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39.2点から
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イサナミさんが出ていって数分経っただろうか。
男性を連れてイサナミさんが戻ってきた。
「あの男がギルドマスターなのか?」って。
イサナミさんが連れてくるって言ったのだからそうなのだろう。
というか、この流れで別の人を連れて来られても困るだけだし、もし全く別の人だった場合は「誰っ!」ってツッコむだろうね。
「それはそれで見てみたいね」って。
そうなったらそうなったでホントにツッコみはしないだろうけどね。
「しないのかよ!」って。
ナイスツッコみ。
そんな僕の戸惑いを感じたのか、イサナミさんは僕に微笑んできた。
「ションゴンくん達は初めて会うから紹介するわ。ここのギルドマスターのベルガルさんよ」
「初めまして、ギルドマスターのベルガルだ」
イサナミさんから紹介されたベルガルさんは僕達に微笑みかけてくれた。
そんなベルガルさんの見た目は40代半ばで、街を歩けばオバサマ達にきゃ~きゃ~言われるようなダンディなオジサマだった。
『初めまして。よろしくお願いします』
事が事なので流石に時間のかかる僕達の自己紹介は無しにして、とりあえず挨拶しながら軽く頭を下げた。
「ふふっ」
そんな対応をしたらなぜかベルガルさんから笑われた。
なぜ笑われたのかわからない僕は首を傾げた。
「何がおかしんですか?」
「そうです!不謹慎です!」
僕としては別に不謹慎とまでは思わないけど、イサナミさんとフィーナさんはかなり怒っているみたいでベルガルさんを睨みつけた。
「すまない」
そう謝りつつも、まだ小さく笑っているベルガルさんをイサナミとフィーナさんがさらに鋭い眼差しで睨みつけるも、ベルガルさんの笑いは止まらない。
ただ「初めまして」と挨拶をして軽く頭を下げたことがそこまで面白いことなのかな?と僕はさらに首を傾げた。
そんな僕を見てまたさらに眼差しを鋭くしたイサナミさん。
そんなイサナミさんを見ていると、ベルガルさんはそろそろ笑うのをやめた方がいいような気もするけど、ベルガルさんの笑いはやっぱり止まらない。
「ギルマス?」
少しトーンを落とした声でイサナミさんが呼びかけると、ベルガルさんは「んんっ」と表情を引き締めた。
「いや、君たちが新人冒険者らしくないと思ってね」
そう言って苦笑する横でさっきまで怒っていたはずのフィーナさんは頷いていた。
「新人冒険者らしくない、ですか?」
ションゴンが聞き返す隣で、まさかそんなことを言われるなんて思いもよらなかった僕は内心は驚いていた。
というか、ルーファさんも頷いていたということは、ルーファさんも僕達のことを新人冒険者らしくないと思っていた、ということだよね。
それも驚きなのだけど。
「普通、ルーキーイーターの標的になったかもしれない状況で新人冒険者はそこまで落ち着けないよ。
それに、新人冒険者はギルドマスターの私と会うと驚きから挙動不審になるのに、君たちはそうはならなかった。
その2点から言って、君たちは新人冒険者らしくないのさ」
その言葉は確かにと思う点もあり、新人冒険者らしくないと納得しかけたが、あいにくと僕達は誰がなんと言おうと新人冒険者なのである。
「いや。そこは納得しろよ」だって?
絶対に納得しないよ。
「いや、どう考えてもベルガルの意見が正しいだろ」か。
ベルガルさんの言葉を聞いたフィーナさんは大きく何度も頷いているし、イサナミさんやルーファさん達は「あ~」と言ってこっちも納得していた。
だけど僕は認めないね。絶対認めないね!
「頑固者め!」か。
頑固者で結構。
「それもこれもカリスナから訓練してもらったおかげなのかな?」
「おい。お前達がカリスナから訓練してもらっていたことを知られているぞ」って。
それは昨日あんなけギルド内で話題になれば自然と耳に入るだろう。
例えそれでベルガルさんの耳に入らなかったとしても、ギルマスなんだからイサナミさんあたりから情報を聞くだろうし。
「それもそうか」だろ。
なのでベルガルさんの口からその情報が出てきたところで驚くべきことではないね。
「それはあるかもしれませんね」
ションゴンも特に驚いた様子もなく認めていた。
「ふむ。なら、うちの新人冒険者達もカリスナに訓練してもらえれば、いい冒険者に成長してくれるかもしれませんね」
「あいにくと、俺は冒険者を育成する人間じゃねーぞ」
男性を連れてイサナミさんが戻ってきた。
「あの男がギルドマスターなのか?」って。
イサナミさんが連れてくるって言ったのだからそうなのだろう。
というか、この流れで別の人を連れて来られても困るだけだし、もし全く別の人だった場合は「誰っ!」ってツッコむだろうね。
「それはそれで見てみたいね」って。
そうなったらそうなったでホントにツッコみはしないだろうけどね。
「しないのかよ!」って。
ナイスツッコみ。
そんな僕の戸惑いを感じたのか、イサナミさんは僕に微笑んできた。
「ションゴンくん達は初めて会うから紹介するわ。ここのギルドマスターのベルガルさんよ」
「初めまして、ギルドマスターのベルガルだ」
イサナミさんから紹介されたベルガルさんは僕達に微笑みかけてくれた。
そんなベルガルさんの見た目は40代半ばで、街を歩けばオバサマ達にきゃ~きゃ~言われるようなダンディなオジサマだった。
『初めまして。よろしくお願いします』
事が事なので流石に時間のかかる僕達の自己紹介は無しにして、とりあえず挨拶しながら軽く頭を下げた。
「ふふっ」
そんな対応をしたらなぜかベルガルさんから笑われた。
なぜ笑われたのかわからない僕は首を傾げた。
「何がおかしんですか?」
「そうです!不謹慎です!」
僕としては別に不謹慎とまでは思わないけど、イサナミさんとフィーナさんはかなり怒っているみたいでベルガルさんを睨みつけた。
「すまない」
そう謝りつつも、まだ小さく笑っているベルガルさんをイサナミとフィーナさんがさらに鋭い眼差しで睨みつけるも、ベルガルさんの笑いは止まらない。
ただ「初めまして」と挨拶をして軽く頭を下げたことがそこまで面白いことなのかな?と僕はさらに首を傾げた。
そんな僕を見てまたさらに眼差しを鋭くしたイサナミさん。
そんなイサナミさんを見ていると、ベルガルさんはそろそろ笑うのをやめた方がいいような気もするけど、ベルガルさんの笑いはやっぱり止まらない。
「ギルマス?」
少しトーンを落とした声でイサナミさんが呼びかけると、ベルガルさんは「んんっ」と表情を引き締めた。
「いや、君たちが新人冒険者らしくないと思ってね」
そう言って苦笑する横でさっきまで怒っていたはずのフィーナさんは頷いていた。
「新人冒険者らしくない、ですか?」
ションゴンが聞き返す隣で、まさかそんなことを言われるなんて思いもよらなかった僕は内心は驚いていた。
というか、ルーファさんも頷いていたということは、ルーファさんも僕達のことを新人冒険者らしくないと思っていた、ということだよね。
それも驚きなのだけど。
「普通、ルーキーイーターの標的になったかもしれない状況で新人冒険者はそこまで落ち着けないよ。
それに、新人冒険者はギルドマスターの私と会うと驚きから挙動不審になるのに、君たちはそうはならなかった。
その2点から言って、君たちは新人冒険者らしくないのさ」
その言葉は確かにと思う点もあり、新人冒険者らしくないと納得しかけたが、あいにくと僕達は誰がなんと言おうと新人冒険者なのである。
「いや。そこは納得しろよ」だって?
絶対に納得しないよ。
「いや、どう考えてもベルガルの意見が正しいだろ」か。
ベルガルさんの言葉を聞いたフィーナさんは大きく何度も頷いているし、イサナミさんやルーファさん達は「あ~」と言ってこっちも納得していた。
だけど僕は認めないね。絶対認めないね!
「頑固者め!」か。
頑固者で結構。
「それもこれもカリスナから訓練してもらったおかげなのかな?」
「おい。お前達がカリスナから訓練してもらっていたことを知られているぞ」って。
それは昨日あんなけギルド内で話題になれば自然と耳に入るだろう。
例えそれでベルガルさんの耳に入らなかったとしても、ギルマスなんだからイサナミさんあたりから情報を聞くだろうし。
「それもそうか」だろ。
なのでベルガルさんの口からその情報が出てきたところで驚くべきことではないね。
「それはあるかもしれませんね」
ションゴンも特に驚いた様子もなく認めていた。
「ふむ。なら、うちの新人冒険者達もカリスナに訓練してもらえれば、いい冒険者に成長してくれるかもしれませんね」
「あいにくと、俺は冒険者を育成する人間じゃねーぞ」
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