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第7章
ストレスか加虐性向か
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手塚がビニールシートに包んだ猫の死骸を抱え、咲良と真壁がスコップを持って動物塚に向かう。そこはミカエルで亡くなった動物を葬る為の塚である。3人は一様に口が重かった。
「・・・・・可哀そうに。痛かっただろうね・・・。」
「・・・・そうだな。」
咲良の呟きに真壁が小さく呟いた。手塚は無言であった。塚に着くと2人は穴を深めに掘り、手塚が中に死骸を収めると手を合わせた。真壁は頭を垂れ、咲良は十字を切った。
「・・・・一体、誰がこんな事をするんだよ。」
「猫に恨みがあったって事かな・・・・?」
真壁と咲良は何の為に犯人がこんな事をしたのか分からなかった。それに対して手塚が答える。
「大まかに見て猫や犬の虐待には2つの理由が考えられる。1つは鬱憤の捌け口だ。何らかのストレスを晴らすのに、自分よりも遥かに弱い小動物を捌け口にする場合。」
「例えばどんなストレスだ?」
「ミカエルの生徒の犯行だとするなら、家庭内の問題だとか、異性感のトラブルだとか、いじめだとか。」
「いじめ?」
「いじめられていて、強い復讐心があるが、やり返す事が出来ない。それで犬や猫に捌け口が向く。」
「なんだよ、それ。それで関係ない猫をこんな無残に殺すのかよ。そんな奴だからいじめられるんじゃないのか?」
真壁は不快そうに吐き捨てた。ミカエル最強の真壁には卑屈な行動に憤りを通り越して吐き気しかない。
「もう1つの理由は?」
咲良は手塚に問うた。
「もう1つは、加虐性向がある場合だ。」
「かぎゃくせいこうって・・・・何?」
「動物に苦痛を与える事に快感を覚える人間だ。加虐に性的な快感を覚える。悪い事だという認識も全くない。」
「・・・・・・・。」
咲良はこの様な異常な人間が存在する事に絶句した。
「おいおい。そんなサイコパス野郎がミカエルに居るのかよ?」
「まだ、どっちのタイプなのかは分からないが・・・・・。動物虐待は年々増加する傾向にあるんだ。どこの学校に居ても不思議はない。」
「・・・・・・・。」
「・・・・・・・。」
「現実にミカエルでこういう事件が起こっている。一つ言えるのは一回限りで犯行が終わるという事はない。大体このような事件は段々エスカレートしていく。猫から子供、女性、お年寄り。自分より弱い者を狙って。」
「ふざけた野郎だ。許せんな。絶対とっ捕まえてやる。」
手塚の話を聞いた真壁は、正義感に打ち震えた。
「でも、私たちからしたらとんでもない話だけど、犯人からしたら自分でも止められない欲求に悩んでいるのかも・・・・助けが必要だよ。」
咲良は犯人にもそうしなければならない何らかの理由があるのではと、思いを馳せた。
「助けが必要?生まれながらのイカれた悪党かもしれんぞ。」
真壁は咲良の意見に懐疑的だ。
「どんな奴が犯人か分からないが、これ以上、犯行を犯させないのが重要な事だ。どんな理由があっても、猫を面白半分に殺して女子トイレに詰める様な事は止めさせなければ。」
「そうだな。」
「うん。」
手塚の意見に2人は同意して、死骸を埋葬した。
「・・・・・可哀そうに。痛かっただろうね・・・。」
「・・・・そうだな。」
咲良の呟きに真壁が小さく呟いた。手塚は無言であった。塚に着くと2人は穴を深めに掘り、手塚が中に死骸を収めると手を合わせた。真壁は頭を垂れ、咲良は十字を切った。
「・・・・一体、誰がこんな事をするんだよ。」
「猫に恨みがあったって事かな・・・・?」
真壁と咲良は何の為に犯人がこんな事をしたのか分からなかった。それに対して手塚が答える。
「大まかに見て猫や犬の虐待には2つの理由が考えられる。1つは鬱憤の捌け口だ。何らかのストレスを晴らすのに、自分よりも遥かに弱い小動物を捌け口にする場合。」
「例えばどんなストレスだ?」
「ミカエルの生徒の犯行だとするなら、家庭内の問題だとか、異性感のトラブルだとか、いじめだとか。」
「いじめ?」
「いじめられていて、強い復讐心があるが、やり返す事が出来ない。それで犬や猫に捌け口が向く。」
「なんだよ、それ。それで関係ない猫をこんな無残に殺すのかよ。そんな奴だからいじめられるんじゃないのか?」
真壁は不快そうに吐き捨てた。ミカエル最強の真壁には卑屈な行動に憤りを通り越して吐き気しかない。
「もう1つの理由は?」
咲良は手塚に問うた。
「もう1つは、加虐性向がある場合だ。」
「かぎゃくせいこうって・・・・何?」
「動物に苦痛を与える事に快感を覚える人間だ。加虐に性的な快感を覚える。悪い事だという認識も全くない。」
「・・・・・・・。」
咲良はこの様な異常な人間が存在する事に絶句した。
「おいおい。そんなサイコパス野郎がミカエルに居るのかよ?」
「まだ、どっちのタイプなのかは分からないが・・・・・。動物虐待は年々増加する傾向にあるんだ。どこの学校に居ても不思議はない。」
「・・・・・・・。」
「・・・・・・・。」
「現実にミカエルでこういう事件が起こっている。一つ言えるのは一回限りで犯行が終わるという事はない。大体このような事件は段々エスカレートしていく。猫から子供、女性、お年寄り。自分より弱い者を狙って。」
「ふざけた野郎だ。許せんな。絶対とっ捕まえてやる。」
手塚の話を聞いた真壁は、正義感に打ち震えた。
「でも、私たちからしたらとんでもない話だけど、犯人からしたら自分でも止められない欲求に悩んでいるのかも・・・・助けが必要だよ。」
咲良は犯人にもそうしなければならない何らかの理由があるのではと、思いを馳せた。
「助けが必要?生まれながらのイカれた悪党かもしれんぞ。」
真壁は咲良の意見に懐疑的だ。
「どんな奴が犯人か分からないが、これ以上、犯行を犯させないのが重要な事だ。どんな理由があっても、猫を面白半分に殺して女子トイレに詰める様な事は止めさせなければ。」
「そうだな。」
「うん。」
手塚の意見に2人は同意して、死骸を埋葬した。
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