75 / 165
第2部
第1章:最強の刺客ー007ー
しおりを挟む
円眞の刃は阻まれた。
風で為した剣によってだ。
「相変わらず酷い男だね~、キミは。百年前とちっとも変わってやいやしない」
吹き捲く剣で円眞の刃を跳ね返した人物が、ブラジルから来た兄弟の前へ軽やかに降り立つ。豪奢な金髪を旗めかせ、すらりとした長身は映画俳優だとしても通じそうだ。剣を持たぬ左手で、格好つけるように髪をかき上げている。
「我れからすれば、百年前から変わらずキザなヤツだ」
弾き飛ばされた刃を収縮させている真紅の円眞に、いかにも伊達男といった金髪の人物は大袈裟に両手を広げては肩を竦めて見せた。
「おやおや、あの節はキザなんかじゃなくて嫌味なヤツだって言われたんだけどなぁ~。長い間こそこそ隠れることに夢中で、ボケてしまったんじゃないかい」
「我れはキザの意味合いで嫌味と表現したのだ。ニュアンスを読み取れない己れの低い程度で計るな」
「へぇ~、そうだったのか。でも、あの状況で読み取れって言われてもね~、無理じゃないかい。なにせ……」
言葉を切った金髪の男が再び放つは、軽い口調から一転して低くドスが効いた声だ。
「あれだけ殺すところを見せつけられてはね」
睨み合う二人に沈黙が落ちた。
能力を超えた者同士の対峙に、夬斗は外野で騒ぐしかない。
「どういうことだよ、これは。あいつ、何者なんだ?」
首を並べる外野の観客に、答えられる年配者が混じっていた。
華坂爺が軽く頭を振ってから、述懐するがごとくだ。
「ラグナロク……これから再現となるやもしれん」
「なんだ、それ?」
夬斗の疑問に、多田爺が答える。
「神とされる者同士が逢魔街でぶつかった、百年前。その際に一般人を含め数えきれないほど殺されましてな。逢魔ヶ刻の出来事ですから正式な記録としては残っておりませんが」
なんで……、と夬斗は言いかけて止めた。なんで知っている、と問うなど馬鹿馬鹿しいと気づいたからだ。円眞や彩香が総称として呼ぶ『ジィちゃんズ』三人は見た目でご老体と判断する以外の事柄の多くが不明であった。
逢魔七人衆を倒すため集められたとする経緯までは、円眞から夬斗へ語られている。知ることは、そこまでだった。
真実の年齢は知らない。百年前、実際に立ち会っていたのか、噂の見聞きか。まだ二十一歳であり、逢魔街に来て三年の夬斗はまだ情報をもたらしてもらう側だ。それに今は何より、気を失っている妹のことである。抱き抱えている相手には、ただ戸惑うばかりだ。
真紅の瞳の円眞が従来の剣を消滅させる。代わりに発現された剣の刃は、赫く燃え盛っていた。誠しやかに流される、ここの住人なら誰もが知る噂。スキルと称する異能力は人類が創作した物に基づく。自然元素をベースにした能力を発揮していたら、それは人間でなく『神』である、と。
円眞が手にするは、まさしく火の剣だ。
初めて目の当たりにする夬斗だけでなく彩香までも受ける衝撃を隠せない。
金髪の男が不敵に笑いつつ、風の剣をかざす。
「どうやら本気になってくれたみたいだね、感謝するよ。やはり復讐でも、正々堂々といきたいものだからね」
「よく言うな、我れが女を抱えた状態を狙いすまして出てきたのだろう。昔から変わらぬな、サミュエルは」
真紅の円眞の返答は、思わぬ所から反応が挙がった。
ブラジルから来た兄弟が雇った三人組のうちのモヒカンが叫んでくる。
「き、キサマは、サミュエル・ウォーカーか。異能力世界協会の会長か」
「ああ、そうだけど」
金髪をかきあげるサミュエルに、三人組が気色ばんだ。槍を構えたモヒカンがいきり立った。
「てめぇが親玉か、ぶっ殺してやる!」
「おやおや、ずいぶん物騒じゃないか。けれどこれから始まる戦闘は君たちのそれとレベルが違うよ。命が惜しいだろ、ならば引っ込んでいたほうが身のためだ」
状況次第で雇い主を切り捨てる逢魔街の住人らしい三人組へ、サミュエルなりの気遣いだ。しかし三人組は武装を解くどころか、いっそうの敵愾心を燃やす。
「てめぇらに惜しむ命はねぇー。俺たちの家族は協会の勧誘を断ったら殺されたんだ。何がスキル獲得者の地位向上のために、だ。従わない者は嬲り殺しの狂信集団じゃねーか」
「……それは真実なのかい」
サミュエルがこれまでの態度からは想像つかないほど怯んだ。
モヒカンが勢いづくように吠える。
「間違いねー、てめぇが着ている同じ服で胸には『WSA』のマークもあった。三人の男と一人の女といった四人組だ、忘れもしねぇー、忘れるわけもねー。『ノウル』とか『ラウド』とか呼び合っていたな。俺らはこいつらを殺るためにここまで生きて来たんだ」
「ああ、そやつらな。我れのせいで、もうこの世にはいないぞ」
真紅の円眞が、何事でもないかのように割り込んできた。
どういうことだよ! と声を荒げるしかないモヒカン頭の男だ。
黛莉を腕に抱く真紅の円眞が鷹揚に答えた。
「まぁ、お互い相容れぬ主張だったからな。ただ戦えば結末は見えていたから、退くように勧告してやったのだが、そやつらは聞かなかった。向かってこなければ、生き長らえたものを、愚かな連中だ」
だからだな、と真紅の円眞は続ける。
「おまえたちも、復讐など忘れるがいい。もう仇はいない。わざわざ死地へ赴くようなレベルが違う相手へ挑むなどやめて、今すぐ去るがいい」
「そうはいかねー、俺たちは協会の奴ら全員をぶっ潰すことだけ考えて、ここまで来たんだ。血の滲むような生活をしてきたんだ。親父とお袋のあんな死に様を見せられて、一日だって忘れられるはずが……ついにそこの親玉を目の前にしたこの機会を、逃すわけにはいかないっす」
最後は本来と思える口調へ還ったモヒカンは槍を構えた。両脇には同じ事情でここまできた男たちが、棍棒と刀といった各々の武器を掲げた。
狙われている相手であるサミュエルは迎え撃つ体勢へ入らないだけではない。
「そうか、父と母を……それからずっと復讐を誓ってか……それじゃ自分と同じじゃないか」
力なく呟いたサミュエルは、がくりと肩を落とす。風の刃が消滅していく。
モヒカンたちは正々堂々などと考えない。絶好の機会を捉える。彼らは逢魔街の住人であった。
モヒカンを始めとする三人組が武器を構えた。
「親友!」真紅の円眞が叫んだ。
呼ばれた夬斗からすればである。それはこっちのセリフだし、況してや相手はいつもの円眞に対してだ。紅い目のほうではない。
けれども複雑な心境より、直面した事態に対処せねばならなかった。
投げつけられれば、受け止めるほかない。飛んできたのは、妹だ。夬斗はその胸に意識不明の黛莉を抱きとめた。
その向こうで、モヒカンの両脇にいた二人の首筋が血飛沫を放つ。
ガキンッ! 驚くモヒカンの首元で鈍くも激しい金属のぶつかるような音が立った。
モヒカンの首元へ左右から突き出された短剣を、モヒカンの背後から差し出された二本の刃が防いでいる。首を挟むように繰り出した真紅の円眞の剣が、間一髪で命を救っていた。こちらの刃も神とされる火の能力は消された普段の鋼であった。
「退け。アイラ、マテオ」
風で為した剣によってだ。
「相変わらず酷い男だね~、キミは。百年前とちっとも変わってやいやしない」
吹き捲く剣で円眞の刃を跳ね返した人物が、ブラジルから来た兄弟の前へ軽やかに降り立つ。豪奢な金髪を旗めかせ、すらりとした長身は映画俳優だとしても通じそうだ。剣を持たぬ左手で、格好つけるように髪をかき上げている。
「我れからすれば、百年前から変わらずキザなヤツだ」
弾き飛ばされた刃を収縮させている真紅の円眞に、いかにも伊達男といった金髪の人物は大袈裟に両手を広げては肩を竦めて見せた。
「おやおや、あの節はキザなんかじゃなくて嫌味なヤツだって言われたんだけどなぁ~。長い間こそこそ隠れることに夢中で、ボケてしまったんじゃないかい」
「我れはキザの意味合いで嫌味と表現したのだ。ニュアンスを読み取れない己れの低い程度で計るな」
「へぇ~、そうだったのか。でも、あの状況で読み取れって言われてもね~、無理じゃないかい。なにせ……」
言葉を切った金髪の男が再び放つは、軽い口調から一転して低くドスが効いた声だ。
「あれだけ殺すところを見せつけられてはね」
睨み合う二人に沈黙が落ちた。
能力を超えた者同士の対峙に、夬斗は外野で騒ぐしかない。
「どういうことだよ、これは。あいつ、何者なんだ?」
首を並べる外野の観客に、答えられる年配者が混じっていた。
華坂爺が軽く頭を振ってから、述懐するがごとくだ。
「ラグナロク……これから再現となるやもしれん」
「なんだ、それ?」
夬斗の疑問に、多田爺が答える。
「神とされる者同士が逢魔街でぶつかった、百年前。その際に一般人を含め数えきれないほど殺されましてな。逢魔ヶ刻の出来事ですから正式な記録としては残っておりませんが」
なんで……、と夬斗は言いかけて止めた。なんで知っている、と問うなど馬鹿馬鹿しいと気づいたからだ。円眞や彩香が総称として呼ぶ『ジィちゃんズ』三人は見た目でご老体と判断する以外の事柄の多くが不明であった。
逢魔七人衆を倒すため集められたとする経緯までは、円眞から夬斗へ語られている。知ることは、そこまでだった。
真実の年齢は知らない。百年前、実際に立ち会っていたのか、噂の見聞きか。まだ二十一歳であり、逢魔街に来て三年の夬斗はまだ情報をもたらしてもらう側だ。それに今は何より、気を失っている妹のことである。抱き抱えている相手には、ただ戸惑うばかりだ。
真紅の瞳の円眞が従来の剣を消滅させる。代わりに発現された剣の刃は、赫く燃え盛っていた。誠しやかに流される、ここの住人なら誰もが知る噂。スキルと称する異能力は人類が創作した物に基づく。自然元素をベースにした能力を発揮していたら、それは人間でなく『神』である、と。
円眞が手にするは、まさしく火の剣だ。
初めて目の当たりにする夬斗だけでなく彩香までも受ける衝撃を隠せない。
金髪の男が不敵に笑いつつ、風の剣をかざす。
「どうやら本気になってくれたみたいだね、感謝するよ。やはり復讐でも、正々堂々といきたいものだからね」
「よく言うな、我れが女を抱えた状態を狙いすまして出てきたのだろう。昔から変わらぬな、サミュエルは」
真紅の円眞の返答は、思わぬ所から反応が挙がった。
ブラジルから来た兄弟が雇った三人組のうちのモヒカンが叫んでくる。
「き、キサマは、サミュエル・ウォーカーか。異能力世界協会の会長か」
「ああ、そうだけど」
金髪をかきあげるサミュエルに、三人組が気色ばんだ。槍を構えたモヒカンがいきり立った。
「てめぇが親玉か、ぶっ殺してやる!」
「おやおや、ずいぶん物騒じゃないか。けれどこれから始まる戦闘は君たちのそれとレベルが違うよ。命が惜しいだろ、ならば引っ込んでいたほうが身のためだ」
状況次第で雇い主を切り捨てる逢魔街の住人らしい三人組へ、サミュエルなりの気遣いだ。しかし三人組は武装を解くどころか、いっそうの敵愾心を燃やす。
「てめぇらに惜しむ命はねぇー。俺たちの家族は協会の勧誘を断ったら殺されたんだ。何がスキル獲得者の地位向上のために、だ。従わない者は嬲り殺しの狂信集団じゃねーか」
「……それは真実なのかい」
サミュエルがこれまでの態度からは想像つかないほど怯んだ。
モヒカンが勢いづくように吠える。
「間違いねー、てめぇが着ている同じ服で胸には『WSA』のマークもあった。三人の男と一人の女といった四人組だ、忘れもしねぇー、忘れるわけもねー。『ノウル』とか『ラウド』とか呼び合っていたな。俺らはこいつらを殺るためにここまで生きて来たんだ」
「ああ、そやつらな。我れのせいで、もうこの世にはいないぞ」
真紅の円眞が、何事でもないかのように割り込んできた。
どういうことだよ! と声を荒げるしかないモヒカン頭の男だ。
黛莉を腕に抱く真紅の円眞が鷹揚に答えた。
「まぁ、お互い相容れぬ主張だったからな。ただ戦えば結末は見えていたから、退くように勧告してやったのだが、そやつらは聞かなかった。向かってこなければ、生き長らえたものを、愚かな連中だ」
だからだな、と真紅の円眞は続ける。
「おまえたちも、復讐など忘れるがいい。もう仇はいない。わざわざ死地へ赴くようなレベルが違う相手へ挑むなどやめて、今すぐ去るがいい」
「そうはいかねー、俺たちは協会の奴ら全員をぶっ潰すことだけ考えて、ここまで来たんだ。血の滲むような生活をしてきたんだ。親父とお袋のあんな死に様を見せられて、一日だって忘れられるはずが……ついにそこの親玉を目の前にしたこの機会を、逃すわけにはいかないっす」
最後は本来と思える口調へ還ったモヒカンは槍を構えた。両脇には同じ事情でここまできた男たちが、棍棒と刀といった各々の武器を掲げた。
狙われている相手であるサミュエルは迎え撃つ体勢へ入らないだけではない。
「そうか、父と母を……それからずっと復讐を誓ってか……それじゃ自分と同じじゃないか」
力なく呟いたサミュエルは、がくりと肩を落とす。風の刃が消滅していく。
モヒカンたちは正々堂々などと考えない。絶好の機会を捉える。彼らは逢魔街の住人であった。
モヒカンを始めとする三人組が武器を構えた。
「親友!」真紅の円眞が叫んだ。
呼ばれた夬斗からすればである。それはこっちのセリフだし、況してや相手はいつもの円眞に対してだ。紅い目のほうではない。
けれども複雑な心境より、直面した事態に対処せねばならなかった。
投げつけられれば、受け止めるほかない。飛んできたのは、妹だ。夬斗はその胸に意識不明の黛莉を抱きとめた。
その向こうで、モヒカンの両脇にいた二人の首筋が血飛沫を放つ。
ガキンッ! 驚くモヒカンの首元で鈍くも激しい金属のぶつかるような音が立った。
モヒカンの首元へ左右から突き出された短剣を、モヒカンの背後から差し出された二本の刃が防いでいる。首を挟むように繰り出した真紅の円眞の剣が、間一髪で命を救っていた。こちらの刃も神とされる火の能力は消された普段の鋼であった。
「退け。アイラ、マテオ」
0
あなたにおすすめの小説
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
宍戸亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる