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激闘編
第二百六十七話 赤い重装歩兵隊
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柴田はゆっくり本陣に歩いて行く。
俺は黒い専用陸鎧激豚君で、ひとっ飛びで本陣だ。
俺の専用機動陸鎧は激豚君という名だが、名前とのギャップのため、滅茶苦茶かっこよくデザインしてある。けっして子豚のようにかわいくはない。黒く輝くアダマンタイト製のボディーの機動陸鎧だ。
戦場では、両軍あわせて二万三千の兵士が静かに息を潜めにらみあっている。
そんな中、真田隊がゆっくり、陣形を変えるために動き出した。
「あっ、あれは!?」
久美子さんが目を見開いている。
真田の陣形に驚いているようだ。
真田隊は、三百の重装歩兵を横に等間隔に一列に並べている。
正面の前田隊と同じ幅だ。
前田隊は前面に千五百の槍隊を密集させて並べている。
三百でその槍隊と同じ幅に並んでいるのだ。
「ふっ、やるじゃねえか。真田の奴」
「あの、どういうことですか」
今度はオオエが聞いてきた。
久美子さんもうなずいている。二人はまだわからないらしい。
「しょうがねえなあ二人とも。まずこの戦いを早く終らせるつもりなら、鋒矢の陣で前田隊を突っ切り、柴田の陣に深く入り込み柴田の首を取る。それが早いだろう。だが、真田は、敵を全滅させるつもりなのさ。三百で前田と柴田の八千人全てを打ち倒す。それがあの陣形だ。恐らく前代未聞の陣形だろう」
「で、出来るわけがありません。特攻させる気ですか。全滅して終わりです。止めなくては!」
左近が少しあせって言ってきた。
「その必要は無い。あの重装鎧の事は真田が一番知っているはずだ。何度か実戦も経験して訓練も怠っていないだろう。真田が出来ると判断したのなら出来る!」
「でも、さすがにあれは、やり過ぎではありませんか?」
ミサまで言ってきた。
ミサに言われると、ちょっと不安になる。
確かにあれでは囲まれてタコ殴りになりそうだ。
「あ、あの、それに武器が見えません」
久美子さんが今頃になって気が付いたようだ。
「木田軍は基本素手だよ」
「えーーーーっ!!!」
「えーって、相手を殺さないんだからいらないでしょう」
「敵は、槍に鉄砲まで装備しているのですよ!」
「久美子さん、そろそろ始まります。木田軍真田の戦いをその目で見てください。そして九州に見たままをお伝えください」
柴田が本陣に戻ったので俺は、大きく息を吸った。
「さなだーーーー!!! 日本史に名をきざめーーー!!! お前の名を日の本に轟かせよーー!!!!!」
「はあーーはっはっはっ!!! 野郎共!! 大殿から直々のお言葉だーーー!! ビビッている奴はいねえだろうなー」
「ははは、みんなビビッていますよ。前田と柴田を殺して殿に叱られるんじゃねえかとね」
真田の副将が大きな声で答えた。
「なにーーーーっ!!!! なめるなーー!! 皆殺しにしてやる!!!」
これには、前田軍から怒りの声が上がった。
「真田隊、かかれーーー!!!!」
「うおおおおおおおおおーーーーーーーー!!!!!」
三百人の、腹の底からの大声があたりを震動させた。
真田の赤い重装歩兵隊が前田隊にむかって走り出した。
大将真田の機動陸鎧だけ、微動だにせずその場に留まっている。
背中に家紋の六文銭の大将旗がバタバタ音を立ててゆれていた。
「鉄砲隊、かまえよーー」
前田が声を上げた。
その声を聞くと槍隊が、姿勢を低くした。
千五百の鉄砲隊が、真田の重装歩兵隊に狙いを定める。
前田隊は前進をせず、真田隊を完全に待ち受けて戦うようだ。
「うてーーーー!!!!」
大将の前田が叫んだのは、真田隊が槍隊の十五メートル程前にさしかかった時だった。
轟音があたりに響いた。
その轟音を聞くと真田の重装歩兵隊は足を止めた。
カンカン、コンコンと金属音がする。
白煙が風に流され、真田隊を包んでその姿を隠してしまった。
「やったか!!」
前田が声を上げた。
「やったぞおおーーーー!!!!」
前田軍から歓声があがった。
お、おいおい、まじかよー。
全滅しちゃったの!?
そ、そんな馬鹿な。
「なっ!!!!!?」
前田隊から驚きの声が上がった。
煙が薄くなると、真田隊の姿が見えてきた。
全員仁王立ちで倒れている者はいなかった。
全く銃は効いていない。
おーーい、そんな演出いらねーんだよ。
一瞬ビビッたじゃねえかよ!
「た、弾を込めよ!」
前田が叫んだ。前田隊の鉄砲は火縄銃だ。
織田家では、この火縄銃を生産出来るようになっている。
当然弾や火薬も生産出来るのだろう。今の日本にとって、これは脅威である。
他家の今までの近代兵器である銃は弾切れで次々使い物にならなくなっている。弾切れの心配が無い銃を持つ織田家は、技術の面では一歩先に進んでいることになるのだ。
「うおおおおおおーーっ!!!」
前田の槍隊から喚声が上がった。
真田隊が、前田軍の鉄砲隊があせって弾込めをしている隙に、前進して槍隊の前まで進んだからだ。
槍隊は渾身の力で真田の重装歩兵を打ち付けた。
先には鋭い穂が付いているが、槍隊は突かずに上下に動かし打ち付けている。
もし真田の重装歩兵で無ければ大ダメージだろう。
それほど、織田の鋼鉄製の三間槍は重くて長い。何しろ二人じゃ無いと持てない程なのだから。
だが、それも鉄砲同様に真田の重装歩兵には全く効いていなかった。
真田の重装歩兵は前田の槍隊の上下に激しく動く槍を右手に一本、左手に一本、目にも止まらぬ速さでつかむと、それを無造作に軽々と後ろ上空に放り投げた。
人間は十メートル上空から落ちれば、ほとんど死んでしまう。
数メートル上からでも大けがだ。よほど運が良ければ無傷だが、打ち所が悪ければ死んでしまう。
真田隊は次々、槍をつかむと数メートル上空に放り投げていく。
槍には一本に二人、人が付いている。
三百人が一度に四人ずつ放り投げると、千二百人が一度に行動不能になり、2度繰り返しただけで二千四百人が行動不能になった。
「あ、あり得ない……」
久美子さんの口から声が自然と漏れ出ていた。
な、何がだろうか。
火縄銃が効かなかった事だろうか。
火縄銃は、五十メートル先の一ミリの鉄の板を打ち抜く程度の威力しか無い。
真田の重装歩兵は、全身厚さ百五十ミリ以上のオリハルコン製だ。効くわけが無い。
槍攻撃が効かなかった事だろうか。
それも、真田の分厚い装甲の重装鎧なら効くはずが無い。
片手で、重い鉄製の槍共々二人の男が投げ飛ばせたことだろうか。
オリハルコン製の重装鎧はゴーレム化している。
それ自体が重機並の力を持っている。造作も無いことだ。
「おーーい! お前らー、高く投げすぎだーー!!! それじゃあ死人が出てしまう! もう少し手加減しろ! 赤ちゃんを扱うようにだーー」
大将の真田が大声で指示を出す。
い、いやいや、赤ちゃんならそもそも投げちゃあ駄目だろう。
「とのーー!! 申し訳ありません。前田隊が弱すぎるものですからーー!!!」
やめろーー!! いくら何でもあおりすぎだー、前田が怒っちゃうだろーー。
「ぐうぅぅぅぅーーー」
だが、その時にはすでに前田も、地面に這いつくばって目を血走らせてうなっていた。
こ、恐いんですけどーー。
俺は黒い専用陸鎧激豚君で、ひとっ飛びで本陣だ。
俺の専用機動陸鎧は激豚君という名だが、名前とのギャップのため、滅茶苦茶かっこよくデザインしてある。けっして子豚のようにかわいくはない。黒く輝くアダマンタイト製のボディーの機動陸鎧だ。
戦場では、両軍あわせて二万三千の兵士が静かに息を潜めにらみあっている。
そんな中、真田隊がゆっくり、陣形を変えるために動き出した。
「あっ、あれは!?」
久美子さんが目を見開いている。
真田の陣形に驚いているようだ。
真田隊は、三百の重装歩兵を横に等間隔に一列に並べている。
正面の前田隊と同じ幅だ。
前田隊は前面に千五百の槍隊を密集させて並べている。
三百でその槍隊と同じ幅に並んでいるのだ。
「ふっ、やるじゃねえか。真田の奴」
「あの、どういうことですか」
今度はオオエが聞いてきた。
久美子さんもうなずいている。二人はまだわからないらしい。
「しょうがねえなあ二人とも。まずこの戦いを早く終らせるつもりなら、鋒矢の陣で前田隊を突っ切り、柴田の陣に深く入り込み柴田の首を取る。それが早いだろう。だが、真田は、敵を全滅させるつもりなのさ。三百で前田と柴田の八千人全てを打ち倒す。それがあの陣形だ。恐らく前代未聞の陣形だろう」
「で、出来るわけがありません。特攻させる気ですか。全滅して終わりです。止めなくては!」
左近が少しあせって言ってきた。
「その必要は無い。あの重装鎧の事は真田が一番知っているはずだ。何度か実戦も経験して訓練も怠っていないだろう。真田が出来ると判断したのなら出来る!」
「でも、さすがにあれは、やり過ぎではありませんか?」
ミサまで言ってきた。
ミサに言われると、ちょっと不安になる。
確かにあれでは囲まれてタコ殴りになりそうだ。
「あ、あの、それに武器が見えません」
久美子さんが今頃になって気が付いたようだ。
「木田軍は基本素手だよ」
「えーーーーっ!!!」
「えーって、相手を殺さないんだからいらないでしょう」
「敵は、槍に鉄砲まで装備しているのですよ!」
「久美子さん、そろそろ始まります。木田軍真田の戦いをその目で見てください。そして九州に見たままをお伝えください」
柴田が本陣に戻ったので俺は、大きく息を吸った。
「さなだーーーー!!! 日本史に名をきざめーーー!!! お前の名を日の本に轟かせよーー!!!!!」
「はあーーはっはっはっ!!! 野郎共!! 大殿から直々のお言葉だーーー!! ビビッている奴はいねえだろうなー」
「ははは、みんなビビッていますよ。前田と柴田を殺して殿に叱られるんじゃねえかとね」
真田の副将が大きな声で答えた。
「なにーーーーっ!!!! なめるなーー!! 皆殺しにしてやる!!!」
これには、前田軍から怒りの声が上がった。
「真田隊、かかれーーー!!!!」
「うおおおおおおおおおーーーーーーーー!!!!!」
三百人の、腹の底からの大声があたりを震動させた。
真田の赤い重装歩兵隊が前田隊にむかって走り出した。
大将真田の機動陸鎧だけ、微動だにせずその場に留まっている。
背中に家紋の六文銭の大将旗がバタバタ音を立ててゆれていた。
「鉄砲隊、かまえよーー」
前田が声を上げた。
その声を聞くと槍隊が、姿勢を低くした。
千五百の鉄砲隊が、真田の重装歩兵隊に狙いを定める。
前田隊は前進をせず、真田隊を完全に待ち受けて戦うようだ。
「うてーーーー!!!!」
大将の前田が叫んだのは、真田隊が槍隊の十五メートル程前にさしかかった時だった。
轟音があたりに響いた。
その轟音を聞くと真田の重装歩兵隊は足を止めた。
カンカン、コンコンと金属音がする。
白煙が風に流され、真田隊を包んでその姿を隠してしまった。
「やったか!!」
前田が声を上げた。
「やったぞおおーーーー!!!!」
前田軍から歓声があがった。
お、おいおい、まじかよー。
全滅しちゃったの!?
そ、そんな馬鹿な。
「なっ!!!!!?」
前田隊から驚きの声が上がった。
煙が薄くなると、真田隊の姿が見えてきた。
全員仁王立ちで倒れている者はいなかった。
全く銃は効いていない。
おーーい、そんな演出いらねーんだよ。
一瞬ビビッたじゃねえかよ!
「た、弾を込めよ!」
前田が叫んだ。前田隊の鉄砲は火縄銃だ。
織田家では、この火縄銃を生産出来るようになっている。
当然弾や火薬も生産出来るのだろう。今の日本にとって、これは脅威である。
他家の今までの近代兵器である銃は弾切れで次々使い物にならなくなっている。弾切れの心配が無い銃を持つ織田家は、技術の面では一歩先に進んでいることになるのだ。
「うおおおおおおーーっ!!!」
前田の槍隊から喚声が上がった。
真田隊が、前田軍の鉄砲隊があせって弾込めをしている隙に、前進して槍隊の前まで進んだからだ。
槍隊は渾身の力で真田の重装歩兵を打ち付けた。
先には鋭い穂が付いているが、槍隊は突かずに上下に動かし打ち付けている。
もし真田の重装歩兵で無ければ大ダメージだろう。
それほど、織田の鋼鉄製の三間槍は重くて長い。何しろ二人じゃ無いと持てない程なのだから。
だが、それも鉄砲同様に真田の重装歩兵には全く効いていなかった。
真田の重装歩兵は前田の槍隊の上下に激しく動く槍を右手に一本、左手に一本、目にも止まらぬ速さでつかむと、それを無造作に軽々と後ろ上空に放り投げた。
人間は十メートル上空から落ちれば、ほとんど死んでしまう。
数メートル上からでも大けがだ。よほど運が良ければ無傷だが、打ち所が悪ければ死んでしまう。
真田隊は次々、槍をつかむと数メートル上空に放り投げていく。
槍には一本に二人、人が付いている。
三百人が一度に四人ずつ放り投げると、千二百人が一度に行動不能になり、2度繰り返しただけで二千四百人が行動不能になった。
「あ、あり得ない……」
久美子さんの口から声が自然と漏れ出ていた。
な、何がだろうか。
火縄銃が効かなかった事だろうか。
火縄銃は、五十メートル先の一ミリの鉄の板を打ち抜く程度の威力しか無い。
真田の重装歩兵は、全身厚さ百五十ミリ以上のオリハルコン製だ。効くわけが無い。
槍攻撃が効かなかった事だろうか。
それも、真田の分厚い装甲の重装鎧なら効くはずが無い。
片手で、重い鉄製の槍共々二人の男が投げ飛ばせたことだろうか。
オリハルコン製の重装鎧はゴーレム化している。
それ自体が重機並の力を持っている。造作も無いことだ。
「おーーい! お前らー、高く投げすぎだーー!!! それじゃあ死人が出てしまう! もう少し手加減しろ! 赤ちゃんを扱うようにだーー」
大将の真田が大声で指示を出す。
い、いやいや、赤ちゃんならそもそも投げちゃあ駄目だろう。
「とのーー!! 申し訳ありません。前田隊が弱すぎるものですからーー!!!」
やめろーー!! いくら何でもあおりすぎだー、前田が怒っちゃうだろーー。
「ぐうぅぅぅぅーーー」
だが、その時にはすでに前田も、地面に這いつくばって目を血走らせてうなっていた。
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