異世界妖魔大戦〜転生者は戦争に備え改革を実行し、戦勝の為に身を投ずる〜

金華高乃

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第3部『血と硝煙と死体の山の果てに』第16章 春季第三攻勢作戦『電光の双剣』

第3話 『電光の双剣』作戦、発動

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 ・・3・・
 人類諸国統合軍が条約期限切れの翌日より開始した、『電光の双剣』作戦。
 その序盤は彼等の予想に反して非常に順調であった。
 後世に残されている当時の記録でも、妖魔帝国のこれまでの戦法や常識的な戦略を鑑みても奇妙なまでに目立った攻撃を仕掛けて来ず、
 というのも、国境から東約一五〇キーラ地点までは妨害が殆どなかった上に、道路も蒸気トラック通行用の拡大工事のみで済む程度だった。
 これが国境を山脈の麓に差しかかると、橋が落とされていたり道路が陥没させられたりと幾らかは妨害の痕跡もあった。が、それくらいだった。
 しかし橋の破壊や道路陥没程度であれば最新の科学技術や魔法科学技術を用いたり、召喚士の小型ゴーレムやアレゼル大将のゴーレムを用いたりと、土木工事で難なく解決する。
 山脈に差しかかると、最も低い南部とはいえ標高一〇〇〇メートルを越える。
 さすがに約六五万人全員の高地慣れの訓練は出来なかった故に極一部の兵士が体調を崩すなどの状態は起きたが、それも深刻では無かった。
 山脈中央部の盆地に入ると、ようやくゲリラ部隊のように妖魔帝国軍は進行妨害をしてくるが、圧倒的優勢な数を持ってこれを蹴散らすか、妖魔帝国側が元々ハラスメント攻撃を目的としていたからか即撤退していく。
 そうして順調に行軍を続けた人類諸国南部統合軍は前衛軍が東西幅約一一〇キーラの山脈を越え、サスロフス高地の手前まで到達するに至っていた。
 人類諸国統合軍南部統合軍を迎え撃つ、妖魔帝国軍オディッサ方面軍は後方予備を含めれば約三〇個師団。数の上では人類諸国統合軍南部統合軍がひとまずは上であった。
 以下は、サフロフス高地までの人類諸国の行軍の記録である。

 ・五の月十七の日
 ブカレシタ防衛線を出発

 ・五の月二十四の日
 ブカレシタ防衛線より東一八〇キーラまで到達。

 ・五の月二十六の日
 山脈西の麓に中央軍は到達。前衛軍、山脈越えを開始。

 ・五の月二十九の日
 前衛軍、妖魔帝国の落橋等妨害工作に対し土木工事と前方哨戒を行いつつ進軍。三十一の日には山脈中央盆地まで到達。小競り合い程度の戦闘は起きるものの何れも大した問題にはならず。

 ・六の月二の日
 中央軍、山脈中央盆地まで到達。前衛軍は道路拡張を行いつつも、順調に進軍。アカツキ中将の手記によれば、こうも戦闘が少ないと軍は土木建築会社をしているみたいだという記述が残っている。

 ・六の月五の日
 前衛軍サフロフス高地手前まで到達。妖魔帝国軍のハラスメント攻撃をここまでに三度ほど受けるも、エイジスに逆探知を受ける事もあり何れも壊滅か敗走。

 ・六の月七の日
 夕方までにサフロフス高地に到着。移動司令部を設置。予定より一日半の遅延はあるものの、飛行場の建設も開始。兵站集積基地の建設も同様に開始し、兵站網及び魔法無線装置情報網も進軍路に沿ってまず一連絡線。六の月中旬には予備連絡線の構築も完了予定。

 ・六の月八の日
 サフロフス高地にて、前衛軍の作戦開始準備は整いつつあり。


【出典:アルネシア連合王国軍戦史・第三次妖魔大戦『電光の双剣』作戦より】


 ・・Φ・・
 1846年6の月9の日
 午前6時5分
 妖魔帝国南西部・サスロフス高地
 人類諸国統合軍南部統合軍・第101能力者化師団・移動司令部


 僕達がブカレシタを進発して二十日が過ぎた。
 妖魔帝国軍は予想より遥かに少ない抵抗しかしてこず、ここまでほとんど被害は無くやってこれた。途中、兵站網の構築においてブカレシタ手前の鉄道が故障事故を起こして物資弾薬の運搬に遅延が生じたけれども復旧は完了。それ以外は特に問題はなく、僕達は今攻勢発起点となるサスロフス高地で進撃準備をほぼ完了した。


「アカツキ中将閣下。空軍飛行場の建設は仮状態ではありますが離陸可能なまでにはなりました。すぐに出撃可能とのこと」

「SF、SA共に離陸。座標確認を完了し、いつでも上空からの攻撃と砲撃支援を行えます」

「砲兵隊、中長距離カノン砲の準備は完了。制圧射撃は空中観測完了次第いつでも行けるとのことです」

「各々了解したよ。であればHQ(総司令部)へ通達。『我等、電光の先駆けとならん』」

「了解しました。HQへ送ります」

 攻勢開始予定時刻は六時半。間もなく迎えようとする時を前に全ての準備は完了した事から、現場を任されている僕は通信要員に総司令部へ攻勢を開始する旨を伝える。

「HQより返信。『貴殿らの活躍に期待す。人類諸国統合軍に栄光あれ』」

「了解。攻勢全軍へ通達を。最終確認を怠らないよう」

「了解しました」

 僕は矢継ぎ早に攻勢を担当する空軍、砲兵隊、そして作戦初期段階で鍵を握る能力者化師団へ最終確認を命じた。
 いつもの軍服とは違い戦闘用の服を身に纏う僕の横に宙に浮いているのは、デフォルト衣装のエイジス。この装束は休戦前において妖魔帝国軍を震え上がらさせたそれと同じだった。
 傍らにはリイナ。彼女も戦闘用の軍服だ。近くには開戦前から従ってくれていて時には命懸けで身を守ってくれていた大隊の指揮官、今や拡大して僕の護衛も兼ねている連隊の指揮官になって一つ昇進したアレン中佐も控えていた。
 リイナは腰に帯剣している『アブソリュート』の鞘を撫でながらぽつりと漏らす。

「ついに始まるのね」

「うん。もうすぐだ」

「実戦なんて何年振りかしらね」

「大丈夫さ。これまでずっと訓練を重ねてきたんだ。やることはいつでも同じ。人類諸国統合軍に勝利をもたらすだけさ」

「そうね。早く終わらせて、リオの顔が見たいもの」

「間違いないね」

「肯定。悠久の平和を掴む為、リオ様のお顔を早く見る為にも早期集結をワタクシも望みます」

 エイジスの発言に僕やリイナだけじゃなくてアレン中佐や周りにいた人達も頷く。
 皆、本国では家族や恋人、友人達が待っているんだ。
 彼等の為にも、まずはこの戦いに勝たなければ何も始まらない。

「アカツキ中将閣下、師団全体の小隊間魔法無線装置のチェックも完了とのこと。前衛軍司令部から各小隊との通信接続も確認。前衛軍司令部情報通信統括センターは正常に機能しております」

「了解。緊密な連携保持の為に、司令部情報通信統括センターの皆にもよろしく伝えておいて」

「了解しました」

「アレン中佐。背中は任せたよ」

「はっ。ずっとアカツキ中将閣下のお傍に仕え御守りしてまいりました。今回もお任せください」

「ありがとう」

 懐中時計を手に取って時刻を確認すると、六時二十五分。作戦開始まであと五分。
 僕は息を深く吸うと。

「総員通達!! 通信要員は全体への通信通達!! これより我々は人類諸国統合軍の先駆けとなる!! 我等が悠久の平和を手にする為の、剣先となる!! 大切な人を守る為、祖国を守る為、諸君等は銃を手に取り、魔法杖を手に取り、砲兵は戦場の神となり、空よりは翼達が見守っている!! 我々に一片の隙も無し!! 準備はいいか!! 妖魔帝国軍将兵を部屋の片隅で震わせる用意も良いか!! さあ諸君等武器を取れ!! 殺気を纏わせろ!! 戦争の時間だ!!」

『了解!!』

「よし! これより、『電光の双剣』作戦、我等右の剣となりてまずはオディッサを制圧する! 作戦、開始ィィ!!」

『おおおおおおおおおおおお!!!!』

 僕の号令に将兵達は一斉に雄叫びを上げる。
 一八四六年六の月九の日、午前六時半。
『電光の双剣』作戦、右の剣は発動した。

「能力者化師団全軍、巡航速度にて前進開始!」

「了解!!」

 前衛軍司令部前面に控えていた三個能力者化師団は機動戦行動を始めた。
 巡航速度は騎兵とも遜色がない時速二十キーラで行動を開始。この時代において一般的な歩兵の進軍速度は時速五キーラから八キーラ程度だから約四倍だ。前世の自動車化歩兵部隊より少し遅いかもしれないけれど、この世界では驚異的な速度。それが三個師団一斉にサスロフス高地を駆け下りて動き出すんだから、その光景は圧巻だった。

「サスロフス飛行場管制より通信。『機械仕掛けの翼は舞い上がった』です」

「SF及びSA管制室より通信あり。両翼は空へ。とのこと」

「了解。攻勢初期段階の鍵を握る彼等の活躍に期待しよう」

 僕も巡航速度での移動をしつつ、隣に控えてくれる移動通信要員が届ける報告内容に耳を傾ける。

「サスロフス高地『L1』及び『L2』部隊、諸元入力を終了。指定位置への発射はいつでもいけるとのこと」

「現場に任せるよ。指定時刻に発射を開始」

「了解しました!」

「砲兵隊、SFの空中観測を待って砲撃開始とのこと。能力者化師団突撃前より、魔石地雷誘爆攻撃と各陣地への攻撃を開始するとの事」

「砲兵は戦場の神々だ。采配に任せるよ」

「はっ!」

「エイジス、今の位置の観測を」

「サー、マイマスター。ワタクシ達含め能力者化師団の最前方は現在サスロフス高地を駆け下り、敵第一目標地点第一防衛線まで一〇キーラ。到達予定時刻は〇七〇〇(まるななまるまる)。魔力感知により、第一防衛線手前二キーラに魔石地雷埋設は確認済み。魔法無線装置とのリンクは完了。情報伝達はしてあります」

「ありがとうエイジス。そろそろ機械仕掛けの翼と両翼が空から敵を戦慄させるはずだ」

「あら、噂をすればなんとやらみたいよ」

 リイナの声に僕は空を見上げると、雄々しく空を舞う『AFー44』が翼を左右に振って通過していく。地上にいる兵達は手を振って応えていた。
 瞬く間に彼等は目標地点へ到達する。まずは搭載している魔石爆弾の投下だ。彼等は次々と敵の防衛線へ空襲を仕掛けていく。
 でも、敵だってタダで殺られるわけにはいかないようだ。

「ちっ、やっぱり今までの妖魔帝国軍とは違うね……」

「対空砲火が五年前の比じゃないわ」

「どうやら奴等も進化しているようですね。迂闊に高度を下げたら障壁を抜かれて墜落します」

「思ったより低高度からの攻撃は難しいかもね」

 リイナ、アレン中佐の言葉に僕は同意する。
 僕が想定していたより妖魔帝国軍の対空攻撃は激しかった。今は高度約一〇〇〇ミーラからの空襲だから対空砲火としての魔法攻撃も届かないけれど、それより高く上がっている銃火や砲火に注目する。恐らく連中は僕達が新しく導入したのと同じように対空砲を投入しているようだった。
 おまけに敵は初見のはずの航空機を目撃しても多少の動揺は対空砲火から見られても大きな混乱が無い。ってことは、相当な練度にまで鍛え上げられているんだろう。
 これは航空攻撃も一筋縄ではいかなくなってしまう。少なくともSAは消耗を強いられてしまうだろうね。

「妖魔帝国軍、絶対に中枢で何かが起きているね……」

「旦那様の予想通りかしら」

「だと思う。もしくはモグラ(諜報員)からの情報で模倣をしてきたか。かな」

「となると、地上でも何が起きても不思議ではありませんね」

「そうだね、アレン中佐。けど、僕達の侵攻速度は対応を後手に回らせるのは間違いないはずさ。そら、『L1』と『L2』も発射されたよ」

 上空から金切り音が響いてくる。『L1ロケット』と新兵器『L2ロケット』だ。
 L1ロケットは第一防衛線とパースクに殺到していく。それを越えて飛翔するのは、L2ロケット。数こそL1ロケットには劣るものの、一挙に数十の百数十のL2ロケットは敵司令部の存在するオディッサへ向けて飛んでいく。
 L1ロケットに対してさらに上の高度を飛ぶから終末行程を除いて妖魔帝国軍がアレを撃ち落とす事は叶わない。
 さあ、頼むよL2ロケット。後方を撹乱させてくれ。

「アカツキ中将閣下! 砲兵隊カノン砲が第一射を開始します!」

「了解! 敵防衛線を事前の打ち合わせ通り三ブロックに設定しているから、北部Aブロックは第一〇二能力者化師団が担当。南部は第一〇三能力者化師団はCブロックを。僕達第一〇一は最も分厚い中央のBブロックを粉砕する。各員、神々の唄声を背に突っ込むよ!」

「サー!!」

 彼我の距離は六キーラ、五キーラと狭まっていく。前方からは既に砲声が轟いていた。音の数はブカレシタとは比較にならないくらい多い。

「エイジス!」

「サー、マスター。モード・ディフェンス起動。多重魔法障壁術式及び迎撃術式を展開」

 師団全体にも魔法障壁は展開されているけれど、一番砲火の厳しい第一〇一能力者化師団にはエイジスの防御術式と迎撃用の風魔法術式が一斉展開される。

「敵砲撃障壁衝突まで三、二、一、今」

「くっ、シャレにならない密度だね!」

「当たったら即死モノよね! けれど!」

「興奮が収まりませんねえ!!」

 エイジスの防御術式と迎撃術式を持ってしても全迎撃は叶わない。一割強の撃ち漏らしとすり抜けて砲撃は到達する。
 巡航速度から第一戦闘速度(時速約三〇キーラ)へ既に切り替わっているけれど、何発かが着弾して勇敢な兵士達が命を散らしていく。
 …………あぁ、これだよ。命の価値が限りなく安くなった戦争。砲火甚だしく激しく、あっという間に死体の山を築きかねない地上戦。
 けど、好きにはさせない。

「ロケット部隊、砲兵隊に支援要請!! 前方の敵砲兵群を黙らせて!!」

「既に!! 弾着あと一五秒!!」

「流石だ!」

「サスロフス高地飛行場管制室より通信! 『我等『AFー44』十機は英雄閣下突破予定地にプレゼントを配達しに参ります』とのこと!」

「ありがたい! 航空支援、砲撃支援を合図に第二戦闘速度、時速約三五キーラで行くよ!」

「了解しましたぁ!!」

 エイジスの視覚共有で敵味方の攻撃の様子を全て見られる僕は、後方から味方の航空機を表す青色の鏃型やじりがたを確認する。

「いっけええええ!!」

「やっちまええええ!!」

「ぶっぱなせえええええ!!」

 最大速度で天翔る『AFー44』は突破予定地の防衛陣地に対して魔法攻撃を、対空砲火を潜り抜けて機銃掃射も行う。
 続けて膨大な発数を用意したL1ロケットが着弾。
 さらには『AFー44』の離脱後には正確無比なカノン砲の支援も届けられた。
 味方からは大歓声が上がる。彼我の距離は二キーラまで縮まった。
 目の前には敵の防衛線。これまではほとんどが平行だったのに、今そこにあるのはジグザグ型で構築されている塹壕や堡塁に砲陣地。第一次世界大戦でも見受けられたあの形。
 ますます僕の中で妖魔帝国軍の進化が確実視されていく。
 けれど、こっちだって突破するだけの衝撃力を用意したんだ。ぶっ潰してやる。
 彼我の距離は一キーラ半。

「旦那様、楽しそうね?」

「これで楽しくなくちゃ、いつ楽しむんだい? さあ、そろそろだ」

 リイナは凶暴な笑みを浮かべ、僕は頷く。
 口角を少しだけ上に曲げて、ツイン・リルを鞘から抜いた。
 そうして、命令を下す。

「抜剣抜槍!! 魔法銃に魔力を込めろ!! 諸君等お待ちかねの楽しく愉快な近距離戦の時間だ!! ――総員、吶ッッ喊ッッ!!!!」
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