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1章 妖怪警察見習いに……?!
10話 黒い池?
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今日から支給されたヤタガラスの制服を着ているんだ!
和服だけど、すごく動きやすいし、なによりかっこいい!
気が引き締まるね!
袴にはポケットがついていて、お札がすぐ出せるようになっているんだ。
妖怪を捕縛する特別なお札が入っているの。
わたしはまだ、使い方がわからないけど、これから使えるように
今後教えてもらえることになってるの。
「――もう体調は大丈夫なの?日中、普通そうだったけど」
「うん!すっかり元気!心配かけてごめんね。
体調管理、気を付けます……!」
昨日は大事を取ってお仕事の見習い、お休みさせてもらったからね。
今日はすっかり元気になったよ!
緊張するけど、今日からまたお仕事がんばるぞ――!
――午後11時。
わたしたちは校舎裏の池へ向かっていた。
今日の任務は七不思議の一つの「校舎裏の池のカッパ」から
依頼を受けたものを行うと天満くんから聞いている。
くわしくは着いてからって言っていたけど、いったいどんな依頼だろう。
『あっ!きたきた!こっちだよ~』
校舎裏の池の近くまで着いたら、池の方から声が聞こえてきた。
『芦木場くん、待ってたよ~!君が安芸さんだね。
はじめまして、カッパのカワヒラと言います。
一様、この学校の七不思議の一人だよ。今日はよろしくね』
池の横のしげみからひょっこりとカッパが顔を出して話しかけてきた。
ハナちゃんもだけと、カッパのカワヒラさんもなんかフレンドリーな妖怪だな。
見た目は皆が知っているカッパの見た目。緑色の体で頭に皿ある。
身長はわたしの腰ぐらいで
可愛らしい姿で親しみやすそうな印象だな。
「はじめまして、安芸千晴です!よろしくお願いします」
「カワヒラさん、お待たせしてすみません。
依頼ってこの池の水ですね?これはひどい状態ですね……」
あまり校舎裏の池を見に来たことがなかったけど、
こんなにここの池、汚かったかな……?
前は池の底が見えて、鯉が泳いでいるのが見えるぐらいきれいな池だったのに、
今は真っ黒になっていて、以前の面影はない。
『そうなんですよ。ここ数日間で急に池の水が黒くなり、
入ろうとすると気分が悪くなってしまうのです。
なので、近くのしげみで過ごしていたのですが、カッパなので水がないと辛いのです。
頭の皿がかわいてしまいます。はやくなんとかしてください』
「原因はおそらく、妖怪のしわざだな。池の水かあやしい気配を感じる」
天満くんが池を見ながら言うので、
わたしも池をまじまじ見ていたら、急に寒気を感じた。
すごい変な気分だ。モヤモヤする気持ちになる。
「ほんとだ……天満くんほどじゃないと思うけど、
わたしもなんかこの池の水から変な気配を感じるよ。寒気がする」
「ほんと?千晴も気配を感じられるようになってきているのかもしれないな……。
でも、初めてだろうから無理はしないでね。周辺の様子を見て回ろう。
カワヒラさんは危なくない所で待機していてくださいね。」
まだ、ちょっと下の名前で呼ばれるのなんか照れるな……。
この状況で照れている暇ない……!
任務に集中しなくちゃ!
カワヒラさんは池の近くのしげみで待っていることになった。
わたしたちは二手に分かれて、池の周辺を見て回っていた。
わたしは天満くんいっしょに水が多くありそうな所を見ることになった。
一番最初に思い浮かんだのがプールだ。
プールの方に向かっていていたら、なにかプールの近くで動く影が見えた!
「天満くん!プールの方で――」
「うん、おれも見えたよ……!行こう!」
プールへ急いで走って向かった。
わたしたちはこっそりプールサイドが見える位置のネットの塀の外までついた。
そこからプールサイドをのぞいたら、
体まで全身真っ黒の坊主姿をした化け物がプールの水を黒く変えているのだ!
「あいつは黒坊主(くろぼうず)だ。人の精気を吸い取ったり、
水を汚染させる悪い奴なんだよ。たしか前に捕まったんだけど、
最近、妖怪刑務所から逃げ出して、指名手配中の危険な妖怪なんだ」
「っ!指名手配……!あの妖怪が、原因だったんだね。」
なんで危ない妖怪がこんなとこまで来ているの?
そういえば……黒坊主ってどこかで聞いたことある気がするんだよね……。
何だったかな……?思い出しそうなんだけどな……。
モヤモヤする……。
思い出せ、わたし――!!
「とにかく、町の飲み水まで被害になったら大変なことになるぞ。
ここで絶対に黒坊主を捕まえなくちゃ!
ゆっくり近づいて、捕まえるぞ……行こう千晴」
「うっ!うん!」
声をかけられて、我に返り天満くんの後を追う。
――はっ!思い出した!
前に読んだマンガで敵キャラで出てきた妖怪と同じ名前なんだ!
もしかしたら、役に立つかもしれない……!
黒坊主に気づかれないように、移動をし始めた天満くんをわたしは呼び止めた。
「あっちょっと待って、天満くん!思い出したことがあって……。
マンガの知識だから、実際の黒坊主に効くかはわからないんだけど……。
こんな作戦はどうかな?」
わたしはマンガで読んだ黒坊主の弱点を天満くんに伝えて、作戦を提案した。
「いいかもしれない……。正直なにも策が浮かばないから、それでいってみよう……!」
わたしが提案した作戦で捕まえにいくことになった!
とにかく、やってみないと分からないもんね……!
これ以上、悪さをされる前に黒坊主を捕まえないと――!
和服だけど、すごく動きやすいし、なによりかっこいい!
気が引き締まるね!
袴にはポケットがついていて、お札がすぐ出せるようになっているんだ。
妖怪を捕縛する特別なお札が入っているの。
わたしはまだ、使い方がわからないけど、これから使えるように
今後教えてもらえることになってるの。
「――もう体調は大丈夫なの?日中、普通そうだったけど」
「うん!すっかり元気!心配かけてごめんね。
体調管理、気を付けます……!」
昨日は大事を取ってお仕事の見習い、お休みさせてもらったからね。
今日はすっかり元気になったよ!
緊張するけど、今日からまたお仕事がんばるぞ――!
――午後11時。
わたしたちは校舎裏の池へ向かっていた。
今日の任務は七不思議の一つの「校舎裏の池のカッパ」から
依頼を受けたものを行うと天満くんから聞いている。
くわしくは着いてからって言っていたけど、いったいどんな依頼だろう。
『あっ!きたきた!こっちだよ~』
校舎裏の池の近くまで着いたら、池の方から声が聞こえてきた。
『芦木場くん、待ってたよ~!君が安芸さんだね。
はじめまして、カッパのカワヒラと言います。
一様、この学校の七不思議の一人だよ。今日はよろしくね』
池の横のしげみからひょっこりとカッパが顔を出して話しかけてきた。
ハナちゃんもだけと、カッパのカワヒラさんもなんかフレンドリーな妖怪だな。
見た目は皆が知っているカッパの見た目。緑色の体で頭に皿ある。
身長はわたしの腰ぐらいで
可愛らしい姿で親しみやすそうな印象だな。
「はじめまして、安芸千晴です!よろしくお願いします」
「カワヒラさん、お待たせしてすみません。
依頼ってこの池の水ですね?これはひどい状態ですね……」
あまり校舎裏の池を見に来たことがなかったけど、
こんなにここの池、汚かったかな……?
前は池の底が見えて、鯉が泳いでいるのが見えるぐらいきれいな池だったのに、
今は真っ黒になっていて、以前の面影はない。
『そうなんですよ。ここ数日間で急に池の水が黒くなり、
入ろうとすると気分が悪くなってしまうのです。
なので、近くのしげみで過ごしていたのですが、カッパなので水がないと辛いのです。
頭の皿がかわいてしまいます。はやくなんとかしてください』
「原因はおそらく、妖怪のしわざだな。池の水かあやしい気配を感じる」
天満くんが池を見ながら言うので、
わたしも池をまじまじ見ていたら、急に寒気を感じた。
すごい変な気分だ。モヤモヤする気持ちになる。
「ほんとだ……天満くんほどじゃないと思うけど、
わたしもなんかこの池の水から変な気配を感じるよ。寒気がする」
「ほんと?千晴も気配を感じられるようになってきているのかもしれないな……。
でも、初めてだろうから無理はしないでね。周辺の様子を見て回ろう。
カワヒラさんは危なくない所で待機していてくださいね。」
まだ、ちょっと下の名前で呼ばれるのなんか照れるな……。
この状況で照れている暇ない……!
任務に集中しなくちゃ!
カワヒラさんは池の近くのしげみで待っていることになった。
わたしたちは二手に分かれて、池の周辺を見て回っていた。
わたしは天満くんいっしょに水が多くありそうな所を見ることになった。
一番最初に思い浮かんだのがプールだ。
プールの方に向かっていていたら、なにかプールの近くで動く影が見えた!
「天満くん!プールの方で――」
「うん、おれも見えたよ……!行こう!」
プールへ急いで走って向かった。
わたしたちはこっそりプールサイドが見える位置のネットの塀の外までついた。
そこからプールサイドをのぞいたら、
体まで全身真っ黒の坊主姿をした化け物がプールの水を黒く変えているのだ!
「あいつは黒坊主(くろぼうず)だ。人の精気を吸い取ったり、
水を汚染させる悪い奴なんだよ。たしか前に捕まったんだけど、
最近、妖怪刑務所から逃げ出して、指名手配中の危険な妖怪なんだ」
「っ!指名手配……!あの妖怪が、原因だったんだね。」
なんで危ない妖怪がこんなとこまで来ているの?
そういえば……黒坊主ってどこかで聞いたことある気がするんだよね……。
何だったかな……?思い出しそうなんだけどな……。
モヤモヤする……。
思い出せ、わたし――!!
「とにかく、町の飲み水まで被害になったら大変なことになるぞ。
ここで絶対に黒坊主を捕まえなくちゃ!
ゆっくり近づいて、捕まえるぞ……行こう千晴」
「うっ!うん!」
声をかけられて、我に返り天満くんの後を追う。
――はっ!思い出した!
前に読んだマンガで敵キャラで出てきた妖怪と同じ名前なんだ!
もしかしたら、役に立つかもしれない……!
黒坊主に気づかれないように、移動をし始めた天満くんをわたしは呼び止めた。
「あっちょっと待って、天満くん!思い出したことがあって……。
マンガの知識だから、実際の黒坊主に効くかはわからないんだけど……。
こんな作戦はどうかな?」
わたしはマンガで読んだ黒坊主の弱点を天満くんに伝えて、作戦を提案した。
「いいかもしれない……。正直なにも策が浮かばないから、それでいってみよう……!」
わたしが提案した作戦で捕まえにいくことになった!
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これ以上、悪さをされる前に黒坊主を捕まえないと――!
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