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第3部
第1章:骨肉ー001ー
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しとしと、世界が濡れていた。
黛莉がまだゴスロリの格好をするなんて思いも寄らなかった頃だ。動きやすく部屋着にもなるジャージばかり着ていた。
その日も体調を崩した母親が入院しており、父親も納期に間に合わせるべく工場へこもりきりだ。兄はほとんど家に寄り付かない。家族の世話は黛莉がするしかない、家事一切を取り仕切っていた。
学校もあれば、時間に終われる日々。けれども黛莉は不満を覚えたことはない。むしろこんな日がずっと続けばいい。いずれ家を去らなければならない時が訪れる、その覚悟があるから家族と共にある時間を大事にしたい。
夕飯の準備が出来れば、妹たちと弟を呼ぶ。
そして、もう一人……。
思い出から醒めた黛莉はビルの屋上で仰いでいた。
あの当時を彷彿させるジャージ姿で、ビルを中心とした建築物がぎっしり埋まった街を傘下に収める空を見渡す。
今日は雲ひとつなく青だけが広がっている。
大事な出来事が控えていれば、これ以上にない好い天気で良かった。
暗い庭で濡れそぼった顔から覗く紅い瞳ほど悲しくされるものはない。黛莉には、そうだった。そして真実の意味で心が決まった瞬間だった。
黛莉は仰いだままため息を吐く。上空は最後に姿を見た場所だ。朝に空を見上げる日課はこうして始まった。
「早く帰ってきなさいよ、まったくぅ」
空へ、そう言い残す毎朝だった。黛莉が感傷に浸る時間であり、一日はこれからとする気持ちの切り替えをする儀式に値した。
上空へ踵を返せば、忙しい。まず黛莉は朝食を用意しなければならない。事務員としてでなく、幼き頃から姉同然に慕っている夏波は飲料を淹れることには長けているが料理はからきしだ。なにせ自分で作っておきながら、まずいと評価を下す。だから朝食は会社にやって来ては一緒に食べる。兄の夬斗も混ざれば、昔に望んだ一風景であった。
まだ逢魔街へ行く前は、近所の夏波お姉ちゃんと食卓を一緒にしたい、と何度も願った。特に夬斗などは強く思っていたのではないか。なにせすっかり女遊びが派手になった兄だが、必ず夏波が来る朝食までには帰ってきて同じテーブルに着く。
あの頃に願っても叶えられなかった時間を、こうして取り戻せている。
全ての願いが果たせなくても、手に出来たことは着実にある。
今朝は食べている最中に、夏波が泣き出したが黛莉は説得できた。ここまで来られただけであたしは充分、と。やっぱり俺だけで、と兄が言い出せば、あたしが行かないわけないじゃない、と一歩も譲る気ない旨を示す。
結局は黛莉と夬斗の兄妹は、夏波に頭を下げた。もしもの場合、後はよろしくお願いします、とする言葉を添えてである。
夬斗が運転する車が停車した先は港湾縁に建つ倉庫のある一つだ。荷物の搬入作業がなければ、がらんとした様相は外だけでなく内もである。シャッターを開けて足を踏み入れれば和須如兄妹を幾つかのコンテナしか待っていなかった。
「言われた通り来たわよ、姿を見せなさい」
倉庫内に響き渡る黛莉の呼び出しが終わらないうちだ。
危ない、と夬斗が能力糸を繰り出す。
鋼となった糸が黛莉の前で固い音を立てた。
「おい、今のはマジでヤバいだろ。なに考えているんだ!」
夬斗の怒声に、あ~ら残念、と奥の暗がりから出てきた。
メイド服に身を包んだ高校生くらいの女子が現れた。片手では余るほど大きい紫と青混じりのエアガンを持っている。どう見ても玩具の銃である。
夬斗が返答しかけた時に、飛んでくる刃先があった。黛莉と共に地を蹴って後方へ避ける。
外した刃先は床に突き刺さったが、即座に引き揚げていく。どうやらワイヤーで繋がれているらしい。
外出着である黒のゴスロリ衣装で固めている黛莉が大声で訊いた。
「本気でやるつもりなの?」
「今さら何を言っているの、お姉ちゃん」
嘲るように答えるメイド服の少女の隣りに、剣とも鞭とも言えそうな武器を両手にする同じ頃合いの少女がやって来た。トップスとスカートといった格好は、ダンス衣装を思わせた。
「悪いことは言わない。今ならまだ間に合うから、家に帰りなさい。由梨亜、唯茉里」
黛莉の訴えに、名前を呼ばれた二人は顔を見合わせた。くくくっと嫌な笑いをしてくる。
何が可笑しいんだ、と夬斗が少々苛ついた口調で投げつけた。
「お兄ちゃん、お姉ちゃんって、本当におめでたいよ。家に帰る気があったら、とっくに戻ってるつーの」
「それにずるいよ、二人だけ逢魔街で暮らしてさー」
答えた由梨亜と唯茉里の姉妹は、また顔を見合わせては嘲笑にも響きを発した。
イラッとした顔を隠さない夬斗が噛みつくように言う。
「おまえたちは、なんにも解っていない。ここで暮らすということは明日には誰かを失うかもしれないことを意味するんだ。身近なヤツが訳わからないまま逝っちまうんだぞ」
「お兄ちゃんのほうこそ、わかってないなぁー。殺される確率は逢魔街にいたほうが高いんだろうけどさ、生きていくだけなら外のほうが酷いかもよ。特にスキルなんて持たされた人にはさー」
口許の笑みは湛えたまま由梨亜だが目つきは真剣味を帯びていた。
唯茉里はすっかり顔つきを変えて口を開く。
「お兄ちゃんとお姉ちゃんが消えて、うちに何もなかったと思う? 残された家族がどれだけ嫌がらせやイジメを受けたか。もし、えん兄ちゃんが来なかったら……」
「えっ、エンマが!」
思わず嬉しそうに喰い付いてしまった黛莉だ。自分の知らないところで力になってくれていたと聞かされただけで胸が高まる。
由梨亜が水を差すような台詞を投げてきた。
「でも死んだんだっけ? なんか偉そうにいろいろ言っていたわりには呆気なかったみたいじゃん」
途端に由梨亜と唯茉里は緊張を漲らせた。相対す姉の本気を見せつけられたからだ。
黛莉が具現化したのは多連装ロケット砲だ。幾つもの砲口が狙いを定めている。
「いいの、お姉ちゃん。まだ朝だよ、逢魔ヶ刻じゃないだけどな」
若干怯みは窺えるものの冷笑には違いない由梨亜へ、黛莉は肝を据えた声音で返す。
「跡形もないほど破壊して、誰にも見つからず逃亡すればいいだけのことよ」
「由梨亜も唯茉里もこっちに来てからの俺たちのことはよく知らないだろうから、言っておく」
フォローは自分の役目だとばかり入ってきた夬斗が告げた。
「黛莉は逢魔街で『最凶』と評判されるだけはあるぜ。兄に対してだって、平気で銃口を向けてくる。我が妹ながら惚れ惚れするほど忖度しない。つまり身内だろうがなんだろうが、関係なくいけるってことだな」
由梨亜たちだって、とメイド服の次女が息巻けば、夬斗は初めて笑う。危険な香りを漂わせる乾いた響きだ。
「それと俺が、家族と距離を取っていた理由はここにある。血縁とする情を残したら自分が危なくなると言い聞かせて生きてきた。この意味、解るな」
夬斗の言葉が終わった瞬間に、由梨亜と唯茉里はうめきを洩らした。あっという間に二人の身体は白き糸に巻かれている。これでは黛莉が撃ってきても身動きならない。
ふん、と由梨亜が鼻を鳴らした。本当に殺れんの? と挑発的に投げられる余裕がかき消えるまでそう時間はかからなかった。
次々と発射音が奏でられてくる。
一斉に火を吹いて飛んでくるロケット弾に由梨亜と唯茉里の姉妹は揃って目を見開く。
見ていたからこそ、顔を背けられた。
爆発が巻き起こっていく。黛莉が放った弾は悉く斬り裂かれ飛び散っていく。
誰だ! と夬斗が激しい問いに答える声はない。
返事がなくても姿を認めれば、夬斗と黛莉が瞠目する番だった。
和須如兄妹の相克に割り込む形で倉庫内に現れた姿。太い黒縁メガネをかけたぼさぼさ髪の青年である。短剣を手にしていれば、能力よって具現したものであることは知悉している。
なぜなら夬斗と黛莉が、ずっと行方を追い求めていた人物であったからだ。
黎銕円眞。一年前、自ら店先に立つ『クロガネ堂』の爆破と共に行方をくらました。屍体が見つからなかったため、死去には至っていないとする向きが強かったものの、ここは逢魔街だ。近年において出没する黒き怪物は屍体を貪り喰う。死の痕跡が残っていなくても不思議ではない。死んだ、とする可能性も充分にあった。
だが、こうして目前に現れた。
エンマ……と黛莉が呼ぶ声は濡れ、「良かった」と挙げた夬斗は喜色に溢れていた。
そんな再会に感極まっている和須如兄妹へ、伸長する刃が襲いかかった。
黛莉がまだゴスロリの格好をするなんて思いも寄らなかった頃だ。動きやすく部屋着にもなるジャージばかり着ていた。
その日も体調を崩した母親が入院しており、父親も納期に間に合わせるべく工場へこもりきりだ。兄はほとんど家に寄り付かない。家族の世話は黛莉がするしかない、家事一切を取り仕切っていた。
学校もあれば、時間に終われる日々。けれども黛莉は不満を覚えたことはない。むしろこんな日がずっと続けばいい。いずれ家を去らなければならない時が訪れる、その覚悟があるから家族と共にある時間を大事にしたい。
夕飯の準備が出来れば、妹たちと弟を呼ぶ。
そして、もう一人……。
思い出から醒めた黛莉はビルの屋上で仰いでいた。
あの当時を彷彿させるジャージ姿で、ビルを中心とした建築物がぎっしり埋まった街を傘下に収める空を見渡す。
今日は雲ひとつなく青だけが広がっている。
大事な出来事が控えていれば、これ以上にない好い天気で良かった。
暗い庭で濡れそぼった顔から覗く紅い瞳ほど悲しくされるものはない。黛莉には、そうだった。そして真実の意味で心が決まった瞬間だった。
黛莉は仰いだままため息を吐く。上空は最後に姿を見た場所だ。朝に空を見上げる日課はこうして始まった。
「早く帰ってきなさいよ、まったくぅ」
空へ、そう言い残す毎朝だった。黛莉が感傷に浸る時間であり、一日はこれからとする気持ちの切り替えをする儀式に値した。
上空へ踵を返せば、忙しい。まず黛莉は朝食を用意しなければならない。事務員としてでなく、幼き頃から姉同然に慕っている夏波は飲料を淹れることには長けているが料理はからきしだ。なにせ自分で作っておきながら、まずいと評価を下す。だから朝食は会社にやって来ては一緒に食べる。兄の夬斗も混ざれば、昔に望んだ一風景であった。
まだ逢魔街へ行く前は、近所の夏波お姉ちゃんと食卓を一緒にしたい、と何度も願った。特に夬斗などは強く思っていたのではないか。なにせすっかり女遊びが派手になった兄だが、必ず夏波が来る朝食までには帰ってきて同じテーブルに着く。
あの頃に願っても叶えられなかった時間を、こうして取り戻せている。
全ての願いが果たせなくても、手に出来たことは着実にある。
今朝は食べている最中に、夏波が泣き出したが黛莉は説得できた。ここまで来られただけであたしは充分、と。やっぱり俺だけで、と兄が言い出せば、あたしが行かないわけないじゃない、と一歩も譲る気ない旨を示す。
結局は黛莉と夬斗の兄妹は、夏波に頭を下げた。もしもの場合、後はよろしくお願いします、とする言葉を添えてである。
夬斗が運転する車が停車した先は港湾縁に建つ倉庫のある一つだ。荷物の搬入作業がなければ、がらんとした様相は外だけでなく内もである。シャッターを開けて足を踏み入れれば和須如兄妹を幾つかのコンテナしか待っていなかった。
「言われた通り来たわよ、姿を見せなさい」
倉庫内に響き渡る黛莉の呼び出しが終わらないうちだ。
危ない、と夬斗が能力糸を繰り出す。
鋼となった糸が黛莉の前で固い音を立てた。
「おい、今のはマジでヤバいだろ。なに考えているんだ!」
夬斗の怒声に、あ~ら残念、と奥の暗がりから出てきた。
メイド服に身を包んだ高校生くらいの女子が現れた。片手では余るほど大きい紫と青混じりのエアガンを持っている。どう見ても玩具の銃である。
夬斗が返答しかけた時に、飛んでくる刃先があった。黛莉と共に地を蹴って後方へ避ける。
外した刃先は床に突き刺さったが、即座に引き揚げていく。どうやらワイヤーで繋がれているらしい。
外出着である黒のゴスロリ衣装で固めている黛莉が大声で訊いた。
「本気でやるつもりなの?」
「今さら何を言っているの、お姉ちゃん」
嘲るように答えるメイド服の少女の隣りに、剣とも鞭とも言えそうな武器を両手にする同じ頃合いの少女がやって来た。トップスとスカートといった格好は、ダンス衣装を思わせた。
「悪いことは言わない。今ならまだ間に合うから、家に帰りなさい。由梨亜、唯茉里」
黛莉の訴えに、名前を呼ばれた二人は顔を見合わせた。くくくっと嫌な笑いをしてくる。
何が可笑しいんだ、と夬斗が少々苛ついた口調で投げつけた。
「お兄ちゃん、お姉ちゃんって、本当におめでたいよ。家に帰る気があったら、とっくに戻ってるつーの」
「それにずるいよ、二人だけ逢魔街で暮らしてさー」
答えた由梨亜と唯茉里の姉妹は、また顔を見合わせては嘲笑にも響きを発した。
イラッとした顔を隠さない夬斗が噛みつくように言う。
「おまえたちは、なんにも解っていない。ここで暮らすということは明日には誰かを失うかもしれないことを意味するんだ。身近なヤツが訳わからないまま逝っちまうんだぞ」
「お兄ちゃんのほうこそ、わかってないなぁー。殺される確率は逢魔街にいたほうが高いんだろうけどさ、生きていくだけなら外のほうが酷いかもよ。特にスキルなんて持たされた人にはさー」
口許の笑みは湛えたまま由梨亜だが目つきは真剣味を帯びていた。
唯茉里はすっかり顔つきを変えて口を開く。
「お兄ちゃんとお姉ちゃんが消えて、うちに何もなかったと思う? 残された家族がどれだけ嫌がらせやイジメを受けたか。もし、えん兄ちゃんが来なかったら……」
「えっ、エンマが!」
思わず嬉しそうに喰い付いてしまった黛莉だ。自分の知らないところで力になってくれていたと聞かされただけで胸が高まる。
由梨亜が水を差すような台詞を投げてきた。
「でも死んだんだっけ? なんか偉そうにいろいろ言っていたわりには呆気なかったみたいじゃん」
途端に由梨亜と唯茉里は緊張を漲らせた。相対す姉の本気を見せつけられたからだ。
黛莉が具現化したのは多連装ロケット砲だ。幾つもの砲口が狙いを定めている。
「いいの、お姉ちゃん。まだ朝だよ、逢魔ヶ刻じゃないだけどな」
若干怯みは窺えるものの冷笑には違いない由梨亜へ、黛莉は肝を据えた声音で返す。
「跡形もないほど破壊して、誰にも見つからず逃亡すればいいだけのことよ」
「由梨亜も唯茉里もこっちに来てからの俺たちのことはよく知らないだろうから、言っておく」
フォローは自分の役目だとばかり入ってきた夬斗が告げた。
「黛莉は逢魔街で『最凶』と評判されるだけはあるぜ。兄に対してだって、平気で銃口を向けてくる。我が妹ながら惚れ惚れするほど忖度しない。つまり身内だろうがなんだろうが、関係なくいけるってことだな」
由梨亜たちだって、とメイド服の次女が息巻けば、夬斗は初めて笑う。危険な香りを漂わせる乾いた響きだ。
「それと俺が、家族と距離を取っていた理由はここにある。血縁とする情を残したら自分が危なくなると言い聞かせて生きてきた。この意味、解るな」
夬斗の言葉が終わった瞬間に、由梨亜と唯茉里はうめきを洩らした。あっという間に二人の身体は白き糸に巻かれている。これでは黛莉が撃ってきても身動きならない。
ふん、と由梨亜が鼻を鳴らした。本当に殺れんの? と挑発的に投げられる余裕がかき消えるまでそう時間はかからなかった。
次々と発射音が奏でられてくる。
一斉に火を吹いて飛んでくるロケット弾に由梨亜と唯茉里の姉妹は揃って目を見開く。
見ていたからこそ、顔を背けられた。
爆発が巻き起こっていく。黛莉が放った弾は悉く斬り裂かれ飛び散っていく。
誰だ! と夬斗が激しい問いに答える声はない。
返事がなくても姿を認めれば、夬斗と黛莉が瞠目する番だった。
和須如兄妹の相克に割り込む形で倉庫内に現れた姿。太い黒縁メガネをかけたぼさぼさ髪の青年である。短剣を手にしていれば、能力よって具現したものであることは知悉している。
なぜなら夬斗と黛莉が、ずっと行方を追い求めていた人物であったからだ。
黎銕円眞。一年前、自ら店先に立つ『クロガネ堂』の爆破と共に行方をくらました。屍体が見つからなかったため、死去には至っていないとする向きが強かったものの、ここは逢魔街だ。近年において出没する黒き怪物は屍体を貪り喰う。死の痕跡が残っていなくても不思議ではない。死んだ、とする可能性も充分にあった。
だが、こうして目前に現れた。
エンマ……と黛莉が呼ぶ声は濡れ、「良かった」と挙げた夬斗は喜色に溢れていた。
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