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第二話 「七夕祭り」
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―虹色の夏―
第二話 「七夕祭り」
7月6日(日曜日)夜
―要の部屋―
その夜わたしは隼人と電話で話した
要・・・もしもし、隼人?今電話大丈夫?
隼人・・ああ、なに?
要・・・あのさ、明日七夕でしょ?みんなで商店街の七夕祭りに行かない?
隼人・・おお。いいね!
要・・じゃあ、わたしは七海に電話するから隼人はカイに電話お願いね!
隼人・・わかったよ
そして翌日
7月7日(月曜日)
うちの近くには商店街が立ち並んでいる
普段はそんなに多くない人通りや、街並みも年に一度の七夕祭りのときだけは
人で混雑している
わたしたちは昼間は大学の講義がある為、夕方に商店街で合流することにした
商店街にはたくさんの出店が立ち並んでいる
焼きそば、お好み焼き、たこ焼き
それに加えてたくさんの笹に彩られた短冊がたくさんの人目を引きつけた
「わあ、美味しそう!!」
わたしは出店をくるくると見渡しながら美味しそうな匂いのもとを辿って歩いた
「おう、そんなに騒ぐなよ、ガキじゃねーんだからよ!」
わたしの横を歩いていた隼人が口をはさんだ
「なによ!!ねえ七海!隼人ムカつく!!」
「まあまあ、抑えて。要」
隼人に飛びかかろうとするわたしを七海がなだめる
「それに、せっかく浴衣着てるんだから、要そのピンクの浴衣似合ってるよ」
七海にそう言われてわたしはニコニコ顔になる。七海はわたしのご機嫌を取るのが
うまい。。四人の中で一番頼りになる七海はストレートヘアの長い髪をお団子に
結っている、七海の白い浴衣も可愛いし七海は美人だから大学ではモテる。
そんな七海がわたしは羨ましかった、七海は一番の自慢の親友だった
「おい、早く何か食べよーぜ!」
先頭を歩くカイがそう言った・・。
カイは大学では頭がよくみんなに人気がある・・特に女性には・・・
「うん・・そうだね。なにか食べてゆっくり七夕を見よう」
わたしたちは行列の並ぶ焼きそば、たこ焼き、お好み焼き、かき氷の
屋台にそれぞれ分担して並び買って食べた
そのあとに七夕祭りをゆっくり楽しむことにした。
たくさんの色とりどりに彩色された短冊を四人は眺めていた
お願い事はたくさん書いてあり、家族の健康、病気平癒、お金持ちになりたいなどなど
わたしは隼人を見ていた。「ねえ、ここから二人ずつに分かれて行動しない?」
わたしが言おうとした言葉を七海が言った。
「おう、そうだな、そうするか、隼人」カイが横から言った
「俺はどちらでもいいよ」
「じゃあ、決まりね」そういうと七海はカイの腕に手を回して
ニコニコしながら七海がカイをひっぱるようにして二人でその場を去っていった
「なんだよ。あいつ等、結局二人だけになりたかっただけじゃんw」
そう隼人は笑いながら言った
「要、俺たちも行こうぜ」隼人はそう言い歩き出した
「う、うん!」わたしはそう言って足早に歩く隼人の後姿を追いかけた
つづく
第二話 「七夕祭り」
7月6日(日曜日)夜
―要の部屋―
その夜わたしは隼人と電話で話した
要・・・もしもし、隼人?今電話大丈夫?
隼人・・ああ、なに?
要・・・あのさ、明日七夕でしょ?みんなで商店街の七夕祭りに行かない?
隼人・・おお。いいね!
要・・じゃあ、わたしは七海に電話するから隼人はカイに電話お願いね!
隼人・・わかったよ
そして翌日
7月7日(月曜日)
うちの近くには商店街が立ち並んでいる
普段はそんなに多くない人通りや、街並みも年に一度の七夕祭りのときだけは
人で混雑している
わたしたちは昼間は大学の講義がある為、夕方に商店街で合流することにした
商店街にはたくさんの出店が立ち並んでいる
焼きそば、お好み焼き、たこ焼き
それに加えてたくさんの笹に彩られた短冊がたくさんの人目を引きつけた
「わあ、美味しそう!!」
わたしは出店をくるくると見渡しながら美味しそうな匂いのもとを辿って歩いた
「おう、そんなに騒ぐなよ、ガキじゃねーんだからよ!」
わたしの横を歩いていた隼人が口をはさんだ
「なによ!!ねえ七海!隼人ムカつく!!」
「まあまあ、抑えて。要」
隼人に飛びかかろうとするわたしを七海がなだめる
「それに、せっかく浴衣着てるんだから、要そのピンクの浴衣似合ってるよ」
七海にそう言われてわたしはニコニコ顔になる。七海はわたしのご機嫌を取るのが
うまい。。四人の中で一番頼りになる七海はストレートヘアの長い髪をお団子に
結っている、七海の白い浴衣も可愛いし七海は美人だから大学ではモテる。
そんな七海がわたしは羨ましかった、七海は一番の自慢の親友だった
「おい、早く何か食べよーぜ!」
先頭を歩くカイがそう言った・・。
カイは大学では頭がよくみんなに人気がある・・特に女性には・・・
「うん・・そうだね。なにか食べてゆっくり七夕を見よう」
わたしたちは行列の並ぶ焼きそば、たこ焼き、お好み焼き、かき氷の
屋台にそれぞれ分担して並び買って食べた
そのあとに七夕祭りをゆっくり楽しむことにした。
たくさんの色とりどりに彩色された短冊を四人は眺めていた
お願い事はたくさん書いてあり、家族の健康、病気平癒、お金持ちになりたいなどなど
わたしは隼人を見ていた。「ねえ、ここから二人ずつに分かれて行動しない?」
わたしが言おうとした言葉を七海が言った。
「おう、そうだな、そうするか、隼人」カイが横から言った
「俺はどちらでもいいよ」
「じゃあ、決まりね」そういうと七海はカイの腕に手を回して
ニコニコしながら七海がカイをひっぱるようにして二人でその場を去っていった
「なんだよ。あいつ等、結局二人だけになりたかっただけじゃんw」
そう隼人は笑いながら言った
「要、俺たちも行こうぜ」隼人はそう言い歩き出した
「う、うん!」わたしはそう言って足早に歩く隼人の後姿を追いかけた
つづく
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