャミング装置によるレーダー妨害を受けた直後、彼等を含む日本軍は即時対処方針に則って行動を開始した。
マジックジャミング装置の効果直径を示す円の数と大きさから起動された装置は中型が一、小型が四の計五つ。いずれも第三戦線の諸部隊や郡山北西部で合流した機甲部隊の行く手を阻むように、日本軍の部隊がCTや神聖帝国軍の正確かつ最新の数を把握しづらくするようにされていた。
しかし、日本軍はこの程度で戦意を折られるほどヤワではなかった。
「SA総員、端末間探知方式に変更! SA4、装置の箇所は特定出来たか?」
孝弘は無線が何とか会話が出来る程度に生きていることを確認してから部隊の全員に対処教則に準じた行動をするよう促していく。加えてリアルタイムでレーダーの異常を感知していた、やや離れた距離にいる知花にも通信を送った。
『SA4よりSA1。既に特定して端末間通信で共有中だよ! あと無線感度を上げてみたけど、どうかな?』
「さっきより少し良くなった。これなら意思疎通可能だ」
『了解! セブンスより割込の緊急任務が入電。速やかに該当地域のマジックジャミング装置を破壊せよ。最優先任務とする。だって!』
「了解。ここから一番近いポイントは……、郡山インター近くのホームセンター付近か!」
『その辺って確か、CTとかがいたはず……。SA1、私はこれから探知に全力を割くから動けなくなっちゃう。戦闘は任せたよ!』
「了解。レーダーが復活するまではSA4の探知能力が頼みの綱だ」
『分かったよ!』
無線からは、個別探知を全力発動するから周囲の警戒と援護をお願い! と知花の声が聞こえてきていた。
孝弘は思考を切り替える。レーダーが使えない間はそれに頼らない方式で戦うしかない。現代軍にとっては閃光手榴弾で一時的に目を失ったに近い状態となってしまうが、孝弘達や慎吾達に宏光にとっては慣れた戦い方だ。何せ異世界に現代的レーダーなどあるはずもなく、個別探知方式を頼りに戦ってきたのだ。やりようなどいくらでもある。無線がなんとか生きているのなら情報共有も容易かった。加えて知花が『賢者の瞳』を介して情報共有をしてくれる。それならば、異世界の時よりずっと状況はいい。無論、知花の負担が非常に大きくなるから時間は限られているし、いつまでもそれに頼るわけにはいかないが。
「SA1より周辺部隊に緊急共有。これよりSA4による個別探知方式を活用した応急処置を実施する。情報量は大きく減じるが身を守り戦う程度の情報共有は可能だ。各員慌てず、戦闘続行を!」
『第七〇一戦車連隊了解。ありがたい!』
『特務第二大隊より周辺各隊へ。これよりレーダージャミング装置の破壊任務を遂行する』
『北特団第一大隊も同じく破壊任務を遂行する。地上部隊は援護を頼んだ!』
マジックジャミング装置が作動している間はレーダーを使用する兵器は使えなくなる。おまけに今回の場合は地上部隊では届かない位置にマジックジャミング装置がある。そうなると頼りになるのはフェアル部隊なのだが、彼等は直ぐに動き始めていた。郡山インター近くにあると推定されるマジックジャミング装置以外の四つの破壊のために、フェアル部隊はあちこちに飛んでいっていた。
『SA4より周辺各隊へ! 個別探知方式によるマッピング始めるよ……! 既にCTや神聖帝国軍部隊はレーダーダウンと同時に動いているから気をつけて!』
知花が無線で言い終えた直後、情報が消えていたマップに息を吹き返したかのように敵を示す赤色が表示されていく。その情報量はマジックジャミング装置が作動する前に比べればあまりにも少ないが、それでも個人が探知している量としては驚異的なものだった。
『SA4だけに任せちゃおっちゃん達の名が折れるっての! 中隊から二人ずつ同じようにさせろ!』
『あたぼうよ! 端末間探知の回線限界まで共有させろ! なあに、すぐに友軍が破壊してくれるからそれまでの辛抱だぜ!』
知花だけでなく周辺部隊からも一定数が魔力探知を行い、少しずつ情報の精度を取り戻していく。
『く、くぅぅ……! まだ大丈夫!』
『SA4大丈夫かよ!? 無茶はすんじゃねえぞ!』
個別探知の最大出力は早速知花に副作用をもたらしていた。何せたった一人で大量の情報を受け取っているのだ。周りにいる将兵達がサポートしてくれていることで負担は幾分か減っているとはいえ、脳に対する負荷は尋常ではない。いかに知花が類まれな能力者であっても限界は存在する。彼女は異世界での経験から今の探知水準を維持出来る限界時間を割り出し伝えることにした。
『この程度へっちゃらだよSA3! でも、一〇分でなんとかして欲しい、かな……!』
「SA1よりSA4。一〇分だな。それまでに郡山インターポイントは片付ける!」
孝弘はそうは言うが、額面通りの時間より早く終わらせるつもりだった。
『おうとも! オレに任せとけ! ゴーレム達、最大速力で突っ切るぞ!!』
『SA2よりSA4、すぐに郡山インターのを破壊させるから!』
「SA1よりSA各員。郡山インターの装置破壊を七分で済ますぞ」
『了解ッッ!!』
『特務第二各員、聞いたか。七分だ。やるぞ』
『了解』
『北特第一より部隊総員。七分でカタをつける』
『応ッッ!!』
『第七〇一戦車連隊各車、SA4の姐さんをいつまでも煩わせるわけにはいかんぞ。SAを先頭とした各部隊の援護に突っ込むぞ!!』
『了解ィ!!』
『セブンスよりBCTCR各員へ。レーダー回復までSA4のサポートを』
『了解』
あちこちから戦意旺盛の声が響く。特務第一大隊や北特団第二大隊など、旅団戦闘団の戦闘部隊は一個の巨体が如く前へ進み始めた。BCTCRも己の本分を一人だけに任せるつもりはなく、少しでも彼女の負担を減らそうと神経を研ぎ澄まし、全力を注ぐ。
「茜、最大火力で頼む」
「当然よ。早う楽にさせてあげたいからの」
「ああ。その通りだ」
孝弘は知っている。知花の探知能力の凄まじさを。孝弘は知っている。彼女が一〇分といった時間は実はギリギリで、七分を過ぎれば数日は戦闘に参加不可能になるほど負担が大きいことを。一〇分を過ぎれば、言うまでもない。
この戦場にいる皆は知っている。個別探知方式の過負荷の代償は侮れないことを。一〇分もかけさせる訳にはいかないことを。
そして、神聖帝国軍の指揮官とやらは知らなかった。日本軍将兵の虎の尾を踏んだことを。却って郡山の地における彼等の寿命を縮めたことを。
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