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第9章『春の夜明け作戦』編
第3話 妖魔帝国軍は愚かなる策を使ってでもこの地に留めようとする
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・・3・・
6の月1の日
午後2時5分
キシュナウから北10キーラ
第2方面軍司令部
キシュナウ郊外での戦いが始まって三日目。アカツキ達第二方面軍による入念な空爆によって市街地の地上には相当なダメージを与えていた。偵察などにより地下に収まりきらなかった武器弾薬や食料庫の爆破が行われ、度重なるエイジスの攻撃により再編成された対空防衛部隊も潰滅。限定的ながらこの世界でも圧倒的な空戦力の前には地上からの対空攻撃にも限界がある事が証明されていた。
これらの功績は、無論偵察飛行隊や攻撃飛行隊によるものが大きいが、それらが比較的安全に行えたのはバージョンアップを果たし機能向上したエイジスの存在が大きかった。
実は、キシュナウへの空爆が本格化される前にエイジスがアカツキにこのような事を言ったのである。
「マイマスター、これまでの戦闘による経験蓄積と学習蓄積によりワタクシのバージョンアップが可能になりました。一時機能を停止し、更新を行います」
これにはさしものアカツキも非常に驚いた。前世でも自動学習型AIは学習を蓄積することにより進化する事は知っていたし、創作ではアンドロイドなどがバージョンアップを果たすなどの描写があったとはいえ、自身が現実で味わうとは思わなかったのである。
アカツキでこれなのだから、この局面での機能一時停止には他の者は慌てふためいていた。エイジスの存在は戦術的に大きいものだからだ。
アカツキの説明により混乱はすぐに落ち着いたし、スマートフォンで言えばOSの更新のようなエイジスのアップデートは四時間程度で終了した為に翌日早速その威力を彼等は実感する。
まず驚いたのはその見た目である。
エイジスが空爆に向かい飛び立つ時、可視化された魔法粒子に包まれたと思いきや姿が大きくなったからだ。
衣服にこそ変化は無かったものの、その体長はかなり小柄な人間程度の百四十シーラ。アカツキの隣にいれば兄妹と言われても遜色ない外見だった。
事前に説明を受けていたアカツキはすぐさまエイジスを進発させた。
何故ならば飛び立つ前の普通の姿の時に、彼女は以下のように説明したからである。
「新たな機能の一つに、限定解除が追加されました。限定解除中はワタクシの姿がマスターのような人間大になります。限定解除の間は大幅に攻撃・防御・速度・索敵機能が向上します。敵に大打撃を与えたい場合や強力な敵と交戦する際の使用を推奨します。ただし本機能には制約があり、最大稼働時間は三十分です。また使用後は能力が一時低下する冷却時間に入るのでご注意ください。冷却時間は三時間を要します」
エイジスがVer.2と言った機能の一つは非常に強力であるが、限定解除という言葉から察する通り使用後には反動がある仕様であった。アカツキの前世の創作にもよくある話である。
故にアカツキは限定解除後すぐに進発させたが、単眼鏡からの観測でその凄まじさを目の当たりにした。圧倒的だったからである。
二十一世紀の世界であれば最大時速二百キーラ越えは旅客ジェット機の四分の一以下であり新幹線よりも遅いものであるが、偵察飛行隊の時速百キーラが限界のこの世界ではアカツキ以外経験したことの無い領域である。敵による目視の魔法迎撃が命中する筈もなく、運良く命中したとしても魔法障壁が阻んでしまう。
僅か二十分程度の空爆でエイジスはキシュナウの敵を蹂躙し、対空迎撃部隊を潰滅に追いやった。帰還したエイジスはやや疲労を滲ませていたが、マスターの役に立てたと少し誇らしげな表情をしていたという。
以上のように著しく活躍したエイジスによって事前段階は大成功を収め、ついに第二方面軍郊外にいる魔物軍団と衝突する事になった。
しかし、隔絶的な時代差がある魔物軍団など大した障害にならないと思いきや予想外の事態が第二方面軍を襲ったのである。
その報告を受けたアカツキ達司令部の面々は悩ましい問題に対してどうするかを話していた。
・・Φ・・
「ううむ、よもや魔人共がこの手を使ってくるなど想定していなかったな……」
「全くじゃの。ジトゥーミラ・レポートにあったダロノワ大佐がいかにイレギュラーな思想の持ち主かよう分かったわ。魔人の魔物に対する扱いが見えて仕方ないの」
「対処に困るわよね……。まさか魔法を使える魔物に魔石を括りつけて、魔力で魔石を暴走状態にさせて自爆させるだなんて」
マーチス侯爵、ラットン中将、リイナの順に発言したのは僕にとって前世でも記憶のある攻撃手法であり、下策中の下策である戦い方だった。
洗脳した、初級ながらも魔法が使用可能な魔物に魔石を括りつけて突撃、自爆を命じさせる戦法。いわゆる地上での特攻だ。
この攻撃手法を妖魔軍が行った事により、想定外に死傷者が発生。一時的にとはいえ味方が混乱しあわや押される所だった。
愚かとも言える特攻に対しては予備の兵を出した他に早速アカツキ旅団を前線に出すことになり、これらによって魔物軍団の特攻を対処。前線が崩れるのは防ぐ事が出来た。
だけど、こんな事をされると味方の兵には悪影響を及ぼすわけで……。
「この自爆攻撃により想定を上回る死傷者が発生した他に士気にも影響が出ています。具体的には敵の自爆を恐れて白兵戦における突破力が弱まっています」
「やはりか……。洗脳されているが故に死を恐れず突撃され爆発され、それで死ぬか大怪我を負うかなど悪夢だからな……」
「対策として一日辺りの野砲等重火器投射量を増やした他、補給が許す限り銃弾は惜しみなく使うようにして相手を近寄らせないもしくは自爆の準備行動を許さないようにしています。その為、想定していた塹壕戦や市街戦にて新しく使用する火器を早速投入しました」
「おお。確か散弾銃であったの。射程は短いが、威力はかなりのものじゃと。本来は狩猟などで使われておったが、よくよく考えてみれば戦争に使えない訳がないじゃろて」
今回新たに投入した兵器は、国内で狩猟などの際に使われている既存兵器の散弾銃だ。ジトゥーミラの戦いにおける市街戦では数がそもそも無かったので導入出来なかったけれど、この戦いで閉所においては散弾銃があった方がやはりいいなと僕は認識。現場の中でも散弾銃を使った事がある兵や下士官から有効なのではないかという意見も上がった為に急遽生産を拡大。第二攻勢直前には一個分隊に一人持たせるくらいまでにはほぼ間に合い――間に合わなかった一部に関しては狩猟を仕事としていた兵士に私物を持ち込んでもらっている――、装備させている。
散弾銃は前世で塹壕戦用として、トレンチガンと呼ばれていたほどであるから有効性は僕が前にいた世界で立証されている。この世界でも例に漏れず破壊力を発揮し、自爆される前に敵を屠るか石を破壊しているようだ。散弾銃使用兵へは魔法能力者が優先的に魔法障壁を展開させれば彼らも安心してぶっぱなせるから遠慮なく撃てているとか。
ともかく、兵器として初めての実戦投入で散弾銃はしっかりと効果を出してくれているようだった。
「はい。シンプルに火力で押し切ると同時に塹壕戦では散弾銃を使用させましたが、やはり狭い場所では威力を発揮します。おかげで昨日の混乱や士気の低下も最低限に留められ、スケジュール通り進んでおります」
「塹壕のような狭い場じゃと、出会い頭で白兵戦になりやすい。ライフルでは取り回ししづらく、威力も当たり所が良くなければ抵抗される可能性がある。と言っていたのはアカツキ少将じゃったの」
「現場からの声を活かしただけです。無論、私自身もジトゥーミラの結果から必要性を感じたので、すぐさま生産要請を出しましたが」
「何にせよ散弾銃によって魔物の自爆を防げるのならいらぬ犠牲を出さずに済む。あとは兵達の活躍を信じよう」
「ええ、マーチス大将閣下」
幸いにもスケジュールは前倒しして行われているキシュナウ攻略戦は散弾銃の投入によりやや遅延しているものの、塹壕に対しては召喚士偵察飛行隊の空中観測も活用して砲火力によって打撃を与えた後に歩兵を投入して掃討、という慎重かつ確実に戦いを進め着実に敵を追い込んでいた。
だけど、この時僕は嫌な予感がして仕方がなかったんだ。
それは自分達の耳に入ってくる、敵を撃破していっているもののしぶとく抵抗されている、という報告からひしひしと伝わっていた。
敵の指揮官はジトゥーミラの時と同じように何らかの時間稼ぎをしているんだろうと。それは援軍を待っているのではなく、全滅覚悟で僕達をこの地に留めているのではないだろうか、と。
6の月1の日
午後2時5分
キシュナウから北10キーラ
第2方面軍司令部
キシュナウ郊外での戦いが始まって三日目。アカツキ達第二方面軍による入念な空爆によって市街地の地上には相当なダメージを与えていた。偵察などにより地下に収まりきらなかった武器弾薬や食料庫の爆破が行われ、度重なるエイジスの攻撃により再編成された対空防衛部隊も潰滅。限定的ながらこの世界でも圧倒的な空戦力の前には地上からの対空攻撃にも限界がある事が証明されていた。
これらの功績は、無論偵察飛行隊や攻撃飛行隊によるものが大きいが、それらが比較的安全に行えたのはバージョンアップを果たし機能向上したエイジスの存在が大きかった。
実は、キシュナウへの空爆が本格化される前にエイジスがアカツキにこのような事を言ったのである。
「マイマスター、これまでの戦闘による経験蓄積と学習蓄積によりワタクシのバージョンアップが可能になりました。一時機能を停止し、更新を行います」
これにはさしものアカツキも非常に驚いた。前世でも自動学習型AIは学習を蓄積することにより進化する事は知っていたし、創作ではアンドロイドなどがバージョンアップを果たすなどの描写があったとはいえ、自身が現実で味わうとは思わなかったのである。
アカツキでこれなのだから、この局面での機能一時停止には他の者は慌てふためいていた。エイジスの存在は戦術的に大きいものだからだ。
アカツキの説明により混乱はすぐに落ち着いたし、スマートフォンで言えばOSの更新のようなエイジスのアップデートは四時間程度で終了した為に翌日早速その威力を彼等は実感する。
まず驚いたのはその見た目である。
エイジスが空爆に向かい飛び立つ時、可視化された魔法粒子に包まれたと思いきや姿が大きくなったからだ。
衣服にこそ変化は無かったものの、その体長はかなり小柄な人間程度の百四十シーラ。アカツキの隣にいれば兄妹と言われても遜色ない外見だった。
事前に説明を受けていたアカツキはすぐさまエイジスを進発させた。
何故ならば飛び立つ前の普通の姿の時に、彼女は以下のように説明したからである。
「新たな機能の一つに、限定解除が追加されました。限定解除中はワタクシの姿がマスターのような人間大になります。限定解除の間は大幅に攻撃・防御・速度・索敵機能が向上します。敵に大打撃を与えたい場合や強力な敵と交戦する際の使用を推奨します。ただし本機能には制約があり、最大稼働時間は三十分です。また使用後は能力が一時低下する冷却時間に入るのでご注意ください。冷却時間は三時間を要します」
エイジスがVer.2と言った機能の一つは非常に強力であるが、限定解除という言葉から察する通り使用後には反動がある仕様であった。アカツキの前世の創作にもよくある話である。
故にアカツキは限定解除後すぐに進発させたが、単眼鏡からの観測でその凄まじさを目の当たりにした。圧倒的だったからである。
二十一世紀の世界であれば最大時速二百キーラ越えは旅客ジェット機の四分の一以下であり新幹線よりも遅いものであるが、偵察飛行隊の時速百キーラが限界のこの世界ではアカツキ以外経験したことの無い領域である。敵による目視の魔法迎撃が命中する筈もなく、運良く命中したとしても魔法障壁が阻んでしまう。
僅か二十分程度の空爆でエイジスはキシュナウの敵を蹂躙し、対空迎撃部隊を潰滅に追いやった。帰還したエイジスはやや疲労を滲ませていたが、マスターの役に立てたと少し誇らしげな表情をしていたという。
以上のように著しく活躍したエイジスによって事前段階は大成功を収め、ついに第二方面軍郊外にいる魔物軍団と衝突する事になった。
しかし、隔絶的な時代差がある魔物軍団など大した障害にならないと思いきや予想外の事態が第二方面軍を襲ったのである。
その報告を受けたアカツキ達司令部の面々は悩ましい問題に対してどうするかを話していた。
・・Φ・・
「ううむ、よもや魔人共がこの手を使ってくるなど想定していなかったな……」
「全くじゃの。ジトゥーミラ・レポートにあったダロノワ大佐がいかにイレギュラーな思想の持ち主かよう分かったわ。魔人の魔物に対する扱いが見えて仕方ないの」
「対処に困るわよね……。まさか魔法を使える魔物に魔石を括りつけて、魔力で魔石を暴走状態にさせて自爆させるだなんて」
マーチス侯爵、ラットン中将、リイナの順に発言したのは僕にとって前世でも記憶のある攻撃手法であり、下策中の下策である戦い方だった。
洗脳した、初級ながらも魔法が使用可能な魔物に魔石を括りつけて突撃、自爆を命じさせる戦法。いわゆる地上での特攻だ。
この攻撃手法を妖魔軍が行った事により、想定外に死傷者が発生。一時的にとはいえ味方が混乱しあわや押される所だった。
愚かとも言える特攻に対しては予備の兵を出した他に早速アカツキ旅団を前線に出すことになり、これらによって魔物軍団の特攻を対処。前線が崩れるのは防ぐ事が出来た。
だけど、こんな事をされると味方の兵には悪影響を及ぼすわけで……。
「この自爆攻撃により想定を上回る死傷者が発生した他に士気にも影響が出ています。具体的には敵の自爆を恐れて白兵戦における突破力が弱まっています」
「やはりか……。洗脳されているが故に死を恐れず突撃され爆発され、それで死ぬか大怪我を負うかなど悪夢だからな……」
「対策として一日辺りの野砲等重火器投射量を増やした他、補給が許す限り銃弾は惜しみなく使うようにして相手を近寄らせないもしくは自爆の準備行動を許さないようにしています。その為、想定していた塹壕戦や市街戦にて新しく使用する火器を早速投入しました」
「おお。確か散弾銃であったの。射程は短いが、威力はかなりのものじゃと。本来は狩猟などで使われておったが、よくよく考えてみれば戦争に使えない訳がないじゃろて」
今回新たに投入した兵器は、国内で狩猟などの際に使われている既存兵器の散弾銃だ。ジトゥーミラの戦いにおける市街戦では数がそもそも無かったので導入出来なかったけれど、この戦いで閉所においては散弾銃があった方がやはりいいなと僕は認識。現場の中でも散弾銃を使った事がある兵や下士官から有効なのではないかという意見も上がった為に急遽生産を拡大。第二攻勢直前には一個分隊に一人持たせるくらいまでにはほぼ間に合い――間に合わなかった一部に関しては狩猟を仕事としていた兵士に私物を持ち込んでもらっている――、装備させている。
散弾銃は前世で塹壕戦用として、トレンチガンと呼ばれていたほどであるから有効性は僕が前にいた世界で立証されている。この世界でも例に漏れず破壊力を発揮し、自爆される前に敵を屠るか石を破壊しているようだ。散弾銃使用兵へは魔法能力者が優先的に魔法障壁を展開させれば彼らも安心してぶっぱなせるから遠慮なく撃てているとか。
ともかく、兵器として初めての実戦投入で散弾銃はしっかりと効果を出してくれているようだった。
「はい。シンプルに火力で押し切ると同時に塹壕戦では散弾銃を使用させましたが、やはり狭い場所では威力を発揮します。おかげで昨日の混乱や士気の低下も最低限に留められ、スケジュール通り進んでおります」
「塹壕のような狭い場じゃと、出会い頭で白兵戦になりやすい。ライフルでは取り回ししづらく、威力も当たり所が良くなければ抵抗される可能性がある。と言っていたのはアカツキ少将じゃったの」
「現場からの声を活かしただけです。無論、私自身もジトゥーミラの結果から必要性を感じたので、すぐさま生産要請を出しましたが」
「何にせよ散弾銃によって魔物の自爆を防げるのならいらぬ犠牲を出さずに済む。あとは兵達の活躍を信じよう」
「ええ、マーチス大将閣下」
幸いにもスケジュールは前倒しして行われているキシュナウ攻略戦は散弾銃の投入によりやや遅延しているものの、塹壕に対しては召喚士偵察飛行隊の空中観測も活用して砲火力によって打撃を与えた後に歩兵を投入して掃討、という慎重かつ確実に戦いを進め着実に敵を追い込んでいた。
だけど、この時僕は嫌な予感がして仕方がなかったんだ。
それは自分達の耳に入ってくる、敵を撃破していっているもののしぶとく抵抗されている、という報告からひしひしと伝わっていた。
敵の指揮官はジトゥーミラの時と同じように何らかの時間稼ぎをしているんだろうと。それは援軍を待っているのではなく、全滅覚悟で僕達をこの地に留めているのではないだろうか、と。
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