異世界妖魔大戦〜転生者は戦争に備え改革を実行し、戦勝の為に身を投ずる〜

金華高乃

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第1章転生編

第9話召喚武器を使ってみました

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 ・・9・・
「報告してきたあの者によれば、魔物はこの先四キーラに位置している筈です!」

「彼の発言からしたら、展開している友軍部隊は一個小隊と二個分隊程度で間違いないんだよね?」

「はっ!全員魔法能力者で構成された一個増強小隊であります!」

「そして敵の数は五十。増えているかは不明。あまりよろしくないね」

「数的不利は否めませんね」

 陽が傾き始めた中で、僕は街道沿いを馬で駆けていた。これまでのアカツキの技能のお陰で馬術は問題なくこなせ、全速力で目的地に向かっている。
 ったく、今日は夕方まで駐屯地の視察のはずだったのにどうしてこうなったんだか。

「探知魔法を発動して!そろそろ圏内だろう?」

「既に発動しました!魔物の数、推定は……、六十!増えてます!彼我距離は二五〇〇!」

「味方は?」

「魔力反応消失二、衰弱三から推定が死亡二と重症三!」

「数の上で不利になっている!飛ばすよ!」

「了解!」

 僕も無属性探知魔法を発動して現状を把握する。まずいね、徐々に押されている。
 平和だった筈が急転直下、事態は緊迫したものに変化していた。
 なぜこのような状況になったのか。それは三時間前に遡る。


 ・・Φ・・
 歩兵部隊の視察を終えて、僕とアルヴィンおじさんは魔法兵科の訓練場に到着していた。
 こちらも行っていたのは射撃訓練。ただし違うのは放っているのが銃弾ではなく魔法で、使っている武器もオーソドックスなタイプの杖や形の変わった銃である事だった。
 飛び交っているのは様々な魔法で、火属性であったり、水属性であったりと人によって違う。これは、適性に依存する魔法能力者によって得意属性が違うからだ。例えば、僕の場合得意なのは火属性と風属性。後は光属性も多少使える。基本応用の七属性中三属性を使えるのは多い方ではあるけれど、めちゃくちゃ珍しい訳ではないみたいだ。
 訓練場についてしばらくのうちは訓練の様子を眺めていたけれど、途中で訓練を指揮していた男性が僕達に気付いて訓練を中止。その場にいた二個小隊五十人が規律のある動きでこちらにやってきた。

「アルヴィン少将閣下、アカツキ少佐に敬礼!」

 三十代後半の細いフレームのメガネをかけた男性軍人――ゲルツ大尉と違って体格はやや細め。けれど軍人らしく体はそれなりに筋肉がついている――が号令をかけて敬礼する。僕とアルヴィンおじさんは答礼すると、アルヴィンおじさんは。

「総員休め。今日は諸君等の上官であるアカツキ少佐の視察だ。俺は主役じゃねえから、近くで見させてもらうわ」

『はっ!』

 歩兵部隊に比べて体の線が細く、女性軍人もちらほらと混ざっている五十人の魔法兵科部隊はしかし、練度の高さを伺わせる威勢の良い返答をする。アルヴィンおじさんは会話を終えると数歩下がる。発言通り見学のみをするようだ。なので僕は気にせずアレン大尉達と話し始める。

「皆お疲れ様。アレン大尉、訓練は順調かな?」

 アレン大尉。彼はアルネシア連合王国陸軍所属の魔法能力者で、大尉の前に魔法がつくいわゆる魔法大尉。ノースロード領配備の第五師団第一〇三魔法大隊の副官だ。ちなみにこの一〇三魔法大隊の隊長が僕なんだよね。父上から司令官になるまでの訓練期間としてある程度まとまった人数の部隊を任されて、ここで司令官になるための指揮や魔法能力などを学んでいくというところだ。だからか、師団内では「次期当主直属大隊」なんて呼ばれている。悪い意味じゃなくて、前世の記憶が戻る前の僕が魔法大好きで色々やってたので、練度が他より高めだからという良い意味なのにはホッとした。

「はっ。はい。いつも通り、鍛錬を怠らずに励んでおります。アカツキ少佐は体のお加減はいかがですか?」

「あははっ、やっぱり皆聞くよね。もう心配ないよ。今はもう完治したから」

 僕が笑顔で言うと、アレン大尉を始めそこにいた部下達は安心したのか表情を緩ませていた。

「魔法能力者は魔力の恩恵で疾病に対して多少は頑丈ですからね。無論、魔力切れすれば別ですが。アカツキ少佐はそうそう体調を崩されないですから、ここにいない非番や別行動の者も含めて皆で心配していたのです」

「ありがとう。もう万全だし、しっかりと視察させてもらうよ。それと、早速だけど試したい事があるかな」

「試したいこと?あぁ、少佐ご自身もされますか」

「うん。三日間部屋の中に篭もりっぱなしだったからさ。腕が鈍ってはいけないから」

 アレン大尉は僕の言いたい事を察してくれたのか、頷いて射撃場まで一緒についてきてくれた。部下達も後を追って同行してくる。
 射撃場は広々としていて、的は二百メーラ先
 にあって等間隔で並んでいるものもあればバラバラに配置してあるものある。
 僕は射撃位置に着くと、さあお待ちかね。前世の記憶が戻って初めての射撃訓練だ。そして、もう一つのお待ちかねもある。
 僕は小さく息を吸い、吐くと。

「神より授かりし武装を、今ここに。顕現せよ、ヴァルキュリユル」

 短く呪文を詠唱する。すると僕の目の前に淡い光が発生し、直後には僕の両手の平には銃が握られ、軍用コートの腰の左右にはホルスターが装着されていた。
 この世界の安全保障の根幹を担う召喚武器。召喚には召喚石が必要で、庶民にはそうそう手が出せない貴重な石なのはこの前の話の通り。召喚武器はその性質上、召喚と同時に持ち主が固定されるので魔法が使用出来るかの可否関係無しにこのように召喚を行うんだよね。常に持っているより盗難防止になるし必要な時に出せるから便利だ。
 さて、僕が手にしている召喚武器は鈍く光る黒色二丁拳銃。見た目だけは前世のコルトM1851にそっくりだった。ただし、M1851と違って召喚武器らしくグリップの部分には金色の紋章が刻印されていていかにも武器って感じがする。
 そして、この武器の名前は『ヴァルキュリユル』。二十歳という節目でそろそろ自分専用の召喚武器を持っていいだろうという父上の計らいで召喚を行い手に入れた。召喚武器ランクAでS程では無いものの十分なレアモノだ。召喚武器にしては珍しい二丁拳銃タイプで単発の威力はライフル系召喚武器に比べて高くないけれど、二丁で装弾数十二発と数が出せるのが特徴だ。しかも再装填は魔法によって自動で行えるからリロード時間も短く済む上に銃弾は魔力組成。魔力がある限りは使い放題という、なるほど召喚武器がチートだと理解できる代物だった。だって魔力さえ気にしていれば、バンバン撃てるんだから。

「召喚、完了っと」

 僕はふぅ、と息を再び吐く。
 無属性魔法で魔道具のランプに呪文で灯りをつけた時も感動したけれど、これは魔法を使っていると実感するね。だって、武器召喚だよ!?武器召喚!何も無い空間に武器召喚するって、ロマンじゃないか!
 僕は思わずうっとりしてしまっていると、後ろからは部下達の声が聞こえる。

「少佐殿がうっとりしておられる……」

「少佐の魔力光は綺麗だが、本人も……」

「少佐、可愛いわ」

「ええ。可愛すぎね……」

「まるで可憐な女の子みたいだ……」

「ばっか、お前不敬だろ。いや、可愛いのは事実だけど」

 可愛いってどういうことなんですかね……!
 いやでも、僕も記憶が戻った時にはこの外見を女の子と勘違いしたから仕方ないけども!なんというか、今ので部下の僕を見る目が少し分かった気がするね……。
 ……気を取り直そう。
 何せまだ武器召喚をしただけなんだ。ここからが召喚武器の本領、その威力をこの瞳で目にするんだから。

「魔力弾装填」

 短く唱えると、ヴァルキュリユルのシリンダー内に魔力弾が装填されていく。おおお、カッコイイ。
 再び感動しつつ、僕は右手側のヴァルキュリユルだけを的に向けて構える。目標は二百メーラ先で、拳銃の射程としてはやや長い。けれど、当てられると確信していた。

「火は其れを逃さず穿つ。焼け、ヴァルキュリユル」

 呪文を詠唱すると、銃口からは小さな魔法陣が発生した。色は燃え盛るような紅色。火属性が発動している証。
 魔法陣の出現と同時に発射音が訓練場に響く。拳銃にしては澄んだ音だった。撃った銃弾の数は三発。同じ方向に放ったそれはしかし、途中から二発が軌道を変える。
 まるで意思を持つかのように弾道を描く銃弾は、正面だけでなくその左右にあった的に触れた瞬間に爆発した。

『おお!』

 放った数の分だけ木っ端微塵になった的を見て、アレン大尉や部下達は小さく歓声を上げる。射撃は申し分なく成功した。

「まだまだやるよ」

 僕は今の射撃だけでは満足せず、さらに試してみたい魔法を使用してみる。

「火の力に風を乗せよ。焼き切れ、ヴァルキュリユル」

 今度は二丁共構えて詠唱。魔法は一属性だけでなく二属性を付与する複合属性魔法が可能なんだよね。なので、今回は火属性に風属性を併せる。現れた二つの魔法陣は紅色に風属性の緑色が外縁を囲むように光り、いつでも射撃可能なのを示している。
 確認しそして、発射。放ったのは二発だけ。二つの炎を纏った銃弾は直進していたけれど、ここで僕は銃を持つ腕を左右に広げる。
 すると、それまで直線を描いていた弾道は先ほどのように軌道を変えるとそれぞれが的へと向かう。さっきの銃弾は命中した瞬間に爆発したけれど、この弾は違った。二つの弾丸は的を焼きながら切り裂くと次の目標へ、さらに次の目標を。これを繰り返して合計で八つの的を破壊して消失した。その光景は壮観で、切断された後に連鎖的に爆発したのだった。

「よし、これくらいでいいかな」

「おおおおお!」

 僕はヴァルキュリユルをホルスターに収納して部下達の方へと振り返ると今度は大きく歓声を上げていて、拍手をする人達もいた。
 ふぅ、良かった。前世の記憶が戻ってから始めて召喚武器を用いた魔法を、それも二回目のは風属性には耐久性を持たせるために中級のものを発動していたからどうなるかと思ったけど、何の問題もなく上手くいったみたいだった。

「お見事でした、アカツキ少佐」

「ありがと、アレン大尉」

「見たところ魔力が前より力強くなった気がするのですが、もしかして」

「計測してみたらA-に上がったみたい。ちょっとびっくりしたけどね」

「それは喜ばしい事ですね!そのお歳でA-は大変有望ですよ」

 メガネを掛けているのと、切れ長の瞳からクールなイメージが強いアレン大尉は顔をぱあっと明るくさせて自分の事のように喜んでくれている。それはアレン大尉の後ろにいる部下達も同じだった。
 視察を通じて感じたけれど、どうやら僕の周りはいい人達に恵まれているみたいだ。今後の事を考えると、非常に有難い話だね。

「まあでも、Aとはいっても-だからね。次はAになれるようにしなきゃ。それに、あくまで屋敷にある計測器を使ってだから正式な場で計らないと公式として認められないからさ」

「ですが、それでもやはり目出度い事に変わりはありません。少佐の部下である我々も誇らしいですよ」

「たははっ、照れるなあ」

 賑やかであり和やかでもある訓練場の空気。アルヴィンおじさんの方に振り返ると、おじさんも拍手をしていた。
 しかし、この空気は一変してしまう。それは突然の出来事だった。

「はぁ、はぁ……!…………伝令!伝令です!」

 いきなり現れて大声で叫んでいたのは、馬に騎乗していた二十代半ばの若い軍人だった。息はかなり乱れており、馬もかなりの距離を全速力で駆けてきたからか潰れそうになっている。
 只事ではない雰囲気に僕もアレン大尉も部下達も、アルヴィンおじさんも表情を変えた。
 僕達の目の前で止まり、馬から降りると倒れてしまった若い軍人に僕達は駆け寄る。

「一体どうしたの!?何があったの!?」

「魔物が……!魔物が、リールプル郊外にしゅ、出現しました……!」

 魔物の出現。しかも国境沿いではなく領都ノイシュランデからあまり離れていない中規模都市、リールプル郊外での出現にこの場は騒然となった。
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