602 / 733
チョコレート編
598.迷いの屋敷
しおりを挟む
「はぁはぁ……どうなってんだよ!」
メレオンは非常に取り乱していた。それもその筈、一人で屋敷の中を走り回っている。
一体何周したのだろうか? それさえ覚えていない。
数える間もない回数を走り回り、生きを荒くしている。
「この屋敷、一体どうなってんだよ!」
メレオンは阿鼻叫喚。狂ってしまいそうだった。
屋敷の中をたった一人で走り回り、肩で息をしている。
その状態で叫んだのだから、相当切羽詰まっているのと一緒だ。
「ふざけんなよ。俺は、俺はどうなるんだ?」
メレオンは屋敷の中で孤立していた。
否、周囲には誰も居ない。完全に一人ぼっちになっている。
走り回っても叫び回っても、誰にも聞こえない誰にも出会わない。
明らかに異常事態になにがなにやらさっぱりで、自分が狂ったのではないかと錯覚する。
「この屋敷は偽物だったのか? この屋敷は誰もいないのか? いや、そんな筈はない。そんな、そんな筈が……」
メレオンは自分の顔を引っ掻いた。
今にも血が出そうな程引っ掻き回し、痛みが熱と共に流れ込む。
痛いけどこれは現実だ。偽物なんかじゃない。メレオンは気が付きたくもない事実に目を向けると、絶叫してしまった。
「あああああああああああああああああああああああああああ!!!」
メレオンは恐怖の余り壁に頭を打ち付ける。
ヘッドバットを繰り出し、額から血が出そうだ。
小さな傷ができ上がると、皮膚が剥がれ流血する。
「俺は、俺は、俺は……」
壁にはメレオンが何度も頭を打ちつけるので、血が一滴たりとも付いていない。
音が何重にも重なって、メレオンの行動を直感的に伝える。
一体何が起きたのか、何に巻き込まれたのか、現実と理想の中に迷い込むと、メレオンは泣き崩れた。
「どうなってるんだよ、どうなって、どうなって……」
メレオンは床に座り込んでしまった。
心が荒んで、孤立した自分を慰めることもできない。
とてつもない恐怖が襲い掛かると、メレオンの体を覆った。
「帰りたいですか?」
「えっ?」
そんな中、女性の声が頭の中に入って来る。
メレオンは顔を上げると、キョロキョロ周りを見回す。
自分は一人ではない。そんな希望がメレオンを勇気付けた。
「だ、誰だよ! いるんだったら姿を現してくれよ!」
「帰りたいですか、現実に?」
「あ、ああ、なんだよ。当たり前だろ、こんな偽物、もう帰る。だから頼む、姿を見せてくれよ!」
メレオンはとにかく懇願していた。一目でいいから自分以外の誰かが居ることを実感したかった。
けれど女性は一向に姿を現さない。怯え続けるメレオンをオモチャにすると、言葉だけが流れ込む。
「帰りたいのなら扉から出ればいいのです。踵を返し、ゆっくりと扉へ」
「と、扉? そんなもの、ある訳……」
メレオンが振り返ると、先程までは無かった筈の扉がある。
自分は侵入したものと全く同じ、玄関の扉だ。
何故か縁をなぞるように輝いていて、主張が激しかった。
「と、扉……扉を潜れば……」
「帰れますよ」
「か、帰れるのか。帰れるのなら、帰りたい!」
メレオンは倒れ込みそうになりがらも、必死に駆けだした。
扉を潜れば無事にこの屋敷から出られる。
もう迷わなくて済むのなら、全てが夢でもいい。メレオンはパッと表情が明るくなると、一瞬立ち止まった。
「……アンタは出ないのか?」
「……」
「アンタも一緒に出るよな? こんなとこ、怖いだろ。俺と一緒に、俺なんかと一緒でもいいから、アンタも助かろうぜ!」
「……」
「なんで答えてくれないんだよ。おい!」
メレオンは仲間想いだった。今この瞬間、声だけのやり取りでしかない相手にでも優しさを披露する。
けれど女性は答えようとしない。答える気も無い。応えることなんてしない。
何故だろうか、それが無性に不気味に思うと、メレオンは目の前の扉を疑い背にした。
「お前、俺のことをバカにしているな」
「……」
「この扉も偽物だな」
「それは自分の目で確かめればいいですよ」
「ふざけんなよ。俺を騙そうとしやがったな、俺を嘲笑って楽しんでたな。許せねぇ、許せねぇぞ。絶対にお前の言うことなんて聞いてやるかよ!」
メレオンは自我が崩壊しそうになっていた。
言動も心情も全ては闇の中に落ちてしまう。
自分のことさえ迷ってしまうと、変に強情になって女性を呆れさせた。
「いいですよ。では……」
女性にも考えがあった。邪魔な奴は強制的に消えて貰う。
例え手荒な真似をしてでも、強引に外に追い出す。
冷酷なまでの行動が一本のナイフになると、指先をソッと離れる。
スパッ!
「ひいっ!?」
メレオンは悲鳴を上げた。一体何が起きたのか、まるで分かっていない。
けれどメレオンは音を頼りに、後ろを振り向く。
廊下にナイフが刺さっている。投げナイフと言うものか、全体的に短い。
「投げナイフ……なんでこんなものが」
ポタッ……
メレオンは奇妙な音を聞いた。液体がしたたり落ちるような音だ。
それがすぐ近く、右耳元から聞こえる。
何処かで水漏れでもしているのだろうか? そう思い廊下を見ると、赤い液体が垂れていた。
「なんだよ、この液体。一体何処から(ポタッ)」
そう言っている間にも、赤い液体がポタポタ垂れる。
不気味に思ったメレオンは仰け反ってしまいそうになり、不意に自分の右耳を触る。
気色の悪い感触が指の腹を伝った。何かと思い見て見ると、指がベッタリと赤く染まっている。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
メレオンはビックリして声を上げてしまった。
それも仕方が無いことで、指の腹に付いているのはメレオン自身の血液。
滴っていた赤い液体の正体は、独特の異臭を放つ人間の血だった。
メレオンは非常に取り乱していた。それもその筈、一人で屋敷の中を走り回っている。
一体何周したのだろうか? それさえ覚えていない。
数える間もない回数を走り回り、生きを荒くしている。
「この屋敷、一体どうなってんだよ!」
メレオンは阿鼻叫喚。狂ってしまいそうだった。
屋敷の中をたった一人で走り回り、肩で息をしている。
その状態で叫んだのだから、相当切羽詰まっているのと一緒だ。
「ふざけんなよ。俺は、俺はどうなるんだ?」
メレオンは屋敷の中で孤立していた。
否、周囲には誰も居ない。完全に一人ぼっちになっている。
走り回っても叫び回っても、誰にも聞こえない誰にも出会わない。
明らかに異常事態になにがなにやらさっぱりで、自分が狂ったのではないかと錯覚する。
「この屋敷は偽物だったのか? この屋敷は誰もいないのか? いや、そんな筈はない。そんな、そんな筈が……」
メレオンは自分の顔を引っ掻いた。
今にも血が出そうな程引っ掻き回し、痛みが熱と共に流れ込む。
痛いけどこれは現実だ。偽物なんかじゃない。メレオンは気が付きたくもない事実に目を向けると、絶叫してしまった。
「あああああああああああああああああああああああああああ!!!」
メレオンは恐怖の余り壁に頭を打ち付ける。
ヘッドバットを繰り出し、額から血が出そうだ。
小さな傷ができ上がると、皮膚が剥がれ流血する。
「俺は、俺は、俺は……」
壁にはメレオンが何度も頭を打ちつけるので、血が一滴たりとも付いていない。
音が何重にも重なって、メレオンの行動を直感的に伝える。
一体何が起きたのか、何に巻き込まれたのか、現実と理想の中に迷い込むと、メレオンは泣き崩れた。
「どうなってるんだよ、どうなって、どうなって……」
メレオンは床に座り込んでしまった。
心が荒んで、孤立した自分を慰めることもできない。
とてつもない恐怖が襲い掛かると、メレオンの体を覆った。
「帰りたいですか?」
「えっ?」
そんな中、女性の声が頭の中に入って来る。
メレオンは顔を上げると、キョロキョロ周りを見回す。
自分は一人ではない。そんな希望がメレオンを勇気付けた。
「だ、誰だよ! いるんだったら姿を現してくれよ!」
「帰りたいですか、現実に?」
「あ、ああ、なんだよ。当たり前だろ、こんな偽物、もう帰る。だから頼む、姿を見せてくれよ!」
メレオンはとにかく懇願していた。一目でいいから自分以外の誰かが居ることを実感したかった。
けれど女性は一向に姿を現さない。怯え続けるメレオンをオモチャにすると、言葉だけが流れ込む。
「帰りたいのなら扉から出ればいいのです。踵を返し、ゆっくりと扉へ」
「と、扉? そんなもの、ある訳……」
メレオンが振り返ると、先程までは無かった筈の扉がある。
自分は侵入したものと全く同じ、玄関の扉だ。
何故か縁をなぞるように輝いていて、主張が激しかった。
「と、扉……扉を潜れば……」
「帰れますよ」
「か、帰れるのか。帰れるのなら、帰りたい!」
メレオンは倒れ込みそうになりがらも、必死に駆けだした。
扉を潜れば無事にこの屋敷から出られる。
もう迷わなくて済むのなら、全てが夢でもいい。メレオンはパッと表情が明るくなると、一瞬立ち止まった。
「……アンタは出ないのか?」
「……」
「アンタも一緒に出るよな? こんなとこ、怖いだろ。俺と一緒に、俺なんかと一緒でもいいから、アンタも助かろうぜ!」
「……」
「なんで答えてくれないんだよ。おい!」
メレオンは仲間想いだった。今この瞬間、声だけのやり取りでしかない相手にでも優しさを披露する。
けれど女性は答えようとしない。答える気も無い。応えることなんてしない。
何故だろうか、それが無性に不気味に思うと、メレオンは目の前の扉を疑い背にした。
「お前、俺のことをバカにしているな」
「……」
「この扉も偽物だな」
「それは自分の目で確かめればいいですよ」
「ふざけんなよ。俺を騙そうとしやがったな、俺を嘲笑って楽しんでたな。許せねぇ、許せねぇぞ。絶対にお前の言うことなんて聞いてやるかよ!」
メレオンは自我が崩壊しそうになっていた。
言動も心情も全ては闇の中に落ちてしまう。
自分のことさえ迷ってしまうと、変に強情になって女性を呆れさせた。
「いいですよ。では……」
女性にも考えがあった。邪魔な奴は強制的に消えて貰う。
例え手荒な真似をしてでも、強引に外に追い出す。
冷酷なまでの行動が一本のナイフになると、指先をソッと離れる。
スパッ!
「ひいっ!?」
メレオンは悲鳴を上げた。一体何が起きたのか、まるで分かっていない。
けれどメレオンは音を頼りに、後ろを振り向く。
廊下にナイフが刺さっている。投げナイフと言うものか、全体的に短い。
「投げナイフ……なんでこんなものが」
ポタッ……
メレオンは奇妙な音を聞いた。液体がしたたり落ちるような音だ。
それがすぐ近く、右耳元から聞こえる。
何処かで水漏れでもしているのだろうか? そう思い廊下を見ると、赤い液体が垂れていた。
「なんだよ、この液体。一体何処から(ポタッ)」
そう言っている間にも、赤い液体がポタポタ垂れる。
不気味に思ったメレオンは仰け反ってしまいそうになり、不意に自分の右耳を触る。
気色の悪い感触が指の腹を伝った。何かと思い見て見ると、指がベッタリと赤く染まっている。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
メレオンはビックリして声を上げてしまった。
それも仕方が無いことで、指の腹に付いているのはメレオン自身の血液。
滴っていた赤い液体の正体は、独特の異臭を放つ人間の血だった。
1
あなたにおすすめの小説
悪役令嬢になるのも面倒なので、冒険にでかけます
綾月百花
ファンタジー
リリーには幼い頃に決められた王子の婚約者がいたが、その婚約者の誕生日パーティーで婚約者はミーネと入場し挨拶して歩きファーストダンスまで踊る始末。国王と王妃に謝られ、贈り物も準備されていると宥められるが、その贈り物のドレスまでミーネが着ていた。リリーは怒ってワインボトルを持ち、美しいドレスをワイン色に染め上げるが、ミーネもリリーのドレスの裾を踏みつけ、ワインボトルからボトボトと頭から濡らされた。相手は子爵令嬢、リリーは伯爵令嬢、位の違いに国王も黙ってはいられない。婚約者はそれでも、リリーの肩を持たず、リリーは国王に婚約破棄をして欲しいと直訴する。それ受け入れられ、リリーは清々した。婚約破棄が完全に決まった後、リリーは深夜に家を飛び出し笛を吹く。会いたかったビエントに会えた。過ごすうちもっと好きになる。必死で練習した飛行魔法とささやかな攻撃魔法を身につけ、リリーは今度は自分からビエントに会いに行こうと家出をして旅を始めた。旅の途中の魔物の森で魔物に襲われ、リリーは自分の未熟さに気付き、国営の騎士団に入り、魔物狩りを始めた。最終目的はダンジョンの攻略。悪役令嬢と魔物退治、ダンジョン攻略等を混ぜてみました。メインはリリーが王妃になるまでのシンデレラストーリーです。
ずっとヤモリだと思ってた俺の相棒は実は最強の竜らしい
空色蜻蛉
ファンタジー
選ばれし竜の痣(竜紋)を持つ竜騎士が国の威信を掛けて戦う世界。
孤児の少年アサヒは、同じ孤児の仲間を集めて窃盗を繰り返して貧しい生活をしていた。
竜騎士なんて貧民の自分には関係の無いことだと思っていたアサヒに、ある日、転機が訪れる。
火傷の跡だと思っていたものが竜紋で、壁に住んでたヤモリが俺の竜?
いやいや、ないでしょ……。
【お知らせ】2018/2/27 完結しました。
◇空色蜻蛉の作品一覧はhttps://kakuyomu.jp/users/25tonbo/news/1177354054882823862をご覧ください。
田舎娘、追放後に開いた小さな薬草店が国家レベルで大騒ぎになるほど大繁盛
タマ マコト
ファンタジー
【大好評につき21〜40話執筆決定!!】
田舎娘ミントは、王都の名門ローズ家で地味な使用人薬師として働いていたが、令嬢ローズマリーの嫉妬により濡れ衣を着せられ、理不尽に追放されてしまう。雨の中ひとり王都を去ったミントは、亡き祖母が残した田舎の小屋に戻り、そこで薬草店を開くことを決意。森で倒れていた謎の青年サフランを救ったことで、彼女の薬の“異常な効き目”が静かに広まりはじめ、村の小さな店《グリーンノート》へ、変化の風が吹き込み始める――。
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
魔法が使えない令嬢は住んでいた小屋が燃えたので家出します
怠惰るウェイブ
ファンタジー
グレイの世界は狭く暗く何よりも灰色だった。
本来なら領主令嬢となるはずの彼女は領主邸で住むことを許されず、ボロ小屋で暮らしていた。
彼女はある日、棚から落ちてきた一冊の本によって人生が変わることになる。
世界が色づき始めた頃、ある事件をきっかけに少女は旅をすることにした。
喋ることのできないグレイは旅を通して自身の世界を色付けていく。
婚約破棄は構いませんが、私が管理していたものは全て引き上げます 〜成金伯爵家令嬢は、もう都合のいい婚約者ではありません〜
藤原遊
ファンタジー
成金と揶揄される伯爵家の令嬢である私は、
名門だが実情はジリ貧な公爵家の令息と婚約していた。
公爵家の財政管理、契約、商会との折衝――
そのすべてを私が担っていたにもかかわらず、
彼は隣国の王女と結ばれることになったと言い出す。
「まあ素敵。では、私たちは円満に婚約解消ですね」
そう思っていたのに、返ってきたのは
「婚約破棄だ。君の不出来が原因だ」という言葉だった。
……はぁ?
有責で婚約破棄されるのなら、
私が“善意で管理していたもの”を引き上げるのは当然でしょう。
資金も、契約も、人脈も――すべて。
成金伯爵家令嬢は、
もう都合のいい婚約者ではありません。
昭和生まれお局様は、異世界転生いたしましたとさ
蒼あかり
ファンタジー
局田舞子(つぼたまいこ)43歳、独身。
とある事故をきっかけに、彼女は異世界へと転生することになった。
どうしてこんなことになったのか、訳もわからぬままに彼女は異世界に一人放り込まれ、辛い日々を過ごしながら苦悩する毎日......。
など送ることもなく、なんとなく順応しながら、それなりの日々を送って行くのでありました。
そんな彼女の異世界生活と、ほんの少しのラブロマンスっぽい何かを織り交ぜながらすすむ、そんな彼女の生活を覗いてみませんか?
毎日投稿はできないと思います。気長に更新をお待ちください。
今さら言われても・・・私は趣味に生きてますので
sherry
ファンタジー
ある日森に置き去りにされた少女はひょんな事から自分が前世の記憶を持ち、この世界に生まれ変わったことを思い出す。
早々に今世の家族に見切りをつけた少女は色んな出会いもあり、周りに呆れられながらも成長していく。
なのに・・・今更そんなこと言われても・・・出来ればそのまま放置しといてくれません?私は私で気楽にやってますので。
※魔法と剣の世界です。
※所々ご都合設定かもしれません。初ジャンルなので、暖かく見守っていただけたら幸いです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる