57 / 100
第357章『親として』
しおりを挟む
第357章『親として』
「ワシントン合衆国軍統合参謀本部直轄部隊Providence、その司令の任に就いております、階級は大佐です」
落ち着いた声音で副長へと向かってそう告げるタカコ、言葉と共に姿勢を正し右手を挙げ、指先はこめかみへと向け、肘を真横に開いた陸軍式の敬礼を彼へと向ける。
「……話を聞いていたのなら単刀直入に言わせてもらおう、今直ぐに我々の前から姿を消しこの国を出て行って欲しい。そうしてくれるなら君の事を見逃そう、息子の事も含めて、事情を知る人間も全員が処罰の対象だがそれも見なかった事にする。断るのであれば君を拘束し京都に送り尋問する、息子も高根総司令も黒川総監も同じ道を辿る事になる……どうする?」
「親父!いい加減にしろ!!脅迫するのか!!」
「敦賀、下がれ、私と副長が話をしてるんだ」
「タカコ!?お前も――」
「――下がれと言ってるんだ、聞こえなかったか?」
静かだが有無を言わせない迫力、それに思わず気圧されて息を飲めば、タカコは横目でそれをちらりと見遣り、再び前方の副長へと視線を戻した。
「構いません、私の役目ももう終わります。どちらにせよそろそろ離脱し本隊へと戻る頃合いでした。私は要求通りに姿を消します、ですから、御子息も高根総司令も黒川総監も、他に処罰対象者がいるのであればその彼等にも、累が及ばない様にお願いします」
「約束出来るのか?」
「はい。司令として部隊の名前を出しての約束を違える程、私は不誠実でも恥知らずでもありません、この場での約束は、確実に」
お互いに感情を滲ませない口調での会話、敦賀はそれに顔を歪め歯を軋らせ二人から視線を外した。
タカコは今個人として話をしているのではない、一つの部隊を預かる責任者として、他の陣営の責任者と対等に渡り合っている。そこに個人としての敦賀が入る隙は無い、大和海兵隊最先任としてもまた、それは同じだった。
今は、今は父の気を静める為にも話を合わせておくのが良いだろう。そして父が駐屯地か官舎へと戻った後に高根に連絡を取り、今後の事を相談すれば良い。恐らくはタカコや彼女の部下達を何処かに匿いそれからまた話し合う事になる、その時に改めて、必ず自分のところに戻って来いと言い彼女に頷かせれば良い。
「多佳子さん、君はとても良い女性だと思う。君の国籍や任務の事が無ければ、私は貴之との結婚には反対しなかった。事実、君の素性を知る迄は息子にこんな素晴らしいお嬢さんが嫁いでくれるのかと、本当に嬉しく思っていた。しかし……分かってくれるね?」
「……はい」
「なかなか納得は出来ないだろう、しかし、それでもそこを堪えて身を引いて欲しい……統幕副長としてもそうだが、子を持つ親として、我が子が不幸になるのは見たくない。君と貴之が逆の立場だったとして、君の親御さんはどう思うだろうか?君に子供がいたとして貴之の立場だったら、君は、反対しないでいられるだろうか?」
自らの父のその言葉、それを聞いた敦賀ははじかれる様にしてそちらへと向き直り、止めろ、その話題は持ち出すなと、話を遮ろうと一歩副長へと向かって踏み出した。
それを制止したのはタカコの右腕、目の前の人間が何を言っているのか理解しているのかと彼女を見れば、ふるふると頭を横に振り、
『良いから』
と、声は出ずに唇だけが動いてそう重ねて止められた。
「……親はいません、孤児です。生後直ぐに捨てられていたそうです。子供も……持てません、過去の任務で砲撃に遭い、その時に子宮を失くしました。ですが、私に親がいて愛されていたのなら、私が子供を持てていたのなら……仰る通り、副長と同じ事を考え、行動していたと思います」
副長にとっては唐突且つ生々しいタカコの告白、流石に失言だったと思ったのか一瞬僅かに視線を揺らせるが、それでもその動揺は直ぐに消え失せ、少々の沈黙の後、副長は静かに、そしてはっきりと決定的な一言をタカコへと向けて吐き出した。
「……親御さんがいない事はともかくとして……子供を宿せないと言うのなら、益々君と貴之の結婚を認める事は出来ない。君も知っていると思うが貴之は器用な人間じゃない、だからこそ、平凡で構わないから、幸せな家庭を持って欲しいんだ。子供を持ち育て、孫が生まれ、そんな人生を君は貴之に――」
父の言葉を聞いているのも、タカコが一切反論も否定も抗議もせずにそれを聞いてるのも、もう限界だった。
「もう止めてくれ!!」
悲鳴にすら似た声を上げ、脇にいたタカコの身体を抱き寄せて頭を深く抱え込む。もう聞かなくて良い、何も言わなくて良い、誰もこいつをこれ以上傷付けないでくれと声を張り上げながら腕に力を込め、もう一秒たりともこの場にはいたくないと顔を上げ父へと向かって吐き捨てる。
「……最低だよ、あんた最低だよ親父……立場は分かる、気持ちも多少は分かる。でも、こいつの極個人的な事をそこ迄言ってこいつを全否定する権利があんたに、誰に有るってんだ?もう親だとは思わねぇ、俺に、こいつに一切関わって来ないでくれ……タカコ、行こう」
怒り、悲しみ、羞恥、様々な感情が入り乱れて込み上げる何かを無理矢理に嚥下し、敦賀はタカコの腕を掴んで歩き出し部屋を出て行く。タカコは一瞬踏み止まり話はまだ終わっていないとでも言う様に副長へと視線を向けるが、敦賀はそれには構わずに強い力で彼女の腕を引き、やがて二人は扉の向こう、夜の廊下へと消えて行った。
「ワシントン合衆国軍統合参謀本部直轄部隊Providence、その司令の任に就いております、階級は大佐です」
落ち着いた声音で副長へと向かってそう告げるタカコ、言葉と共に姿勢を正し右手を挙げ、指先はこめかみへと向け、肘を真横に開いた陸軍式の敬礼を彼へと向ける。
「……話を聞いていたのなら単刀直入に言わせてもらおう、今直ぐに我々の前から姿を消しこの国を出て行って欲しい。そうしてくれるなら君の事を見逃そう、息子の事も含めて、事情を知る人間も全員が処罰の対象だがそれも見なかった事にする。断るのであれば君を拘束し京都に送り尋問する、息子も高根総司令も黒川総監も同じ道を辿る事になる……どうする?」
「親父!いい加減にしろ!!脅迫するのか!!」
「敦賀、下がれ、私と副長が話をしてるんだ」
「タカコ!?お前も――」
「――下がれと言ってるんだ、聞こえなかったか?」
静かだが有無を言わせない迫力、それに思わず気圧されて息を飲めば、タカコは横目でそれをちらりと見遣り、再び前方の副長へと視線を戻した。
「構いません、私の役目ももう終わります。どちらにせよそろそろ離脱し本隊へと戻る頃合いでした。私は要求通りに姿を消します、ですから、御子息も高根総司令も黒川総監も、他に処罰対象者がいるのであればその彼等にも、累が及ばない様にお願いします」
「約束出来るのか?」
「はい。司令として部隊の名前を出しての約束を違える程、私は不誠実でも恥知らずでもありません、この場での約束は、確実に」
お互いに感情を滲ませない口調での会話、敦賀はそれに顔を歪め歯を軋らせ二人から視線を外した。
タカコは今個人として話をしているのではない、一つの部隊を預かる責任者として、他の陣営の責任者と対等に渡り合っている。そこに個人としての敦賀が入る隙は無い、大和海兵隊最先任としてもまた、それは同じだった。
今は、今は父の気を静める為にも話を合わせておくのが良いだろう。そして父が駐屯地か官舎へと戻った後に高根に連絡を取り、今後の事を相談すれば良い。恐らくはタカコや彼女の部下達を何処かに匿いそれからまた話し合う事になる、その時に改めて、必ず自分のところに戻って来いと言い彼女に頷かせれば良い。
「多佳子さん、君はとても良い女性だと思う。君の国籍や任務の事が無ければ、私は貴之との結婚には反対しなかった。事実、君の素性を知る迄は息子にこんな素晴らしいお嬢さんが嫁いでくれるのかと、本当に嬉しく思っていた。しかし……分かってくれるね?」
「……はい」
「なかなか納得は出来ないだろう、しかし、それでもそこを堪えて身を引いて欲しい……統幕副長としてもそうだが、子を持つ親として、我が子が不幸になるのは見たくない。君と貴之が逆の立場だったとして、君の親御さんはどう思うだろうか?君に子供がいたとして貴之の立場だったら、君は、反対しないでいられるだろうか?」
自らの父のその言葉、それを聞いた敦賀ははじかれる様にしてそちらへと向き直り、止めろ、その話題は持ち出すなと、話を遮ろうと一歩副長へと向かって踏み出した。
それを制止したのはタカコの右腕、目の前の人間が何を言っているのか理解しているのかと彼女を見れば、ふるふると頭を横に振り、
『良いから』
と、声は出ずに唇だけが動いてそう重ねて止められた。
「……親はいません、孤児です。生後直ぐに捨てられていたそうです。子供も……持てません、過去の任務で砲撃に遭い、その時に子宮を失くしました。ですが、私に親がいて愛されていたのなら、私が子供を持てていたのなら……仰る通り、副長と同じ事を考え、行動していたと思います」
副長にとっては唐突且つ生々しいタカコの告白、流石に失言だったと思ったのか一瞬僅かに視線を揺らせるが、それでもその動揺は直ぐに消え失せ、少々の沈黙の後、副長は静かに、そしてはっきりと決定的な一言をタカコへと向けて吐き出した。
「……親御さんがいない事はともかくとして……子供を宿せないと言うのなら、益々君と貴之の結婚を認める事は出来ない。君も知っていると思うが貴之は器用な人間じゃない、だからこそ、平凡で構わないから、幸せな家庭を持って欲しいんだ。子供を持ち育て、孫が生まれ、そんな人生を君は貴之に――」
父の言葉を聞いているのも、タカコが一切反論も否定も抗議もせずにそれを聞いてるのも、もう限界だった。
「もう止めてくれ!!」
悲鳴にすら似た声を上げ、脇にいたタカコの身体を抱き寄せて頭を深く抱え込む。もう聞かなくて良い、何も言わなくて良い、誰もこいつをこれ以上傷付けないでくれと声を張り上げながら腕に力を込め、もう一秒たりともこの場にはいたくないと顔を上げ父へと向かって吐き捨てる。
「……最低だよ、あんた最低だよ親父……立場は分かる、気持ちも多少は分かる。でも、こいつの極個人的な事をそこ迄言ってこいつを全否定する権利があんたに、誰に有るってんだ?もう親だとは思わねぇ、俺に、こいつに一切関わって来ないでくれ……タカコ、行こう」
怒り、悲しみ、羞恥、様々な感情が入り乱れて込み上げる何かを無理矢理に嚥下し、敦賀はタカコの腕を掴んで歩き出し部屋を出て行く。タカコは一瞬踏み止まり話はまだ終わっていないとでも言う様に副長へと視線を向けるが、敦賀はそれには構わずに強い力で彼女の腕を引き、やがて二人は扉の向こう、夜の廊下へと消えて行った。
0
あなたにおすすめの小説
少年神官系勇者―異世界から帰還する―
mono-zo
ファンタジー
幼くして異世界に消えた主人公、帰ってきたがそこは日本、家なし・金なし・免許なし・職歴なし・常識なし・そもそも未成年、無い無い尽くしでどう生きる?
別サイトにて無名から投稿開始して100日以内に100万PV達成感謝✨
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。(先行)
この作品は「小説家になろう」にも掲載しています。
この作品は「ノベルアップ+」にも掲載しています。
この作品は「エブリスタ」にも掲載しています。
この作品は「pixiv」にも掲載しています。
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
【完結】平凡な魔法使いですが、国一番の騎士に溺愛されています
空月
ファンタジー
この世界には『善い魔法使い』と『悪い魔法使い』がいる。
『悪い魔法使い』の根絶を掲げるシュターメイア王国の魔法使いフィオラ・クローチェは、ある日魔法の暴発で幼少時の姿になってしまう。こんな姿では仕事もできない――というわけで有給休暇を得たフィオラだったが、一番の友人を自称するルカ=セト騎士団長に、何故かなにくれとなく世話をされることに。
「……おまえがこんなに子ども好きだとは思わなかった」
「いや、俺は子どもが好きなんじゃないよ。君が好きだから、子どもの君もかわいく思うし好きなだけだ」
そんなことを大真面目に言う国一番の騎士に溺愛される、平々凡々な魔法使いのフィオラが、元の姿に戻るまでと、それから。
◆三部完結しました。お付き合いありがとうございました。(2024/4/4)
企業再生のプロ、倒産寸前の貧乏伯爵に転生する
namisan
ファンタジー
数々の倒産寸前の企業を立て直してきた敏腕コンサルタントの男は、過労の末に命を落とし、異世界で目を覚ます。
転生先は、帝国北部の辺境にあるアインハルト伯爵家の若き当主、アレク。
しかし、そこは「帝国の重荷」と蔑まれる、借金まみれで領民が飢える極貧領地だった。
凍える屋敷、迫りくる借金取り、絶望する家臣たち。
詰みかけた状況の中で、アレクは独自のユニーク魔法【構造解析(アナライズ)】に目覚める。
それは、物体の構造のみならず、組織の欠陥や魔法術式の不備さえも見抜き、再構築(クラフト)するチート能力だった。
「問題ない。この程度の赤字、前世の案件に比べれば可愛いものだ」
前世の経営知識と規格外の魔法で、アレクは領地の大改革に乗り出す。
痩せた土地を改良し、特産品を生み出し、隣国の経済さえも掌握していくアレク。
そんな彼の手腕に惹かれ、集まってくるのは一癖も二癖もある高貴な美女たち。
これは、底辺から這い上がった若き伯爵が、最強の布陣で自領を帝国一の都市へと発展させ、栄華を極める物語。
中身は80歳のおばあちゃんですが、異世界でイケオジ伯爵に溺愛されています
浅水シマ
ファンタジー
【完結しました】
ーー人生まさかの二週目。しかもお相手は年下イケオジ伯爵!?
激動の時代を生き、八十歳でその生涯を終えた早川百合子。
目を覚ますと、そこは異世界。しかも、彼女は公爵家令嬢“エマ”として新たな人生を歩むことに。
もう恋愛なんて……と思っていた矢先、彼女の前に現れたのは、渋くて穏やかなイケオジ伯爵・セイルだった。
セイルはエマに心から優しく、どこまでも真摯。
戸惑いながらも、エマは少しずつ彼に惹かれていく。
けれど、中身は人生80年分の知識と経験を持つ元おばあちゃん。
「乙女のときめき」にはとっくに卒業したはずなのに――どうしてこの人といると、胸がこんなに苦しいの?
これは、中身おばあちゃん×イケオジ伯爵の、
ちょっと不思議で切ない、恋と家族の物語。
※小説家になろうにも掲載中です。
神スキル【絶対育成】で追放令嬢を餌付けしたら国ができた
黒崎隼人
ファンタジー
過労死した植物研究者が転生したのは、貧しい開拓村の少年アランだった。彼に与えられたのは、あらゆる植物を意のままに操る神スキル【絶対育成】だった。
そんな彼の元に、ある日、王都から追放されてきた「悪役令嬢」セラフィーナがやってくる。
「私があなたの知識となり、盾となりましょう。その代わり、この村を豊かにする力を貸してください」
前世の知識とチートスキルを持つ少年と、気高く理知的な元公爵令嬢。
二人が手を取り合った時、飢えた辺境の村は、やがて世界が羨む豊かで平和な楽園へと姿を変えていく。
辺境から始まる、農業革命ファンタジー&国家創成譚が、ここに開幕する。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる