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最終話.NEXT西の巫女へ※
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「ミリリア様、お食事のご用意が出来ました」
東地区の区都、ラルドハインに建つ一際大きく豪華な屋敷の、これまた豪華な部屋。綺麗なドレスに着飾った東の『巫女』ミリリアの元に、彼女の専属メイドが夕食の案内に訪れたのは、夜の帳が降りつつある夕刻過ぎだった。
「は、はい。ありがとうございます!」
「い、いいえ!あの、ミリリア様……?私のような者に敬語など必要ありませんと……何度も申しておりますのに………」
「えっ……と…その……ごめんなさい………」
ここは東の総領主である侯爵家、アデニュアール家の屋敷である。つまりは東の『英雄』エトワールの実家という事だ。
彼女がこの屋敷に来て既に一週間が過ぎた。屋敷に到着するなり、エトワールは自分の両親、つまり現総領主である父と、そんな父を全力でサポートする母にミリリアを紹介した。
本来であれば、田舎街の普通の少女であるミリリアが侯爵家の当主、それも総領主に面会するなど有り得ない事だ。
「おお、貴女が巫女殿か!これはなんと美しい」
「ミリリア様、息子のエトワールがお世話になっております」
しかしそんな田舎娘のミリリアに対して、二人は最初から好意的で、ミリリアが想像していた総領主像とは、およそかけ離れている程に優しく接してくれた。
ーーミリリアが総領主の屋敷へと至ったきっかけは、今から二週間ほど前まで遡る。
”聖交”を終え、これでもう好きでも無いエトワールに抱かれる事も無いと思い込んでいたミリリアに、エトワールから告げられた耳を塞ぎたくなるような事実。
それは、『英雄』と『巫女』は一度”聖交”をしたから終わりという訳ではなく、『英雄』にとって『巫女』と交われば交わる程に、自身の『英雄』としての力や能力が飛躍的に上昇するのだと言う。
つまり、今後も定期的に性行為をする必要があり、それは【大魔】を滅ぼすまで続くのだと、『巫女』であるミリリアにとっては苛酷過ぎる真実を告げられたのだ。
「なのでミリリア、君には私と一緒に我がアデニュアールの屋敷まで来て貰いたい。君にとっては、一時的にこの街を離れる事になって申し訳無いのだが……どちらにしても大魔が現れた以上、英雄と巫女は国王様の元に馳せ参じる必要もあるんだ」
【大魔】がこの世界に再び現れたという事実は、当然だがこの国、そしてこの世界にとって滅亡の危機と言っても過言では無い。
なのでこの国を統べる国王は代々、もしも【大魔】がこの世界に再び現れたその時は、国の総力をあげ、全力で『英雄』と『巫女』を支援すると宣言しており、それはもちろん今代の国王が戴冠した際にも、言葉高々に宣言している。
なので【大魔】が現れた今、ミリリアを含めた東西南北の『巫女』と、エトワールを含めた東西南北の『英雄』達は、遅かれ早かれ国王の元に馳せ参じる義務があるのだ。
【大魔】を討ち滅ぼすのは、神から与えられた『英雄』と『巫女』の使命。そしてまた国王の命により、『英雄』と『巫女』は有事の際に王の元へと馳せ参じ無ければならない。
神と王。その存在は天と地ほどの差があれど、田舎娘のミリリアにとってはどちらも雲の上の存在だという事に変わりは無い。つまり最初から拒否権など皆無だった。
エトワールとの”聖交”を終えた翌日は、旅の支度の為に一日時間を貰った。その間に旅支度を整え、更には街の親しい者達に挨拶などに回った。
誰もがミリリアに優しい言葉を掛けてくれたり、暫しの別れを悲しんでくれる者達も居た。どうやら自分が思っていたよりもずっと、自分は街の人達に愛されていたのだと、こんな状況になって初めて気付かされた。
そして最後に訪れたのは…………ロアの家。本当は真っ先に訪れて、ロアとたくさん話をしたかった。しかしあの喧嘩別れした日から、今日まで一度もロアとは会っていない。
会ってどんな事を話せば良いのか分からなかったのもあるし、やはり気まずさがあったのだと思う。
しかし決して避けていた訳では(ミリリアは)無いのだけど、何故かあの日からロアに会う事は一度も無かった。
「ごめんなさいねミリリア。あの子、昨夜から熱出して寝込んでるのよ」
意を決して訪れたロアの家。しかし応対に出て来てくれたロアの母親からは、ミリリアにとってはとても残念な言葉を聞かされてしまった。
街を出る前に、どうしても会いたかった。もう処女では無いけれど、ロアに初めてを捧げる事は出来なかったけれど、それでもロアの事がずっと好きだと改めて伝えたかった。
