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【子育て編3】

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 コノコは、たまに思い出したように目を覚まし、ぴあぴあ泣いたり、動いて立とうとし、失敗してぺしょんと崩れたりした。

 食事は、ミルクより花蜜をよく食べる。匙に垂らした花蜜の雫を、ちゅうちゅう飲む様は可愛らしかった。

 これまた世話はコトリ、ジークエンド、サントネース、ヒナの四人体制で行われた。たまにサツキも加わった。

 最初の発情期を外したジークエンドは正しかったと言わざるをえない。こんなミニマム大怪獣が二匹もいたら、とても手が足りないだろう。

「あの人、こんな大変なことしてたんだなあ」

「どうするの? 連れてくる?」

「……愛がなかったとは言わないけど、あの人はそれ以上に研究が大切だった、それは確かだから」

 後で聞く話だが、ヒナの元旦那はヒナが他の男に蹂躙される間も、研究記録を黙々とつけていたらしい。なぜそんな男を好きになった。よほど頼れる人が周囲にいなかったのか。

「ぴぁうー、ぴゃぴゃ?」

「そうだよー、スズの兄弟だよ。スズのほうがお兄ちゃんだね。コノコちゃんに挨拶しようね」

「ぴあー!」

 スズは元気に手をのばすが、危ない。サイズ的に握りつぶしてしまう。慌ててヒナがスズを遠くへやると、スズはぴあぴあ泣いた。その声に目を覚まし、コノコもぴあぴあ泣き出す始末。

「コノコもいつか、あの頃のコトリみたいに飛びたい飛びたいと我儘言うようになるんだろうなあ」

 ジークエンドがコノコを眺めながら、優しい目で笑っている。そう、ずっと憧れていたパパになったのだ、彼は。

「どう、パパになった気分は」

「幸せすぎて頭が追いついていない」

 実際、ジークエンドの表情筋は緩みっぱなしであった。あれほどコトリにパパと呼ばれたがっていたから(ときには大金を払ってまで)、感動もひとしおだろう。

 しかし、サントネースはジークエンドどころではなかった。もう、でろでろのめろめろ。もちろんスズにもめろめろなのだが、生まれたばかりの雛の番をしているときはよくも飽きないなと言うほどじっくりとっくり眺めている。

 妻と子をなくし、コトリを我が子として育てたサントネースにとって、やはりコトリの子は特別だったのだろう。

 雛がなんとか氷の季節を越すころには、ここへ来たばかりの頃のスズと同じサイズになっていた。まだ歩けないが、ぴこぴことよく動く。

 そしてまた、悪夢の襲来。コノコはよく熱をだし、逆に体温が下がって衰弱し、食べ物を嫌がり、数時間おきに泣いた。

「も、ほんと……パパとヒナがいてよかった! コトリとジークだけじゃ育てらんなかった」

「それはヒナも同じだよ。ヒナ一人じゃ絶対無理だった」

「ぴぃあ!」

 スズはもう歩けるようになっている。ちまちまオフィスを歩いては、居残りの社員たちに遊んで貰っていた。サツキが筆頭格で、スズをだっこして「おれ、案外子供好きみたい」と可愛く笑っていた。

 悪夢期が終わると、コノコは順調にすくすく育った。ミルクも花蜜もよくたべるし、夜泣きも減って、子犬くらいの大きさになると、成長速度が緩やかになってくる。

「スズの時のお洋服残ってたからよかったー」

 そのお洋服も、ヒナとコトリで一生懸命ちくちくしたものだったので、共有財産だ。

「スズもやっと普通の赤ちゃんサイズの服が着れるようになったよ。まだ新生児の大きさなんだけど」

「バーレルセルってちっこいんだな。コトリもヒナも小柄だとは思ってたけど、小柄ってだけでサイズ違う感じはしないじゃん」

 スズを膝に乗せながら、サツキが首を傾げる。

「まあ、卵から生まれるから」

「あのサイズの生き物がこんなに大きくなるなんてねえ」

「ねー」

 スズがサツキと一緒に首を傾げる。かわいい。

 コノコが落ち着いてくると、コトリとジークエンドも仕事に出るようになる。代わりにヒナが、受付の仕事を休んで、サントネースと一緒にスズとコノコの面倒を見ることになるのだが。

「ヒナ、ちょっとやつれてないか!」

「だ、だいじょうぶ……」

 大丈夫そうではなかった。まだまだ手のかかる育児がずっと続くので、ノイローゼになりかかっている。サントネースもいるが、彼には彼の仕事があるので。

「これから向こう三年は大変だと思うと、ヒナの負担が大きすぎるな。いっそ三年くらい、休むかコトリ」

「それじゃジークのバディがいない。今までだって務められる奴がいなかったんだから。ジークもコトリも抜けるんじゃ穴が大きすぎる」

「こうしたらどうだろ」

 サントネースが提案した。

「昼間、コトリちゃんたちが帰ってくるまでは、ヒナちゃんが面倒見る。コトリちゃんが帰ったら、夜はコトリちゃんたちが面倒見る。それも一日交代で、コトリちゃんが面倒見る日と、ジークエンドが面倒見る日を作ればいい。

 幸い、この子たちは皆で育てたから、ママじゃなきゃ死んじゃうてほど泣くこともないし」

 妙案だった。ヒナは夜には育児から解放され、事務仕事をすることもできたし、社員たちと遊びに行って気晴らしすることもできるようになった。

 また、スズとコノコは、潰すほどの体格差がなくなったので、一緒に遊ばせている。お互いをじーっと見ているのが好きで、相手が眠っていても、飽きずにじーっと見ている。こうしてくれているときは、手も離れて有り難い。

「あれ、今日もコトリが当番なの?」

 社長室に入ってきたサツキに「こんな日もあるー」と言う。

「今日は、ジークエンド大暴れ。コトリでも宥めきれなかったからオーバントの本能もてあまし」

「あー」

 そう、そんな日もある。オーバントの本能に溺れたからといって、赤子たちに何かするジークエンドではないが、とにかく雰囲気が怖いので会わせられない。

 しかし、ジークエンドのほうは、

「子供を抱きたい……子供を抱きたい……」

 といらいらしている状態。まるでジャンキー状態の彼に社員は「その顔は子供に見せられんだろ」と笑う。

「あのぷにぷにで柔らかい……」

「今にも食い殺しそうだからほんとやめとけ」

「コトリが抱いていると更にかわゆし!」

「わかるけども落ち着けパパ」

「あああー」

 仕方がないので、その鬱憤をトレーニングで晴らす。緊急出動などがあった日には、呼ばれてもないのに飛び出していってしまう始末。

 なので、数日ぶりのわが子に出会った時は、もうにっこにこで、

「ああっ、いとしい! かわいい! しあわせ! コノコー」

「うっきゃあう」

 我が子とスズを抱きしめて構い倒す。

 このころ、喋るようになってきたスズは、ジークエンドのことを

「ぱぱ」

 と呼ぶようになっており、ジークエンドは感涙した。待望のパパ。まさかのスズからである。

 しかし、スズはヒナのことを「まま」と呼ぶので……

「ジークエンド、子供たち視点では兄弟丼」

 ということになっている。ヒナのことも孕ませたことになっているジークエンド……いつか誤解を解く日はくるのだろうか。パパと呼ばれて喜んでいるようではいけないと思うのだが。

「スズは、日に日にあの頃のコトリに似てきて……もう本当に」

 うっとりしながらスズを抱いてご満悦。

 コノコが這い回るようになった頃、

「そろそろいいかなあ?」

 とコトリが言い出した。

「なにがだ?」

「王都に行く」

「……まさか俺の実家にか!」

「パパ上はとにかく、ママ上には報告しなきゃだろ! 手紙出したか?」

「う……出して、ない」

 というわけでジークエンドを急き立てて手紙を書かせ、ジークエンドとコトリはコノコを連れて旅に出た。しっかり温めて、保温機も持ち込み、熱冷ましなど子供に必要な物品を揃えてけっこうな荷物になった。

 この年で船旅は危険なため、乗り心地のまろやかな背長竜をチャーター。初めて見る竜に、コノコはびっくりしてぴゃーぴゃー泣いた。高いところにも驚いたようで、王都に着くまで、ずっと泣いていた。

「すみません、うるさくて」

「いいですよお。かわいい泣き声だなあ」

 騎手さんがいい人(トカゲ人)で助かった。実際、バーレルセルの雛の泣き声は可愛い印象がある。「おぎゃー」ではなく「ぴゃー」なので。

「これはジークエンド様……」

 執事が出てきて驚いていた。そして、コトリが抱いた黒髪のバーレルセルにも。すぐに中へ通され、ママ上と引き合わされる。

「まあ……まあ、まあまあ。まあまあまあ」

 暫くママ上は「まあまあ」としか言わなくなった。手を合わせて震え、涙を浮かべる。

「なんて小さいの。子供が出来て、会いにくるとは聞いたけど……実際に会うと胸がいっぱいになるのね」

 コノコは、コトリの腕の中でパパに似た女性にきょときょとしていた。

「抱いても?」

「はい」

 さすがに、三人子供を育てた人は危なげがない。コトリよりあやし方が堂に入ってるほどだ。首や尻をしっかり支え、微笑みかけると、コノコもにっぱと柔らかい頬を緩ませて可愛い笑顔を見せた。

「あらまあ、あらまあ……わたし、おばあちゃんになったのねえ」

 ため息をつく。いとおしげに頬に触れ、黒髪に頬ずりをする。

 その直後、壊れる勢いでぱぁんと扉が開いた。

「ジークエンド帰ったって」

「アリーゼ、なんです騒々しい。それも軍服のままで」

「抜けてきたのよ! だって………かわいぃいい!」

 悲鳴のようにアリーゼは叫んだ。コノコがびくっとして「ぴぎ」と泣きかける。

「あらあら、ごめんなさい。驚かせちゃったわね。やだ、あたしったらおばちゃんなのね。アリーゼよ、えーと名前は?」

「コノコ」

「コノコちゃん! あー、なんて小さいの。あら、小さすぎない? 赤ちゃんってこんなもの?」

「いや、バーレルセルの雛は通常より小さくて」

「そうなの。んもー、かわいいかわいい」

 アリーゼが身悶えている間に、誰かがまた駆け込んできた。

「ジークエンドが帰ったと聞いて!」

 ロカリオンである。なんだかんだ身内の子に興味津々らしく、

「おお……おおお?」

 コノコを見ておおお、しか言わなくなってしまった。

「なんだ騒々しい」

「あなた! まさかしれっと抜けてきたの」

 騒々しい、とさりげなさを装いながら、いるはずのない時間にタイミングよくやってきたパパ上。前回は本当に偶然だったのかもしれないが、今回は……

「ふん、雛か」

 一瞥して、いかにも興味なさそうに言うが……彼にとって初孫である。

「あぴゃ」

 コノコがふにゃりと笑いかけると、パパ上は少々動揺したようだ。びくっと身を震わせるくらいには。

「ふ、ふん……儂は仕事がある」

「なにしにきたのよ……」

 要するに孫を見に来たのだろう。

 更に珍客が現れた。

「せーんぱーい。どうして私のところに来てくれないんですかあー」

 シグルド、トライスト家まで押しかけてきてしまった。

「ちったいですね……これは……ちったいですねー」

 こっちもこっちで「ちったいですねー」以外言わなくなってしまった。掌からはみ出す程度の赤子を囲み、うにうに動く様を見つめて動かないジークエンドの親族プラスα。

「シグルドはいいのか。けっきょくジークエンドはコトリのものになったけど」

「まあまあ諦めてましたから。それよりー、この子が大きくなった時のほうが楽しみですかねー。コトリちゃんの子で、先輩の子……でゅふふ」

 危ない。思わずコノコを取り返した。

「雛ちゃんは何を食べるのかしら」

「花蜜とミルクだ」

「わかったわ、用意しておくわね」

 携帯してきたものもあるが、二日滞在する予定なので用意して貰ったほうがいいだろう。

 ママ上、アリシャナは匙で花蜜を与え、コノコが小さな口をむちゃむちゃさせるのを相好崩してずっと見ていた。

「いいなあ。私も結婚して子供産みたい」

 アリーゼがため息つく。彼女は未だ結婚を許されておらず、家からも出られない状態だ。ロカリオンもだが。

「いっく……ふぎぃ」

「あら、おねむかしら」

 コノコは色んな人に抱かれ慣れているが、眠くなるとコトリかジークエンドかサントネースかヒナでないと駄目になる。

「貸してくれ」

 そろそろ我が子に触れたくて辛抱たまらなくなっていたジークエンドがコノコを抱き取り、揺らし始める。

「かわいい。俺の、俺のコノコ。かわいい、かわいい」

 本物のパパになったという感動は未だに続いているらしく、コノコを抱くたびこの調子だ。なので、サントネースがたまに罪悪感で苦笑している姿も見かける。

 たまに、たまにだが、コトリはコノコに嫉妬する。

「最近、ジークはコトリに言わなくなったなー。もうお役御免か?」

「そんなばかな! コトリはいつまでも俺の可愛い雛だ!」

 それもどうかと思う。結婚してまで。

 そうだ、結婚したのだった。

「ママ上、結婚のこと事後報告になっちゃって……」

「いいのよいいのよ、どうせ報告されたってうちの人が大騒ぎするだけだったんだから。事後報告くらいがちょうどいいわ」

「改めて……息子さんをコトリにくださいっ」

「あら、ジークエンドをお嫁に貰ってくれるの?」

「うん。籍の欄はジークエンドが嫁になってる」

「あらまあ……ほんとにお嫁にいっちゃったのね、あんた」

「コトリ」

 コノコを抱いたまま、ジークエンドは頬を赤らめた。かわいい。

「嫁でもなんでもいい。コトリと家族になって、コノコがいて、俺は幸せだ」

「ならそろそろ帰ってきてもいいんではー」

 ロカリオンが促すも、ジークエンドは首を振る。

「この家には、帰らん。帰ったら軍人になる必要があるだろう。コトリとコノコのために、軍部に近付きたくない。たまには孫の顔を見せに来る」

「もう国も分かっているはずですが。自然保護条約が適用されているだけで」

 なにしろヒナを救出するよう依頼してきたのは国なのだ。今更バーレルセルに手出しはしないだろう。

「そこをいくと、背徳宮のほうがよほど危険と思いますが」

「コトリは会社を継ぐからあの街を離れないぞ。ジークエンドは社長夫人になるんだ」

「あー、そういうあれかあ」

「もういいじゃないの、ロカリオン。ジークエンドは所帯を持ったのよ。私たちに関わるべきじゃないわ」

「ぴあ」

 怪獣がもう起きた。ジークエンドの腕の中で元気にぴこぴこしはじめる。

 その晩、パパ上は食卓でいつも以上に静かだった。家族も会話はせずにいたので、

「ぴあっ、んま! んーまぁ」

 コノコの元気な声だけが響く。パパ上はそれに目くじらを立てはしなかった。

「パパ上、コノコを抱いてみる?」

「結構だ」

 つんと澄ましているが、孫が気になって仕方ないのは見ていてわかる。どうしたら素直に孫と遊ばせられるだろうか……

「無理よ、無理。あのひとの強情は筋金入り」

 夜、寝室に遊びに来たアリーゼがコノコを抱いて笑い飛ばす。

「でも、このままじゃパパ上かわいそうだ」

「あの人の心配してくれるの。やさしいわね。でもねー、いくら初孫でもあの人が変わるとは思えないわ」

 ところが、少し変わったのだ。

「ジークエンド。本当に帰ってこんのか。バーレルセルも受け入れてやっていい」

 これはパパ上の最大級の譲歩だったのだが、ジークエンドは「受け入れてやってもいいとは何事だ」と突っぱねた。

「ジーク、パパ上のデレだぞ! わかってない」

「で、でれ?」

「ほーらコノコ、じいじだぞ」

「じー?」

 まだあまり喋れない、というより乳児にあたるコノコが珍しく「じー」と言った。あとは「あぴあぴ」しか言わなくなったが。

「はい、パパ上」

 差し出されてパパ上は逡巡した。だが、欲望には抗えなかったらしく……ちょん、と。触ったのだ、コノコの小さな手を。するとコノコはきゅうとじいじの手を掴み、口に含んだ。

「あっ」

「………」

「ぴあー」

 ねっとりしてしまった指を見、パパ上は去ってしまった。

「まさか触るとはな」

「オーバントは理性的だけど欲望に弱い。ほんとはパパ上もだっこしたいんだ。色んなものが邪魔してるだけ」

 意地だとか、矜持だとか、そういうものが。あんな生き方をしていては楽しくないと思う。コトリには可哀想な人に思えた。

「ジークエンドも、パパ上相手に大人気ない」

「大人げないって……相手は俺の倍以上生きてるぞ」

「パパ上はちょっと子供っぽいんだから、ジークが大人にならなきゃ。もうパパだろ」

「そ、そういうものか……?」

 そういうものである。

 翌日の晩食も似た風景が続いた。コノコのあぴゃあぴゃ言う声だけが響き、食事が終わるとさっさと立ち去る。

 そして帰る日がやってきた。ママ上は優しく微笑み、

「いつでも帰って来いと……あの人が言っていたわ」

「………!」

 ジークエンドは目を見開き、それから目を伏せた。父に反発するばかりで理解しようともしなかった自分に気がついたのだろう。まあ、パパ上は強引なので、無理もないかもしれないが。

 社長やサツキに土産を買って行こうとすると、書店が目に入った。

「あー、恋とはなんぞやの続巻が出てる」

「コトリが恋愛をしたくなった切欠になった本か」

 ジークエンドが渋い顔をする。

「本を読むのは構わないが、もう他の誰かと恋をしようとするな。コトリは俺と結婚したんだから、不倫になるぞ」

「ふりん! うわき! えっちでいけないやつだ」

「そうだ。コトリ、結婚というのは恋をしてなるものだろう。コトリは俺に恋をしてないのか?」

「うーんと……恋よりジークエンドがだいじ!」

 その結論は未だに変わっていない。

 ジークエンドは微笑んだ。

「きっとコトリの恋は、実るより前に愛になってしまったんだな」

「わかんないけど」

「俺は愛しているよ、コトリ」

「コトリも、ジークエンドのこと愛してるぞ!」

 救い出されたその日から。コトリはジークエンドが大好きで、それはきっと愛と呼べるものだった。

 コトリとジークエンドは寄り添い、互いに微笑んだ。
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