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第3部
第9章:対抗する者ー006ー
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気力だけでは続かなかった。
仇を目にした雪南は能力を発現する。代理人体を、姿を現した貴志へ差し向ける。
けれども戦斧を掲げ宙を行く白き女性の姿は、標的へ辿り着く前に消滅した。
雪南! と呼ぶ閻魔の声は円眞に近い。
呼ばれた相手はつんのまりように前へ倒れていた。
まだ身体のダメージは深い。
閻魔は膝をついて肩に手を当てれば、うつ伏した雪南は顔だけを上げる。許さない、とする言葉を何度も繰り返し放っている。
雪南……、と今度は優しく呼びながら閻魔というより円眞で抱き起こす。
「まったく『逢魔七人衆』の評判は最悪っていうところかしらね」
頭が痛いといった調子の彩香へ、閻魔の腕を借りて立ち上がった雪南は喰ってかかった。
「ワタシは反対だ、反対だからな。こんな連中と一緒になんかいられないぞ」
「あら、アンタも来る気だったの? なんてしらじらしいか。当然よね、えんちゃんのそばに、ずっといたいわよね」
「当然だ、ワタシは今度こそ円眞を守る力になる」
「けれどね、もう昔のままじゃいられないの。地獄の閻魔で認知されてしまった今となっては、その生存を知った逢魔街の神々が放っておくはずがない。アンタでは下手すれば足手まといになりかねないわ。そこは認めなさい」
ぐっと声に詰まる雪南だ。
「いいぜ、いいよ、殺せよ。雪南とか言ったか、殺しにこいよ」
挑発というより自棄っぱちに投げる貴志だ。数時間前は命乞いでジタバタしていた人物とは思えない。
彩香があらあらといった感じだ。
「らしくないわね、貴志」
「そりゃ、そうだろ。憬汰様と信じていた人が、実は違っていたなんて。もうこの世にはいなかったなんて。俺がやって来たことは、いったいなんだったんだよ」
「でも貴志が信じていた黎銕憬汰自体が何人目か解らないわよ。だけど、それは私たちも同じ。黎銕なる家は想像以上にタブーへ踏み込んでいるみたいね」
興味を湛えた顔は一瞬だった。すぐに貴志は首を激しく横に振った。
「なにを考えているんだ、彩香たちは。逢魔街の神々に狙われるようなヤツを俺たちのリーダーにしようとするなんて。いくつ命があったって足りないぞ」
「だけど『逢魔七人衆』の本来とする目的は、逢魔街の神々と名乗る能力者の排除だから」
驚くあまり返事が挙がらない相手は、貴志だけではない。横に付き添うデリラに、少し距離を置いた閻魔と雪南も含まれた。
彩香は続ける。
「神々とされる能力の威力は犯罪に利用どうこうのレベルじゃない。災害級のレベルだわ。それだけの能力者がかつて逢魔街に七人も集っていた。これがいかに危険か。国ごと消滅だって可能よ」
そんなこと……、と呟きかけた貴志が後の口を閉ざしたのは、彩香が真剣そのものだったからだ。
「貴志やデリラ、雪南も知らないでしょうけど、逢魔街の神々の一人『冴闇夕夜』の蛮行を見ていたら、いかに危険なものか。せめて抑制となる存在が必要と考えたくなる。私や夛麿や庵鯢・鶤霓、そして散っていった三人の仲間がそうよ」
「じゃあ逢魔街を征することを足がかりに能力者が確固たる地位を得た世界にするって言うのは、どうなってたんだよ」
貴志が震えるように訊く。
「黎銕の家に能力を所有する者はいなかった、という事実を突き止めたって言ったら信じる?」
「信じるとして、それじゃ、憬汰様とその一族は何を狙っていたんだ」
「さぁー。ただ解っていることは、スキルと呼ばれるようになった能力を研究し利用するためなら欺瞞を弄すし、犠牲も厭わない連中ということよ」
貴志は力なく首を落とした。俺も騙されていたってことか……、とする独り言を洩らした。
彩香さん、と円眞の口調で呼ぶ声だ。
片膝を付く体勢を崩していない彩香がつい「なあに」と気安く返事したくらいである。
釣られたのは呼んだほうもだった。
「彩香さん、僕、やるよ。逢魔七人衆のリーダーになる」
円眞! と雪南は反対ゆえの咎めるような声調だ。それが別の意味で気づきをもたらす。
「そ、そうだ。僕じゃなかった……余は彩香たちの提案を引き受ける代わりに、こちらからも頼みたいことがある」
閻魔として威厳を取り戻そうとする姿が却って円眞を想起させる。
おかげでちょっとばかりズッコケた雪南は強く出られない。
「お伺いします」
答える彩香は懸命に真面目ぶろうとしているのは傍目でもよく解った。
口調は閻魔だが、風情は円眞といった感じで語りだす。
「僕……じゃない余は逢魔街の神々に対抗する存在となれるよう努力しよう。ただし世界征服の志しは失わないつもりだ。加えてこれから黎銕一族について調査し、結果次第では対応していきたいと思うが、どうだろうか?」
すぐに返答がなかったせいか、閻魔より円眞に近いせいか慌てて言う。
「いきなり結論を出せというのも厳しい話しだな。皆で話し合ってからで良い」
はっきり笑みが浮かんだのは彩香だけではない。片膝を付く他の三人もだった。
「我らこそ主導者になって欲しいと依頼しているのです。そんなご気遣いは無用です」
靖大が答えれば、庵鯢と鶤霓も続く。
「我らに検討の余地など与えず、命令できる立場だと思っていただいて結構です」
「でもこれで実力だけでなく人柄においても信を置けそうで嬉しく思っております」
空気が和む一方で、逆に険しくなる者もいた。
冗談じゃねーぞ! これまでのイメージをかなぐり捨てて貴志が叫ぶ。
「なに、呑気にほざいてるんだ。神なんて呼ばれる連中へ敵うのかよ。それに『逢魔七人衆』なんてこの街じゃ、目の敵にされているようなもんじゃないか。俺たちだけでは勝算なんてあるわけないだろ」
「あら、貴志。自分をメンツに入れて考えているみたいね。説得する手間が省けて嬉しいわ」
彩香の余裕さえ感じさせる態度だ。
ふざけ……、と言いかけた貴志だが相手に思惑があることを表情から読み取った。少し年上の女性が自分などよりずっと老獪な人物と認識している。策を打っていないはずがない。
実際、口許に微笑を閃かす彩香だ。
「ある巨大組織が条件が整うなら、と私たちのバックアップを約束してくれた」
「どこなんだ、こんな俺たちの力になろうなんて、酔狂な連中は」
貴志が自嘲気味に歪めた口はもたらされた答えで唖然として開く。
異能力世界協会。世界最大とされる能力者が集う組織名が告げられた。
仇を目にした雪南は能力を発現する。代理人体を、姿を現した貴志へ差し向ける。
けれども戦斧を掲げ宙を行く白き女性の姿は、標的へ辿り着く前に消滅した。
雪南! と呼ぶ閻魔の声は円眞に近い。
呼ばれた相手はつんのまりように前へ倒れていた。
まだ身体のダメージは深い。
閻魔は膝をついて肩に手を当てれば、うつ伏した雪南は顔だけを上げる。許さない、とする言葉を何度も繰り返し放っている。
雪南……、と今度は優しく呼びながら閻魔というより円眞で抱き起こす。
「まったく『逢魔七人衆』の評判は最悪っていうところかしらね」
頭が痛いといった調子の彩香へ、閻魔の腕を借りて立ち上がった雪南は喰ってかかった。
「ワタシは反対だ、反対だからな。こんな連中と一緒になんかいられないぞ」
「あら、アンタも来る気だったの? なんてしらじらしいか。当然よね、えんちゃんのそばに、ずっといたいわよね」
「当然だ、ワタシは今度こそ円眞を守る力になる」
「けれどね、もう昔のままじゃいられないの。地獄の閻魔で認知されてしまった今となっては、その生存を知った逢魔街の神々が放っておくはずがない。アンタでは下手すれば足手まといになりかねないわ。そこは認めなさい」
ぐっと声に詰まる雪南だ。
「いいぜ、いいよ、殺せよ。雪南とか言ったか、殺しにこいよ」
挑発というより自棄っぱちに投げる貴志だ。数時間前は命乞いでジタバタしていた人物とは思えない。
彩香があらあらといった感じだ。
「らしくないわね、貴志」
「そりゃ、そうだろ。憬汰様と信じていた人が、実は違っていたなんて。もうこの世にはいなかったなんて。俺がやって来たことは、いったいなんだったんだよ」
「でも貴志が信じていた黎銕憬汰自体が何人目か解らないわよ。だけど、それは私たちも同じ。黎銕なる家は想像以上にタブーへ踏み込んでいるみたいね」
興味を湛えた顔は一瞬だった。すぐに貴志は首を激しく横に振った。
「なにを考えているんだ、彩香たちは。逢魔街の神々に狙われるようなヤツを俺たちのリーダーにしようとするなんて。いくつ命があったって足りないぞ」
「だけど『逢魔七人衆』の本来とする目的は、逢魔街の神々と名乗る能力者の排除だから」
驚くあまり返事が挙がらない相手は、貴志だけではない。横に付き添うデリラに、少し距離を置いた閻魔と雪南も含まれた。
彩香は続ける。
「神々とされる能力の威力は犯罪に利用どうこうのレベルじゃない。災害級のレベルだわ。それだけの能力者がかつて逢魔街に七人も集っていた。これがいかに危険か。国ごと消滅だって可能よ」
そんなこと……、と呟きかけた貴志が後の口を閉ざしたのは、彩香が真剣そのものだったからだ。
「貴志やデリラ、雪南も知らないでしょうけど、逢魔街の神々の一人『冴闇夕夜』の蛮行を見ていたら、いかに危険なものか。せめて抑制となる存在が必要と考えたくなる。私や夛麿や庵鯢・鶤霓、そして散っていった三人の仲間がそうよ」
「じゃあ逢魔街を征することを足がかりに能力者が確固たる地位を得た世界にするって言うのは、どうなってたんだよ」
貴志が震えるように訊く。
「黎銕の家に能力を所有する者はいなかった、という事実を突き止めたって言ったら信じる?」
「信じるとして、それじゃ、憬汰様とその一族は何を狙っていたんだ」
「さぁー。ただ解っていることは、スキルと呼ばれるようになった能力を研究し利用するためなら欺瞞を弄すし、犠牲も厭わない連中ということよ」
貴志は力なく首を落とした。俺も騙されていたってことか……、とする独り言を洩らした。
彩香さん、と円眞の口調で呼ぶ声だ。
片膝を付く体勢を崩していない彩香がつい「なあに」と気安く返事したくらいである。
釣られたのは呼んだほうもだった。
「彩香さん、僕、やるよ。逢魔七人衆のリーダーになる」
円眞! と雪南は反対ゆえの咎めるような声調だ。それが別の意味で気づきをもたらす。
「そ、そうだ。僕じゃなかった……余は彩香たちの提案を引き受ける代わりに、こちらからも頼みたいことがある」
閻魔として威厳を取り戻そうとする姿が却って円眞を想起させる。
おかげでちょっとばかりズッコケた雪南は強く出られない。
「お伺いします」
答える彩香は懸命に真面目ぶろうとしているのは傍目でもよく解った。
口調は閻魔だが、風情は円眞といった感じで語りだす。
「僕……じゃない余は逢魔街の神々に対抗する存在となれるよう努力しよう。ただし世界征服の志しは失わないつもりだ。加えてこれから黎銕一族について調査し、結果次第では対応していきたいと思うが、どうだろうか?」
すぐに返答がなかったせいか、閻魔より円眞に近いせいか慌てて言う。
「いきなり結論を出せというのも厳しい話しだな。皆で話し合ってからで良い」
はっきり笑みが浮かんだのは彩香だけではない。片膝を付く他の三人もだった。
「我らこそ主導者になって欲しいと依頼しているのです。そんなご気遣いは無用です」
靖大が答えれば、庵鯢と鶤霓も続く。
「我らに検討の余地など与えず、命令できる立場だと思っていただいて結構です」
「でもこれで実力だけでなく人柄においても信を置けそうで嬉しく思っております」
空気が和む一方で、逆に険しくなる者もいた。
冗談じゃねーぞ! これまでのイメージをかなぐり捨てて貴志が叫ぶ。
「なに、呑気にほざいてるんだ。神なんて呼ばれる連中へ敵うのかよ。それに『逢魔七人衆』なんてこの街じゃ、目の敵にされているようなもんじゃないか。俺たちだけでは勝算なんてあるわけないだろ」
「あら、貴志。自分をメンツに入れて考えているみたいね。説得する手間が省けて嬉しいわ」
彩香の余裕さえ感じさせる態度だ。
ふざけ……、と言いかけた貴志だが相手に思惑があることを表情から読み取った。少し年上の女性が自分などよりずっと老獪な人物と認識している。策を打っていないはずがない。
実際、口許に微笑を閃かす彩香だ。
「ある巨大組織が条件が整うなら、と私たちのバックアップを約束してくれた」
「どこなんだ、こんな俺たちの力になろうなんて、酔狂な連中は」
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