144 / 390
第9章『春の夜明け作戦』編
第9話 妖魔帝国軍の大軍勢に対し、イリス法国軍の選択は
しおりを挟む
・・9・・
6の月30の日
午前10時35分
イリス法国軍・領土回復運動遠征軍総司令部
六の月二十九の日。彼らが懸念していた事態が現実になってしまった。
ブカレシタより東方百三十キーラにて妖魔帝国軍約三十万の増援を確認。これは法国軍にとってはこれまでの快進撃が覆りかねない敵の援軍である。
当然ながらこの報告に総司令部の者達には大きな衝撃と動揺が起こる。可能性としては考えていたものの、開戦以来に妖魔帝国軍が受けた損害からして我を凌駕する戦力を投入してくることは考えにくいだろうと希望的観測を抱いていたからである。
とはいえ起きてしまった現実であるし、むしろ新編成した召喚士偵察飛行隊によって約五日の猶予が得られたのは幸いである。
敵援軍のブカレシタ到達のタイムリミットまで残り四日となったこの日、師団長以上の者達が緊急軍議を開きどう対応すべきかを話し合っていた。
総司令部の大規模テントに集まっている将官クラスや高級参謀などの表情は一昨日までとうってかわって沈痛であった。
その中でも気丈に振る舞うマルコ大将は口を開く。
「君達。知っての通り、召喚士偵察飛行隊がブカレシタから東方に敵の大軍勢を発見しました。我が軍にとっては危急の事態でありますが、不幸中の幸いで私達には四日という時間が与えられています。しかし、たった四日です。今日中にはこのブカレシタで敵を迎え撃つか、後退するかを選ばねばなりません」
『…………』
「皆さんが口を噤みたくなるのも無理はありません。私達が選んだ判断によって我が法国軍の未来が大きく左右されるのですから。しかし、このような時だからこそ率直な意見を聞きたいのです」
マルコ大将は自身も相当に焦っているにも関わらず、それをなるべく外に出さないように努め、冷静な口調で周りの者達に語りかけていた。
法国軍にとって幸いなもう一つの要素は、このマルコ大将が総司令官である事だろう。彼は石橋を叩いて渡るような慎重な性格である。だからこそ無理はしないし、何より長い軍人としての経験によって少なくとも慌てふためかないのが、師団長達にとっては頼もしく思えた。
また、彼が苛烈な性格ではなく部下の話もよく聞く心優しき者であるのも長所である。
故に、ぽつりぽつりとだが意見を口にする者が現れた。
「自分は後退を選択します。占領をしていないブカレシタで戦うのは余りにも不利です」
「同じく、後退に賛成です。我が軍が十四万に対して敵軍はブカレシタの残存を合わせれば約三十七万と二倍以上の戦力差が生じてしまいます」
「自分もです。相手が魔物軍団中心ならばともかく、新たな敵軍は魔物軍団十万と魔人編成の師団二十個師団と魔人の割合の方が高いのです。魔人の方が多いとなれば、これまでのような有利な戦いとはいかないでしょう」
「作戦参謀の私からも戦略的後退を進言します。万全な状態であるのならば、敵に対峙してからの遅滞戦術などいくらでもやりようがあります。また、Sランク召喚武器所有者が四人おりますので後退して誘引した上で反撃し押し返す戦法も取れるでしょう。しかし、現在の我が軍は補給にやや苦しんでいる状態であり、武器弾薬も不足し始めています。Sランク召喚武器所有者も怪我は無いとはいえ激戦により消耗しており魔力回復が必要です。以上のような観点から、ブカレシタに留まるのは得策では無いかと……」
「やはり皆さんもそう思われますか。となると、問題なのはどこまで後退するかです」
マルコ大将の発言に対して出された案は三つであった。
一つ目はブカレシタから一番近い西方の中規模拠点、ノヴァレドまで後退。
二つ目はブカレシタから南西にある半島北部にある拠点、ソフィーまで後退。
三つ目はノヴァレドからさらに西にある大規模拠点、フィシュアまで後退。
この三案については時が差し迫っている事もあり早めに決定が下された。採用されたのは三つ目の案であるフィシュアまでの後退だった。
一つ目のノヴァレドまで下がったとしても敵の大軍勢に耐えうる防衛設備がないこと。二つ目のソフィーで迎え撃つのは防衛には向いているのだが、地理的に場所が悪かった。もし敵軍がフィシュアに進軍すると孤立化する恐れがあるからだ。
そうなると自ずと選択肢はフィシュアとなったのである。
「フィシュアは我々が、ソフィーには半島防衛の五個師団を集約すれば防衛線を敷けます。北には連合王国と協商連合の二カ国軍がいますから我々の負担はかなり軽減されますが、それにしてもこれまでの快進撃が裏目に出ましたね……。これでも防衛線が薄く心許ないですから…
「致し方ありませんマルコ大将閣下。我々攻勢担当とは別に本国は防衛担当の師団を複数送ってきましたが、いずれも徴兵からあまり経ってない二線級。敵を食い止める鍵になるのは我々でしょう」
「ええ。ですが、問題は本国ですよ。最終決定権を持つのは猊下です。連合王国も同じように国王が持っていますが……」
「介入度合いがまるで違いますからね……。嫌な予感がします」
マルコ大将と参謀長のやり取りに師団長や各参謀達は同意の意味で首を縦に振る。
本国には敵発見の直後に対応を問い合せているが、今日のこの時間になっても続報が無い。恐らく後方ではどうすべきか紛糾しているのだろうが、現場からすればたまったものではない。無論、この状況を見越してすぐにでも動かせるように体制は整えてあるのだが。
「失礼致します! 本国から法皇令が届きました!」
「やっとですか。して、なんと?」
情報将校が会議の場に現れると、マルコ大将はすぐに読み上げるように促す。
すると情報将校は、やや重苦しい口振りでこう言った。
「ノヴァレドまでの後退は許可する。ノヴァレドからソフィーを絶対防衛線とし、敵軍から奪い取った領土を死守せよ。です……」
「やはりか……」
「あの貪欲法皇め……」
「戦場を理解していない癖に無茶を言う……」
「ノヴァレドでは防衛に不向きだというのに……。本国でぬくぬくとしている連中は数に勝る敵軍に対して野戦を仕掛けろとでも言うのか……!」
イリス法国において最も強制力のある法皇令にて発せられた命令に、師団長や参謀達はため息や憤りを表して非難する。せっかく軍全体でフィシュアまでの後退というベターな選択肢をとって迎え撃とうと考えていたのにも関わらず、本国はノヴァレドで戦えと言うのだ。つまりそれは、フィシュアで迎撃するよりも時間の余裕は少なくなり、防衛面でも不安がある地で戦えということだ。
「…………法皇令は絶対です。ノヴァレドにて、迎え撃ちましょう」
『…………』
マルコ大将にとっては苦渋の決断であった。
彼としては、戦うのならば当然フィシュアを選びたい。これまで得た勢力圏をやや大きく後退させることになるが、少なくともノヴァレドよりは万全の体制で戦えるからだ。
しかし、法皇令なぞ出されてしまってはどう足掻いても逆らえない。背けば待っているのは命令違反による処分だ。己の身が可愛いから保身の為にではない。
自分だけならまだいいが、恐らく参謀長や各師団長クラスにもそれらは及ぶだろう。自分達の処分後にはマトモに戦えるメンツは免職され、代わりにぬるま湯しか知らない法皇の息がかかった者共が後釜につくことになる。
そうなると、迷惑どころか命にすら関わってくるのは今戦っている将兵である。故に命令違反だけはなんとしても避けたかった。連合王国にも小なりとはいえ派閥があるように、法国の場合はこの派閥争いが深刻であった。
