49 / 148
44.励ましは逆効果
しおりを挟む
《というわけでやってきました訓練場》
曾祖母さんから許可を貰えたので早速訓練場に来たわけだが、
〉やって来たな
〉レインがやって来たからオルフィールが訓練そっちのけでやって来て、ガイアスと戦ってるな
〉スゲー戦闘
〉あの二人スゴく強いぞ
うん。見えてるしスゴい戦闘音とかも聞こえてくるけど、
《さぁ、頑張って地下室作るぞ!》
〉現実逃避してるwww
〉露骨に無視しないであげてwww
〉他のみんなも呆れているけどwww
〉シーナ、フィーシャ、アルの三人は見ようともしてないしwww
〉騎士の中にはため息吐いてる人もいるしwww
〉どんだけカワイイモノ好きなんだよオルフィールwww
ホントにどんだけだよ。って言いたくなるくらいで、俺が訓練場に出てきて一秒もしないうちに接近してきた。
もしかして、カワイイモノレーダーでも持っているんじゃないのか?
とまあ、そんなことを考えてもムダだな。
《まずは》
〉無視したまま作業始めちゃったよwww
〉二人の戦いはどんどんエスカレートしてるのにwww
〉止めようともしないなんてwww
オルフィールさんのことはガイアスさんに丸投げして無視だ。
というわけで、棒型ドローンを新たに作って訓練場の隅に飛ばすととりあえず2m四方ぐらい四角になるように地面に線を描いた。
「タイロイナさん。あそこの下に試しに地下室を作るので、俺がいいと言うまではあの線の中に入らないように騎士達に伝えといてくれますか?」
「かしこまりました。
それと一ついいですか?」
「なんですか?」
「私にさん付けはいりませんのでタイロイナとお呼び下さい。あと、敬語も必要ありませんので」
いつかは言われるんじゃないかと思っていたことを言われた。
〉異世界転生では定番のやり取り
〉日本人の感覚だとどうしても年上にはさん付け敬語になるよな
〉こればかりは仕方ないな
《相手からこう言ってくれるとさん付け敬語を止めやすいんだけどね》
年上相手にいきなりため口でいくのはさすがにどうかと思うしね。
「わかったよ。タイロイナ」
「私達使用人に対してもさん付けや敬語はいりませんから」
ここぞとばかりにジルベイルが言ってきたので、もちろん俺はそれを受け入れる。
「わかったよ。ジルベイル」
そう言って笑顔を見せると、ジルベイルは恭しく頭を下げた。
「なんなら私のことはお姉ちゃんと呼んでもいいんですよ」
フィーシャがそんなことを言うと、
「お姉ちゃんと呼ぶなら私を呼ぶべきでしょう!」
まだガイアスと戦っているオルフィールがそんなことを叫んできた。
《ってか、あれだけガイアスと戦っていたのにそこら辺のことは聞き逃さないって、まだ余裕があったんだな》
ムダに関心してしまう。
〉まぁ、さすがに本気の戦いをするわけないだろうからね
〉それに、それだけレインからお姉ちゃんと呼ばれたいんだな
〉ってか、レインに関することには敏感に反応するんじゃね?
〉レインが来た時のあの反応の速さを考えればあり得るか………
《あり得てほしくはないんだが》
しかし、反応してくることを考えるとあり得てしまうのか。
《はぁ~》
〉赤ちゃんがスゲーため息吐いてるよwww
〉そりゃあストーカー以上に恐い相手に目をつけられたわけだしなwww
〉逃げれる気がしね~相手だしなwww
〉もういっそ諦めればお姉ちゃんと呼んでやれよwww
《諦められるか!》
ってか、諦めた瞬間にお持ち帰りされる未来が想像出来たので、軽く身震いした。
「いえ!お姉ちゃんと呼ばれるのは私です!」
「私です!」
ガイアスとの戦いを止めたオルフィールとフィーシャが向かいあって睨み合いを始めた。
〉どちらがお姉ちゃんと呼ばれるかで睨み合いを始めちゃったよwww
〉そこまでお姉ちゃんって呼ばれたいのかwww
〉どっちのことをお姉ちゃんと呼ぶんだ?
《だからどっちも呼ばねーよ!》
ってか、このムダな争いに終止符をうつために二人にもしっかりと宣言しておく。
「どっちもお姉ちゃんとは呼ばないからね」
『えーーーー!イタっ!』
驚いているオルフィールをガイアスが、フィーシャをアルが殴った。
「だったら私のことはお母さんって呼んでくれてもいいのよ」
シーナが唐突にそんなことをいうので少し吹き出してしまった。
〉呼ばれ方合戦の始まりか?
〉オルフィールとフィーシャはお姉ちゃんでシーナはお母さん
〉だったらジルベイルがお父さんでガイアスがお兄ちゃんか?
《勝手に話を大きくするのは止めろ》
とか言いつつも、シーナをお母さんと呼ぶのには抵抗がないので呼んでも良かったのだが、それをするとフィーシャとオルフィールがさらに激しく来そうだから言わない。
「じゃあ、私のことはユファ婆さまって呼んでもらおうかしら」
「えっ?曾お祖母さま?」
「ユファ婆さま、よ」
ちょっと予想外の人からの言葉に思考がフリーズする。
〉呼ばれ方合戦に曾祖母さん参戦!
〉これは予想外だ!
〉予想外すぎてレインがフリーズした!
〉まさか曾祖母さんが参戦するとは!
フリーズした思考をどうにか動かしながら曾祖母さんを見た。
「え~と、曾お祖母さま?」
「ユファ婆さま」
「え~と、曾お祖母」
「ユファ婆さま」
「曾お」
「ユファ婆さま」
「………」
〉とうとう食い気味に言ってきたwww
〉あまりの圧にレインも黙り込んじゃったよwww
〉これはもう呼ばないことには収まらないだろwww
〉でもレインはだんまりwww
黙り込んでいると、曾祖母さんが俺を抱き上げてきた。
「ユファ婆さまよ」
曾祖母さんは笑顔なのだが、その笑顔の圧がスゴかった。
〉やっぱり圧がスゴいwww
〉笑顔が怖いwww
〉そこまでして呼ばれたいかwww
〉さっさと呼んだほうがいいんじゃないか?
〉そうそう
〉呼び方としては間違ってないんだし?
《まぁ、確かに。オルフィールやフィーシャのことをお姉ちゃんと呼ぶよりかは戸惑いはないな》
なので、曾祖母さんを見ながら、
「ユファ婆さま」
「はい」
俺が呼ぶとユファ婆さまの圧は無くなり、普通の笑顔に戻ったのでホッとした。
〉すっごいイイ笑顔だ
〉それだけ呼ばれたかったってことか
〉何か理由でもあるのだろうか?
「曾お祖母さまっていうのも間違いではないのだけど、やっぱり年齢がいっているように感じてしまうのよね」
リスナーのコメントが見えているかのような完璧なタイミングでユファ婆さまが理由を答えた。
〉あ~
〉確かに曾祖母さんって年齢がいってる感じがするわね
〉そう言われると呼ばれたくはないわね
〉曾祖母さんって聞くと90くらいを想像するよな
〉でも、ユファ婆さまって十分若いよな
〉そんなに年齢いってるようには見えないよな
《いくら見た目が若く見えても、年齢は本人がどう感じるかってところだからな》
理由も納得したし、これからはユファ婆さまと呼ぶように気をつけないとな。
〉確かに
〉そうだよな
〉俺達がいくら若いと言ったところで本人が気にするかどうかだよな
《だからヘタに若いとか言っちゃダメなんだよな》
どんなにこっちが褒め言葉として言ったところで、相手が皮肉と受け取ったらその時点で褒め言葉は皮肉に変わってしまう。言葉とはなんとも難しいものなのだ。
〉気をつけないとな
〉ヘタな励ましは逆効果になるな
〉だったら素直にユファ婆さまって呼んでほうがいいよな
「ユファ婆さま」
「は~い」
スゴい笑顔のユファ婆さまとは対称的に、オルフィールとフィーシャはスゴい顔で俺を見てきていた。
〉あの二人はどうするんだ?
〉スゴい形相www
〉どんなに呼んでほしんだよwww
〉そんな顔するほどかwww
〉どうすんだ、レインwww
《呼ぶわけないだろ。無視だ無視》
曾祖母さんから許可を貰えたので早速訓練場に来たわけだが、
〉やって来たな
〉レインがやって来たからオルフィールが訓練そっちのけでやって来て、ガイアスと戦ってるな
〉スゲー戦闘
〉あの二人スゴく強いぞ
うん。見えてるしスゴい戦闘音とかも聞こえてくるけど、
《さぁ、頑張って地下室作るぞ!》
〉現実逃避してるwww
〉露骨に無視しないであげてwww
〉他のみんなも呆れているけどwww
〉シーナ、フィーシャ、アルの三人は見ようともしてないしwww
〉騎士の中にはため息吐いてる人もいるしwww
〉どんだけカワイイモノ好きなんだよオルフィールwww
ホントにどんだけだよ。って言いたくなるくらいで、俺が訓練場に出てきて一秒もしないうちに接近してきた。
もしかして、カワイイモノレーダーでも持っているんじゃないのか?
とまあ、そんなことを考えてもムダだな。
《まずは》
〉無視したまま作業始めちゃったよwww
〉二人の戦いはどんどんエスカレートしてるのにwww
〉止めようともしないなんてwww
オルフィールさんのことはガイアスさんに丸投げして無視だ。
というわけで、棒型ドローンを新たに作って訓練場の隅に飛ばすととりあえず2m四方ぐらい四角になるように地面に線を描いた。
「タイロイナさん。あそこの下に試しに地下室を作るので、俺がいいと言うまではあの線の中に入らないように騎士達に伝えといてくれますか?」
「かしこまりました。
それと一ついいですか?」
「なんですか?」
「私にさん付けはいりませんのでタイロイナとお呼び下さい。あと、敬語も必要ありませんので」
いつかは言われるんじゃないかと思っていたことを言われた。
〉異世界転生では定番のやり取り
〉日本人の感覚だとどうしても年上にはさん付け敬語になるよな
〉こればかりは仕方ないな
《相手からこう言ってくれるとさん付け敬語を止めやすいんだけどね》
年上相手にいきなりため口でいくのはさすがにどうかと思うしね。
「わかったよ。タイロイナ」
「私達使用人に対してもさん付けや敬語はいりませんから」
ここぞとばかりにジルベイルが言ってきたので、もちろん俺はそれを受け入れる。
「わかったよ。ジルベイル」
そう言って笑顔を見せると、ジルベイルは恭しく頭を下げた。
「なんなら私のことはお姉ちゃんと呼んでもいいんですよ」
フィーシャがそんなことを言うと、
「お姉ちゃんと呼ぶなら私を呼ぶべきでしょう!」
まだガイアスと戦っているオルフィールがそんなことを叫んできた。
《ってか、あれだけガイアスと戦っていたのにそこら辺のことは聞き逃さないって、まだ余裕があったんだな》
ムダに関心してしまう。
〉まぁ、さすがに本気の戦いをするわけないだろうからね
〉それに、それだけレインからお姉ちゃんと呼ばれたいんだな
〉ってか、レインに関することには敏感に反応するんじゃね?
〉レインが来た時のあの反応の速さを考えればあり得るか………
《あり得てほしくはないんだが》
しかし、反応してくることを考えるとあり得てしまうのか。
《はぁ~》
〉赤ちゃんがスゲーため息吐いてるよwww
〉そりゃあストーカー以上に恐い相手に目をつけられたわけだしなwww
〉逃げれる気がしね~相手だしなwww
〉もういっそ諦めればお姉ちゃんと呼んでやれよwww
《諦められるか!》
ってか、諦めた瞬間にお持ち帰りされる未来が想像出来たので、軽く身震いした。
「いえ!お姉ちゃんと呼ばれるのは私です!」
「私です!」
ガイアスとの戦いを止めたオルフィールとフィーシャが向かいあって睨み合いを始めた。
〉どちらがお姉ちゃんと呼ばれるかで睨み合いを始めちゃったよwww
〉そこまでお姉ちゃんって呼ばれたいのかwww
〉どっちのことをお姉ちゃんと呼ぶんだ?
《だからどっちも呼ばねーよ!》
ってか、このムダな争いに終止符をうつために二人にもしっかりと宣言しておく。
「どっちもお姉ちゃんとは呼ばないからね」
『えーーーー!イタっ!』
驚いているオルフィールをガイアスが、フィーシャをアルが殴った。
「だったら私のことはお母さんって呼んでくれてもいいのよ」
シーナが唐突にそんなことをいうので少し吹き出してしまった。
〉呼ばれ方合戦の始まりか?
〉オルフィールとフィーシャはお姉ちゃんでシーナはお母さん
〉だったらジルベイルがお父さんでガイアスがお兄ちゃんか?
《勝手に話を大きくするのは止めろ》
とか言いつつも、シーナをお母さんと呼ぶのには抵抗がないので呼んでも良かったのだが、それをするとフィーシャとオルフィールがさらに激しく来そうだから言わない。
「じゃあ、私のことはユファ婆さまって呼んでもらおうかしら」
「えっ?曾お祖母さま?」
「ユファ婆さま、よ」
ちょっと予想外の人からの言葉に思考がフリーズする。
〉呼ばれ方合戦に曾祖母さん参戦!
〉これは予想外だ!
〉予想外すぎてレインがフリーズした!
〉まさか曾祖母さんが参戦するとは!
フリーズした思考をどうにか動かしながら曾祖母さんを見た。
「え~と、曾お祖母さま?」
「ユファ婆さま」
「え~と、曾お祖母」
「ユファ婆さま」
「曾お」
「ユファ婆さま」
「………」
〉とうとう食い気味に言ってきたwww
〉あまりの圧にレインも黙り込んじゃったよwww
〉これはもう呼ばないことには収まらないだろwww
〉でもレインはだんまりwww
黙り込んでいると、曾祖母さんが俺を抱き上げてきた。
「ユファ婆さまよ」
曾祖母さんは笑顔なのだが、その笑顔の圧がスゴかった。
〉やっぱり圧がスゴいwww
〉笑顔が怖いwww
〉そこまでして呼ばれたいかwww
〉さっさと呼んだほうがいいんじゃないか?
〉そうそう
〉呼び方としては間違ってないんだし?
《まぁ、確かに。オルフィールやフィーシャのことをお姉ちゃんと呼ぶよりかは戸惑いはないな》
なので、曾祖母さんを見ながら、
「ユファ婆さま」
「はい」
俺が呼ぶとユファ婆さまの圧は無くなり、普通の笑顔に戻ったのでホッとした。
〉すっごいイイ笑顔だ
〉それだけ呼ばれたかったってことか
〉何か理由でもあるのだろうか?
「曾お祖母さまっていうのも間違いではないのだけど、やっぱり年齢がいっているように感じてしまうのよね」
リスナーのコメントが見えているかのような完璧なタイミングでユファ婆さまが理由を答えた。
〉あ~
〉確かに曾祖母さんって年齢がいってる感じがするわね
〉そう言われると呼ばれたくはないわね
〉曾祖母さんって聞くと90くらいを想像するよな
〉でも、ユファ婆さまって十分若いよな
〉そんなに年齢いってるようには見えないよな
《いくら見た目が若く見えても、年齢は本人がどう感じるかってところだからな》
理由も納得したし、これからはユファ婆さまと呼ぶように気をつけないとな。
〉確かに
〉そうだよな
〉俺達がいくら若いと言ったところで本人が気にするかどうかだよな
《だからヘタに若いとか言っちゃダメなんだよな》
どんなにこっちが褒め言葉として言ったところで、相手が皮肉と受け取ったらその時点で褒め言葉は皮肉に変わってしまう。言葉とはなんとも難しいものなのだ。
〉気をつけないとな
〉ヘタな励ましは逆効果になるな
〉だったら素直にユファ婆さまって呼んでほうがいいよな
「ユファ婆さま」
「は~い」
スゴい笑顔のユファ婆さまとは対称的に、オルフィールとフィーシャはスゴい顔で俺を見てきていた。
〉あの二人はどうするんだ?
〉スゴい形相www
〉どんなに呼んでほしんだよwww
〉そんな顔するほどかwww
〉どうすんだ、レインwww
《呼ぶわけないだろ。無視だ無視》
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
男女比1:50の世界に転生したけど、前世の感覚で普通に接してたら幼馴染も姉妹もお嬢様もみんな沼にハマっていった件 ~ダンジョンにも潜ります〜
ベリーブルー
ファンタジー
男女比1:50――この世界で男は、守られ、大切にされ、穏やかに生きることを求められる存在。
だけど蓮は違った。
前世の記憶を持つ彼には、「男だから」という枷がない。女の子にも男の子にも同じように笑いかけ、距離を詰め、気負いなく手を差し伸べる。本人にとってはただの"普通"。でもこの世界では、その普通が劇薬だった。
幼馴染は気づけば目で追っていた。姉は守りたい感情の正体に戸惑い始めた。名家のお嬢様は、初めて「対等」に扱われたことが忘れられなくなった。
そして蓮はと言えば――。
「ダンジョン潜りてえなあ!」
誰も見たことのない深淵にロマンを見出し、周囲の心配をよそに、未知の世界へ飛び込もうとしている。
自覚なき最強のタラシが、命懸けの冒険と恋の沼を同時に生み出す、現代ダンジョンファンタジー。
カクヨムさんの方で先行公開しております。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います
町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。
はずれスキル念動力(ただしレベルMAX)で無双する~手をかざすだけです。詠唱とか必殺技とかいりません。念じるだけで倒せます~
さとう
ファンタジー
10歳になると、誰もがもらえるスキル。
キネーシス公爵家の長男、エルクがもらったスキルは『念動力』……ちょっとした物を引き寄せるだけの、はずれスキルだった。
弟のロシュオは『剣聖』、妹のサリッサは『魔聖』とレアなスキルをもらい、エルクの居場所は失われてしまう。そんなある日、後継者を決めるため、ロシュオと決闘をすることになったエルク。だが……その決闘は、エルクを除いた公爵家が仕組んだ『処刑』だった。
偶然の『事故』により、エルクは生死の境をさまよう。死にかけたエルクの魂が向かったのは『生と死の狭間』という不思議な空間で、そこにいた『神様』の気まぐれにより、エルクは自分を鍛えなおすことに。
二千年という長い時間、エルクは『念動力』を鍛えまくる。
現世に戻ったエルクは、十六歳になって目を覚ました。
はずれスキル『念動力』……ただしレベルMAXの力で無双する!!
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる