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第十三話 新しい魔法
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伍イ団の朝は早い。
いつもの待ち合わせ場所の広場に、ロイとガイがもう来ている。
そこにあいがやってくる。
「おはようございます」
「やあ、おはよう」
「はーー、頭いってー」
あいに続いて、頭痛の酷いメイが来る。
「うっ」
二日酔いの美少女メイが広場の側溝にはしる。
「おゲーーゴホ、ゴホッ」
「はー間に合った」
二日酔いの美少女が口を拭っている。
「あら、あいちゃんその服」
「セーラー服って言うんですよ」
「昨日届いたんです」
まなの着ていた服を、アド商会の経営する宝飾店で、無理を言って作って貰ったのである。
うれしそうに、あいがクルクル回る。
すると、スカートの中から白い物がチラチラのぞく。
メイが関心を示し近づくと、あいはスカートの裾を持つと、ビラーンと持ち上げた。
中から清楚な白地にピンクのリボンの付いた下着を見せる。
「か、かわいいー」
メイが思わず声を出すと、
あいはうれしそうに
「ぱんつって言うんですよ」
「こっちはぶらじゃー」
服を持ち上げてメイに見せる。
どうやら見せたくて、見せたくて我慢出来なかったようだ。
「かわいいー、何処に売っているの」
「アド商会の隣の、宝飾店です」
「いくら」
「金貨一枚です」
「高いわねー」
「私は原価だから全部で銀貨一枚でした」
「何それ、でも私もほしいわ」
後ろでガイとロイが、もじもじしながら見ている。
「おはようございます」
目を真っ赤に腫らしたレイがやってくる。
それを見て、メイがあいのスカートと服をビラーンと上に上げて
「ぱんつとぶらじゃーって言うのよ、かわいいでしょ」
メイが言うと、あいとメイが嬉しそうに顔を近づけてくる。
「かわいい、私もほしい」
「金貨一枚で、アド宝飾店で売っているんですよ」
「じゃあ、全員そろったからお仕事に行きましょうか」
今日は少し森の奥にやってきた。
「ガイ君とあいちゃんが魔力集め、私とレイちゃんとロイ君は魔法の特訓ね」
「はーい」
「じゃねーー!」
「ぱんつの事で飛んじゃっていたわ、メイさん何でいるのよ!」
「オリ国に帰ったんじゃないの」
目を腫らしたレイが言う。
「私は、まだ帰らないわよ、探究の魔女は今、あいっていう魔女のことが知りたくて、知りたくて、頭が一杯になっているから」
「よかったー」
レイがメイにすがりついて泣いている。
ガイが小型の魔獣を三匹倒し、その治癒をあいが終わった時、メイが来る。
「次の魔獣はレイちゃんにやらしてあげて」
小型のうさぎの魔獣が現れた。
「雷撃」
レイはピシッっという音と共に青白い電撃を出した。感電してパタッと魔獣が倒れた。
次はロイの番で、ロイは風魔法で魔獣を倒した。
「レイちゃんは雷、ロイ君は風が得意みたい」
その後は五人で狩りをして、魔封石をすべて満タンにし、グエン商会へ納品、団の魔封石が昇級し金貨二十枚の魔封石になった。
ベイでの夕食が終わり分かれるとき、あいが言う。
「あのー、明日はお休みを貰えませんか」
「どうしたのあいちゃん」
「少し魔法の練習がしたくて」
「じゃあ、私も一緒に行ってもいいかしら」
メイが尋ねる。
「はい」
「決まりね、そう言うことだから、ガイ君いいでしょ」
「構わないさ、お金は結構貯まっているしね」
翌日、あいとメイの姿はイネス湖にあった。
「あいちゃんはここでいつも魔法の練習をしているのね」
この場所はメイも来たことがあるが様子が違う。崖が削れて地形が変化している。
黒ずんだ岩の横に真新しいねずみ色の崖が出来ている。
「まさかあいちゃん、あそこから崖を削ったのはあいちゃんなの」
「はい」
「随分水も減っている様だけど」
「それも私です」
「ここで貴方はいまから、雷と風の練習をするのね」
メイは嫌な予感しかしなかった。
「では、行きます」
「雷撃」
ガラガラ、ゴロゴロ、ズズズズ
雷の音と共に地震のような震動が来る。
丁度、湖全体を覆い尽くす様に青白い稲妻が何本も走った。
「まって、まって、あいちゃんやり過ぎ、やり過ぎ」
「ごめんなさい、メイさん、これ以上小さい魔法は出来なくて」
「はーあ、嘘でしょ」
「次は風魔法行きます」
「風刃」
ビョオオ、バキバキ
風の刃が湖全体の壁を大きくえぐり取る。
えぐり取られた崖が支えを失い崩れ落ち、湖にザブンと沈んでいった。
またも、湖の地形が変った。
「あーーああ、嘘でしょ」
「これで、最小とか言わないでしょうね」
「これ以上小さくは、今は調整が出来ません」
その後あいは何度も雷魔法を練習したが、今日の練習では、湖の半分ぐらいまでしか、小さい雷撃は出来なかった。
「あいちゃん、当分は雷も風も使用禁止ね」
メイがあきれ顔でいう。
アド宝飾店
二人は例の物を買いに来た、レイも来ていて
店内で伍イ団の女性三人がそろった。
「申し訳ありません」
「メイさまに、ぶらじゃーはお売りできません」
「なぜじゃー、わたしも付けたいではないかー」
そもそも、少女の胸にはふくらみがなかった。
いつもの待ち合わせ場所の広場に、ロイとガイがもう来ている。
そこにあいがやってくる。
「おはようございます」
「やあ、おはよう」
「はーー、頭いってー」
あいに続いて、頭痛の酷いメイが来る。
「うっ」
二日酔いの美少女メイが広場の側溝にはしる。
「おゲーーゴホ、ゴホッ」
「はー間に合った」
二日酔いの美少女が口を拭っている。
「あら、あいちゃんその服」
「セーラー服って言うんですよ」
「昨日届いたんです」
まなの着ていた服を、アド商会の経営する宝飾店で、無理を言って作って貰ったのである。
うれしそうに、あいがクルクル回る。
すると、スカートの中から白い物がチラチラのぞく。
メイが関心を示し近づくと、あいはスカートの裾を持つと、ビラーンと持ち上げた。
中から清楚な白地にピンクのリボンの付いた下着を見せる。
「か、かわいいー」
メイが思わず声を出すと、
あいはうれしそうに
「ぱんつって言うんですよ」
「こっちはぶらじゃー」
服を持ち上げてメイに見せる。
どうやら見せたくて、見せたくて我慢出来なかったようだ。
「かわいいー、何処に売っているの」
「アド商会の隣の、宝飾店です」
「いくら」
「金貨一枚です」
「高いわねー」
「私は原価だから全部で銀貨一枚でした」
「何それ、でも私もほしいわ」
後ろでガイとロイが、もじもじしながら見ている。
「おはようございます」
目を真っ赤に腫らしたレイがやってくる。
それを見て、メイがあいのスカートと服をビラーンと上に上げて
「ぱんつとぶらじゃーって言うのよ、かわいいでしょ」
メイが言うと、あいとメイが嬉しそうに顔を近づけてくる。
「かわいい、私もほしい」
「金貨一枚で、アド宝飾店で売っているんですよ」
「じゃあ、全員そろったからお仕事に行きましょうか」
今日は少し森の奥にやってきた。
「ガイ君とあいちゃんが魔力集め、私とレイちゃんとロイ君は魔法の特訓ね」
「はーい」
「じゃねーー!」
「ぱんつの事で飛んじゃっていたわ、メイさん何でいるのよ!」
「オリ国に帰ったんじゃないの」
目を腫らしたレイが言う。
「私は、まだ帰らないわよ、探究の魔女は今、あいっていう魔女のことが知りたくて、知りたくて、頭が一杯になっているから」
「よかったー」
レイがメイにすがりついて泣いている。
ガイが小型の魔獣を三匹倒し、その治癒をあいが終わった時、メイが来る。
「次の魔獣はレイちゃんにやらしてあげて」
小型のうさぎの魔獣が現れた。
「雷撃」
レイはピシッっという音と共に青白い電撃を出した。感電してパタッと魔獣が倒れた。
次はロイの番で、ロイは風魔法で魔獣を倒した。
「レイちゃんは雷、ロイ君は風が得意みたい」
その後は五人で狩りをして、魔封石をすべて満タンにし、グエン商会へ納品、団の魔封石が昇級し金貨二十枚の魔封石になった。
ベイでの夕食が終わり分かれるとき、あいが言う。
「あのー、明日はお休みを貰えませんか」
「どうしたのあいちゃん」
「少し魔法の練習がしたくて」
「じゃあ、私も一緒に行ってもいいかしら」
メイが尋ねる。
「はい」
「決まりね、そう言うことだから、ガイ君いいでしょ」
「構わないさ、お金は結構貯まっているしね」
翌日、あいとメイの姿はイネス湖にあった。
「あいちゃんはここでいつも魔法の練習をしているのね」
この場所はメイも来たことがあるが様子が違う。崖が削れて地形が変化している。
黒ずんだ岩の横に真新しいねずみ色の崖が出来ている。
「まさかあいちゃん、あそこから崖を削ったのはあいちゃんなの」
「はい」
「随分水も減っている様だけど」
「それも私です」
「ここで貴方はいまから、雷と風の練習をするのね」
メイは嫌な予感しかしなかった。
「では、行きます」
「雷撃」
ガラガラ、ゴロゴロ、ズズズズ
雷の音と共に地震のような震動が来る。
丁度、湖全体を覆い尽くす様に青白い稲妻が何本も走った。
「まって、まって、あいちゃんやり過ぎ、やり過ぎ」
「ごめんなさい、メイさん、これ以上小さい魔法は出来なくて」
「はーあ、嘘でしょ」
「次は風魔法行きます」
「風刃」
ビョオオ、バキバキ
風の刃が湖全体の壁を大きくえぐり取る。
えぐり取られた崖が支えを失い崩れ落ち、湖にザブンと沈んでいった。
またも、湖の地形が変った。
「あーーああ、嘘でしょ」
「これで、最小とか言わないでしょうね」
「これ以上小さくは、今は調整が出来ません」
その後あいは何度も雷魔法を練習したが、今日の練習では、湖の半分ぐらいまでしか、小さい雷撃は出来なかった。
「あいちゃん、当分は雷も風も使用禁止ね」
メイがあきれ顔でいう。
アド宝飾店
二人は例の物を買いに来た、レイも来ていて
店内で伍イ団の女性三人がそろった。
「申し訳ありません」
「メイさまに、ぶらじゃーはお売りできません」
「なぜじゃー、わたしも付けたいではないかー」
そもそも、少女の胸にはふくらみがなかった。
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