この先、あと何度エトワールに抱かれる事になるのか分からないけど、それでも心は常にロアの元にあると、それだけでも伝えたかった。だが、そんな望みも結局は叶えられず、翌日ミリリアは後ろ髪を引かれる思いで、エトワールと共にアデニュアール家の馬車に乗ってエルトナの街を後にした。
エルトナの街を出ておよそ一週間後、アデニュアール家の屋敷がある東地区の区都ラルドハインに到着。
ミリリアにとって意外だったのは、道中いくつもの街を経由し、その度に街の宿屋に宿泊したのだが、エトワールが一度も身体を求めて来なかった事。それどころか、旅に不慣れな自分の為に常に優しく、そして紳士的に接してくれたり、世話を焼いたりしてくれた。
色々あって塞ぎ込んでいる自分の為に、いつも笑顔で、穏やかに接してくれた。
それは屋敷に到着してからも同様で、エトワールの両親であり、総領主でもある父と、その妻である母。そして屋敷中の執事やメイド達、使用人達全員に丁寧に紹介してくれて、ミリリアに対して最大限の礼を尽くすようにとの命まで出してくれた。田舎娘のミリリアにとっては物凄く恐縮な事だったのだが、お陰で屋敷での生活で不便な事も不快になる事も一度も無い。
日中はエトワールが自ら進んで街へと連れ出してくれて、小さなエルトナの街しか知らないミリリアにとっては、見る物全てが宝物のように輝いて見えた。だがーーーーー、やはり夜は求められた。
それは当然だった。ミリリアとて、別に観光で区都まで来た訳では無い。【大魔】を滅ぼすという神からの使命と、国王の元に馳せ参じるという使命、二つの大きな使命の為にここまで来る事になったのだ。
『英雄』であるエトワールは、『巫女』であるミリリアと性行為をすればするほど、彼自身の『英雄』としての力が増大してゆく。なのでミリリアはエトワールに求められれば身体を差し出さなければならない、ある意味では性奴隷のような存在だった。
道中で何度も覚悟はしていたが、やはりその時が来ると嫌で嫌で仕方がなかった。エトワールの事は、初めて会った日の印象は処女を奪われた”聖交”もあったので最悪なものだったが、道中ではエトワール・フォン・アデニュアールという、一人の人間としての彼の優しく誠実な素顔を知って、エトワールに漠然と抱いていた嫌悪感は、屋敷に到着する頃にはほぼ無くなっていた。
とは言え、別にエトワールに好意を抱いている訳では無い。なのでやはり好きでも無い男に抱かれるという事実だけは、ミリリアに暗い影を落とした。
そしてやはりロアに申し訳無い。ミリリアの心の中は、その思い一色だった。
しかし一日目の夜が過ぎ、二日目の夜を終え、三日目の夜を迎える頃、ミリリアの身に僅かな変化が起こっていた。
自分の部屋で処女を奪われたあの日、そして屋敷に来てからの二日間、あんなに嫌だったエトワールとの性行為に対して、何故かその日はそれほどの嫌悪感を感じなかったのだ。
もちろん心の中では相変わらず拒絶一色である。だが、心では無く身体がーーーーー、エトワールを求め始めているのだ。
一般の女性とは異なる『巫女』だけの三つの身体の特徴。そのうちの一つ、膣内で感じる快感が普通の女性の数十倍という、とても17歳の少女が抗える筈も無いような快感。ミリリアの身体が、その快感の虜になりつつあった。
そして一度身体が堕ちてしまうと、心が引っ張られるのは時間の問題だった。
四日目、五日目と夜を重ね、さらには日中のエトワールの紳士的な振る舞いや優しさに触れて、ついには少しずつエトワールに心を開き始めた。
五日目の夜などは、かつてエトワールに実践して性教育を施したメイドが、今度はミリリアに対して、いかに男性を悦ばせるかの性技を伝授する始末(もちろんエトワールの身体で実践)。顔を真っ赤にしながらその講義を受けたミリリアは、この日屋敷に来て一週間目の夜を迎えた。
「ん……じゅッ……じゅぷ………」
エトワールの硬く怒張した陰茎を、口で咥えるミリリア。
「はぁはぁ……気持ちいいよミリリア……」
「んっ……じゅぽ、じゅぷっ……んんッ……」
ミリリアの小さな口でエトワールの大きくなった肉棒を一生懸命咥える。ミリリアにとって覚えたてのフェラチオ。もちろん教えたのはメイドである。
正直、自分がこんな事をしているなんて信じられない。四、五日前ならこんな恥ずかしい行為、絶対にしていなかったし、仮に強要されていたら物凄い嫌悪感を抱いただろう。だが、何故か今は嫌では無い。むしろ、この後の事を想像すると、胸が高鳴る程だった。
「うっ……ミリリア…はぁはぁ……そろそろ、挿れていいかい……?」
「じゅぷっ………ん……ッ……はぁ……」
エトワールに挿入したいと言われて、ミリリアはエトワールの陰茎から口を離す。
「………はい」
そしてそのままベッドに横になると、膝を立てながら自分で足を少し広げた。既にエトワールに全身を愛撫されているのと、エトワールの男根を咥えていた興奮から、その綺麗な膣口からは大量の愛液が溢れ出している。エトワールの視界には、その膣口がヒクヒクと動いているのが見えた。
この、信じられないほど美しく可憐な美少女の濡れそぼった性器が、まるでエトワールの陰茎を催促するかのように、ピクピクと動いている。それを見ただけで、エトワールの興奮は最大に高まる。
ミリリアの膝に手を置き、少し開いた細くて白い足を、更に左右に広げる。そしてミリリアの唾液にまみれた亀頭を、膣口へと充てがう。そのまま僅かに腰を落とすと、エトワールのいきり勃った肉棒は、可憐な美少女の蜜壺へとヌルリと飲み込まれて行った。その刹那、ミリリアの全身に凄まじい程の快感が訪れる。
「んんッ、ああっ!」
先ほどからこの瞬間を想像していただけで、膣内が切なくなっていた。既に身体だけでなく、心まで虜になりつつあるのは、やはり『巫女』だけに齎される常識を超える程の快感に他ならない。ミリリアがどんなに純粋でも、どんなに潔癖でも、それをやすやすと超える快感を毎夜毎夜与えられては、僅か17歳の少女が我を通し続ける事は難しい。
「はぁはぁ!気持ちいいかいミリリア!?」
「あっ……ああっ!やっ……はっ、ふ…ぅ…!!ああっ………!!」
エトワールの問には答えない。いや、答えられる筈など無い。
恋人でも無く、ましてや僅かな恋心すら抱いていない相手と性行為をし、たとえそれがどれ程の快感だとしても、自分の口から「気持ちいい」などと、口が裂けても言える筈など無い。
もしもその台詞を口走ってしまったら………本当にロアとは終わってしまう気がした。
既にエトワールに対して嫌悪感はほとんど無い。しかしそれは、イコール恋愛感情がある……という事では一切無く、どうせ拒絶も抵抗も出来ないのであれば、せめて身体だけの関係だと割り切ろうと、ミリリアはいつからか自分にそう言い聞かせた。
しかしそれすらも自分を見失わない様にする後付の理由であり、本当は毎晩エトワールとの性行為で途轍もない快感を与えられ、今では嫌悪感などほとんど抱かない程に、彼との性行為を心待ちにしているもう一人の自分が存在している。
ぢゅっ、ぢゅくっ、ぢゅぷ!
エトワールが腰を動かす度に、結合部からは卑猥な水音が室内に響く。その音の回数だけミリリアは快感を得ていて、既に目の奥がチカチカと瞬いていた。
「あっ!あっ!やっ……あああぁぁーーーッ!!!」
エトワールに突かれながら、ビクンッと腰が跳ねるミリリア。あまりにも強い刺激を与えられ、挿入されながら一度目の絶頂へと至る。その瞬間、ミリリアの膣壁はギューッと収縮し、硬いエトワールの男根を締め付けた。
「くっ……あっ……ミリリア……そんなに締め付けては………」
「はぁ……はぁ…………あっ……んんっ!」
ビクビクと絶頂を繰り返すミリリアと、ミリリアの膣内で何とか射精を堪えるエトワール。数日前からミリリアはこの快感ーーーーー、絶頂の悦びにハマッてしまった。
もはや言葉では言い尽くせない程の快感を毎夜経験させられ、理性はあれども快感の強さがその理性を凌駕しつつあった。
「はぁ……!はぁ!ミリリア……私もそろそろ……ッ!!」
「あっ、はっ、ああッ!はぁ……はぁ……エ、エトワール……様……っ!!」
フィニッシュに向けて、エトワールの抽挿が加速する。その度にミリリアの敏感過ぎる膣内はエトワールの硬い肉棒で擦られ、絶頂したばかりなのに次の絶頂がすぐに押し寄せて来る。
「あああぁぁーーッ!!やっ、あっ……だ………ですッ!!エ……エトワール様ぁぁッ!!!」
激しく揺れるミリリアの双丘。激しく腰を動かしながら、エトワールはミリリアの顔に自分の顔を近づける。
「あっあっ………はっ……んっ……んんんっっ!!」
そしてそのままミリリアの唇に自分の唇を押し付けるエトワール。そのまま「くちゅ、くちゅ」と、互いの舌を絡め合う。
初めてミリリアの唇を奪ったのはつい先日。最初こそ涙を流して拒絶の反応を見せていたが、今では自分から舌を絡めて来る。
(ああ……わたしまた………)
流されている。こんな事、自分の意思では無いのに。本当はこんな事したく無い筈なのにーーーーーーー
だけど、突かれながら舌を絡めてると、快感が更に上がるのをミリリアは知ってしまった。知ってしまってからは、拒絶する心も何処かへ行ってしまった。
「んんっ!んん、ちゅぷ……はぁ…はぁ……あっ……んん……ッ!!」
エトワールの首に腕を回し、ギュッと抱きしめる形になりながら、そのまま激しく突かれる。二度、三度と絶頂を繰り返しながら、互いに一番深い絶頂へと昇り詰めてゆく。やがてーーーーー
「はぁはぁはぁ!イくよミリリア、射精すよ!!」
「あっ、あっ!ああッ!わ、わたしもイッ……ひぁぁーーッ!!頭おかしくなっーーーー」
脳は痺れ、目の奥では無数に星が飛んでいる。激しく出入りする結合部からは、白濁した大量の愛液を垂れ流していた。
「イく!イくよミリリア!!うっ……あっ、あああーーーーッ!!!」
「あああっっーーーッ!!ダメダメダメぇぇぇぇーーーーッ!!イッ……くぅっ………イッちゃうイッちゃうイッちゃう!!あああっ!やあああぁぁぁーーーーッッッ!!!!」
ミリリアの膣内でエトワールの陰茎がビクビクッと震える。そして直後には、大量の精液をミリリアの膣内で発射した。
「うっ…くっ……ぅぅ……!!」
エトワール自身、ミリリアとの行為は今まで感じた事の無いような快感。なので毎回射精する量も凄まじく、あっという間にミリリアの子宮を満たしてゆく。
「ああっ!あっ……んんぁ……はぁ……はぁ………やっ……はっ……あっ…………はぁ……」
そしてミリリアもまた、深い深い絶頂へと至る。誇張では無く、本当に死んでしまうと思う程の猛烈な快感。それは自分の身体を充実感で満たし、まともな思考が働かない程に脳を痺れさせる。
初めは嫌だった。否、嫌などという言葉では表せない程の嫌悪感、不快感、そして背徳感。そのどれもが、エトワールと身体を重ねる度に薄れて行って、嫌悪感と不快感に関しては、今ではほぼ無くなってしまった。
だが絶頂の余韻を漂う最中、朧気な意識の中に浮かぶのは、最後に残った背徳感。そして脳裏にはっきりと浮かぶのはーーーーー
ーー幼馴染で恋人のロアの顔。
(ロ……ア………わたし………)
会いたい。ロアに会いたい。
このままでは、ロアの存在がだんだんと薄れて行ってしまう。
(ごめん……なさい………わたし………頑張る………から………ね?)
自分でも気付いている。エトワールとの行為に、惹かれている卑しい自分に。
エトワールに恋愛感情など一切無いけれど、行為が始まると流されてしまう。口淫で彼を悦ばせ、唇を許し、舌を絡ませ、彼に抱きつきながら、何度も彼に突かれて絶頂を繰り返す。
(ロア………ロ………ア……)
何処までも一途なミリリア。だがその心は、その気持ちは、『快感』によってゆらぎ始めていた。
そしてこの日より二日後、ミリリアとエトワールは王都に向けて出発する。
国王に謁見する為、そして、【大魔】を討ち滅ぼす為に、東の『英雄』と『巫女』は再び旅立った。
その先に待ち受けるミリリアの運命はーーーーーーーー
ーーーまだ誰も知らない。
■■■
西地区でも割と大きな街アグステリア。中央に近い事もあり、商人が大勢立ち寄る活気のある街。
そんな街の礼拝堂で、一人の女性が手を合わせて祈りを捧げていた。
(あと一年。お願いします……どうかこのまま、世界に平穏な時を…………)
女神の像の前で祈りを捧げているのは、誰もが見惚れてしまうような美しい女性。背は女性にしては少し高く、しかし身体は細く顔は小さい。およそ、この世の全ての女性が羨む程の美しい顔と、抜群のスタイル。
そんな彼女こそ、西地区の『巫女』。しかし先月19歳の誕生日を迎え、『巫女』としての期間は既に一年を切っていた。
(もう少し……もう少しでわたしは………)
『巫女』から開放される。そうなればやっと彼とーーーーーー
彼女は今日も祈りを捧げる。どうかこのまま、何も起きませんように。わたしが『巫女』の間に【大魔】など現れませんように………と。
しかしそんな彼女の必死な祈りも虚しく、これより数日後ーー
ーーーアグステリアの街に、【大魔】発生の凶報が届く事になる。
※献身の巫女1.東の巫女編、以上で終了です。読了ありがとうございました。
作者の仕事が思いのほか忙しくて……週に一度の更新となってしまい、読者様方には大変やきもきさせてしまったと思います。申し訳ありませんでした。
なので次回作『西の巫女編』では、ある程度(と言うか割と?)話をストックさせてから、間隔をなるべく開けずに投稿したいと思っております。
因みに開始時期は……今のところ未定です。なるべく早く皆様にお伝えしたいとは思いますが、お仕事との関連もありますので、いつ頃というのは約束出来ません。なのでいつもの事ながら、のんび~りお待ち頂ければ幸いでございます。
重ね重ねになりますが、最後までお読み頂きありがとうございました。では次回作『献身の巫女2.西の巫女編』でお会いしましょう。ではでは~~~
綾瀬 猫
東地区の区都、ラルドハインに建つ一際大きく豪華な屋敷の、これまた豪華な部屋。綺麗なドレスに着飾った東の『巫女』ミリリアの元に、彼女の専属メイドが夕食の案内に訪れたのは、夜の帳が降りつつある夕刻過ぎだった。
「は、はい。ありがとうございます!」
「い、いいえ!あの、ミリリア様……?私のような者に敬語など必要ありませんと……何度も申しておりますのに………」
「えっ……と…その……ごめんなさい………」
ここは東の総領主である侯爵家、アデニュアール家の屋敷である。つまりは東の『英雄』エトワールの実家という事だ。
彼女がこの屋敷に来て既に一週間が過ぎた。屋敷に到着するなり、エトワールは自分の両親、つまり現総領主である父と、そんな父を全力でサポートする母にミリリアを紹介した。
本来であれば、田舎街の普通の少女であるミリリアが侯爵家の当主、それも総領主に面会するなど有り得ない事だ。
「おお、貴女が巫女殿か!これはなんと美しい」
「ミリリア様、息子のエトワールがお世話になっております」
しかしそんな田舎娘のミリリアに対して、二人は最初から好意的で、ミリリアが想像していた総領主像とは、およそかけ離れている程に優しく接してくれた。
ーーミリリアが総領主の屋敷へと至ったきっかけは、今から二週間ほど前まで遡る。
”聖交”を終え、これでもう好きでも無いエトワールに抱かれる事も無いと思い込んでいたミリリアに、エトワールから告げられた耳を塞ぎたくなるような事実。
それは、『英雄』と『巫女』は一度”聖交”をしたから終わりという訳ではなく、『英雄』にとって『巫女』と交われば交わる程に、自身の『英雄』としての力や能力が飛躍的に上昇するのだと言う。
つまり、今後も定期的に性行為をする必要があり、それは【大魔】を滅ぼすまで続くのだと、『巫女』であるミリリアにとっては苛酷過ぎる真実を告げられたのだ。
「なのでミリリア、君には私と一緒に我がアデニュアールの屋敷まで来て貰いたい。君にとっては、一時的にこの街を離れる事になって申し訳無いのだが……どちらにしても大魔が現れた以上、英雄と巫女は国王様の元に馳せ参じる必要もあるんだ」
【大魔】がこの世界に再び現れたという事実は、当然だがこの国、そしてこの世界にとって滅亡の危機と言っても過言では無い。
なのでこの国を統べる国王は代々、もしも【大魔】がこの世界に再び現れたその時は、国の総力をあげ、全力で『英雄』と『巫女』を支援すると宣言しており、それはもちろん今代の国王が戴冠した際にも、言葉高々に宣言している。
なので【大魔】が現れた今、ミリリアを含めた東西南北の『巫女』と、エトワールを含めた東西南北の『英雄』達は、遅かれ早かれ国王の元に馳せ参じる義務があるのだ。
【大魔】を討ち滅ぼすのは、神から与えられた『英雄』と『巫女』の使命。そしてまた国王の命により、『英雄』と『巫女』は有事の際に王の元へと馳せ参じ無ければならない。
神と王。その存在は天と地ほどの差があれど、田舎娘のミリリアにとってはどちらも雲の上の存在だという事に変わりは無い。つまり最初から拒否権など皆無だった。
エトワールとの”聖交”を終えた翌日は、旅の支度の為に一日時間を貰った。その間に旅支度を整え、更には街の親しい者達に挨拶などに回った。
誰もがミリリアに優しい言葉を掛けてくれたり、暫しの別れを悲しんでくれる者達も居た。どうやら自分が思っていたよりもずっと、自分は街の人達に愛されていたのだと、こんな状況になって初めて気付かされた。
そして最後に訪れたのは…………ロアの家。本当は真っ先に訪れて、ロアとたくさん話をしたかった。しかしあの喧嘩別れした日から、今日まで一度もロアとは会っていない。
会ってどんな事を話せば良いのか分からなかったのもあるし、やはり気まずさがあったのだと思う。
しかし決して避けていた訳では(ミリリアは)無いのだけど、何故かあの日からロアに会う事は一度も無かった。
「ごめんなさいねミリリア。あの子、昨夜から熱出して寝込んでるのよ」
意を決して訪れたロアの家。しかし応対に出て来てくれたロアの母親からは、ミリリアにとってはとても残念な言葉を聞かされてしまった。
街を出る前に、どうしても会いたかった。もう処女では無いけれど、ロアに初めてを捧げる事は出来なかったけれど、それでもロアの事がずっと好きだと改めて伝えたかった。
この先、あと何度エトワールに抱かれる事になるのか分からないけど、それでも心は常にロアの元にあると、それだけでも伝えたかった。だが、そんな望みも結局は叶えられず、翌日ミリリアは後ろ髪を引かれる思いで、エトワールと共にアデニュアール家の馬車に乗ってエルトナの街を後にした。
エルトナの街を出ておよそ一週間後、アデニュアール家の屋敷がある東地区の区都ラルドハインに到着。
ミリリアにとって意外だったのは、道中いくつもの街を経由し、その度に街の宿屋に宿泊したのだが、エトワールが一度も身体を求めて来なかった事。それどころか、旅に不慣れな自分の為に常に優しく、そして紳士的に接してくれたり、世話を焼いたりしてくれた。
色々あって塞ぎ込んでいる自分の為に、いつも笑顔で、穏やかに接してくれた。
それは屋敷に到着してからも同様で、エトワールの両親であり、総領主でもある父と、その妻である母。そして屋敷中の執事やメイド達、使用人達全員に丁寧に紹介してくれて、ミリリアに対して最大限の礼を尽くすようにとの命まで出してくれた。田舎娘のミリリアにとっては物凄く恐縮な事だったのだが、お陰で屋敷での生活で不便な事も不快になる事も一度も無い。
日中はエトワールが自ら進んで街へと連れ出してくれて、小さなエルトナの街しか知らないミリリアにとっては、見る物全てが宝物のように輝いて見えた。だがーーーーー、やはり夜は求められた。
それは当然だった。ミリリアとて、別に観光で区都まで来た訳では無い。【大魔】を滅ぼすという神からの使命と、国王の元に馳せ参じるという使命、二つの大きな使命の為にここまで来る事になったのだ。
『英雄』であるエトワールは、『巫女』であるミリリアと性行為をすればするほど、彼自身の『英雄』としての力が増大してゆく。なのでミリリアはエトワールに求められれば身体を差し出さなければならない、ある意味では性奴隷のような存在だった。
道中で何度も覚悟はしていたが、やはりその時が来ると嫌で嫌で仕方がなかった。エトワールの事は、初めて会った日の印象は処女を奪われた”聖交”もあったので最悪なものだったが、道中ではエトワール・フォン・アデニュアールという、一人の人間としての彼の優しく誠実な素顔を知って、エトワールに漠然と抱いていた嫌悪感は、屋敷に到着する頃にはほぼ無くなっていた。
とは言え、別にエトワールに好意を抱いている訳では無い。なのでやはり好きでも無い男に抱かれるという事実だけは、ミリリアに暗い影を落とした。
そしてやはりロアに申し訳無い。ミリリアの心の中は、その思い一色だった。
しかし一日目の夜が過ぎ、二日目の夜を終え、三日目の夜を迎える頃、ミリリアの身に僅かな変化が起こっていた。
自分の部屋で処女を奪われたあの日、そして屋敷に来てからの二日間、あんなに嫌だったエトワールとの性行為に対して、何故かその日はそれほどの嫌悪感を感じなかったのだ。
もちろん心の中では相変わらず拒絶一色である。だが、心では無く身体がーーーーー、エトワールを求め始めているのだ。
一般の女性とは異なる『巫女』だけの三つの身体の特徴。そのうちの一つ、膣内で感じる快感が普通の女性の数十倍という、とても17歳の少女が抗える筈も無いような快感。ミリリアの身体が、その快感の虜になりつつあった。
そして一度身体が堕ちてしまうと、心が引っ張られるのは時間の問題だった。
四日目、五日目と夜を重ね、さらには日中のエトワールの紳士的な振る舞いや優しさに触れて、ついには少しずつエトワールに心を開き始めた。
五日目の夜などは、かつてエトワールに実践して性教育を施したメイドが、今度はミリリアに対して、いかに男性を悦ばせるかの性技を伝授する始末(もちろんエトワールの身体で実践)。顔を真っ赤にしながらその講義を受けたミリリアは、この日屋敷に来て一週間目の夜を迎えた。
「ん……じゅッ……じゅぷ………」
エトワールの硬く怒張した陰茎を、口で咥えるミリリア。
「はぁはぁ……気持ちいいよミリリア……」
「んっ……じゅぽ、じゅぷっ……んんッ……」
ミリリアの小さな口でエトワールの大きくなった肉棒を一生懸命咥える。ミリリアにとって覚えたてのフェラチオ。もちろん教えたのはメイドである。
正直、自分がこんな事をしているなんて信じられない。四、五日前ならこんな恥ずかしい行為、絶対にしていなかったし、仮に強要されていたら物凄い嫌悪感を抱いただろう。だが、何故か今は嫌では無い。むしろ、この後の事を想像すると、胸が高鳴る程だった。
「うっ……ミリリア…はぁはぁ……そろそろ、挿れていいかい……?」
「じゅぷっ………ん……ッ……はぁ……」
エトワールに挿入したいと言われて、ミリリアはエトワールの陰茎から口を離す。
「………はい」
そしてそのままベッドに横になると、膝を立てながら自分で足を少し広げた。既にエトワールに全身を愛撫されているのと、エトワールの男根を咥えていた興奮から、その綺麗な膣口からは大量の愛液が溢れ出している。エトワールの視界には、その膣口がヒクヒクと動いているのが見えた。
この、信じられないほど美しく可憐な美少女の濡れそぼった性器が、まるでエトワールの陰茎を催促するかのように、ピクピクと動いている。それを見ただけで、エトワールの興奮は最大に高まる。
ミリリアの膝に手を置き、少し開いた細くて白い足を、更に左右に広げる。そしてミリリアの唾液にまみれた亀頭を、膣口へと充てがう。そのまま僅かに腰を落とすと、エトワールのいきり勃った肉棒は、可憐な美少女の蜜壺へとヌルリと飲み込まれて行った。その刹那、ミリリアの全身に凄まじい程の快感が訪れる。
「んんッ、ああっ!」
先ほどからこの瞬間を想像していただけで、膣内が切なくなっていた。既に身体だけでなく、心まで虜になりつつあるのは、やはり『巫女』だけに齎される常識を超える程の快感に他ならない。ミリリアがどんなに純粋でも、どんなに潔癖でも、それをやすやすと超える快感を毎夜毎夜与えられては、僅か17歳の少女が我を通し続ける事は難しい。
「はぁはぁ!気持ちいいかいミリリア!?」
「あっ……ああっ!やっ……はっ、ふ…ぅ…!!ああっ………!!」
エトワールの問には答えない。いや、答えられる筈など無い。
恋人でも無く、ましてや僅かな恋心すら抱いていない相手と性行為をし、たとえそれがどれ程の快感だとしても、自分の口から「気持ちいい」などと、口が裂けても言える筈など無い。
もしもその台詞を口走ってしまったら………本当にロアとは終わってしまう気がした。
既にエトワールに対して嫌悪感はほとんど無い。しかしそれは、イコール恋愛感情がある……という事では一切無く、どうせ拒絶も抵抗も出来ないのであれば、せめて身体だけの関係だと割り切ろうと、ミリリアはいつからか自分にそう言い聞かせた。
しかしそれすらも自分を見失わない様にする後付の理由であり、本当は毎晩エトワールとの性行為で途轍もない快感を与えられ、今では嫌悪感などほとんど抱かない程に、彼との性行為を心待ちにしているもう一人の自分が存在している。
ぢゅっ、ぢゅくっ、ぢゅぷ!
エトワールが腰を動かす度に、結合部からは卑猥な水音が室内に響く。その音の回数だけミリリアは快感を得ていて、既に目の奥がチカチカと瞬いていた。
「あっ!あっ!やっ……あああぁぁーーーッ!!!」
エトワールに突かれながら、ビクンッと腰が跳ねるミリリア。あまりにも強い刺激を与えられ、挿入されながら一度目の絶頂へと至る。その瞬間、ミリリアの膣壁はギューッと収縮し、硬いエトワールの男根を締め付けた。
「くっ……あっ……ミリリア……そんなに締め付けては………」
「はぁ……はぁ…………あっ……んんっ!」
ビクビクと絶頂を繰り返すミリリアと、ミリリアの膣内で何とか射精を堪えるエトワール。数日前からミリリアはこの快感ーーーーー、絶頂の悦びにハマッてしまった。
もはや言葉では言い尽くせない程の快感を毎夜経験させられ、理性はあれども快感の強さがその理性を凌駕しつつあった。
「はぁ……!はぁ!ミリリア……私もそろそろ……ッ!!」
「あっ、はっ、ああッ!はぁ……はぁ……エ、エトワール……様……っ!!」
フィニッシュに向けて、エトワールの抽挿が加速する。その度にミリリアの敏感過ぎる膣内はエトワールの硬い肉棒で擦られ、絶頂したばかりなのに次の絶頂がすぐに押し寄せて来る。
「あああぁぁーーッ!!やっ、あっ……だ………ですッ!!エ……エトワール様ぁぁッ!!!」
激しく揺れるミリリアの双丘。激しく腰を動かしながら、エトワールはミリリアの顔に自分の顔を近づける。
「あっあっ………はっ……んっ……んんんっっ!!」
そしてそのままミリリアの唇に自分の唇を押し付けるエトワール。そのまま「くちゅ、くちゅ」と、互いの舌を絡め合う。
初めてミリリアの唇を奪ったのはつい先日。最初こそ涙を流して拒絶の反応を見せていたが、今では自分から舌を絡めて来る。
(ああ……わたしまた………)
流されている。こんな事、自分の意思では無いのに。本当はこんな事したく無い筈なのにーーーーーーー
だけど、突かれながら舌を絡めてると、快感が更に上がるのをミリリアは知ってしまった。知ってしまってからは、拒絶する心も何処かへ行ってしまった。
「んんっ!んん、ちゅぷ……はぁ…はぁ……あっ……んん……ッ!!」
エトワールの首に腕を回し、ギュッと抱きしめる形になりながら、そのまま激しく突かれる。二度、三度と絶頂を繰り返しながら、互いに一番深い絶頂へと昇り詰めてゆく。やがてーーーーー
「はぁはぁはぁ!イくよミリリア、射精すよ!!」
「あっ、あっ!ああッ!わ、わたしもイッ……ひぁぁーーッ!!頭おかしくなっーーーー」
脳は痺れ、目の奥では無数に星が飛んでいる。激しく出入りする結合部からは、白濁した大量の愛液を垂れ流していた。
「イく!イくよミリリア!!うっ……あっ、あああーーーーッ!!!」
「あああっっーーーッ!!ダメダメダメぇぇぇぇーーーーッ!!イッ……くぅっ………イッちゃうイッちゃうイッちゃう!!あああっ!やあああぁぁぁーーーーッッッ!!!!」
ミリリアの膣内でエトワールの陰茎がビクビクッと震える。そして直後には、大量の精液をミリリアの膣内で発射した。
「うっ…くっ……ぅぅ……!!」
エトワール自身、ミリリアとの行為は今まで感じた事の無いような快感。なので毎回射精する量も凄まじく、あっという間にミリリアの子宮を満たしてゆく。
「ああっ!あっ……んんぁ……はぁ……はぁ………やっ……はっ……あっ…………はぁ……」
そしてミリリアもまた、深い深い絶頂へと至る。誇張では無く、本当に死んでしまうと思う程の猛烈な快感。それは自分の身体を充実感で満たし、まともな思考が働かない程に脳を痺れさせる。
初めは嫌だった。否、嫌などという言葉では表せない程の嫌悪感、不快感、そして背徳感。そのどれもが、エトワールと身体を重ねる度に薄れて行って、嫌悪感と不快感に関しては、今ではほぼ無くなってしまった。
だが絶頂の余韻を漂う最中、朧気な意識の中に浮かぶのは、最後に残った背徳感。そして脳裏にはっきりと浮かぶのはーーーーー
ーー幼馴染で恋人のロアの顔。
(ロ……ア………わたし………)
会いたい。ロアに会いたい。
このままでは、ロアの存在がだんだんと薄れて行ってしまう。
(ごめん……なさい………わたし………頑張る………から………ね?)
自分でも気付いている。エトワールとの行為に、惹かれている卑しい自分に。
エトワールに恋愛感情など一切無いけれど、行為が始まると流されてしまう。口淫で彼を悦ばせ、唇を許し、舌を絡ませ、彼に抱きつきながら、何度も彼に突かれて絶頂を繰り返す。
(ロア………ロ………ア……)
何処までも一途なミリリア。だがその心は、その気持ちは、『快感』によってゆらぎ始めていた。
そしてこの日より二日後、ミリリアとエトワールは王都に向けて出発する。
国王に謁見する為、そして、【大魔】を討ち滅ぼす為に、東の『英雄』と『巫女』は再び旅立った。
その先に待ち受けるミリリアの運命はーーーーーーーー
ーーーまだ誰も知らない。
■■■
西地区でも割と大きな街アグステリア。中央に近い事もあり、商人が大勢立ち寄る活気のある街。
そんな街の礼拝堂で、一人の女性が手を合わせて祈りを捧げていた。
(あと一年。お願いします……どうかこのまま、世界に平穏な時を…………)
女神の像の前で祈りを捧げているのは、誰もが見惚れてしまうような美しい女性。背は女性にしては少し高く、しかし身体は細く顔は小さい。およそ、この世の全ての女性が羨む程の美しい顔と、抜群のスタイル。
そんな彼女こそ、西地区の『巫女』。しかし先月19歳の誕生日を迎え、『巫女』としての期間は既に一年を切っていた。
(もう少し……もう少しでわたしは………)
『巫女』から開放される。そうなればやっと彼とーーーーーー
彼女は今日も祈りを捧げる。どうかこのまま、何も起きませんように。わたしが『巫女』の間に【大魔】など現れませんように………と。
しかしそんな彼女の必死な祈りも虚しく、これより数日後ーー
ーーーアグステリアの街に、【大魔】発生の凶報が届く事になる。
※献身の巫女1.東の巫女編、以上で終了です。読了ありがとうございました。
作者の仕事が思いのほか忙しくて……週に一度の更新となってしまい、読者様方には大変やきもきさせてしまったと思います。申し訳ありませんでした。
なので次回作『西の巫女編』では、ある程度(と言うか割と?)話をストックさせてから、間隔をなるべく開けずに投稿したいと思っております。
因みに開始時期は……今のところ未定です。なるべく早く皆様にお伝えしたいとは思いますが、お仕事との関連もありますので、いつ頃というのは約束出来ません。なのでいつもの事ながら、のんび~りお待ち頂ければ幸いでございます。
重ね重ねになりますが、最後までお読み頂きありがとうございました。では次回作『献身の巫女2.西の巫女編』でお会いしましょう。ではでは~~~
綾瀬 猫
応援ありがとうございます!
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