虹色の夏

アオト★★

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第一話 「グループライン」

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―虹色の夏―

第一話 「グループライン」



季節は7月

今日は7月6日(日曜日)朝

現在日曜日の朝の8時ジャスト

ピピピッ目覚まし時計の音がマンションの一室に鳴り響く

布団から起きたわたしはすぐにスマホを手に取るとグループラインを見た



要・・・今年の夏はみんなで海に行こうよ!!既読

隼人・・・えー、海かよ 

七海・・・いいじゃん!みんなでいこうよ 

カイ・・・そうだね 

ここで昨日のグループラインは終わってる



要・・・おはよう!みんな起きてる?

まだみんな寝てるのかも・・・。



いつもの日曜の朝、今日は大学は休校、もちろん講義もない

わたしたち四人は同じ巴大学で知り合った心理学部の大学二年生

趣味が似ていて話しも合う最高の仲間だ。



巴大学は古風な創りの大学でいろんな学部がある、生徒数も多い

人気の大学の一つだ・・。

今日は休校なのでわたしはのんびりとしようと思う

ピロロン

ラインが鳴った、だれかからラインが来たみたい

早速グループラインを開いた



要・・・おはよう!みんな起きてる?既読

隼人・・・おーす!

七海・・・おはよう!みんな

要・・・おはよう!みんな起きてる?既読

隼人・・・おーす!

七海・・・おはよう!みんな

カイ・・・おはよう!





要・・・カイおはよう既読

隼人・・・おはようカイw

七海・・・おはよう、ねえみんないつ海いく?

カイ・・・おはよう!8月くらいでいいんじゃない?

要・・・えー!8がつかあー既読

隼人・・・楽しみだなww



こんな感じでグループラインは会話が弾むから楽しいよね

わたしはライン読みながら洋服を着て朝ご飯も食べた



要・・・今日は何しようかなー既読

七海・・・わたしは図書館行くよ

カイ・・僕はゲームかなw

隼人・・・俺は寝るわw

要・・・隼人っていつも寝てるよね既読







こんな感じで四人の話は尽きない、こんな四人での時間がいつまでも続くといいな

わたしは心の中でそう思った



つづく









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