132 / 390
第8章 残虐姉妹と第二攻勢開幕編
第8話 戦果を利用したプロパガンダとこれからの話・前編
しおりを挟む
・・8・・
「なるほど。妹の方が死に際に、そのような事を」
「ええ。本人達の意志なのは間違いありませんが、きっかけは皇帝直々の洗脳にあったようです。あくまで彼女の言葉でありますから虚言の可能性も捨てきれませんが」
僕がマーチス侯爵に経緯を説明すると、彼は双子の死体を見つめながら顎で指を触る。やはりマーチス侯爵にとってもこの話はどこか思うところがあるみたいだった。
少しだけ間を開けると、彼は口を開く。
「いや、情報を引き出せた時点で十分な成果だ。ジトゥーミラ・レポートで得た皇帝の性格などを考えれば有り得る話だからな」
「もし本当ならば双子の時以外にもどこからか孤児などを拉致して育てている可能性があります。今後は諜報だけでなく内部破壊工作対策にもさらなる注意を払う必要があるでしょう。生き残りが果たしてどれだけいるかに関してはなんとも言えませんが」
「諜報関係については既に軍情報部で内外を問わず強化している。来月には攻勢が控えている中で軍の半数を動員する中では厳しいが、王都に関しては近衛師団等に任せるしかないな……」
「近衛なら安心して背中を任せられます。情報を共有し、当面は警戒レベルを3に維持して目を光らせるのが一番でしょう」
「今回の件はオレも双子の暴走だと推測しているが、気を付けておくに越したことはない。お前の案は参謀本部でも同様の意見が出るだろうから採用しておこう。さて、双子についてだがどうしたものか。こいつらをいつまでもここに置いておく訳にもいかんからな。オレとしては双子討伐の証としてこいつらを晒すなりせなばならんと考えているのだが」
国内におけるテロの危険性への対策についての話が区切られると、肝心の目の前にある死体の処分の話題になる。
マーチス侯爵が言うように衆目に晒すのが国民を安心させる一番の手段だ。些か野蛮で乱暴ではあるけれど、現実に死体を見せれば何にも勝る証拠になる。グロテスクだと目にしたくなければ自己判断すればいいし、自身の目で見て安心したいのならば見ればいいわけだし。
さらに、もし王都に妖魔帝国のスパイが入り込んでいるとしたら双子の姉妹を見せることにより衝撃を与えられ、あわよくば情報を送ろうとしたそいつを捕縛する事も出来る。前者はともかく後者は相手もそこまで馬鹿じゃないだろうから運が良ければだけど。それでも疑わしい人物を探る機会にはなるだろう。
ただし、懸念もある。
「マーチス大将閣下の判断に私も賛成です。国王陛下へお見せした後、王国民にも目にさせる事により脅威が取り除いただけでなく、士気高揚のプロパガンダにもなります。強力な魔人でも人間は打ち倒せると軍の威信はさらに高まるでしょう」
「国民にとっても兵にとってもプラスに作用するでしょうね。戒厳令によって不安が広まっている今、大きな効果を生む事になるもの」
「そういうことだ。まあアカツキが言うような軍の威信というよりかは、お前とリイナの名声がより高くなる気がするがな」
「保守派にとっては反感材料を減らす効果もあるでしょうから、それはそれで構いません。国内の揉め事は減った方がいいですから。ただ、注意しなければならない点もあります。著しく可能性の低い懸念ではありますけれど」
「死体が奪われないようにする事か? それについては拘束術式を使えばいいであろうし、吊るす場所も警備がしやすい場所にすれば良いだろう。最も、今の王都は警備体制が厳重だ。死体なぞ奪いに来るような馬鹿な真似はせんだろうし、やれる奴だけだたとてこちらがまた返り討ちにされたら妖魔帝国にとってはますますの痛手になるだけだ」
「そうですね。過ぎた発言をしました」
「構わん。こいつらのように慢心するより用心深い方がずっといいからな。今の話も王都に伝えておこう。ちなみにチャイカ姉妹を搬送する手配はしてあるから明日朝の予定だ。アカツキ、リイナはオレと一緒に王都へ戻れ。陛下への謁見もあるが、特にアカツキは両親などに顔を見せてやれ。彼等はお前の身を非常に案じていたからな」
「分かったわ」
「はっ。ご配慮感謝します」
チャイカ姉妹の処分についてはこれで決定し、マーチス侯爵は部下に用件を纏めて送信するよう命じる。
「さてこの話はここまでだ。だが、別件がある。場を移そう。話しやすい場所はどこだ?」
「リビングは作戦室にしていまし、一階の談話室は姉妹の侵入路になり窓が壊されていたので……」
「狭い部屋でいい。むしろそっちの方が都合がいいな」
「でしたら、僕の書斎はどうですか。外壁を壊した部分の逆の所ですし、二階です」
「じゃあそこにしよう。案内してくれ」
「了解しました」
「旦那様の本邸の書斎は見たことないわね。楽しみだわ」
僕が頷くと、隣にいるリイナは瞳を輝かせる。たぶんいつもの好奇心だろうけど。
「リイナ。楽しみにしてるところ悪いけれど、本邸の書斎だから別邸に移したものばかりであまり残ってないよ。それでも結構な量がまだあるけど」
「そうだったわね。ついつい興味が湧いちゃって」
アカツキとして生きていく前の彼が好んでいた書物は魔術書。今も重宝しているし、勉強に使わさせてもらったものばかりだ。ちなみに僕の家と化した王都別邸の書斎にはこれに軍事学や地政学の本、それに小説が多いかな。この世界の創作は興味深くてとても面白いし。印刷物は産業革命を迎えてさらに値段が下がって流通量が増えたから、識字率が他国より比較的高い連合王国では庶民にも小説は人気だ。もちろん、子供向けの絵本なんてものもある。
その書斎へと今いる離れから僕達は移動する。マーチス侯爵は自分達以外は一切入らず人払いもした。
この時点で僕は機密関係の話があるのだろうと察する。
書斎には読書用の机と椅子以外に、テーブルと二つの椅子がある。確かお爺様に色々と教えて貰った時の名残だったっけ。引き継いでいる記憶が覚えていた。
マーチス侯爵が座り、僕とリイナも着席すると彼は話を切り出した。
「アカツキ。現在極秘裏に進めているあの計画だが、国王陛下より許可が下りた。正式に動いてもいいとのことだ」
「なるほど。妹の方が死に際に、そのような事を」
「ええ。本人達の意志なのは間違いありませんが、きっかけは皇帝直々の洗脳にあったようです。あくまで彼女の言葉でありますから虚言の可能性も捨てきれませんが」
僕がマーチス侯爵に経緯を説明すると、彼は双子の死体を見つめながら顎で指を触る。やはりマーチス侯爵にとってもこの話はどこか思うところがあるみたいだった。
少しだけ間を開けると、彼は口を開く。
「いや、情報を引き出せた時点で十分な成果だ。ジトゥーミラ・レポートで得た皇帝の性格などを考えれば有り得る話だからな」
「もし本当ならば双子の時以外にもどこからか孤児などを拉致して育てている可能性があります。今後は諜報だけでなく内部破壊工作対策にもさらなる注意を払う必要があるでしょう。生き残りが果たしてどれだけいるかに関してはなんとも言えませんが」
「諜報関係については既に軍情報部で内外を問わず強化している。来月には攻勢が控えている中で軍の半数を動員する中では厳しいが、王都に関しては近衛師団等に任せるしかないな……」
「近衛なら安心して背中を任せられます。情報を共有し、当面は警戒レベルを3に維持して目を光らせるのが一番でしょう」
「今回の件はオレも双子の暴走だと推測しているが、気を付けておくに越したことはない。お前の案は参謀本部でも同様の意見が出るだろうから採用しておこう。さて、双子についてだがどうしたものか。こいつらをいつまでもここに置いておく訳にもいかんからな。オレとしては双子討伐の証としてこいつらを晒すなりせなばならんと考えているのだが」
国内におけるテロの危険性への対策についての話が区切られると、肝心の目の前にある死体の処分の話題になる。
マーチス侯爵が言うように衆目に晒すのが国民を安心させる一番の手段だ。些か野蛮で乱暴ではあるけれど、現実に死体を見せれば何にも勝る証拠になる。グロテスクだと目にしたくなければ自己判断すればいいし、自身の目で見て安心したいのならば見ればいいわけだし。
さらに、もし王都に妖魔帝国のスパイが入り込んでいるとしたら双子の姉妹を見せることにより衝撃を与えられ、あわよくば情報を送ろうとしたそいつを捕縛する事も出来る。前者はともかく後者は相手もそこまで馬鹿じゃないだろうから運が良ければだけど。それでも疑わしい人物を探る機会にはなるだろう。
ただし、懸念もある。
「マーチス大将閣下の判断に私も賛成です。国王陛下へお見せした後、王国民にも目にさせる事により脅威が取り除いただけでなく、士気高揚のプロパガンダにもなります。強力な魔人でも人間は打ち倒せると軍の威信はさらに高まるでしょう」
「国民にとっても兵にとってもプラスに作用するでしょうね。戒厳令によって不安が広まっている今、大きな効果を生む事になるもの」
「そういうことだ。まあアカツキが言うような軍の威信というよりかは、お前とリイナの名声がより高くなる気がするがな」
「保守派にとっては反感材料を減らす効果もあるでしょうから、それはそれで構いません。国内の揉め事は減った方がいいですから。ただ、注意しなければならない点もあります。著しく可能性の低い懸念ではありますけれど」
「死体が奪われないようにする事か? それについては拘束術式を使えばいいであろうし、吊るす場所も警備がしやすい場所にすれば良いだろう。最も、今の王都は警備体制が厳重だ。死体なぞ奪いに来るような馬鹿な真似はせんだろうし、やれる奴だけだたとてこちらがまた返り討ちにされたら妖魔帝国にとってはますますの痛手になるだけだ」
「そうですね。過ぎた発言をしました」
「構わん。こいつらのように慢心するより用心深い方がずっといいからな。今の話も王都に伝えておこう。ちなみにチャイカ姉妹を搬送する手配はしてあるから明日朝の予定だ。アカツキ、リイナはオレと一緒に王都へ戻れ。陛下への謁見もあるが、特にアカツキは両親などに顔を見せてやれ。彼等はお前の身を非常に案じていたからな」
「分かったわ」
「はっ。ご配慮感謝します」
チャイカ姉妹の処分についてはこれで決定し、マーチス侯爵は部下に用件を纏めて送信するよう命じる。
「さてこの話はここまでだ。だが、別件がある。場を移そう。話しやすい場所はどこだ?」
「リビングは作戦室にしていまし、一階の談話室は姉妹の侵入路になり窓が壊されていたので……」
「狭い部屋でいい。むしろそっちの方が都合がいいな」
「でしたら、僕の書斎はどうですか。外壁を壊した部分の逆の所ですし、二階です」
「じゃあそこにしよう。案内してくれ」
「了解しました」
「旦那様の本邸の書斎は見たことないわね。楽しみだわ」
僕が頷くと、隣にいるリイナは瞳を輝かせる。たぶんいつもの好奇心だろうけど。
「リイナ。楽しみにしてるところ悪いけれど、本邸の書斎だから別邸に移したものばかりであまり残ってないよ。それでも結構な量がまだあるけど」
「そうだったわね。ついつい興味が湧いちゃって」
アカツキとして生きていく前の彼が好んでいた書物は魔術書。今も重宝しているし、勉強に使わさせてもらったものばかりだ。ちなみに僕の家と化した王都別邸の書斎にはこれに軍事学や地政学の本、それに小説が多いかな。この世界の創作は興味深くてとても面白いし。印刷物は産業革命を迎えてさらに値段が下がって流通量が増えたから、識字率が他国より比較的高い連合王国では庶民にも小説は人気だ。もちろん、子供向けの絵本なんてものもある。
その書斎へと今いる離れから僕達は移動する。マーチス侯爵は自分達以外は一切入らず人払いもした。
この時点で僕は機密関係の話があるのだろうと察する。
書斎には読書用の机と椅子以外に、テーブルと二つの椅子がある。確かお爺様に色々と教えて貰った時の名残だったっけ。引き継いでいる記憶が覚えていた。
マーチス侯爵が座り、僕とリイナも着席すると彼は話を切り出した。
「アカツキ。現在極秘裏に進めているあの計画だが、国王陛下より許可が下りた。正式に動いてもいいとのことだ」
0
あなたにおすすめの小説
転生したら最強種の竜人かよ~目立ちたくないので種族隠して学院へ通います~
ゆる弥
ファンタジー
強さをひた隠しにして学院の入学試験を受けるが、強すぎて隠し通せておらず、逆に目立ってしまう。
コイツは何かがおかしい。
本人は気が付かず隠しているが、周りは気付き始める。
目立ちたくないのに国の最高戦力に祭り上げられてしまう可哀想な男の話。
無限に進化を続けて最強に至る
お寿司食べたい
ファンタジー
突然、居眠り運転をしているトラックに轢かれて異世界に転生した春風 宝。そこで女神からもらった特典は「倒したモンスターの力を奪って無限に強くなる」だった。
※よくある転生ものです。良ければ読んでください。 不定期更新 初作 小説家になろうでも投稿してます。 文章力がないので悪しからず。優しくアドバイスしてください。
改稿したので、しばらくしたら消します
ステータス画面がバグったのでとりあえず叩きます!!
カタナヅキ
ファンタジー
ステータ画面は防御魔法?あらゆる攻撃を画面で防ぐ異色の魔術師の物語!!
祖父の遺言で魔女が暮らす森に訪れた少年「ナオ」は一冊の魔導書を渡される。その魔導書はかつて異界から訪れたという人間が書き記した代物であり、ナオは魔導書を読み解くと視界に「ステータス画面」なる物が現れた。だが、何故か画面に表示されている文字は無茶苦茶な羅列で解読ができず、折角覚えた魔法なのに使い道に悩んだナオはある方法を思いつく。
「よし、とりあえず叩いてみよう!!」
ステータス画面を掴んでナオは悪党や魔物を相手に叩き付け、時には攻撃を防ぐ防具として利用する。世界でただ一人の「ステータス画面」の誤った使い方で彼は成り上がる。
※ステータスウィンドウで殴る、防ぐ、空を飛ぶ異色のファンタジー!!
魔道具頼みの異世界でモブ転生したのだがチート魔法がハンパない!~できればスローライフを楽しみたいんだけど周りがほっといてくれません!~
トモモト ヨシユキ
ファンタジー
10才の誕生日に女神に与えられた本。
それは、最強の魔道具だった。
魔道具頼みの異世界で『魔法』を武器に成り上がっていく!
すべては、憧れのスローライフのために!
エブリスタにも掲載しています。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
異世界に転生した俺は英雄の身体強化魔法を使って無双する。~無詠唱の身体強化魔法と無詠唱のマジックドレインは異世界最強~
北条氏成
ファンタジー
宮本 英二(みやもと えいじ)高校生3年生。
実家は江戸時代から続く剣道の道場をしている。そこの次男に生まれ、優秀な兄に道場の跡取りを任せて英二は剣術、槍術、柔道、空手など様々な武道をやってきた。
そんなある日、トラックに轢かれて死んだ英二は異世界へと転生させられる。
グランベルン王国のエイデル公爵の長男として生まれた英二はリオン・エイデルとして生きる事に・・・
しかし、リオンは貴族でありながらまさかの魔力が200しかなかった。貴族であれば魔力が1000はあるのが普通の世界でリオンは初期魔法すら使えないレベル。だが、リオンには神話で邪悪なドラゴンを倒した魔剣士リュウジと同じ身体強化魔法を持っていたのだ。
これは魔法が殆ど使えない代わりに、最強の英雄の魔法である身体強化魔法を使いながら無双する物語りである。
悪役貴族に転生したから破滅しないように努力するけど上手くいかない!~努力が足りない?なら足りるまで努力する~
蜂谷
ファンタジー
社畜の俺は気が付いたら知らない男の子になっていた。
情報をまとめるとどうやら子供の頃に見たアニメ、ロイヤルヒーローの序盤で出てきた悪役、レオス・ヴィダールの幼少期に転生してしまったようだ。
アニメ自体は子供の頃だったのでよく覚えていないが、なぜかこいつのことはよく覚えている。
物語の序盤で悪魔を召喚させ、学園をめちゃくちゃにする。
それを主人公たちが倒し、レオスは学園を追放される。
その後領地で幽閉に近い謹慎を受けていたのだが、悪魔教に目を付けられ攫われる。
そしてその体を魔改造されて終盤のボスとして主人公に立ちふさがる。
それもヒロインの聖魔法によって倒され、彼の人生の幕は閉じる。
これが、悪役転生ってことか。
特に描写はなかったけど、こいつも怠惰で堕落した生活を送っていたに違いない。
あの肥満体だ、運動もろくにしていないだろう。
これは努力すれば眠れる才能が開花し、死亡フラグを回避できるのでは?
そう考えた俺は執事のカモールに頼み込み訓練を開始する。
偏った考えで領地を無駄に統治してる親を説得し、健全で善人な人生を歩もう。
一つ一つ努力していけば、きっと開かれる未来は輝いているに違いない。
そう思っていたんだけど、俺、弱くない?
希少属性である闇魔法に目覚めたのはよかったけど、攻撃力に乏しい。
剣術もそこそこ程度、全然達人のようにうまくならない。
おまけに俺はなにもしてないのに悪魔が召喚がされている!?
俺の前途多難な転生人生が始まったのだった。
※カクヨム、なろうでも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる