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帝国激震の章
211.運転
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未来と魔力、一見すると無縁そうに思えるが、大気中にマナが満ち溢れているこの世界に存在する以上、体内に魔力が無い人間は居ない。
「んじゃ……行ってみよーーっ!!」
未来のステータスにしっかりとMP表示があるの事こそが、未来の体内にも魔力が存在する事の証左である。
そんな未来が、愛莉の作った魔力を燃料に走る車『魔車』のハンドルを固く握りながら、魔力を放出する。普段あまり魔力を放出する機会など無いように思えるが、実は愛莉が錬金術で作った魔石式のランタンなども、魔力を込める事で光を発する。
つまりそれらを日常的に使用している未来もまた、普段から魔力を放出していたりするのだ。
「うん、じゃあブレーキから少しずつ足を離してみて」
隣の助手席に座る愛莉から、この魔車の運転方法を逐一教わる。後部席に座るリーシャ達四人は、物凄く座り心地の良いシートに座りながらも、緊張で身体を固くしていた。こんな巨大な乗り物が、本当に馬に引かせる事なく自動で動くのか………と。
「少しずーつ、少しずーつ………おっ!?」
ブレーキを離して行くにつれて、魔車が前進を開始する。
「う、動いたわよ!!?」
最初はゆっくりと、しかし程なくして、愛莉が言ったように馬に引かせるのと同等の速度へと到達する。
「嘘みたい……本当に動いてる……」
「ううん……動いてるだけじゃない。全然振動が無いの………」
馬車とは普通、常に小刻みな振動が発生している乗り物だ。馬が引いているので速度の微妙な強弱もあるし、車輪から車体にも当然振動は伝わる。
もっとも、その振動を如何に軽減させようかと、技術者達が常に知恵を振り絞っているので、昔に比べればかなり振動は減ったらしい。だがやはり完全に振動を消す事は不可能らしく、現在の馬車は既に完成形とも言われている。
だが愛莉の錬金術で作ったこの魔車は、振動がほぼ無いのだ。それも、現在走っているのは整備された街道ではなく、街道から離れたいつもの岩場。試運転の為に、愛莉以外の五人が数日掛けて、大きな石を取り除いたりして綺麗にはなったが、きちんと整備された街道とは雲泥の差だ。そんな場所を走っているのに振動がほとんど無い。これは貴族の高級な馬車に乗り馴れているリズとエストにとっては、まさに驚愕の事実だった。
「うおーっ!すっげーっ!マジで走ってるんだけどーーッ!!」
自分が運転している事もあって、かなりテンションが高くなっている未来。隣の助手席では、それほどの速度では無いが、まずは試運転としては成功かなと胸を撫で下ろす愛莉。
「未来、一回停めてみて」
「ええーーっ!?もっと走りたい!」
「うん、でもブレーキの効きも試してみて欲しいから」
なるほど、ブレーキが効かなければ車は非常に危険な乗り物だ。そういう事ならと、未来がゆっくりとブレーキを踏む。すると、魔車はすぐに速度を落とし、スムーズな動きで停止する。
「うん、大丈夫みたい。じゃあ次は中速で走ってみよっか」
「オッケー!このレバーを倒せばいいの?」
「うん。でも最初は低速で走って、少し速度が出たら中速にしてみて」
愛莉に言われた通りに魔車を動かす未来。すぐに先ほどと同じ速度になったので、次はシフトレバーを真ん中へと倒す。
すると、一瞬魔車全体がカクンッと揺れたが、すぐに揺れは治まる。
「今のは中速のギアに入った振動だから気にしないで」
「はーい!ってか意味が全然分からないから何でもオッケー!!」
相変わらずテンションが高い未来だが、中速にギアが入った事で先ほどよりも速度が上がる。
「ちょっ………は、速くない!?」
「す、すごいわ~!こんなに速く走れるの!?」
窓から見える景色が、足早に後ろへと流れてゆく。馬車で言えばおそらく、全力に近い速度で走らせているような速度だ。それでもやはり振動はほとんど無い。
「リズちゃん……わたし今……信じられない体験をしてます………」
「うん……わたしも……もう何に驚けばいいのか分からないよ…………」
広い室内、大きな窓、座り心地の良いシート、速すぎるくらいの速度、こんな乗り物が世界中の何処にあるだろうか?これはまさに、神の乗り物では無いだろうか?そんな考えすら浮かんで来る。
ちなみに現在は速度にすると時速20kmほど。この世界で安定して20kmで走れる乗り物は、現在彼女達が乗っているこの魔車以外には、おそらく存在しない。しかもこれで中速、シフトはさらに上の高速があるのだ。
「中速でも思ったより速いかも。これなら高速だと………結構危ないかもしれない」
元の世界の車に似せたとは言っても、この魔車にある機能は所謂『走る』『止まる』『曲がる』という、車の三大機能だけだ。
当然だがシートベルトも無いし、エアバッグも無い。速度メーターもなければ、ワイパーすら無い。一応ボディ自体は頑丈に作ってあるが、速い速度で事故を起こせば、車内で大怪我してしまう危険性がある。
もちろん、レベル55の冒険者の身体は一般人とは違って恐ろしく頑丈ではあるので、大怪我をする可能性はかなり低いが、無いとも言い切れない。
「いやぁ、快適快適!車の運転ってこんな感じなんだね!」
あくまで疑似体験だが、それなりの速度で走っているので、限りなく本当の運転に近い。違うのはアクセルペダルが無い事ぐらいだ。
「んじゃ最後に、高速運転行ってみよーーっ!!」
「あっ、待って未………」
愛莉が止めるよりも前に、未来がシフトレバーを高速に入れてしまう。再びカクンッと車が揺れ、次の瞬間にはさらに速度が上がる。
「え?え?は、速ーーー」
「ちょ……は、速いってぇぇーー!!」
時速20kmで走っていた魔車だが、高速にレバーを入れた事で速度が増す。愛莉の計算では高速で時速30km以下を想定していたのだが、現在の体感的にはかなり速く感じる。
それもその筈、現在の速度は時速40km。元の世界で、一般道を走る車と大差無い速度が出ているのだ。
「サ、サフィー!手を握って!」
「怖い怖い怖い!!」
「うっひょーーっ!!マジ最高なんだけどーーーッ!!」
「リ、リズちゃん!大丈夫ですか!!?」
「え?全然大丈夫だけど。それにしても、こんなに速く走れるなんて……本当に夢みたいな体験してるよね」
「うぅ……何だかすごく冷静………」
かつて体験した事の無い速度に青い顔をしているのは、リーシャ、サフィー、エストの三人。
一方の未来とリズは、逆にこの速度を楽しんでいて、恐怖心は一切無い。愛莉は流れる景色を眺めながら、何処で計算を間違えたのだろうとマイペースに分析している。
「ミ、ミミミ、ミク!そろそろ止めて!」
「速い速い速い!怖い怖い怖い!」
「えー?もう少しドライブ楽しもうよー」
「ふふ、アリアを乗せてあげたら喜ぶかな」
「うぅ……リズちゃんが凄く逞しいよー……」
その後、さらに数分間走らせ、やがて未来がブレーキをかける。相変わらずブレーキの効きは愛莉も納得する程に良く、時速40kmの魔車はスムーズに停車した。
「はぁヤバい!チョー楽しい!」
「うぅ……サフィー……大丈夫……?」
「はぁはぁはぁ……し、死ぬかと思ったわ……」
「うぅ……速すぎるよぉアイリちゃ~ん……」
「んー……多分そのうち慣れると思うよ?」
「ふふ、わたしは楽しかったわ。これって誰でも走らせる事が出来るの?」
「あ、うん。魔力込めれば誰でも運転出来るよ」
愛莉の答えに目を輝かせるリズ。どうやらこの魔車がすっかり気に入ってしまったようで、自分も走らせてみたいと強く思った。
「つ、次はわたしが走らせてもいい?」
「いいよ。じゃあ未来、リズと交代してあげて」
「ほいほーい!」
「嘘でしょ……また走らせるの!?」
「わ、わたしは降りて見てようかしら~……なんて……」
「うぅ……わたしも降りたいけど……リズちゃんが走らせるなら一緒に居ないと……」
結局、リーシャとサフィーだけが魔車を降り、四人を乗せた魔車はリズの運転でたっぷりとドライブをして戻って来た。
よほど魔車の運転が楽しかったのか、リズが今までに見た事も無いほどに満面の笑顔を浮かべ、それを見たエストは複雑な思いだったがーーーーー
(そう言えば……途中からあまり怖く無かったかも……)
どうやら愛莉の言うとおり、少し魔車の速度に慣れたエストだった。
「んじゃ……行ってみよーーっ!!」
未来のステータスにしっかりとMP表示があるの事こそが、未来の体内にも魔力が存在する事の証左である。
そんな未来が、愛莉の作った魔力を燃料に走る車『魔車』のハンドルを固く握りながら、魔力を放出する。普段あまり魔力を放出する機会など無いように思えるが、実は愛莉が錬金術で作った魔石式のランタンなども、魔力を込める事で光を発する。
つまりそれらを日常的に使用している未来もまた、普段から魔力を放出していたりするのだ。
「うん、じゃあブレーキから少しずつ足を離してみて」
隣の助手席に座る愛莉から、この魔車の運転方法を逐一教わる。後部席に座るリーシャ達四人は、物凄く座り心地の良いシートに座りながらも、緊張で身体を固くしていた。こんな巨大な乗り物が、本当に馬に引かせる事なく自動で動くのか………と。
「少しずーつ、少しずーつ………おっ!?」
ブレーキを離して行くにつれて、魔車が前進を開始する。
「う、動いたわよ!!?」
最初はゆっくりと、しかし程なくして、愛莉が言ったように馬に引かせるのと同等の速度へと到達する。
「嘘みたい……本当に動いてる……」
「ううん……動いてるだけじゃない。全然振動が無いの………」
馬車とは普通、常に小刻みな振動が発生している乗り物だ。馬が引いているので速度の微妙な強弱もあるし、車輪から車体にも当然振動は伝わる。
もっとも、その振動を如何に軽減させようかと、技術者達が常に知恵を振り絞っているので、昔に比べればかなり振動は減ったらしい。だがやはり完全に振動を消す事は不可能らしく、現在の馬車は既に完成形とも言われている。
だが愛莉の錬金術で作ったこの魔車は、振動がほぼ無いのだ。それも、現在走っているのは整備された街道ではなく、街道から離れたいつもの岩場。試運転の為に、愛莉以外の五人が数日掛けて、大きな石を取り除いたりして綺麗にはなったが、きちんと整備された街道とは雲泥の差だ。そんな場所を走っているのに振動がほとんど無い。これは貴族の高級な馬車に乗り馴れているリズとエストにとっては、まさに驚愕の事実だった。
「うおーっ!すっげーっ!マジで走ってるんだけどーーッ!!」
自分が運転している事もあって、かなりテンションが高くなっている未来。隣の助手席では、それほどの速度では無いが、まずは試運転としては成功かなと胸を撫で下ろす愛莉。
「未来、一回停めてみて」
「ええーーっ!?もっと走りたい!」
「うん、でもブレーキの効きも試してみて欲しいから」
なるほど、ブレーキが効かなければ車は非常に危険な乗り物だ。そういう事ならと、未来がゆっくりとブレーキを踏む。すると、魔車はすぐに速度を落とし、スムーズな動きで停止する。
「うん、大丈夫みたい。じゃあ次は中速で走ってみよっか」
「オッケー!このレバーを倒せばいいの?」
「うん。でも最初は低速で走って、少し速度が出たら中速にしてみて」
愛莉に言われた通りに魔車を動かす未来。すぐに先ほどと同じ速度になったので、次はシフトレバーを真ん中へと倒す。
すると、一瞬魔車全体がカクンッと揺れたが、すぐに揺れは治まる。
「今のは中速のギアに入った振動だから気にしないで」
「はーい!ってか意味が全然分からないから何でもオッケー!!」
相変わらずテンションが高い未来だが、中速にギアが入った事で先ほどよりも速度が上がる。
「ちょっ………は、速くない!?」
「す、すごいわ~!こんなに速く走れるの!?」
窓から見える景色が、足早に後ろへと流れてゆく。馬車で言えばおそらく、全力に近い速度で走らせているような速度だ。それでもやはり振動はほとんど無い。
「リズちゃん……わたし今……信じられない体験をしてます………」
「うん……わたしも……もう何に驚けばいいのか分からないよ…………」
広い室内、大きな窓、座り心地の良いシート、速すぎるくらいの速度、こんな乗り物が世界中の何処にあるだろうか?これはまさに、神の乗り物では無いだろうか?そんな考えすら浮かんで来る。
ちなみに現在は速度にすると時速20kmほど。この世界で安定して20kmで走れる乗り物は、現在彼女達が乗っているこの魔車以外には、おそらく存在しない。しかもこれで中速、シフトはさらに上の高速があるのだ。
「中速でも思ったより速いかも。これなら高速だと………結構危ないかもしれない」
元の世界の車に似せたとは言っても、この魔車にある機能は所謂『走る』『止まる』『曲がる』という、車の三大機能だけだ。
当然だがシートベルトも無いし、エアバッグも無い。速度メーターもなければ、ワイパーすら無い。一応ボディ自体は頑丈に作ってあるが、速い速度で事故を起こせば、車内で大怪我してしまう危険性がある。
もちろん、レベル55の冒険者の身体は一般人とは違って恐ろしく頑丈ではあるので、大怪我をする可能性はかなり低いが、無いとも言い切れない。
「いやぁ、快適快適!車の運転ってこんな感じなんだね!」
あくまで疑似体験だが、それなりの速度で走っているので、限りなく本当の運転に近い。違うのはアクセルペダルが無い事ぐらいだ。
「んじゃ最後に、高速運転行ってみよーーっ!!」
「あっ、待って未………」
愛莉が止めるよりも前に、未来がシフトレバーを高速に入れてしまう。再びカクンッと車が揺れ、次の瞬間にはさらに速度が上がる。
「え?え?は、速ーーー」
「ちょ……は、速いってぇぇーー!!」
時速20kmで走っていた魔車だが、高速にレバーを入れた事で速度が増す。愛莉の計算では高速で時速30km以下を想定していたのだが、現在の体感的にはかなり速く感じる。
それもその筈、現在の速度は時速40km。元の世界で、一般道を走る車と大差無い速度が出ているのだ。
「サ、サフィー!手を握って!」
「怖い怖い怖い!!」
「うっひょーーっ!!マジ最高なんだけどーーーッ!!」
「リ、リズちゃん!大丈夫ですか!!?」
「え?全然大丈夫だけど。それにしても、こんなに速く走れるなんて……本当に夢みたいな体験してるよね」
「うぅ……何だかすごく冷静………」
かつて体験した事の無い速度に青い顔をしているのは、リーシャ、サフィー、エストの三人。
一方の未来とリズは、逆にこの速度を楽しんでいて、恐怖心は一切無い。愛莉は流れる景色を眺めながら、何処で計算を間違えたのだろうとマイペースに分析している。
「ミ、ミミミ、ミク!そろそろ止めて!」
「速い速い速い!怖い怖い怖い!」
「えー?もう少しドライブ楽しもうよー」
「ふふ、アリアを乗せてあげたら喜ぶかな」
「うぅ……リズちゃんが凄く逞しいよー……」
その後、さらに数分間走らせ、やがて未来がブレーキをかける。相変わらずブレーキの効きは愛莉も納得する程に良く、時速40kmの魔車はスムーズに停車した。
「はぁヤバい!チョー楽しい!」
「うぅ……サフィー……大丈夫……?」
「はぁはぁはぁ……し、死ぬかと思ったわ……」
「うぅ……速すぎるよぉアイリちゃ~ん……」
「んー……多分そのうち慣れると思うよ?」
「ふふ、わたしは楽しかったわ。これって誰でも走らせる事が出来るの?」
「あ、うん。魔力込めれば誰でも運転出来るよ」
愛莉の答えに目を輝かせるリズ。どうやらこの魔車がすっかり気に入ってしまったようで、自分も走らせてみたいと強く思った。
「つ、次はわたしが走らせてもいい?」
「いいよ。じゃあ未来、リズと交代してあげて」
「ほいほーい!」
「嘘でしょ……また走らせるの!?」
「わ、わたしは降りて見てようかしら~……なんて……」
「うぅ……わたしも降りたいけど……リズちゃんが走らせるなら一緒に居ないと……」
結局、リーシャとサフィーだけが魔車を降り、四人を乗せた魔車はリズの運転でたっぷりとドライブをして戻って来た。
よほど魔車の運転が楽しかったのか、リズが今までに見た事も無いほどに満面の笑顔を浮かべ、それを見たエストは複雑な思いだったがーーーーー
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