1 / 100
第201章『故將有五危』
しおりを挟む
第201章『故將有五危』
二人に話したい、そう言って自分の足元を見詰めるタカコ、敦賀はそれに
「……てめぇがそうしたいのなら好きにしろ、俺は構わん」
と、それだけ言って彼女から視線を外し天井へと視線を遣る。黒川も頷きながらタカコの頭を軽く撫で、
「……しんどいなら無理しなくて良いけど、お前が話したいのなら聞くから」
そう言って、その後は二人共無言のまま、タカコの言葉を待った。
「……あの日、本当だったら私も死んでた筈なんだ、燃料を捨てる事すら出来ずに滑空し続け対馬区に墜落した……操縦手は有能だったよ、舵も殆ど効かないのに何とか機体を立て直し、出来るだけ滑空を続けて高度を下げ墜落の衝突を少しでも和らげようとその瞬間迄操縦桿と格闘し続けた……だから、機体がバラバラにならないで済んだんだ。でもな、それでも生身の人間に吸収しきれる衝撃じゃなかった。敦賀、遺体、見たんだろう?」
「……ああ、酷いもんだった、バラバラになってなかったのはお前だけだ」
タカコの言葉に敦賀も当時を思い出す、彼女の亡夫の遺体は腹部で殆ど断裂し、他の遺体は一部欠損ならまだ良い方で、どれが誰の身体の一部なのかも分からない程にバラバラという凄まじい損傷具合だった。
「……墜落の瞬間な……『ボスを守れ!』って操縦手の声が聞こえて、その直後、旦那が私を抱き締めた。そして……他の皆もそれを取り囲む様にして抱き着いて来たんだ……よく覚えてるよ、今でも夢に見る」
ああ、それで、と敦賀は今になって得心する、タカコを医官の大和田に見せた時、他は全員死亡している程の事故なのに、何故こんなにも傷が浅いのかと、彼はそう言った。本来であれば内臓が破裂していてぐちゃぐちゃになっていてもおかしくない、頭部も擦過傷や打撲は有れど頭蓋骨に陥没の一つも無い、頚椎も無傷だと、そう言って首を捻っていた。だから最初はタカコに対してかなり警戒したのだ、事故を装って唯一の生き残り、弱者として大和に入り込み何か事を成すのではと。
けれど、きっとそうではなかったのだろう、タカコが、彼女だけが生き残り怪我の程度も軽かったのは、その場にいた全員が彼女を守ろうとしたから。そこにどんな想いが在ったのかは分からない、けれど、自分の命とタカコの命を秤に掛けた人間が複数いて、そしてその全員が彼女の命を選択した事だけは間違い無い。きっとそれはタカコも分かっている、そして、彼女はそれを喜ぶ様な人間でないという事は、二年と少しの付き合いの中、敦賀もよく分かっていた。
黒川にしてもそれは同じ事、タカコと出会ってから一年と半程、決して長い時間とは言い難いがそれでも間近で彼女の人となりを具に見て来たのだ、大切な仲間に命を捧げられて喜ぶ人間でもそれを当然と思える人間でもない事は、自分や敦賀が一番よく分かっている。
「それで結局墜落して……私と旦那、タカユキだけが生き残った……でも、私がタカユキを見つけた時にはもうタカユキは手の施し様が無くて。内臓はブチ撒けられてて、背骨ももう折れててさ、時間の問題だったんだ……でも、私はそれでも諦めたくなかった、もっと長い時間を一緒に生きて欲しかった。だから、どうにか出来ないかと思って、せめて最期の瞬間迄一緒にいて看取ろうと思ったんだけど、タカユキが言ったんだ、もう無理だ、楽にしてくれって。分かってたんだよ、タカユキには、私が傍を離れようとしないだろうって。だから、一秒でも早く死んで私を解き放とうとしたけど自分にはもうその力も残ってなかったから、だから私に頼んだんだ……私を、守る為に」
そこで途切れるタカコの言葉、黒川は初めて聞く、そして敦賀も詳しくは聞いていなかった夫の最期。きゅ、と握られる小さな拳、無言のまま二人がそれに己の掌を被せれば、そこにぽたぽたと温かな雫が降り注ぐ。
「……たし、は……守られたくなんか……ない……!……わた、しが……守りたいんだ……!」
搾り出す様な悲痛な声、それはもう既に濡れていて、その言葉の後に漏れるのは嗚咽だけ。大切な人間の命を踏み台にして迄生き延びようとは思わない、誰の命を犠牲にしても守りたいと思う相手の命を、どうして欲しいと思うのか、切れ切れにそう言い募り只管に泣き揺れる小さな肩、それを見て敦賀も黒川も大きく息を吐いた。結局、タカコはとことん優しいのだ、大勢を殺し殺させて来たとして、結局はその一つ一つの全てを覚えている程に他者の命に意味を見出しているのだろう。
そんな人間が夫は当然として部下を、仲間を大切に思わない訳が無い、どんな命令を下しても何か有れば自分が助け責任をとる覚悟が有るのだろう。そんな彼女に寄って集って自らの命を押し付けるとは、何とも酷い選択をしたものだと、あの日死んでしまった彼女の仲間達に想いを馳せた。
敦賀も黒川もまた庇われる、守られる事は好きではない、それによって味わった苦い経験、あんな思いをする位なら、自分がどうにかなった方がまだマシだとそう思う。強さの高みを目指しているのは大切なものを護りたいから、自分達の未来を掴み取りたいから。それなのに、昇れば昇る程に自制を求められる様になるのか、周囲は自分を守ろうとするのか。
「……てめぇも同じ事やったろうがよ……博多市街地侵攻の時に」
「……私は……良いけど、他が私にやるのは……駄目だ」
「勝手な事言ってんじゃねぇよ、てめぇに先んじててめぇを守ったお前の旦那や仲間が勝った、それだけの話だ」
敦賀が後頭部を軽く叩けば次に黒川が頭を優しく撫で、それを横目で見ながら敦賀は言葉を続ける。
「安心しろ、俺はてめぇに俺の命押し付けて死んだりなんかしねぇよ、逆にてめぇが危ない真似したら、どうにかなる前に俺が叩っ斬ってやる……だから、安心しろ、もう泣くな」
「おお、タカコ、俺もだぞ。お前を残して死んだりとかお前を守って死んだりとか絶対に無いから。お前が何かしでかしそうになったら俺がお前を殺してやる……だから、安心しろ」
故將有五危
必死可殺也、
必生可虜也、
忿速可侮也、
廉潔可辱也、
愛民可煩也
凡此五者、將之過也、用兵之災也
覆軍殺將、必以五危
不可不察也
故に将に五危あり。
決死の覚悟でいるのは殺される。
生きることばかり考えているのは捕虜にされる。
気が短いのは侮られて陥れられる。
廉潔は辱められる。
兵士を愛するのは苦労させられ疲れる。
これ等は将軍としての過失であり、戦争をするうえで害になる。
軍隊を滅亡させて将軍を戦死させるのは必ずこの『五危』の為であるから、十分に注意しなければならない。
孫子『兵法』
二人に話したい、そう言って自分の足元を見詰めるタカコ、敦賀はそれに
「……てめぇがそうしたいのなら好きにしろ、俺は構わん」
と、それだけ言って彼女から視線を外し天井へと視線を遣る。黒川も頷きながらタカコの頭を軽く撫で、
「……しんどいなら無理しなくて良いけど、お前が話したいのなら聞くから」
そう言って、その後は二人共無言のまま、タカコの言葉を待った。
「……あの日、本当だったら私も死んでた筈なんだ、燃料を捨てる事すら出来ずに滑空し続け対馬区に墜落した……操縦手は有能だったよ、舵も殆ど効かないのに何とか機体を立て直し、出来るだけ滑空を続けて高度を下げ墜落の衝突を少しでも和らげようとその瞬間迄操縦桿と格闘し続けた……だから、機体がバラバラにならないで済んだんだ。でもな、それでも生身の人間に吸収しきれる衝撃じゃなかった。敦賀、遺体、見たんだろう?」
「……ああ、酷いもんだった、バラバラになってなかったのはお前だけだ」
タカコの言葉に敦賀も当時を思い出す、彼女の亡夫の遺体は腹部で殆ど断裂し、他の遺体は一部欠損ならまだ良い方で、どれが誰の身体の一部なのかも分からない程にバラバラという凄まじい損傷具合だった。
「……墜落の瞬間な……『ボスを守れ!』って操縦手の声が聞こえて、その直後、旦那が私を抱き締めた。そして……他の皆もそれを取り囲む様にして抱き着いて来たんだ……よく覚えてるよ、今でも夢に見る」
ああ、それで、と敦賀は今になって得心する、タカコを医官の大和田に見せた時、他は全員死亡している程の事故なのに、何故こんなにも傷が浅いのかと、彼はそう言った。本来であれば内臓が破裂していてぐちゃぐちゃになっていてもおかしくない、頭部も擦過傷や打撲は有れど頭蓋骨に陥没の一つも無い、頚椎も無傷だと、そう言って首を捻っていた。だから最初はタカコに対してかなり警戒したのだ、事故を装って唯一の生き残り、弱者として大和に入り込み何か事を成すのではと。
けれど、きっとそうではなかったのだろう、タカコが、彼女だけが生き残り怪我の程度も軽かったのは、その場にいた全員が彼女を守ろうとしたから。そこにどんな想いが在ったのかは分からない、けれど、自分の命とタカコの命を秤に掛けた人間が複数いて、そしてその全員が彼女の命を選択した事だけは間違い無い。きっとそれはタカコも分かっている、そして、彼女はそれを喜ぶ様な人間でないという事は、二年と少しの付き合いの中、敦賀もよく分かっていた。
黒川にしてもそれは同じ事、タカコと出会ってから一年と半程、決して長い時間とは言い難いがそれでも間近で彼女の人となりを具に見て来たのだ、大切な仲間に命を捧げられて喜ぶ人間でもそれを当然と思える人間でもない事は、自分や敦賀が一番よく分かっている。
「それで結局墜落して……私と旦那、タカユキだけが生き残った……でも、私がタカユキを見つけた時にはもうタカユキは手の施し様が無くて。内臓はブチ撒けられてて、背骨ももう折れててさ、時間の問題だったんだ……でも、私はそれでも諦めたくなかった、もっと長い時間を一緒に生きて欲しかった。だから、どうにか出来ないかと思って、せめて最期の瞬間迄一緒にいて看取ろうと思ったんだけど、タカユキが言ったんだ、もう無理だ、楽にしてくれって。分かってたんだよ、タカユキには、私が傍を離れようとしないだろうって。だから、一秒でも早く死んで私を解き放とうとしたけど自分にはもうその力も残ってなかったから、だから私に頼んだんだ……私を、守る為に」
そこで途切れるタカコの言葉、黒川は初めて聞く、そして敦賀も詳しくは聞いていなかった夫の最期。きゅ、と握られる小さな拳、無言のまま二人がそれに己の掌を被せれば、そこにぽたぽたと温かな雫が降り注ぐ。
「……たし、は……守られたくなんか……ない……!……わた、しが……守りたいんだ……!」
搾り出す様な悲痛な声、それはもう既に濡れていて、その言葉の後に漏れるのは嗚咽だけ。大切な人間の命を踏み台にして迄生き延びようとは思わない、誰の命を犠牲にしても守りたいと思う相手の命を、どうして欲しいと思うのか、切れ切れにそう言い募り只管に泣き揺れる小さな肩、それを見て敦賀も黒川も大きく息を吐いた。結局、タカコはとことん優しいのだ、大勢を殺し殺させて来たとして、結局はその一つ一つの全てを覚えている程に他者の命に意味を見出しているのだろう。
そんな人間が夫は当然として部下を、仲間を大切に思わない訳が無い、どんな命令を下しても何か有れば自分が助け責任をとる覚悟が有るのだろう。そんな彼女に寄って集って自らの命を押し付けるとは、何とも酷い選択をしたものだと、あの日死んでしまった彼女の仲間達に想いを馳せた。
敦賀も黒川もまた庇われる、守られる事は好きではない、それによって味わった苦い経験、あんな思いをする位なら、自分がどうにかなった方がまだマシだとそう思う。強さの高みを目指しているのは大切なものを護りたいから、自分達の未来を掴み取りたいから。それなのに、昇れば昇る程に自制を求められる様になるのか、周囲は自分を守ろうとするのか。
「……てめぇも同じ事やったろうがよ……博多市街地侵攻の時に」
「……私は……良いけど、他が私にやるのは……駄目だ」
「勝手な事言ってんじゃねぇよ、てめぇに先んじててめぇを守ったお前の旦那や仲間が勝った、それだけの話だ」
敦賀が後頭部を軽く叩けば次に黒川が頭を優しく撫で、それを横目で見ながら敦賀は言葉を続ける。
「安心しろ、俺はてめぇに俺の命押し付けて死んだりなんかしねぇよ、逆にてめぇが危ない真似したら、どうにかなる前に俺が叩っ斬ってやる……だから、安心しろ、もう泣くな」
「おお、タカコ、俺もだぞ。お前を残して死んだりとかお前を守って死んだりとか絶対に無いから。お前が何かしでかしそうになったら俺がお前を殺してやる……だから、安心しろ」
故將有五危
必死可殺也、
必生可虜也、
忿速可侮也、
廉潔可辱也、
愛民可煩也
凡此五者、將之過也、用兵之災也
覆軍殺將、必以五危
不可不察也
故に将に五危あり。
決死の覚悟でいるのは殺される。
生きることばかり考えているのは捕虜にされる。
気が短いのは侮られて陥れられる。
廉潔は辱められる。
兵士を愛するのは苦労させられ疲れる。
これ等は将軍としての過失であり、戦争をするうえで害になる。
軍隊を滅亡させて将軍を戦死させるのは必ずこの『五危』の為であるから、十分に注意しなければならない。
孫子『兵法』
0
あなたにおすすめの小説
『婚約破棄された悪役令嬢ですが、嫁ぎ先で“連れ子三人”の母になりました ~三人の「ママ」が聞けるまで、私は絶対に逃げません~』
放浪人
恋愛
「母はいりません」と拒絶された悪役令嬢が、最強の“ママ”になるまでの物語。
「君のような可愛げのない女は、王妃にふさわしくない」
身に覚えのない罪で婚約破棄され、“悪役令嬢”の汚名を着せられたクラリス。 彼女が新たに嫁いだのは、北方の辺境を守る「氷の公爵」ことレオンハルト・フォン・グレイフだった。
冷え切った屋敷で彼女を待っていたのは、無表情な夫と、心に傷を負った三人の連れ子たち。 「僕たちに、母はいりません」 初対面で突きつけられた三つの拒絶。しかし、クラリスは諦めなかった。
「称号はいりません。私が欲しいのは――あなたたち三人の『ママ』になれる日だけです」
得意の生活魔法『灯(ともしび)』で凍えた部屋を温め、『鎮(しずめ)』の歌で夜泣きを癒やし、家政手腕で荒れた食卓を立て直す。 クラリスの献身的な愛情は、頑なだった子供たちの心を解きほぐし、やがて不器用な夫の氷の心さえも熱く溶かしていく。
これは、不遇な悪役令嬢が「最強の母」となり、家族を脅かす元婚約者や魔獣たちを華麗に撃退し、最愛の家族から「ママ」と呼ばれるその日までを綴った物語。
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
50代無職、エルフに転生で異世界ざわつく
かわさきはっく
ファンタジー
就職氷河期を生き抜き、数々の職を転々とした末に無職となった50代の俺。
ある日、病で倒れ、気づけば異世界のエルフの賢者に転生していた!?
俺が転生したのは、高位エルフの秘術の失敗によって魂が取り込まれた賢者の肉体。
第二の人生をやり直そうと思ったのも束の間、俺の周囲は大騒ぎだ。
「導き手の復活か!?」「賢者を語る偽物か!?」
信仰派と保守派が入り乱れ、エルフの社会はざわつき始める。
賢者の力を示すため、次々と課される困難な試練。
様々な事件に巻き込まれながらも、俺は異世界で無双する!
異世界ざわつき転生譚、ここに開幕!
※話数は多いですが、一話ごとのボリュームは少なめです。
※「小説家になろう」「カクヨム」「Caita」にも掲載しています。
【短編】記憶を失っていても
あさぎかな@コミカライズ決定
恋愛
7年以上前の記憶のない平民出身のラチェルは、6年前に娘のハリエットを生んでからグリオス国のアンギュロスの森付近の修道院で働きながら暮らしていた。
そんなある日ハリエットは見たことのない白銀色の大樹を見つけたと、母ラチェルに話すのだが……。
これは記憶の全てを失ったラチェル──シェシュティナが全てを取り戻すまでのお話。
※氷雨そら先生、キムラましゅろう先生のシークレットベビー企画開催作品です( ´艸`)
お兄様、冷血貴公子じゃなかったんですか?~7歳から始める第二の聖女人生~
みつまめ つぼみ
ファンタジー
17歳で偽りの聖女として処刑された記憶を持つ7歳の女の子が、今度こそ世界を救うためにエルメーテ公爵家に引き取られて人生をやり直します。
記憶では冷血貴公子と呼ばれていた公爵令息は、義妹である主人公一筋。
そんな義兄に戸惑いながらも甘える日々。
「お兄様? シスコンもほどほどにしてくださいね?」
恋愛ポンコツと冷血貴公子の、コミカルでシリアスな救世物語開幕!
老聖女の政略結婚
那珂田かな
ファンタジー
エルダリス前国王の長女として生まれ、半世紀ものあいだ「聖女」として太陽神ソレイユに仕えてきたセラ。
六十歳となり、ついに若き姪へと聖女の座を譲り、静かな余生を送るはずだった。
しかし式典後、甥である皇太子から持ち込まれたのは――二十歳の隣国王との政略結婚の話。
相手は内乱終結直後のカルディア王、エドモンド。王家の威信回復と政権安定のため、彼には強力な後ろ盾が必要だという。
子も産めない年齢の自分がなぜ王妃に? 迷いと不安、そして少しの笑いを胸に、セラは決断する。
穏やかな余生か、嵐の老後か――
四十歳差の政略婚から始まる、波乱の日々が幕を開ける。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる