学園パラダイス

アオト★★

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第二話「木下先輩と林先輩」

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第二話「木下先輩と林先輩」
俺が振り向くとそこには木下先輩がいた。
「あ、木下先輩」木下先輩は俺の憧れの人だった。
木下先輩に勧誘されてサッカー部の入部を俺は決意した。
「あんな先輩じゃダメですよ!やっぱり木下先輩が部長じゃなくちゃ!
もともと先輩の方が投票率多かったじゃないですか
それなのに林先輩はずるい・・・。木下先輩を罠にはめて部長になった」
気が付くと俺は怒鳴っていた。
「いいんだよ、アイツが望んだことなら俺は・・・。部活なんとしても
なんとかしような絶対に」木下先輩はそれだけ言って去っていった
俺はどうしても納得できなかった・・。だって、その出来事は
俺が入部してすぐに起きた出来事だったから・・・。

午前の授業が終わり、午後の授業が始まった
俺は今朝の事を考えていた
林先輩はもうサッカー部はつぶれると言った
でも木下先輩は「やれることをしよう」と言った・・・。
俺はサッカー部に勧誘されてからずっと木下先輩に憧れていた
それは木下先輩がただサッカーが上手いからというだけではなかった。
そして俺がそこまでサッカー部の廃部にショックを受けたのも
ある出来事があったから・・・。今回何も努力をしないでただ潰れるのを待ってる
林先輩には正直腹が立つのだが・・・。
俺は林先輩がすごく嫌いになった、その理由は俺にとって悲惨な出来事が起きたから
あのとき林先輩は俺を信じてくれなかった・・
俺を信じてくれたのは木下先輩と楓だけだったから・・・・。
あのときから俺の林先輩への信用はなくなった。
そんな出来事が起きた

つづく
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