「法皇令には逆らえませんから。覚悟を決めて、何としても戦線の崩壊を防ぐのです」
「了解しました……」
「マルコ大将閣下のご命令であるのならば、従います」
「この命に賭けて守ってみせましょう」
マルコ大将の人徳のお陰もあり軍全体が方針転換に同意し、防衛線はノヴァレドからソフィーとなった。
よって、法国軍は攻勢担当の十四個師団及び援軍として加わる二個師団、半島防衛師団の五個師団とフィシュアに駐留している予備の二個師団の二十三個師団で法皇が言う絶対防衛線を守ることになる。
妖魔帝国軍約三十七万。対してイリス法国軍約二十三万。数においては不利であるが、それでも絶望的では無い数字ではある。
しかし、運命というものはどうして過酷を強いてくるのであろうか。
翌日からブカレシタからの後退が始まり、疲弊した約七万の妖魔帝国軍に追撃を受けぬように巧妙な戦法で本隊が下がっていく中、このような報告が入る。
送ってきたのはマルコ大将を始めとした総司令部の面々が加勢してくれるであろうと期待していた連合王国と協商連合の二カ国軍から。
内容は以下のようであった。
『ブカレシタから北東百五十キーラにて、新たな妖魔帝国軍の軍勢を確認。推定約二十五万』
「なんてことでしょうか……。これでは、連合王国と協商連合はすぐにはやってこれないでは、ありませんか……」
マルコ大将は、頭をうなだれてそう口から漏らしたという。
6の月30の日
午前10時35分
イリス法国軍・領土回復運動遠征軍総司令部
六の月二十九の日。彼らが懸念していた事態が現実になってしまった。
ブカレシタより東方百三十キーラにて妖魔帝国軍約三十万の増援を確認。これは法国軍にとってはこれまでの快進撃が覆りかねない敵の援軍である。
当然ながらこの報告に総司令部の者達には大きな衝撃と動揺が起こる。可能性としては考えていたものの、開戦以来に妖魔帝国軍が受けた損害からして我を凌駕する戦力を投入してくることは考えにくいだろうと希望的観測を抱いていたからである。
とはいえ起きてしまった現実であるし、むしろ新編成した召喚士偵察飛行隊によって約五日の猶予が得られたのは幸いである。
敵援軍のブカレシタ到達のタイムリミットまで残り四日となったこの日、師団長以上の者達が緊急軍議を開きどう対応すべきかを話し合っていた。
総司令部の大規模テントに集まっている将官クラスや高級参謀などの表情は一昨日までとうってかわって沈痛であった。
その中でも気丈に振る舞うマルコ大将は口を開く。
「君達。知っての通り、召喚士偵察飛行隊がブカレシタから東方に敵の大軍勢を発見しました。我が軍にとっては危急の事態でありますが、不幸中の幸いで私達には四日という時間が与えられています。しかし、たった四日です。今日中にはこのブカレシタで敵を迎え撃つか、後退するかを選ばねばなりません」
『…………』
「皆さんが口を噤みたくなるのも無理はありません。私達が選んだ判断によって我が法国軍の未来が大きく左右されるのですから。しかし、このような時だからこそ率直な意見を聞きたいのです」
マルコ大将は自身も相当に焦っているにも関わらず、それをなるべく外に出さないように努め、冷静な口調で周りの者達に語りかけていた。
法国軍にとって幸いなもう一つの要素は、このマルコ大将が総司令官である事だろう。彼は石橋を叩いて渡るような慎重な性格である。だからこそ無理はしないし、何より長い軍人としての経験によって少なくとも慌てふためかないのが、師団長達にとっては頼もしく思えた。
また、彼が苛烈な性格ではなく部下の話もよく聞く心優しき者であるのも長所である。
故に、ぽつりぽつりとだが意見を口にする者が現れた。
「自分は後退を選択します。占領をしていないブカレシタで戦うのは余りにも不利です」
「同じく、後退に賛成です。我が軍が十四万に対して敵軍はブカレシタの残存を合わせれば約三十七万と二倍以上の戦力差が生じてしまいます」
「自分もです。相手が魔物軍団中心ならばともかく、新たな敵軍は魔物軍団十万と魔人編成の師団二十個師団と魔人の割合の方が高いのです。魔人の方が多いとなれば、これまでのような有利な戦いとはいかないでしょう」
「作戦参謀の私からも戦略的後退を進言します。万全な状態であるのならば、敵に対峙してからの遅滞戦術などいくらでもやりようがあります。また、Sランク召喚武器所有者が四人おりますので後退して誘引した上で反撃し押し返す戦法も取れるでしょう。しかし、現在の我が軍は補給にやや苦しんでいる状態であり、武器弾薬も不足し始めています。Sランク召喚武器所有者も怪我は無いとはいえ激戦により消耗しており魔力回復が必要です。以上のような観点から、ブカレシタに留まるのは得策では無いかと……」
「やはり皆さんもそう思われますか。となると、問題なのはどこまで後退するかです」
マルコ大将の発言に対して出された案は三つであった。
一つ目はブカレシタから一番近い西方の中規模拠点、ノヴァレドまで後退。
二つ目はブカレシタから南西にある半島北部にある拠点、ソフィーまで後退。
三つ目はノヴァレドからさらに西にある大規模拠点、フィシュアまで後退。
この三案については時が差し迫っている事もあり早めに決定が下された。採用されたのは三つ目の案であるフィシュアまでの後退だった。
一つ目のノヴァレドまで下がったとしても敵の大軍勢に耐えうる防衛設備がないこと。二つ目のソフィーで迎え撃つのは防衛には向いているのだが、地理的に場所が悪かった。もし敵軍がフィシュアに進軍すると孤立化する恐れがあるからだ。
そうなると自ずと選択肢はフィシュアとなったのである。
「フィシュアは我々が、ソフィーには半島防衛の五個師団を集約すれば防衛線を敷けます。北には連合王国と協商連合の二カ国軍がいますから我々の負担はかなり軽減されますが、それにしてもこれまでの快進撃が裏目に出ましたね……。これでも防衛線が薄く心許ないですから…
「致し方ありませんマルコ大将閣下。我々攻勢担当とは別に本国は防衛担当の師団を複数送ってきましたが、いずれも徴兵からあまり経ってない二線級。敵を食い止める鍵になるのは我々でしょう」
「ええ。ですが、問題は本国ですよ。最終決定権を持つのは猊下です。連合王国も同じように国王が持っていますが……」
「介入度合いがまるで違いますからね……。嫌な予感がします」
マルコ大将と参謀長のやり取りに師団長や各参謀達は同意の意味で首を縦に振る。
本国には敵発見の直後に対応を問い合せているが、今日のこの時間になっても続報が無い。恐らく後方ではどうすべきか紛糾しているのだろうが、現場からすればたまったものではない。無論、この状況を見越してすぐにでも動かせるように体制は整えてあるのだが。
「失礼致します! 本国から法皇令が届きました!」
「やっとですか。して、なんと?」
情報将校が会議の場に現れると、マルコ大将はすぐに読み上げるように促す。
すると情報将校は、やや重苦しい口振りでこう言った。
「ノヴァレドまでの後退は許可する。ノヴァレドからソフィーを絶対防衛線とし、敵軍から奪い取った領土を死守せよ。です……」
「やはりか……」
「あの貪欲法皇め……」
「戦場を理解していない癖に無茶を言う……」
「ノヴァレドでは防衛に不向きだというのに……。本国でぬくぬくとしている連中は数に勝る敵軍に対して野戦を仕掛けろとでも言うのか……!」
イリス法国において最も強制力のある法皇令にて発せられた命令に、師団長や参謀達はため息や憤りを表して非難する。せっかく軍全体でフィシュアまでの後退というベターな選択肢をとって迎え撃とうと考えていたのにも関わらず、本国はノヴァレドで戦えと言うのだ。つまりそれは、フィシュアで迎撃するよりも時間の余裕は少なくなり、防衛面でも不安がある地で戦えということだ。
「…………法皇令は絶対です。ノヴァレドにて、迎え撃ちましょう」
『…………』
マルコ大将にとっては苦渋の決断であった。
彼としては、戦うのならば当然フィシュアを選びたい。これまで得た勢力圏をやや大きく後退させることになるが、少なくともノヴァレドよりは万全の体制で戦えるからだ。
しかし、法皇令なぞ出されてしまってはどう足掻いても逆らえない。背けば待っているのは命令違反による処分だ。己の身が可愛いから保身の為にではない。
自分だけならまだいいが、恐らく参謀長や各師団長クラスにもそれらは及ぶだろう。自分達の処分後にはマトモに戦えるメンツは免職され、代わりにぬるま湯しか知らない法皇の息がかかった者共が後釜につくことになる。
そうなると、迷惑どころか命にすら関わってくるのは今戦っている将兵である。故に命令違反だけはなんとしても避けたかった。連合王国にも小なりとはいえ派閥があるように、法国の場合はこの派閥争いが深刻であった。
「法皇令には逆らえませんから。覚悟を決めて、何としても戦線の崩壊を防ぐのです」
「了解しました……」
「マルコ大将閣下のご命令であるのならば、従います」
「この命に賭けて守ってみせましょう」
マルコ大将の人徳のお陰もあり軍全体が方針転換に同意し、防衛線はノヴァレドからソフィーとなった。
よって、法国軍は攻勢担当の十四個師団及び援軍として加わる二個師団、半島防衛師団の五個師団とフィシュアに駐留している予備の二個師団の二十三個師団で法皇が言う絶対防衛線を守ることになる。
妖魔帝国軍約三十七万。対してイリス法国軍約二十三万。数においては不利であるが、それでも絶望的では無い数字ではある。
しかし、運命というものはどうして過酷を強いてくるのであろうか。
翌日からブカレシタからの後退が始まり、疲弊した約七万の妖魔帝国軍に追撃を受けぬように巧妙な戦法で本隊が下がっていく中、このような報告が入る。
送ってきたのはマルコ大将を始めとした総司令部の面々が加勢してくれるであろうと期待していた連合王国と協商連合の二カ国軍から。
内容は以下のようであった。
『ブカレシタから北東百五十キーラにて、新たな妖魔帝国軍の軍勢を確認。推定約二十五万』
「なんてことでしょうか……。これでは、連合王国と協商連合はすぐにはやってこれないでは、ありませんか……」
マルコ大将は、頭をうなだれてそう口から漏らしたという。
0
あなたにおすすめの小説
転生したら最強種の竜人かよ~目立ちたくないので種族隠して学院へ通います~
ゆる弥
ファンタジー
強さをひた隠しにして学院の入学試験を受けるが、強すぎて隠し通せておらず、逆に目立ってしまう。
コイツは何かがおかしい。
本人は気が付かず隠しているが、周りは気付き始める。
目立ちたくないのに国の最高戦力に祭り上げられてしまう可哀想な男の話。
無限に進化を続けて最強に至る
お寿司食べたい
ファンタジー
突然、居眠り運転をしているトラックに轢かれて異世界に転生した春風 宝。そこで女神からもらった特典は「倒したモンスターの力を奪って無限に強くなる」だった。
※よくある転生ものです。良ければ読んでください。 不定期更新 初作 小説家になろうでも投稿してます。 文章力がないので悪しからず。優しくアドバイスしてください。
改稿したので、しばらくしたら消します
ステータス画面がバグったのでとりあえず叩きます!!
カタナヅキ
ファンタジー
ステータ画面は防御魔法?あらゆる攻撃を画面で防ぐ異色の魔術師の物語!!
祖父の遺言で魔女が暮らす森に訪れた少年「ナオ」は一冊の魔導書を渡される。その魔導書はかつて異界から訪れたという人間が書き記した代物であり、ナオは魔導書を読み解くと視界に「ステータス画面」なる物が現れた。だが、何故か画面に表示されている文字は無茶苦茶な羅列で解読ができず、折角覚えた魔法なのに使い道に悩んだナオはある方法を思いつく。
「よし、とりあえず叩いてみよう!!」
ステータス画面を掴んでナオは悪党や魔物を相手に叩き付け、時には攻撃を防ぐ防具として利用する。世界でただ一人の「ステータス画面」の誤った使い方で彼は成り上がる。
※ステータスウィンドウで殴る、防ぐ、空を飛ぶ異色のファンタジー!!
魔道具頼みの異世界でモブ転生したのだがチート魔法がハンパない!~できればスローライフを楽しみたいんだけど周りがほっといてくれません!~
トモモト ヨシユキ
ファンタジー
10才の誕生日に女神に与えられた本。
それは、最強の魔道具だった。
魔道具頼みの異世界で『魔法』を武器に成り上がっていく!
すべては、憧れのスローライフのために!
エブリスタにも掲載しています。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
異世界に転生した俺は英雄の身体強化魔法を使って無双する。~無詠唱の身体強化魔法と無詠唱のマジックドレインは異世界最強~
北条氏成
ファンタジー
宮本 英二(みやもと えいじ)高校生3年生。
実家は江戸時代から続く剣道の道場をしている。そこの次男に生まれ、優秀な兄に道場の跡取りを任せて英二は剣術、槍術、柔道、空手など様々な武道をやってきた。
そんなある日、トラックに轢かれて死んだ英二は異世界へと転生させられる。
グランベルン王国のエイデル公爵の長男として生まれた英二はリオン・エイデルとして生きる事に・・・
しかし、リオンは貴族でありながらまさかの魔力が200しかなかった。貴族であれば魔力が1000はあるのが普通の世界でリオンは初期魔法すら使えないレベル。だが、リオンには神話で邪悪なドラゴンを倒した魔剣士リュウジと同じ身体強化魔法を持っていたのだ。
これは魔法が殆ど使えない代わりに、最強の英雄の魔法である身体強化魔法を使いながら無双する物語りである。
悪役貴族に転生したから破滅しないように努力するけど上手くいかない!~努力が足りない?なら足りるまで努力する~
蜂谷
ファンタジー
社畜の俺は気が付いたら知らない男の子になっていた。
情報をまとめるとどうやら子供の頃に見たアニメ、ロイヤルヒーローの序盤で出てきた悪役、レオス・ヴィダールの幼少期に転生してしまったようだ。
アニメ自体は子供の頃だったのでよく覚えていないが、なぜかこいつのことはよく覚えている。
物語の序盤で悪魔を召喚させ、学園をめちゃくちゃにする。
それを主人公たちが倒し、レオスは学園を追放される。
その後領地で幽閉に近い謹慎を受けていたのだが、悪魔教に目を付けられ攫われる。
そしてその体を魔改造されて終盤のボスとして主人公に立ちふさがる。
それもヒロインの聖魔法によって倒され、彼の人生の幕は閉じる。
これが、悪役転生ってことか。
特に描写はなかったけど、こいつも怠惰で堕落した生活を送っていたに違いない。
あの肥満体だ、運動もろくにしていないだろう。
これは努力すれば眠れる才能が開花し、死亡フラグを回避できるのでは?
そう考えた俺は執事のカモールに頼み込み訓練を開始する。
偏った考えで領地を無駄に統治してる親を説得し、健全で善人な人生を歩もう。
一つ一つ努力していけば、きっと開かれる未来は輝いているに違いない。
そう思っていたんだけど、俺、弱くない?
希少属性である闇魔法に目覚めたのはよかったけど、攻撃力に乏しい。
剣術もそこそこ程度、全然達人のようにうまくならない。
おまけに俺はなにもしてないのに悪魔が召喚がされている!?
俺の前途多難な転生人生が始まったのだった。
※カクヨム、なろうでも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる