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29.反省返せ!
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夜7時前。
騎士団の詰所に行くとすでにたくさんの騎士が集まっていた。
そんな中、俺はガイアスさんの肩に姿を現した。
「こんばんわ、ガイアスさん」
「こんばんわ、レイン様」
「レインくん!」
オルフィールさんが俺をつかまえようと手を伸ばしてくるが、ガイアスさんが顔を押さえることで止めた。
「オルフィール。これから作戦なんですから、そういうのは無しでお願いします」
「はい」
落ち込みながら下がるオルフィールさん。
そんなオルフィールさんの姿にみんなが苦笑した。
おかげで緊張もほぐれたからいいのかな。
とも思いつつも俺も内心苦笑した。
〉こんな時でもブレないオルフィールwww
〉スゲーメンタルだなwww
〉どんだけ可愛いモノ好きなんだよwww
〉ちょっとは自重しろwww
〉でも、少し場の雰囲気が和らいだからいいんじゃね?
〉いいのか?
〉いいことにしとこうwww
「じゃあ、レイン様お願い出来ますか?」
「はい」
俺はアジトの屋根に待機させていたドローンからサーチを発動させて中の人の場所を確認し、それを立体映像の中に表示した。
〉なぁ
〉なんだ?
〉レインが何気なくやってるせいで普通に見ちまってるけどさ、複数の場所で複数の魔法を同時に発動させてるって異常じゃね?
〉はっ!
〉そういえば!
〉確かに異常よね!
〉やっぱりレインはバケモノか!
《はいはい。バケモノですよ》
何度も何度もバケモノ呼ばわりされて、違うと訂正しても聞いてくれないとなると、もう言っても意味無いなと諦めたので普通に受け入れてやる。
〉スゲー適当に返された!
〉否定しなくなっただと!?
〉それでいいのか!?
〉ちゃんと反応しろ!
《作戦中なのにか?》
〉ごめんなさい
〉作戦に集中してください
〉でも、出来ればなんでそんなことが出来るのか教えて下さい
《並列思考が進化したマルチタスクのスキルのおかげだな》
これはいつの間にか進化していたスキルで、最初見た時は「なんだコレ?」と思ったぐらいだ。
〉マジか!
〉スキルの進化だと!
〉どこまでバケモノになる気だ!
作戦中だと言ったのにまた騒ぎだしたリスナー達は無視しよう。
「西の建物の一階に12、二階に17。東の建物の一階に16、二階に19ですか」
「それなりの数がいるな」
「えぇ。これは屋根の上から二階の窓への突入もしたほうがよさそうですね」
「そうですね。なのでロープの準備を」
人数を確認したことで変更する点などをガイアスさん達は話し合っていた。
「とりあえず、屋根の上に人員の配置が終わるまで地上部隊は少し離れたこことここに待機。配置が終われば一斉突入、制圧でいきましょう」
『はい!』
「移動に二十分、制圧に十分を目安に、7時半までには二箇所のアジトの制圧を行います」
『はい!』
〉作戦の立て直しですでに5分は経ってるのに、7時半終了ってムリじゃないの?
《忘れているみたいだから言うが、こっちの1時間は100分だぞ》
俺はこの数ヶ月の間見ていたから慣れたが、やっぱりリスナー達は間違えるか。
〉あっ!
〉そうだった!
〉だから7時半は7時50分か!
〉レインに間違えるなよって言ったのに!
〉俺達が間違えてるじゃねーか!
〉でも、こっちの時間に慣れると現実で困るからなんとも言えねーけどな
〉とりあえずは毎回レインに訂正してもらいましょう
〉それがいいな
〉そうしよう
なんか勝手なこと言っているが、訂正しなければしないで面倒くさいことになるだろうから、結局は俺が訂正するしかないのか。
と、内心ため息を吐いていると、
「では、レイン様。行ってまいります」
作戦が決まったのでガイアスさんがそう言いながら敬礼すると、オルフィールさん含め他の騎士達を敬礼してきた。なので、俺も敬礼を返す。
「お気をつけて。無事に帰ってきてください」
俺の言葉に笑顔で頷くガイアスさん。
「では行動開始!」
詰所を出ていくガイアスさん達を見送ってから俺はドローンを消した。
ガイアスさん達が戻ってくるまですることのなくなった俺は、両サイドですやすやと眠っている二人の頭を軽く撫でた。
〉なぁ、レイン
《なんだ?》
〉ついていかなくてもよかったのか?
《ガイアスさんがそれでいいと言ったんだから、無理についていくわけにはいかないだろ》
ついていったところで邪魔になるだけかもしれないし。
〉でも、レインがついていけばもっと楽に制圧できるんじゃねーの?
〉ってか、お前一人でも楽に制圧できるんじゃね?
〉それからガイアスさん達に引き渡せばよかったんじゃないの?
《それは違うだろ》
〉なにが違うんだよ
《やってみないとわからないが、確かに俺一人でも制圧できたかもしれない》
ただし、制圧用の魔法を作ったりするのに時間がかかるだろうし、制圧したあとにどうやって引き渡すかとか引き渡す時の説明をどうするかとか色々と問題は出てくるだろう。
〉かもしれないじゃないだろ
〉できた、だろ
〉確実だろうな
〉100%よね
ここらへんの言葉に反応してると話が先に進まないので無視しよう。
《でも、それはガイアスさん達の仕事を奪うことでもあって、よっぽどのことがない限りやってはいけないことなんだよ》
〉それもそうかもしれないけど
〉それでもガイアス達が制圧するより安全に確実に制圧出来るほうがよくね?
〉それに、もしかしたら今、この瞬間によっぽどのことが起きてるかもしれないだろ
《かもしれないな》
〉だったら
《でもだ》
昼間のガイアスさんの目は、ここから先は自分達の仕事だ、と言っていた。あんな目で見られたら、その先へ踏み込むなんて俺には出来ない。
《よっぽどのことが起きる可能性も考えたうえでガイアスさんは俺の役割はここまでと決めたんだ。だったら俺に出来ることは信じて待つことだけなんだよ》
〉そうか
〉信じる、か
〉カッコいいじゃねーか、レイン
〉赤ちゃんなのにそこまで考えているなんて………
〉なんだか、なんでもレイン一人で魔法でパパっと終わらせればいいと考えてた俺達って考えの浅い人間なんだな
〉そうよね。役割って大切よね
〉なんでもかんでも出来るヤツがやればいいってわけじゃないんだな
〉勉強になったな
なんだかしんみりとなってきたので、ここらで一度はしごを外してみよう。
《とか言いつつ、一応しっかりとガイアスさん達にはドローンをくっつけているんだけどな》
〉おいぃぃぃ!
〉さっきまでのいい感じはなんだ!
〉せっかく関心してたのに!
〉ムダに感動したじゃねーか!
〉俺達の反省返せ!
うん。やっぱりリスナー達はこれぐらい元気じゃないとな。
《だってさ。流石に俺達の件の後始末頼んでるのに、あとは任せたと言ってホントに放置とはいかないだろ》
〉そうだろうけど!
〉だったら最初からそう言え!
〉ムダにカッコつけんじゃねーよ!
カッコつけたわけではない。というか、こっちの話を聞いてムダにしんみりとしたのはリスナー達だ。なので俺からすれば、そんなこと言われても逆ギレだと言いたくなる。
とはいえ、せっかく明るい流れになったのでもう少し煽っておくか。
《アハハ!一度こういうことを言ってみたかったから気持ちいい~!》
〉くぅー!
〉こっちはなんかやられた気分だから気持ち悪い!
〉なんで俺はあんなにしんみりしちまったんだ!
〉うわ~。ハズ~
〉やべぇ。顔が火照ってきた
〉ってか、ドローンつけてるならどんな状況か見ようぜ!
〉そうだ!確認のために見たほうがいいだろ!
《よし。眠いから寝る》
〉おい見せろ!
〉寝るな!
〉レイン!レイン!!
《うるさいな》
〉だったら見せろ!
《ガイアスさん達につけたドローンは危険になった時にアラームがなる機能だけのドローンだから見ることはできません。おやすみなさい》
〉レイン!
〉見せろ!
〉寝るな!
〉起きろ!
〉レイン?
〉レインく~ん
〉レイン~?
〉お~い
あいにくと本気で眠いのでリスナー無視で寝ます。おやすみ。
騎士団の詰所に行くとすでにたくさんの騎士が集まっていた。
そんな中、俺はガイアスさんの肩に姿を現した。
「こんばんわ、ガイアスさん」
「こんばんわ、レイン様」
「レインくん!」
オルフィールさんが俺をつかまえようと手を伸ばしてくるが、ガイアスさんが顔を押さえることで止めた。
「オルフィール。これから作戦なんですから、そういうのは無しでお願いします」
「はい」
落ち込みながら下がるオルフィールさん。
そんなオルフィールさんの姿にみんなが苦笑した。
おかげで緊張もほぐれたからいいのかな。
とも思いつつも俺も内心苦笑した。
〉こんな時でもブレないオルフィールwww
〉スゲーメンタルだなwww
〉どんだけ可愛いモノ好きなんだよwww
〉ちょっとは自重しろwww
〉でも、少し場の雰囲気が和らいだからいいんじゃね?
〉いいのか?
〉いいことにしとこうwww
「じゃあ、レイン様お願い出来ますか?」
「はい」
俺はアジトの屋根に待機させていたドローンからサーチを発動させて中の人の場所を確認し、それを立体映像の中に表示した。
〉なぁ
〉なんだ?
〉レインが何気なくやってるせいで普通に見ちまってるけどさ、複数の場所で複数の魔法を同時に発動させてるって異常じゃね?
〉はっ!
〉そういえば!
〉確かに異常よね!
〉やっぱりレインはバケモノか!
《はいはい。バケモノですよ》
何度も何度もバケモノ呼ばわりされて、違うと訂正しても聞いてくれないとなると、もう言っても意味無いなと諦めたので普通に受け入れてやる。
〉スゲー適当に返された!
〉否定しなくなっただと!?
〉それでいいのか!?
〉ちゃんと反応しろ!
《作戦中なのにか?》
〉ごめんなさい
〉作戦に集中してください
〉でも、出来ればなんでそんなことが出来るのか教えて下さい
《並列思考が進化したマルチタスクのスキルのおかげだな》
これはいつの間にか進化していたスキルで、最初見た時は「なんだコレ?」と思ったぐらいだ。
〉マジか!
〉スキルの進化だと!
〉どこまでバケモノになる気だ!
作戦中だと言ったのにまた騒ぎだしたリスナー達は無視しよう。
「西の建物の一階に12、二階に17。東の建物の一階に16、二階に19ですか」
「それなりの数がいるな」
「えぇ。これは屋根の上から二階の窓への突入もしたほうがよさそうですね」
「そうですね。なのでロープの準備を」
人数を確認したことで変更する点などをガイアスさん達は話し合っていた。
「とりあえず、屋根の上に人員の配置が終わるまで地上部隊は少し離れたこことここに待機。配置が終われば一斉突入、制圧でいきましょう」
『はい!』
「移動に二十分、制圧に十分を目安に、7時半までには二箇所のアジトの制圧を行います」
『はい!』
〉作戦の立て直しですでに5分は経ってるのに、7時半終了ってムリじゃないの?
《忘れているみたいだから言うが、こっちの1時間は100分だぞ》
俺はこの数ヶ月の間見ていたから慣れたが、やっぱりリスナー達は間違えるか。
〉あっ!
〉そうだった!
〉だから7時半は7時50分か!
〉レインに間違えるなよって言ったのに!
〉俺達が間違えてるじゃねーか!
〉でも、こっちの時間に慣れると現実で困るからなんとも言えねーけどな
〉とりあえずは毎回レインに訂正してもらいましょう
〉それがいいな
〉そうしよう
なんか勝手なこと言っているが、訂正しなければしないで面倒くさいことになるだろうから、結局は俺が訂正するしかないのか。
と、内心ため息を吐いていると、
「では、レイン様。行ってまいります」
作戦が決まったのでガイアスさんがそう言いながら敬礼すると、オルフィールさん含め他の騎士達を敬礼してきた。なので、俺も敬礼を返す。
「お気をつけて。無事に帰ってきてください」
俺の言葉に笑顔で頷くガイアスさん。
「では行動開始!」
詰所を出ていくガイアスさん達を見送ってから俺はドローンを消した。
ガイアスさん達が戻ってくるまですることのなくなった俺は、両サイドですやすやと眠っている二人の頭を軽く撫でた。
〉なぁ、レイン
《なんだ?》
〉ついていかなくてもよかったのか?
《ガイアスさんがそれでいいと言ったんだから、無理についていくわけにはいかないだろ》
ついていったところで邪魔になるだけかもしれないし。
〉でも、レインがついていけばもっと楽に制圧できるんじゃねーの?
〉ってか、お前一人でも楽に制圧できるんじゃね?
〉それからガイアスさん達に引き渡せばよかったんじゃないの?
《それは違うだろ》
〉なにが違うんだよ
《やってみないとわからないが、確かに俺一人でも制圧できたかもしれない》
ただし、制圧用の魔法を作ったりするのに時間がかかるだろうし、制圧したあとにどうやって引き渡すかとか引き渡す時の説明をどうするかとか色々と問題は出てくるだろう。
〉かもしれないじゃないだろ
〉できた、だろ
〉確実だろうな
〉100%よね
ここらへんの言葉に反応してると話が先に進まないので無視しよう。
《でも、それはガイアスさん達の仕事を奪うことでもあって、よっぽどのことがない限りやってはいけないことなんだよ》
〉それもそうかもしれないけど
〉それでもガイアス達が制圧するより安全に確実に制圧出来るほうがよくね?
〉それに、もしかしたら今、この瞬間によっぽどのことが起きてるかもしれないだろ
《かもしれないな》
〉だったら
《でもだ》
昼間のガイアスさんの目は、ここから先は自分達の仕事だ、と言っていた。あんな目で見られたら、その先へ踏み込むなんて俺には出来ない。
《よっぽどのことが起きる可能性も考えたうえでガイアスさんは俺の役割はここまでと決めたんだ。だったら俺に出来ることは信じて待つことだけなんだよ》
〉そうか
〉信じる、か
〉カッコいいじゃねーか、レイン
〉赤ちゃんなのにそこまで考えているなんて………
〉なんだか、なんでもレイン一人で魔法でパパっと終わらせればいいと考えてた俺達って考えの浅い人間なんだな
〉そうよね。役割って大切よね
〉なんでもかんでも出来るヤツがやればいいってわけじゃないんだな
〉勉強になったな
なんだかしんみりとなってきたので、ここらで一度はしごを外してみよう。
《とか言いつつ、一応しっかりとガイアスさん達にはドローンをくっつけているんだけどな》
〉おいぃぃぃ!
〉さっきまでのいい感じはなんだ!
〉せっかく関心してたのに!
〉ムダに感動したじゃねーか!
〉俺達の反省返せ!
うん。やっぱりリスナー達はこれぐらい元気じゃないとな。
《だってさ。流石に俺達の件の後始末頼んでるのに、あとは任せたと言ってホントに放置とはいかないだろ》
〉そうだろうけど!
〉だったら最初からそう言え!
〉ムダにカッコつけんじゃねーよ!
カッコつけたわけではない。というか、こっちの話を聞いてムダにしんみりとしたのはリスナー達だ。なので俺からすれば、そんなこと言われても逆ギレだと言いたくなる。
とはいえ、せっかく明るい流れになったのでもう少し煽っておくか。
《アハハ!一度こういうことを言ってみたかったから気持ちいい~!》
〉くぅー!
〉こっちはなんかやられた気分だから気持ち悪い!
〉なんで俺はあんなにしんみりしちまったんだ!
〉うわ~。ハズ~
〉やべぇ。顔が火照ってきた
〉ってか、ドローンつけてるならどんな状況か見ようぜ!
〉そうだ!確認のために見たほうがいいだろ!
《よし。眠いから寝る》
〉おい見せろ!
〉寝るな!
〉レイン!レイン!!
《うるさいな》
〉だったら見せろ!
《ガイアスさん達につけたドローンは危険になった時にアラームがなる機能だけのドローンだから見ることはできません。おやすみなさい》
〉レイン!
〉見せろ!
〉寝るな!
〉起きろ!
〉レイン?
〉レインく~ん
〉レイン~?
〉お~い
あいにくと本気で眠いのでリスナー無視で寝ます。おやすみ。
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