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第十二話「海」
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―虹色の夏―
第十二話「海」
8月に入りすぐにわたしたちは一泊二日で隼人の運転する車で熱海に旅行に行った。
熱海の旅館について
目の前に海があって部屋の窓から一望できる
ザアーザアー
広い海にわたしは感動した。泳ぎはしなかったけど砂浜を歩いたりした
天気も良くて快晴だった
その後、旅館に戻ってきた。
洋室と和室の二部屋を取っていて
洋室が要と七海の部屋で和室は隼人とカイの部屋だ。
洋室と和室はテレビ、冷蔵庫、小さなテーブル、風呂とトイレがあるのは一緒で
ベッドと布団だけの違いだった
露天風呂がついてる大浴場は地下一階にあり部屋は五階にあった。
食事は夜の六時に和室に運ばれてくる。
「お風呂気持ちよかったね」お風呂に入ったわたし達はまだ時間があるので
各自の部屋でのんびり過ごすことにした
わたしは窓の外を見ていた
ふと。窓の外を見たら隼人の姿があった・・。
隼人とは花火大会以来まともに話せてない・・・
仲直りしたいな・・そう思ったわたしは隼人を見失わないうちに外に出ることにした
「ごめん、七海ちょっと外に出てくる」それだけ行って急いで外に出た。
廊下でカイとすれ違った
「おっと」「あ、ごめんね、急いでいたものだから。ごめんね」
それだけ言ってわたしは走り出した
―ガチャ―
「七海いるか?」「あら、カイどうしたの?」
「自販にジュースを買いに行ってきたんだ、人数分買ったんだけど
今、廊下で要に会ったんだけどなんかすごい勢いで出て行っただけど
なんかあったの?」
「あれよ。ほら」七海が窓の外を指を差して言った
「ああ、なるほどね、それより七海少し話さないか?」
「うん。いいわよ」七海は窓を閉めた
ザアーザアー
海の音が耳に響く
「はあはあ、隼人どこにいるの?」外に出たわたしは走って隼人を探した
「あ、いた!!えっ、噓でしょ?」わたしは砂浜沿いに隼人の姿を見つけたが
声をかけることができなかった
何故なら隼人は一人ではなかったからだ・・・
わたしは隼人達に気が付かれないようにゆっくり静かに近づいた
ドキドキと心臓の音が鳴っていた
静まれわたしの心臓・・・わたしはそう思いながら二人の会話に耳を傾けた
ザアーザアーと海の音だけが聞こえていた
その中で俺と優里の二人の声だけが響いていた
「こんなところまでついてくるなんてどういうつもりだよっていうかどうしてここが
わかったんだ?」
「隼人がどこにいてもあたしにはわかるのよ!隼人はあたしから絶対に逃げられないんだから!」
「お前・・・。」「例の写真の事を大学側にばらされたくなければあたしのいうことを
素直に聞くことね、あのときの証拠は写真だけじゃないんだからね!」
そう言って優里はボイスレコーダーを取り出した
「お前、それ・・」「驚いたでしょ?あのとき写真と一緒に録音したのよ
恐喝の現場をね。これを大学側に見せれば、恐喝したあの男は間違いなく大学
を退学になるでしょうねっていうか何故隼人が恐喝された男を庇ってるか
分からないけど・・・。普通は大学側に報告するよね?いくら親友でも恐喝した男を
庇うその恐喝された男もどうかしてるわ・・・。自分が被害者なのに馬鹿な男。
隼人もそんな男を庇うなんて馬鹿な男よ!」
「・・・・。」
「被害者の男が隼人に事件のことは内緒にして欲しいって言っただけで
あなたは恐喝の現場を目撃したのにそれを隠すのが理解出来ない・・・
泣いたから庇っただけ?嘘よね?
本当は隼人と被害者の男の間に他になにかあるんじゃないの?」
「・・・相変らずお前鋭いな・・・・」俺は優里にそう言った
つづく
第十二話「海」
8月に入りすぐにわたしたちは一泊二日で隼人の運転する車で熱海に旅行に行った。
熱海の旅館について
目の前に海があって部屋の窓から一望できる
ザアーザアー
広い海にわたしは感動した。泳ぎはしなかったけど砂浜を歩いたりした
天気も良くて快晴だった
その後、旅館に戻ってきた。
洋室と和室の二部屋を取っていて
洋室が要と七海の部屋で和室は隼人とカイの部屋だ。
洋室と和室はテレビ、冷蔵庫、小さなテーブル、風呂とトイレがあるのは一緒で
ベッドと布団だけの違いだった
露天風呂がついてる大浴場は地下一階にあり部屋は五階にあった。
食事は夜の六時に和室に運ばれてくる。
「お風呂気持ちよかったね」お風呂に入ったわたし達はまだ時間があるので
各自の部屋でのんびり過ごすことにした
わたしは窓の外を見ていた
ふと。窓の外を見たら隼人の姿があった・・。
隼人とは花火大会以来まともに話せてない・・・
仲直りしたいな・・そう思ったわたしは隼人を見失わないうちに外に出ることにした
「ごめん、七海ちょっと外に出てくる」それだけ行って急いで外に出た。
廊下でカイとすれ違った
「おっと」「あ、ごめんね、急いでいたものだから。ごめんね」
それだけ言ってわたしは走り出した
―ガチャ―
「七海いるか?」「あら、カイどうしたの?」
「自販にジュースを買いに行ってきたんだ、人数分買ったんだけど
今、廊下で要に会ったんだけどなんかすごい勢いで出て行っただけど
なんかあったの?」
「あれよ。ほら」七海が窓の外を指を差して言った
「ああ、なるほどね、それより七海少し話さないか?」
「うん。いいわよ」七海は窓を閉めた
ザアーザアー
海の音が耳に響く
「はあはあ、隼人どこにいるの?」外に出たわたしは走って隼人を探した
「あ、いた!!えっ、噓でしょ?」わたしは砂浜沿いに隼人の姿を見つけたが
声をかけることができなかった
何故なら隼人は一人ではなかったからだ・・・
わたしは隼人達に気が付かれないようにゆっくり静かに近づいた
ドキドキと心臓の音が鳴っていた
静まれわたしの心臓・・・わたしはそう思いながら二人の会話に耳を傾けた
ザアーザアーと海の音だけが聞こえていた
その中で俺と優里の二人の声だけが響いていた
「こんなところまでついてくるなんてどういうつもりだよっていうかどうしてここが
わかったんだ?」
「隼人がどこにいてもあたしにはわかるのよ!隼人はあたしから絶対に逃げられないんだから!」
「お前・・・。」「例の写真の事を大学側にばらされたくなければあたしのいうことを
素直に聞くことね、あのときの証拠は写真だけじゃないんだからね!」
そう言って優里はボイスレコーダーを取り出した
「お前、それ・・」「驚いたでしょ?あのとき写真と一緒に録音したのよ
恐喝の現場をね。これを大学側に見せれば、恐喝したあの男は間違いなく大学
を退学になるでしょうねっていうか何故隼人が恐喝された男を庇ってるか
分からないけど・・・。普通は大学側に報告するよね?いくら親友でも恐喝した男を
庇うその恐喝された男もどうかしてるわ・・・。自分が被害者なのに馬鹿な男。
隼人もそんな男を庇うなんて馬鹿な男よ!」
「・・・・。」
「被害者の男が隼人に事件のことは内緒にして欲しいって言っただけで
あなたは恐喝の現場を目撃したのにそれを隠すのが理解出来ない・・・
泣いたから庇っただけ?嘘よね?
本当は隼人と被害者の男の間に他になにかあるんじゃないの?」
「・・・相変らずお前鋭いな・・・・」俺は優里にそう言った
つづく
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