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炎の悪魔編
550.今度の炎獣は量産型?
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ルカ達は集落の端、柵沿いにやって来た。
そこはルカの想像の想定内のことが起きている。
とは言え、シルヴィア達にとっては、絶句ものだった。
「なによ、これ……」
「全部燃えて……酷いです」
「これが炎獣の本当の力。昨夜、ルカさんが雨を降らせていなければ、こんなことに……」
目の前の景色は、炎に包まれていた。
轟々と燃え広がり、パチパチと火花を散らす。
赤と黄色の入り乱れる悪魔の炎が躍り明かすと、もはや熱いの世界ではない。
「うっわ、ドンドン炎が広がってる」
「そうだね、お姉ちゃん。でも、もっとヤバいのは」
「目の前の炎獣だな」
森の中、集落の中を蠢く影。
昨夜のものと違い、少し小ぶりだったが、確実に炎獣の姿がある。
しかも全身から常に炎を放出し、近付くものを、焼き払ってしまいそうだ。
「お前ら、気を引き締めて掛かれ!」
炎獣達に戦いを挑むエルフの姿があった。
エルフにしては珍しい、屈強な肉体を持った、指揮官が居る。
指示の下、一般エルフ兵達を、適宜対処に当たらせ、炎獣達を撹乱する。
「剣士部隊、槍兵部隊、前を固めろ。動きを止めろ!」
剣士兵の部隊、槍兵の部隊は、炎獣を取り囲んでいた。
しかしあまりの熱量のせいか、すぐに仰け反る。
気圧され、一歩一歩後退すると、指揮官エルフ=ゴラップが、エルフ兵達を鼓舞する。
「お前達、ここで引くと集落はすぐそこだぞ! 気合で耐えろ」
「「「無理です!」」」
「無理な訳があるか。耐えろ、すぐに応援が……クッ、森長達が駆けつけてくれる筈だ!」
散々罵っていた筈のゴラップは、ディンネルのことを信じていた。
すぐ近くで状況を分析していたディンネルは、怒号を聞き取る。
如何やら兵達を鼓舞するための謳い文句らしい。
「ゴラップらしいな」
それでも、例え建前だとしても、ゴラップはディンネルのことを信じていた。
ならばその信頼に答えるべきだろう。
ディンネルは右拳に魔力を集めると、闇属性の魔術を解放する。
「《ブラック・ストライク》!」
ディンネルは誰よりも先に動いた。
軽やかな動きで炎獣を捉えると、一気に近付き拳を振るう。
ズドン!
「「「えっ!?」」」
「森長……」
ディンネルの拳が炎獣の頭を叩いた。
ゴーレム型の炎獣は、頭を殴られ、粉々に砕け散る。
「弱いな。しかも強度が無い」
ディンネルはあまりにも手応えが無くて驚く。
表情を訝しめると、スタッとゴーレム型の腹に乗り、体内に埋め込まれているリングを引き抜く。
ボロッ!
ドササササァァァァァァァァァァァァァァァ!!
炎獣は粉々に砕け散ってしまった。
バラバラになった土片が、周囲に散らばる。
ディンネルはゴーレム型を倒したものの、その余韻には浸らない。
「まずは一つ目」
リングを手にすると、ギュッと握り込む。
薄っすらと罅が入り、そのまま砕ける。
風に乗り、地面に散らばると、もはや回収は不可能で、再利用もできなかった。
「全員無事か?」
ディンネルはエルフの兵達に声を掛ける。
ここまでよく頑張ってくれていた。
その行動を讃えようとしたのだが、全員言葉を失っている。
「全員無事かと訊いているんだが?」
「「「は、はい!」」」
返事が無いのでもう一度。
ようやく夢でも幻でも無いと気が付いて貰えたようで、エルフの兵達は声を上げる。
全員疲弊しているようで、熱さの余り、汗を大量に流している。
よく頑張ったと労ってもいいのだが、現状それは敵わない。ましてや、ディンネルに反発する声も上がった。
「おい、森長!」
そんな中、ゴラップは声を荒げる。
ディンネルは目を配ると、ゴラップは、怪訝な表情を浮かべている。
「どうした、ゴラップ」
「どうしたもクソもねぇ! 今更やって来て、なんだその態度は。俺を舐めてるのか!?」
ゴラップはディンネルのことが気に食わない。
ここまで踏ん張って来た自分を嘲笑うかのように、兵士達の視線を釘付けにする。
圧倒的なカリスマ性、どんな無茶も許される傲慢さ、その二つを持ち合わせた豪胆なディンネルに、ゴラップは刃向かった。
「舐めてる訳が無いだろ」
「とぼけんな! 急にノコノコ出て来て、美味しい所を奪って行きやがって! やっぱりお前は気に食わねぇ。ダークエルフで、魔法も使えないお前が、集落のこの森の危機にでしゃばんな!」
ゴラップは怒りを吐き付けた。
絶えず燃え続ける森のせいか、熱に魘されている。
しかしディンネルはそれを聞いて安堵する。
何故なら、ゴラップは肝心なことを忘れていないからだ。
「よかった」
「はっ?」
「ゴラップ、お前は忘れていないな。この森が、集落が、危険に晒されていること」
「当り前だ。目の前で今も炎は迫ってんだよ!」
「それが分かるだけ、お前は賢い。自分が成すべきことが分かっている証拠だな」
ディンネルはゴラップを褒める。
けれどいつにも増して、ゴラップを嘲笑うような態度を見せてしまった。
「なにが言いてぇんだ、森長!」
「お前もこの森を守るエルフなら、兵達を鼓舞してこの森と集落を守れ。指揮権はお前に預けた」
「はっ? なんだよ、それ……急に認めたとでも言いたいのか!?」
ディンネルの上から目線が炸裂。
ゴラップは胸ぐらを掴んでいたが、その手を離した。
全身から力が抜けると、呆れてしまいそうになる。
「お前の活躍は見ていた。だから分かる。お前が、ここにいるエルフの兵達を率いて、集落を守れ」
「今更なにをいってやがんだ? 森長はどうするつもりだ!」
「私か? 私は……」
ディンネルは燃え盛る森を睨んだ。
ゴラップは視線を追うと、ディンネルの肩を掴んだ。
「バカか、お前は。死にたいのか!」
「誰も死ぬ気はない。だが、これが確実だ」
「確実だとか、そんなのいいんだよ。森長が、この集落にとって、どれだけ大事なもんか分かってんのか?」
「私の代わりならいくらでもいる。お前でもいい。お前でなければ、スヴェルにでも任せればいい。最悪ゾーラかセレビュでもいいが、あの二人は、二人で一人だからな。難しいだろう」
「そんな話じゃねえんだよ!」
ゴラップはディンネルの言葉に耳を傾けようとはしない。
死にに行くも同然なディンネルの対応。
流石の幹部として森長に楯突いてでも、認めることはできない。
「冗談じゃねぇ。俺は認めねぇぞ!」
「認められなくて結構だ。それより、お前はお前のするべきことを成せ。それが森長としての命令だ」
「チッ。……聞かねぇつもりだな……死ぬなよ、森長」
「当り前だ。私は死ぬ気など無いからな」
そう言うと、ディンネルはエルフの兵達に敬礼をされながら、森の中に向かった。
その走る姿は美しい。
炎を一切寄せ付けず、駆けるは黒鉄の馬の様。
「なんかカッコよかったね」
「そんな単純な話では無いと思いますが……」
「ルカって、相変らずよね」
「ん?」
世紀の場面に直面しても、ルカの感想は薄っぺらい。
千年前に、幾度となく見てきた光景だ。
ただの新聞の小さな記事の様でしか無く、ルカは思い出の片隅にでも留めておいた。
「さぁ、私達も行こうか」
ルカはそう言うと、森の中に向かう。
もはや一刻を争う事態だ。
エルフの森との約束もある中、それでもできることはしよう。
ニヤリと笑みを浮かべると、ルカ達は森の中を走った。
そこはルカの想像の想定内のことが起きている。
とは言え、シルヴィア達にとっては、絶句ものだった。
「なによ、これ……」
「全部燃えて……酷いです」
「これが炎獣の本当の力。昨夜、ルカさんが雨を降らせていなければ、こんなことに……」
目の前の景色は、炎に包まれていた。
轟々と燃え広がり、パチパチと火花を散らす。
赤と黄色の入り乱れる悪魔の炎が躍り明かすと、もはや熱いの世界ではない。
「うっわ、ドンドン炎が広がってる」
「そうだね、お姉ちゃん。でも、もっとヤバいのは」
「目の前の炎獣だな」
森の中、集落の中を蠢く影。
昨夜のものと違い、少し小ぶりだったが、確実に炎獣の姿がある。
しかも全身から常に炎を放出し、近付くものを、焼き払ってしまいそうだ。
「お前ら、気を引き締めて掛かれ!」
炎獣達に戦いを挑むエルフの姿があった。
エルフにしては珍しい、屈強な肉体を持った、指揮官が居る。
指示の下、一般エルフ兵達を、適宜対処に当たらせ、炎獣達を撹乱する。
「剣士部隊、槍兵部隊、前を固めろ。動きを止めろ!」
剣士兵の部隊、槍兵の部隊は、炎獣を取り囲んでいた。
しかしあまりの熱量のせいか、すぐに仰け反る。
気圧され、一歩一歩後退すると、指揮官エルフ=ゴラップが、エルフ兵達を鼓舞する。
「お前達、ここで引くと集落はすぐそこだぞ! 気合で耐えろ」
「「「無理です!」」」
「無理な訳があるか。耐えろ、すぐに応援が……クッ、森長達が駆けつけてくれる筈だ!」
散々罵っていた筈のゴラップは、ディンネルのことを信じていた。
すぐ近くで状況を分析していたディンネルは、怒号を聞き取る。
如何やら兵達を鼓舞するための謳い文句らしい。
「ゴラップらしいな」
それでも、例え建前だとしても、ゴラップはディンネルのことを信じていた。
ならばその信頼に答えるべきだろう。
ディンネルは右拳に魔力を集めると、闇属性の魔術を解放する。
「《ブラック・ストライク》!」
ディンネルは誰よりも先に動いた。
軽やかな動きで炎獣を捉えると、一気に近付き拳を振るう。
ズドン!
「「「えっ!?」」」
「森長……」
ディンネルの拳が炎獣の頭を叩いた。
ゴーレム型の炎獣は、頭を殴られ、粉々に砕け散る。
「弱いな。しかも強度が無い」
ディンネルはあまりにも手応えが無くて驚く。
表情を訝しめると、スタッとゴーレム型の腹に乗り、体内に埋め込まれているリングを引き抜く。
ボロッ!
ドササササァァァァァァァァァァァァァァァ!!
炎獣は粉々に砕け散ってしまった。
バラバラになった土片が、周囲に散らばる。
ディンネルはゴーレム型を倒したものの、その余韻には浸らない。
「まずは一つ目」
リングを手にすると、ギュッと握り込む。
薄っすらと罅が入り、そのまま砕ける。
風に乗り、地面に散らばると、もはや回収は不可能で、再利用もできなかった。
「全員無事か?」
ディンネルはエルフの兵達に声を掛ける。
ここまでよく頑張ってくれていた。
その行動を讃えようとしたのだが、全員言葉を失っている。
「全員無事かと訊いているんだが?」
「「「は、はい!」」」
返事が無いのでもう一度。
ようやく夢でも幻でも無いと気が付いて貰えたようで、エルフの兵達は声を上げる。
全員疲弊しているようで、熱さの余り、汗を大量に流している。
よく頑張ったと労ってもいいのだが、現状それは敵わない。ましてや、ディンネルに反発する声も上がった。
「おい、森長!」
そんな中、ゴラップは声を荒げる。
ディンネルは目を配ると、ゴラップは、怪訝な表情を浮かべている。
「どうした、ゴラップ」
「どうしたもクソもねぇ! 今更やって来て、なんだその態度は。俺を舐めてるのか!?」
ゴラップはディンネルのことが気に食わない。
ここまで踏ん張って来た自分を嘲笑うかのように、兵士達の視線を釘付けにする。
圧倒的なカリスマ性、どんな無茶も許される傲慢さ、その二つを持ち合わせた豪胆なディンネルに、ゴラップは刃向かった。
「舐めてる訳が無いだろ」
「とぼけんな! 急にノコノコ出て来て、美味しい所を奪って行きやがって! やっぱりお前は気に食わねぇ。ダークエルフで、魔法も使えないお前が、集落のこの森の危機にでしゃばんな!」
ゴラップは怒りを吐き付けた。
絶えず燃え続ける森のせいか、熱に魘されている。
しかしディンネルはそれを聞いて安堵する。
何故なら、ゴラップは肝心なことを忘れていないからだ。
「よかった」
「はっ?」
「ゴラップ、お前は忘れていないな。この森が、集落が、危険に晒されていること」
「当り前だ。目の前で今も炎は迫ってんだよ!」
「それが分かるだけ、お前は賢い。自分が成すべきことが分かっている証拠だな」
ディンネルはゴラップを褒める。
けれどいつにも増して、ゴラップを嘲笑うような態度を見せてしまった。
「なにが言いてぇんだ、森長!」
「お前もこの森を守るエルフなら、兵達を鼓舞してこの森と集落を守れ。指揮権はお前に預けた」
「はっ? なんだよ、それ……急に認めたとでも言いたいのか!?」
ディンネルの上から目線が炸裂。
ゴラップは胸ぐらを掴んでいたが、その手を離した。
全身から力が抜けると、呆れてしまいそうになる。
「お前の活躍は見ていた。だから分かる。お前が、ここにいるエルフの兵達を率いて、集落を守れ」
「今更なにをいってやがんだ? 森長はどうするつもりだ!」
「私か? 私は……」
ディンネルは燃え盛る森を睨んだ。
ゴラップは視線を追うと、ディンネルの肩を掴んだ。
「バカか、お前は。死にたいのか!」
「誰も死ぬ気はない。だが、これが確実だ」
「確実だとか、そんなのいいんだよ。森長が、この集落にとって、どれだけ大事なもんか分かってんのか?」
「私の代わりならいくらでもいる。お前でもいい。お前でなければ、スヴェルにでも任せればいい。最悪ゾーラかセレビュでもいいが、あの二人は、二人で一人だからな。難しいだろう」
「そんな話じゃねえんだよ!」
ゴラップはディンネルの言葉に耳を傾けようとはしない。
死にに行くも同然なディンネルの対応。
流石の幹部として森長に楯突いてでも、認めることはできない。
「冗談じゃねぇ。俺は認めねぇぞ!」
「認められなくて結構だ。それより、お前はお前のするべきことを成せ。それが森長としての命令だ」
「チッ。……聞かねぇつもりだな……死ぬなよ、森長」
「当り前だ。私は死ぬ気など無いからな」
そう言うと、ディンネルはエルフの兵達に敬礼をされながら、森の中に向かった。
その走る姿は美しい。
炎を一切寄せ付けず、駆けるは黒鉄の馬の様。
「なんかカッコよかったね」
「そんな単純な話では無いと思いますが……」
「ルカって、相変らずよね」
「ん?」
世紀の場面に直面しても、ルカの感想は薄っぺらい。
千年前に、幾度となく見てきた光景だ。
ただの新聞の小さな記事の様でしか無く、ルカは思い出の片隅にでも留めておいた。
「さぁ、私達も行こうか」
ルカはそう言うと、森の中に向かう。
もはや一刻を争う事態だ。
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ニヤリと笑みを浮かべると、ルカ達は森の中を走った。
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