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となりで。
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となりで。
僕は僕の人生の中で君と出会えて、君と同じ時間を過ごせて幸せだったーーーーーーー。
彼女は消えた。僕の前からいなくなった。でも彼女の存在がなくなったわけじゃない。
彼女は僕の中で生き続けてる。
やっとそう思えるようになった今日この頃。
そう思えるまで時間はかかったものの、やっとここまで辿り着いた。
彼女は心に巣食った闇に飲まれたのだろうか。
きっと多分その闇は深すぎて、彼女は1人では逃れられなかったのだろう。誰にもわからない、彼女にしかわからない、覗き込んでも一筋の光すらない、暗闇しか見えないほどの深い闇。
彼女をその闇の中から救い出せるのは僕だけだったのに。救う方法なんてとても簡単で、救うなどとそんな大層なことではなくて。それでも彼女にとって僕は光だったはずだ。その光になるのなら、ただ彼女のそばに居てあげることだけでよかった。
そばにいること。寄り添うこと。それさえできなかった。
口下手で不器用な僕は、その性格を言い訳にして彼女に甘え、逃げてばかりで。
でも、そんな不甲斐ない僕を、彼女は愛してくれていた。
3年前の夏のある晴れた日の朝のこと。
前日の夜は何もなかった。変わったことは、なにも。
ひとつあるとするならば、昨夜の彼女はやけに積極的だった。誕生日などの記念日でもなく、特にいいことがあった訳でもない。その時点で気づくべきだったのかもしれない。
いつもと違うことに気づいて、彼女を抱きしめていれば何か違っていたのだろうか。
最後まで決して涙を見せなかった彼女の気持ちを、僕は想像することを許されない。そこは未熟すぎる僕には踏み込めない。
後悔など、いくらしても足りない。
その夜遅く、ようやく二人泥のように眠り、朝いつもの時間に起きたら彼女が隣にいない。
昨夜のコトで乱れたシーツの上にはもう、彼女の温もりの欠片も残っていなかった。
彼女は突然行方不明になった。
財布も携帯も身の回りの物はほとんど全て残っていた。例外があるとすれば、マグカップと僕の一番大切にしていた本。
彼女が僕の家に頻繁に来るようになって二人で買いに行ったマグカップは、彼女と僕とお揃いのものだった。ペアで色違い。よくあるカップルの、よくあるおそろい。
彼女にとってどうだかは知らない。ただ僕にとっては初めてだった。
そのことは彼女も知っているはずだった。だから持って行ったのか。
もう一つ彼女が持って行った本。その本のタイトルは"電話と海と私"だった。
出版されている本ではなく、僕が書いて製本し、本の形にしただけの小説もどきだ。
中学校卒業間近で書き始めた恋愛小説で、小説ヒロインが、今まさに僕の彼女がいなくなったように、行方不明になる話だった。
男のくせにとよく言われたが、僕は本の中でも、とりわけ恋愛小説が好きだ。
小説のヒロインを自分の彼女に見立てていたという訳でなく、ただ恋愛小説の空気感が好きなのだ。
あまり他の人にわかってもらえたことは少ないが。少なくとも否定されなければそれでよかった。
そして本を読む側の人間なら、それも相当の本好きなら、一度は書いてみたいと思うだろう。それでおそるおそる書いてみた恋愛小説。しかし、その時には書き上げることはできなかった。中学生の自分には恋愛小説などハードルが高かったのかもしれない。
受験や卒業もあり、忙しかったことも書き上げることができなかった理由だろう。
結局中途半端に書き上げて、ほったらかしにしていたのを、片付けの時に丁度見つけたことがきっかけで再び書いてみようと思った。
大人になった今読み返してみると、内容は恥ずかしくなるほど残念だった。だが、本筋がわかるくらいには話として成り立っていたのも書き上げようと思った理由の一つである。
その小説とは。
ーーーーー少女が叶わないはずだった恋を叶え、大人になる話。
恋のおかげでさなぎから美しい蝶になった彼女は、彼との未来を思い、同時に自分の過去を思い出す。
彼女には家族がいなかった。
家族というものを知らない彼女は、つまり愛を知らない。
他人に大事にされることを、彼女は知らなかった。
そんな自分が彼を本当に愛せるのか。
誰一人信じられる人がいない彼女は闇に染まり、いつしか自ら命を絶とうとするようになる。それも止めたのは彼だった。
闇の無限ループから抜け出せない彼女を光として支えた彼。
そんな過去とこれからの未来に挟まれ、彼女は悩む。
闇に染まり汚れた私が彼と未来を歩む権利はない。そう思った彼女は、彼の前から消えることを決めた。
彼に助けてもらった命は彼に捧ぐ。留守番電話の伝言を最後に彼女は姿を消した。
彼女の足取りを辿ると、彼女が最後に居たのは2人で初めてデートした浜辺だった。
彼は波の音が電話口から微かに聞こえていたことを呆然と思い出す。
いつまでたっても彼女は見つからず、帰ってくることはこなかった。
目撃証言からわかったことが一つ。
彼女は夜更けにいなくなったらしい。
そして、彼女が朝を迎えることはなかった。
日が昇る前に、闇が消えてしまう前に彼女は、彼女だけの楽園へ身を潜めた。
眩しそうに笑っていた彼女の笑顔の意味がわかった気がしたーーーーー
その本を僕の彼女に見せた時、彼女は「私を見つけてね。」そう、言っていた。
助けてね、でもなくこうなりたくないな、でもなく。何故か見つけてね、と言っていたことを、泣き笑いのような彼女の笑顔とともに、鮮明に覚えている。
その本が無くなっていたのなら、彼女が持って行ったのか。そう考えるのが自然だと思う。きっとそれに隠されたメッセージがあったから。
彼女がメッセージを隠したのなら、僕が彼女を見つけ出して二人だけの愛の言葉を囁こう。僕たちにしかわからない"電話と海と私"の意味を、彼女は覚えているだろうか。
僕の彼女は原因不明の心の病だった。
幼い頃の事が原因だとは聞いていたが、詳しいことは聞かずじまいで今になる。
本人が話したがらなかったことを無理に聞き出していいことはないと思っていたが、聞くべきだったのかもしれない。幾度となくそう思ったものの、生きる希望を失い、だんだんと、そして確実に弱っていく彼女を見ている僕にはそんなこと聞けやしなかった。
彼女がいなくなった今思い出すのは彼女の事ばかりで。
ふと思い出す。
"お互いのとなりで最後まで同じ景色を見よう。"
そんな約束を彼女としたことを。
そう約束したのに彼女はいなくなった。言い出した彼女が消えた。となりで、ずっと同じ景色を見て、2人で一緒にいようと誓ったのに。
いっそ、僕も連れていなくなればよかった。それでは意味がないと彼女は笑うかもしれない。それでも僕も連れて行って欲しかった。
これは僕のエゴ。彼女自身の、彼女というレッテルを作り上げてしまった僕が叫ぶ、幾ら叫んでも届かないエゴ。
そういえば彼女にあの小説を見せたのはその約束をした日だった。
今思えばあの小説が彼女にとって何かの起点になってしまったのだろう。
同じ境遇で生きてきて、同じ境遇今なお生きている二人。
書いていて彼女と重なっていたことは言わずもがな。
どうしようもなかった。止めなられない思いがあった。
現実の僕の彼女のことも、幼い頃書いた小説の中の彼女のことも、きっと僕は愛していた。
変わらない日々を当たり前だと思っていたあの頃にした、いつもとは違う約束。
頬を寄せ合って二人で笑っていた毎日は今、どこにもない。
失って気付きたくなかった。
変わりのない平凡な日々が、ただ愛しい人と笑って過ごした毎日が、幸せな日々であったことなど。
誰が失って気付きたいと思う。
誰よりも愛していたのに、どうして今、僕の元には彼女がいない?
なんで彼女は僕を置いて一人で行ってしまうんだ。なんで彼女は僕を連れて行かない。
初めて一緒に朝を迎えた日。
初めてお互いを名前で呼んだ日。
初めてデートした日。
心の中で蘇る彼女は少しづつ幼さが増していく。
思い出したいのに思い出したくない。
あの日僕の隣で笑っていた彼女が。
どうして。
朝が来て最初に目を合わせた時の照れたような笑顔。名前を呼ばれて嬉しそうな笑顔。初めてのデートで見せた緊張気味の笑顔。
どんな彼女も初めて見る彼女ばかりで、毎日が新鮮で楽しくて。
めくるめく。そんな日々が今日も続いてるはずだった。
知り合いだった彼女とようやく友達になって時は過ぎたある日、偶然見てしまった、哀しそうな顔をして笑った彼女をもっと知りたいと思った。
図書館。電車の中。近所の公園。
よく会う人、だったのがいつしか知り合いになって。僕が見る彼女はいつも笑顔で。
顔見知りだった頃の笑みとはまた違った笑顔で。
僕は彼女の笑顔に恋をする。
こんな未来が待っているとわかっていても僕は彼女を愛することを選ぶ。
たとえその選択が彼女にとってよくないものだったとしても。
これはきっと逃れられない僕らの"運命"
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
僕の愛しい人。
きっともう君とは二度と会えない。
君を失った僕はこの先どうやって生きていこう?
2人で積み重ねてきた日々を僕はきっと、多分ずっと忘れない。
君は僕の人生の中の大切な1ピースだ。君に、出会えてよかった。
これからどんなことがあったとしても、今の僕に、君と過ごした日々があってよかった。
たとえもう二度と君に会えないとしても。
さよならとは言わない、言えないんだ。ごめん。
またね。またいつか。またいつか、会おう。それまで待つから。君も待っててくれないかな。
君の笑顔が好きだ。
僕は僕の人生の中で君と出会えて、君と同じ時間を過ごせて幸せだったーーーーーーー。
彼女は消えた。僕の前からいなくなった。でも彼女の存在がなくなったわけじゃない。
彼女は僕の中で生き続けてる。
やっとそう思えるようになった今日この頃。
そう思えるまで時間はかかったものの、やっとここまで辿り着いた。
彼女は心に巣食った闇に飲まれたのだろうか。
きっと多分その闇は深すぎて、彼女は1人では逃れられなかったのだろう。誰にもわからない、彼女にしかわからない、覗き込んでも一筋の光すらない、暗闇しか見えないほどの深い闇。
彼女をその闇の中から救い出せるのは僕だけだったのに。救う方法なんてとても簡単で、救うなどとそんな大層なことではなくて。それでも彼女にとって僕は光だったはずだ。その光になるのなら、ただ彼女のそばに居てあげることだけでよかった。
そばにいること。寄り添うこと。それさえできなかった。
口下手で不器用な僕は、その性格を言い訳にして彼女に甘え、逃げてばかりで。
でも、そんな不甲斐ない僕を、彼女は愛してくれていた。
3年前の夏のある晴れた日の朝のこと。
前日の夜は何もなかった。変わったことは、なにも。
ひとつあるとするならば、昨夜の彼女はやけに積極的だった。誕生日などの記念日でもなく、特にいいことがあった訳でもない。その時点で気づくべきだったのかもしれない。
いつもと違うことに気づいて、彼女を抱きしめていれば何か違っていたのだろうか。
最後まで決して涙を見せなかった彼女の気持ちを、僕は想像することを許されない。そこは未熟すぎる僕には踏み込めない。
後悔など、いくらしても足りない。
その夜遅く、ようやく二人泥のように眠り、朝いつもの時間に起きたら彼女が隣にいない。
昨夜のコトで乱れたシーツの上にはもう、彼女の温もりの欠片も残っていなかった。
彼女は突然行方不明になった。
財布も携帯も身の回りの物はほとんど全て残っていた。例外があるとすれば、マグカップと僕の一番大切にしていた本。
彼女が僕の家に頻繁に来るようになって二人で買いに行ったマグカップは、彼女と僕とお揃いのものだった。ペアで色違い。よくあるカップルの、よくあるおそろい。
彼女にとってどうだかは知らない。ただ僕にとっては初めてだった。
そのことは彼女も知っているはずだった。だから持って行ったのか。
もう一つ彼女が持って行った本。その本のタイトルは"電話と海と私"だった。
出版されている本ではなく、僕が書いて製本し、本の形にしただけの小説もどきだ。
中学校卒業間近で書き始めた恋愛小説で、小説ヒロインが、今まさに僕の彼女がいなくなったように、行方不明になる話だった。
男のくせにとよく言われたが、僕は本の中でも、とりわけ恋愛小説が好きだ。
小説のヒロインを自分の彼女に見立てていたという訳でなく、ただ恋愛小説の空気感が好きなのだ。
あまり他の人にわかってもらえたことは少ないが。少なくとも否定されなければそれでよかった。
そして本を読む側の人間なら、それも相当の本好きなら、一度は書いてみたいと思うだろう。それでおそるおそる書いてみた恋愛小説。しかし、その時には書き上げることはできなかった。中学生の自分には恋愛小説などハードルが高かったのかもしれない。
受験や卒業もあり、忙しかったことも書き上げることができなかった理由だろう。
結局中途半端に書き上げて、ほったらかしにしていたのを、片付けの時に丁度見つけたことがきっかけで再び書いてみようと思った。
大人になった今読み返してみると、内容は恥ずかしくなるほど残念だった。だが、本筋がわかるくらいには話として成り立っていたのも書き上げようと思った理由の一つである。
その小説とは。
ーーーーー少女が叶わないはずだった恋を叶え、大人になる話。
恋のおかげでさなぎから美しい蝶になった彼女は、彼との未来を思い、同時に自分の過去を思い出す。
彼女には家族がいなかった。
家族というものを知らない彼女は、つまり愛を知らない。
他人に大事にされることを、彼女は知らなかった。
そんな自分が彼を本当に愛せるのか。
誰一人信じられる人がいない彼女は闇に染まり、いつしか自ら命を絶とうとするようになる。それも止めたのは彼だった。
闇の無限ループから抜け出せない彼女を光として支えた彼。
そんな過去とこれからの未来に挟まれ、彼女は悩む。
闇に染まり汚れた私が彼と未来を歩む権利はない。そう思った彼女は、彼の前から消えることを決めた。
彼に助けてもらった命は彼に捧ぐ。留守番電話の伝言を最後に彼女は姿を消した。
彼女の足取りを辿ると、彼女が最後に居たのは2人で初めてデートした浜辺だった。
彼は波の音が電話口から微かに聞こえていたことを呆然と思い出す。
いつまでたっても彼女は見つからず、帰ってくることはこなかった。
目撃証言からわかったことが一つ。
彼女は夜更けにいなくなったらしい。
そして、彼女が朝を迎えることはなかった。
日が昇る前に、闇が消えてしまう前に彼女は、彼女だけの楽園へ身を潜めた。
眩しそうに笑っていた彼女の笑顔の意味がわかった気がしたーーーーー
その本を僕の彼女に見せた時、彼女は「私を見つけてね。」そう、言っていた。
助けてね、でもなくこうなりたくないな、でもなく。何故か見つけてね、と言っていたことを、泣き笑いのような彼女の笑顔とともに、鮮明に覚えている。
その本が無くなっていたのなら、彼女が持って行ったのか。そう考えるのが自然だと思う。きっとそれに隠されたメッセージがあったから。
彼女がメッセージを隠したのなら、僕が彼女を見つけ出して二人だけの愛の言葉を囁こう。僕たちにしかわからない"電話と海と私"の意味を、彼女は覚えているだろうか。
僕の彼女は原因不明の心の病だった。
幼い頃の事が原因だとは聞いていたが、詳しいことは聞かずじまいで今になる。
本人が話したがらなかったことを無理に聞き出していいことはないと思っていたが、聞くべきだったのかもしれない。幾度となくそう思ったものの、生きる希望を失い、だんだんと、そして確実に弱っていく彼女を見ている僕にはそんなこと聞けやしなかった。
彼女がいなくなった今思い出すのは彼女の事ばかりで。
ふと思い出す。
"お互いのとなりで最後まで同じ景色を見よう。"
そんな約束を彼女としたことを。
そう約束したのに彼女はいなくなった。言い出した彼女が消えた。となりで、ずっと同じ景色を見て、2人で一緒にいようと誓ったのに。
いっそ、僕も連れていなくなればよかった。それでは意味がないと彼女は笑うかもしれない。それでも僕も連れて行って欲しかった。
これは僕のエゴ。彼女自身の、彼女というレッテルを作り上げてしまった僕が叫ぶ、幾ら叫んでも届かないエゴ。
そういえば彼女にあの小説を見せたのはその約束をした日だった。
今思えばあの小説が彼女にとって何かの起点になってしまったのだろう。
同じ境遇で生きてきて、同じ境遇今なお生きている二人。
書いていて彼女と重なっていたことは言わずもがな。
どうしようもなかった。止めなられない思いがあった。
現実の僕の彼女のことも、幼い頃書いた小説の中の彼女のことも、きっと僕は愛していた。
変わらない日々を当たり前だと思っていたあの頃にした、いつもとは違う約束。
頬を寄せ合って二人で笑っていた毎日は今、どこにもない。
失って気付きたくなかった。
変わりのない平凡な日々が、ただ愛しい人と笑って過ごした毎日が、幸せな日々であったことなど。
誰が失って気付きたいと思う。
誰よりも愛していたのに、どうして今、僕の元には彼女がいない?
なんで彼女は僕を置いて一人で行ってしまうんだ。なんで彼女は僕を連れて行かない。
初めて一緒に朝を迎えた日。
初めてお互いを名前で呼んだ日。
初めてデートした日。
心の中で蘇る彼女は少しづつ幼さが増していく。
思い出したいのに思い出したくない。
あの日僕の隣で笑っていた彼女が。
どうして。
朝が来て最初に目を合わせた時の照れたような笑顔。名前を呼ばれて嬉しそうな笑顔。初めてのデートで見せた緊張気味の笑顔。
どんな彼女も初めて見る彼女ばかりで、毎日が新鮮で楽しくて。
めくるめく。そんな日々が今日も続いてるはずだった。
知り合いだった彼女とようやく友達になって時は過ぎたある日、偶然見てしまった、哀しそうな顔をして笑った彼女をもっと知りたいと思った。
図書館。電車の中。近所の公園。
よく会う人、だったのがいつしか知り合いになって。僕が見る彼女はいつも笑顔で。
顔見知りだった頃の笑みとはまた違った笑顔で。
僕は彼女の笑顔に恋をする。
こんな未来が待っているとわかっていても僕は彼女を愛することを選ぶ。
たとえその選択が彼女にとってよくないものだったとしても。
これはきっと逃れられない僕らの"運命"
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
僕の愛しい人。
きっともう君とは二度と会えない。
君を失った僕はこの先どうやって生きていこう?
2人で積み重ねてきた日々を僕はきっと、多分ずっと忘れない。
君は僕の人生の中の大切な1ピースだ。君に、出会えてよかった。
これからどんなことがあったとしても、今の僕に、君と過ごした日々があってよかった。
たとえもう二度と君に会えないとしても。
さよならとは言わない、言えないんだ。ごめん。
またね。またいつか。またいつか、会おう。それまで待つから。君も待っててくれないかな。
君の笑顔が好きだ。
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