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第三十八話 お土産
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「ふーーっ!! ふーーっ!!」
私はいつになく興奮しているみたいです。
こここそ私の見せ場なのです。荒い鼻息ぐらい、しかたがありませんよね。
さあ私の魔力の大きさにビビリ散らかしなさい!
「では、試験の説明をします」
試験会場は広場の端の方に、盾を持った兵隊さん達に四角く囲まれた中で行なわれるみたいです。
こころなしか、兵隊の皆さんの顔が緊張にこわばっています。
「ごくり……」
試験を受ける人達が全員緊張の為か、ツバを飲み込みました。
平気な顔をしているのは、もう100点を三つとも取った、うちの子供達だけです。
さあ、言ってください。
きっと、水晶玉のような物に手をかざすと魔力量が見えるという、あの試験のはずです。
私が水晶玉に手をかざすと、割れてはじけ飛び「ななな、何と言うことだ、信じられない!! こ、こんなことが……あっ、あり得ない……」ってなる奴です。
そして、盾を持つ兵隊さんはその水晶玉が飛び散って、外に飛び出さないように安全のためにいるはずです。
あら? 兵隊さんが的のような物を中央に立てました。
「あれを、ご覧ください。あの木の的を直接魔法攻撃で破壊してください。魔法は火炎攻撃でも水攻撃でも風攻撃でもかまいません。直接魔法で攻撃して壊せば大丈夫です」
「えぇーーっ!! なっ、何ですとーーっ!!!!」
よ、よりにもよって一番出来ない奴じゃ無いですかーー!!
「あの、あなたは何も出来ないくせに耳まで悪いのですか?」
ぎゃあぁぁーー!! ひどい言いかたーー!!
何も出来ないくせに、耳まで悪いのですかーーって、そんなひどいことをこんな可愛い幼女によくいいますねーー。
泣きそうです。
「いいえ、大丈夫です。聞こえなかった訳ではありません」
最初はチマちゃんからのようです。
「ファイヤーキャノン!!」
大砲のような火の玉が的に飛んで行きます。
「うわあああああああーーーーーーーー!!!!!!」
すさまじい攻撃に、全員が悲鳴を上げました。
そして、的は粉々になり、跡形も無くなりました。
なるほど、粉々になった木製の的が後ろに飛び散ります。
そして、兵隊さんがその破片を盾で受け止めます。
どうやらこのために兵隊さんはいたようですね。
「す、すごいです。こんなにすごい魔法攻撃は初めて見ました。100点です」
私には冷たい試験官さんが、目をキラキラ輝かせています。
結構すごいことなのでしょう。
続いてシノちゃんです。
「ウィザーシックル!!!!」
シノちゃんは風魔法です。
チマちゃんの魔法の威力も同じ位です。
「す、すごい。同じく100点です」
当然、次のヒジリちゃんも100点でした。
うちの子達は優秀で、3人とも400点満点です。すごいですね。
その後の人達は、的を破壊できる人が1人で、後は当てるのがやっとか、魔法が使えない人だけでした。
「はい、次はレイカさんです」
とうとう、私の出番です。
「あのー、この鎧の兵士に壊させてはいけませんか?」
私は、鎧の鉄人を指さしました。
「ふふっ、レイカさんは0点です」
どうやら駄目のようです。
一応私の魔法なんだけどなー・
「ぎゃはははははーーーーーー!!!!!!」
すごい勢いで笑われました。
まあ、そりゃあそうですよね。
合計22点の最低点じゃあこんなもんです。
「くううぅぅぅ」
私は、余りにもつらすぎて、立っていられなくて座り込んでしまいました。
誰ですか? 「合格しても入団はしません」なんて大口をたたいていた人は……。
私ですね、情けなくて穴があったら入りたいです。
幼児の体は、もう泣きたくてしょうが無いみたいです。
私はそれを何とか耐えていました。
「なんだよ! あのチビ、えらい余裕だったから何かあるのかと思っていたら又0点だ!!」
「まったく、しょうがねえ!!」
「しょせん、タダのチビだったのかよう!!」
「合計22点って、もう笑えるより怒れて来るわ!! 何しに来たの!! って感じよ」
はーーっ、これ見よがしに悪口が聞こえてきます。
それにひきかえ、うちの三人の子供達は、皆に囲まれて褒め称えられています。
「レイカ姉ーー!!」
なんだか、遠くで私を呼ぶ声がします。
おかげで気が紛れて、こぼれそうだった涙が引っ込みました。
声の方に目をやると、紫の鎧の兵士が走って来ます。
背中に大剣、胸には細長い大きな箱を抱きかかえています。
「レイカネエェェェェーーーーーー!!!!!!!!」
どうやらイサちゃんです。
元気で帰って来たようですね。よかった。
「……お帰りなさい……」
「んっ!? レイカ姉どうしたんだ、元気がないなあ」
「い、いいえ……なんでもありませんよ。普通です」
テストで22点を取って元気がありません、何てことは言えません。かっこ悪すぎます。
「よいしょ。見てくれ! レイカ姉!! お土産だーー!!」
イサちゃんは、私の目の前に胸に抱きかかえていた箱を置いて満面の笑顔です。
「開けてもいいの?」
イサちゃんは笑顔のままうなずきます。
一体なんでしょうか? 楽しみです。
「うぎゃああああぁぁぁぁぁーーーーーーー!!!!!!」
口から心臓が飛び出るかと思いました。
もう、心臓のドキドキという音が自分の耳で聞こえそうです。
私はペタンと腰を抜かしました。
箱の中身はどう見ても、人間の手と足です。
不気味に黒ずんだ人間の手と足の塩づけです。
「なあ、すごいだろーー!!!!」
イサちゃんはそんな私を見て満足そうです。
まるで、私が腰を抜かすほど喜んでいると思っているみたいです。
「『なあ、すごいだろー!!!!』じゃ、ありませーーんっ!!!! な、ななな、なんですかこれわあぁぁぁーーーーっ!!!!!!」
「ふふふ、神将ドウカンの左手と左足だ!!」
「えっ!?」
私はさっきまで、切り落とされた人間の手と足を見て驚いていましたが、あの憎たらしいアサちゃんの左手を切った敵将ドウカンの左手と左足と聞いて、急に気持ち悪さが無くなりました。
「惜しいところで逃げられて、命まではうばえ無かったけど、まあ倍返しが出来たからいいかなあと思っている。左手と左足を失ってしまえば、戦士としては死んだも同然だ」
「なっ!!!!」
「いま、神将ドウカンの左手と左足と言っていなかったか?」
「言っていた」
「て、ことはフト国の神将ドウカンか?」
「信じられねー! 本当なのか?」
「言ったい何者なんだーー? あいつは?」
私の後ろにいる受験生がザワザワしだしました。
「レイカ様ーーーー!!!!」
遅れて、嫌みったらしく白馬に乗った、無精髭の男が私を呼びます。
汚らしい見た事もない男です。
「あのー、誰ですか?」
「はあぁぁーーーっ!! ゾングですよ。お忘れですか?」
ゾングさんは、白馬から下りると数歩近づいて来て、うやうやしく臣下の礼をとりました。
「く、くっさーー!!!!」
私は思わず鼻をつまみました。
「ははは、これは失礼。もう十日間以上風呂に入っていませんからなあ」
「おい、ありゃあ、世界一の大商人ゾング様じゃないのか?」
「ああ、そうだ」
「それがなんであのチビにひざまずいているんだ?」
「い、いったい、あのチビは何者なんだ?」
また、受験生がザワザワします。
「はあーーぁぁぁーーー、お前達は何も知らないのか。これだから田舎者はだめだなあ」
ゾングさんは受験生の方に歩いて行くと、いつもの様に偉そうな態度になります。
「いいかあーー、よく聞けー田舎者共!! このお方はなあ、レイカ様だーー!!!! あのアーサー騎士団の団長アーサー様の育ての親であり、レンカの宝刀の制作者でもあらせられる。まさか、お前達! 失礼な事はしなかっただろうなあ」
「ええええええぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーー!!!!!!!!」
すごく声のそろったいい「えーーっ」いただきましたーー。
「あの、ギリザ隊長さん。この人達の中の合格者はアーサー騎士団ではなく、ラーケン騎士団に入団させてください」
私は同行しているギリザ隊長にきっぱり言いました。
「えええーーっ、これ、アーサー騎士団の入団試験なんですがーー!!!!」
ギリザ隊長が滅茶苦茶驚いています。
私はいつになく興奮しているみたいです。
こここそ私の見せ場なのです。荒い鼻息ぐらい、しかたがありませんよね。
さあ私の魔力の大きさにビビリ散らかしなさい!
「では、試験の説明をします」
試験会場は広場の端の方に、盾を持った兵隊さん達に四角く囲まれた中で行なわれるみたいです。
こころなしか、兵隊の皆さんの顔が緊張にこわばっています。
「ごくり……」
試験を受ける人達が全員緊張の為か、ツバを飲み込みました。
平気な顔をしているのは、もう100点を三つとも取った、うちの子供達だけです。
さあ、言ってください。
きっと、水晶玉のような物に手をかざすと魔力量が見えるという、あの試験のはずです。
私が水晶玉に手をかざすと、割れてはじけ飛び「ななな、何と言うことだ、信じられない!! こ、こんなことが……あっ、あり得ない……」ってなる奴です。
そして、盾を持つ兵隊さんはその水晶玉が飛び散って、外に飛び出さないように安全のためにいるはずです。
あら? 兵隊さんが的のような物を中央に立てました。
「あれを、ご覧ください。あの木の的を直接魔法攻撃で破壊してください。魔法は火炎攻撃でも水攻撃でも風攻撃でもかまいません。直接魔法で攻撃して壊せば大丈夫です」
「えぇーーっ!! なっ、何ですとーーっ!!!!」
よ、よりにもよって一番出来ない奴じゃ無いですかーー!!
「あの、あなたは何も出来ないくせに耳まで悪いのですか?」
ぎゃあぁぁーー!! ひどい言いかたーー!!
何も出来ないくせに、耳まで悪いのですかーーって、そんなひどいことをこんな可愛い幼女によくいいますねーー。
泣きそうです。
「いいえ、大丈夫です。聞こえなかった訳ではありません」
最初はチマちゃんからのようです。
「ファイヤーキャノン!!」
大砲のような火の玉が的に飛んで行きます。
「うわあああああああーーーーーーーー!!!!!!」
すさまじい攻撃に、全員が悲鳴を上げました。
そして、的は粉々になり、跡形も無くなりました。
なるほど、粉々になった木製の的が後ろに飛び散ります。
そして、兵隊さんがその破片を盾で受け止めます。
どうやらこのために兵隊さんはいたようですね。
「す、すごいです。こんなにすごい魔法攻撃は初めて見ました。100点です」
私には冷たい試験官さんが、目をキラキラ輝かせています。
結構すごいことなのでしょう。
続いてシノちゃんです。
「ウィザーシックル!!!!」
シノちゃんは風魔法です。
チマちゃんの魔法の威力も同じ位です。
「す、すごい。同じく100点です」
当然、次のヒジリちゃんも100点でした。
うちの子達は優秀で、3人とも400点満点です。すごいですね。
その後の人達は、的を破壊できる人が1人で、後は当てるのがやっとか、魔法が使えない人だけでした。
「はい、次はレイカさんです」
とうとう、私の出番です。
「あのー、この鎧の兵士に壊させてはいけませんか?」
私は、鎧の鉄人を指さしました。
「ふふっ、レイカさんは0点です」
どうやら駄目のようです。
一応私の魔法なんだけどなー・
「ぎゃはははははーーーーーー!!!!!!」
すごい勢いで笑われました。
まあ、そりゃあそうですよね。
合計22点の最低点じゃあこんなもんです。
「くううぅぅぅ」
私は、余りにもつらすぎて、立っていられなくて座り込んでしまいました。
誰ですか? 「合格しても入団はしません」なんて大口をたたいていた人は……。
私ですね、情けなくて穴があったら入りたいです。
幼児の体は、もう泣きたくてしょうが無いみたいです。
私はそれを何とか耐えていました。
「なんだよ! あのチビ、えらい余裕だったから何かあるのかと思っていたら又0点だ!!」
「まったく、しょうがねえ!!」
「しょせん、タダのチビだったのかよう!!」
「合計22点って、もう笑えるより怒れて来るわ!! 何しに来たの!! って感じよ」
はーーっ、これ見よがしに悪口が聞こえてきます。
それにひきかえ、うちの三人の子供達は、皆に囲まれて褒め称えられています。
「レイカ姉ーー!!」
なんだか、遠くで私を呼ぶ声がします。
おかげで気が紛れて、こぼれそうだった涙が引っ込みました。
声の方に目をやると、紫の鎧の兵士が走って来ます。
背中に大剣、胸には細長い大きな箱を抱きかかえています。
「レイカネエェェェェーーーーーー!!!!!!!!」
どうやらイサちゃんです。
元気で帰って来たようですね。よかった。
「……お帰りなさい……」
「んっ!? レイカ姉どうしたんだ、元気がないなあ」
「い、いいえ……なんでもありませんよ。普通です」
テストで22点を取って元気がありません、何てことは言えません。かっこ悪すぎます。
「よいしょ。見てくれ! レイカ姉!! お土産だーー!!」
イサちゃんは、私の目の前に胸に抱きかかえていた箱を置いて満面の笑顔です。
「開けてもいいの?」
イサちゃんは笑顔のままうなずきます。
一体なんでしょうか? 楽しみです。
「うぎゃああああぁぁぁぁぁーーーーーーー!!!!!!」
口から心臓が飛び出るかと思いました。
もう、心臓のドキドキという音が自分の耳で聞こえそうです。
私はペタンと腰を抜かしました。
箱の中身はどう見ても、人間の手と足です。
不気味に黒ずんだ人間の手と足の塩づけです。
「なあ、すごいだろーー!!!!」
イサちゃんはそんな私を見て満足そうです。
まるで、私が腰を抜かすほど喜んでいると思っているみたいです。
「『なあ、すごいだろー!!!!』じゃ、ありませーーんっ!!!! な、ななな、なんですかこれわあぁぁぁーーーーっ!!!!!!」
「ふふふ、神将ドウカンの左手と左足だ!!」
「えっ!?」
私はさっきまで、切り落とされた人間の手と足を見て驚いていましたが、あの憎たらしいアサちゃんの左手を切った敵将ドウカンの左手と左足と聞いて、急に気持ち悪さが無くなりました。
「惜しいところで逃げられて、命まではうばえ無かったけど、まあ倍返しが出来たからいいかなあと思っている。左手と左足を失ってしまえば、戦士としては死んだも同然だ」
「なっ!!!!」
「いま、神将ドウカンの左手と左足と言っていなかったか?」
「言っていた」
「て、ことはフト国の神将ドウカンか?」
「信じられねー! 本当なのか?」
「言ったい何者なんだーー? あいつは?」
私の後ろにいる受験生がザワザワしだしました。
「レイカ様ーーーー!!!!」
遅れて、嫌みったらしく白馬に乗った、無精髭の男が私を呼びます。
汚らしい見た事もない男です。
「あのー、誰ですか?」
「はあぁぁーーーっ!! ゾングですよ。お忘れですか?」
ゾングさんは、白馬から下りると数歩近づいて来て、うやうやしく臣下の礼をとりました。
「く、くっさーー!!!!」
私は思わず鼻をつまみました。
「ははは、これは失礼。もう十日間以上風呂に入っていませんからなあ」
「おい、ありゃあ、世界一の大商人ゾング様じゃないのか?」
「ああ、そうだ」
「それがなんであのチビにひざまずいているんだ?」
「い、いったい、あのチビは何者なんだ?」
また、受験生がザワザワします。
「はあーーぁぁぁーーー、お前達は何も知らないのか。これだから田舎者はだめだなあ」
ゾングさんは受験生の方に歩いて行くと、いつもの様に偉そうな態度になります。
「いいかあーー、よく聞けー田舎者共!! このお方はなあ、レイカ様だーー!!!! あのアーサー騎士団の団長アーサー様の育ての親であり、レンカの宝刀の制作者でもあらせられる。まさか、お前達! 失礼な事はしなかっただろうなあ」
「ええええええぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーー!!!!!!!!」
すごく声のそろったいい「えーーっ」いただきましたーー。
「あの、ギリザ隊長さん。この人達の中の合格者はアーサー騎士団ではなく、ラーケン騎士団に入団させてください」
私は同行しているギリザ隊長にきっぱり言いました。
「えええーーっ、これ、アーサー騎士団の入団試験なんですがーー!!!!」
ギリザ隊長が滅茶苦茶驚いています。
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