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第二十六話 「屋上での会話」
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第二十六話 「屋上での会話」
午前の授業が終わり昼になった
俺は楓を連れて屋上に来た
久しぶりに購買でキナコパンを買った。
この学校には購買部がありいつも生徒で人気だ・・。
いろんな弁当やパンが売っている
俺は屋上に設置されているベンチに楓と座った
楓は今日もお弁当を持ってきていた。
「お前、いつも弁当だな」
「だってお金勿体ないからね」そう言い弁当をひろげ食べ始めた楓
今日の楓のお弁当はからあげ、と野菜炒めだ。
俺たちは暫くベンチでのんびり昼飯を食べていた
そこに斜め後ろのベンチに女子の三人組がやってきて何か話始めた
「ねえ、サッカー部の張り紙みた?」一人の女子が口を開いた
「あ~、あのあまり評判がよくない部活だよね」
もう一人が自分のお弁当を広げながら呟いた。
「そうそう、今週で廃部になるみたい、あそこの部長カッコイイよね~
でも、変わっちゃったからな~不愛想な人に」
「そうそう、生徒会長の人カッコイイよね~、確かうちらと同じ受験生だよね」
一人がジュースにストローをさしながらいった・・。
「ねえ、生徒会長と言えば半年前何かで校内放送してたよね。
なんか一年が窃盗したとかで」
「え~、窃盗の犯人は二年でしょ?名前なんだっけ?青山だっけ?」
「青木だったとおもうよ。そういえばその前もなんかあったみたいだよ
サッカー部で。問題の多い部活だって友達も言ってたもん」
「・・・・・・・・・・」俺はキナコパンを食べ終わり
袋をズボンのポケットに押し込んだ。
そして三人組の話の続きに耳を傾けた
その時、楓が俺に何か話しかけていたが俺は楓の話を無視した
「ねえ、一年前にサッカー部で起きた事件知ってる?」
俺が入る前じゃん・・・。
「知らない、どんな事件?一年前って私達が二年だよね」
女子のひとりがお弁当を食べ終わり言った
「あのね、ここだけの話なんだけど一年前に暴力事件が
あそこの部室であったのよ。なんかすごく揉めたみたいだよ」
「え~!マジで??」もう一人もパンとジュースを飲み終わり片付けながら
言った
「そうなんだって。だからそのことでかなり問題になったらしいよ
おっと、昼休み終わっちゃう。そろそろ戻ろうか」
お弁当を食べ終わった女子とパンとジュースを食べ終えた女子
立ち上がった
最後に残った女子はまだお弁当を食べていた
二人が最後の女子が食べ終わるのを待っている
「でもさ~、問題多い部活なら潰れたほうがいいよね~」
「そうだよね、暴力事件なんてなんか怖いしね~。
るみ食べるの遅いよ!早くしなきゃ昼休みおわっちゃう」
最後に残った女子は、るみという名前らしい
「待ってよ、もう食べ終わるから」
そしてやっとるみもお弁当を食べ終え三人はベンチから離れて屋上を後にした
「―君」 「湊君ってば」
俺は暫くボーっとしていたが楓の声で我に返った
「私達もそろそろ教室に戻ろうよ」
そう言われて楓を見るともうすでにお弁当を食べ終わり立っていた
「ああ、そうだな」
そう言い俺達も屋上を後にした
つづく
午前の授業が終わり昼になった
俺は楓を連れて屋上に来た
久しぶりに購買でキナコパンを買った。
この学校には購買部がありいつも生徒で人気だ・・。
いろんな弁当やパンが売っている
俺は屋上に設置されているベンチに楓と座った
楓は今日もお弁当を持ってきていた。
「お前、いつも弁当だな」
「だってお金勿体ないからね」そう言い弁当をひろげ食べ始めた楓
今日の楓のお弁当はからあげ、と野菜炒めだ。
俺たちは暫くベンチでのんびり昼飯を食べていた
そこに斜め後ろのベンチに女子の三人組がやってきて何か話始めた
「ねえ、サッカー部の張り紙みた?」一人の女子が口を開いた
「あ~、あのあまり評判がよくない部活だよね」
もう一人が自分のお弁当を広げながら呟いた。
「そうそう、今週で廃部になるみたい、あそこの部長カッコイイよね~
でも、変わっちゃったからな~不愛想な人に」
「そうそう、生徒会長の人カッコイイよね~、確かうちらと同じ受験生だよね」
一人がジュースにストローをさしながらいった・・。
「ねえ、生徒会長と言えば半年前何かで校内放送してたよね。
なんか一年が窃盗したとかで」
「え~、窃盗の犯人は二年でしょ?名前なんだっけ?青山だっけ?」
「青木だったとおもうよ。そういえばその前もなんかあったみたいだよ
サッカー部で。問題の多い部活だって友達も言ってたもん」
「・・・・・・・・・・」俺はキナコパンを食べ終わり
袋をズボンのポケットに押し込んだ。
そして三人組の話の続きに耳を傾けた
その時、楓が俺に何か話しかけていたが俺は楓の話を無視した
「ねえ、一年前にサッカー部で起きた事件知ってる?」
俺が入る前じゃん・・・。
「知らない、どんな事件?一年前って私達が二年だよね」
女子のひとりがお弁当を食べ終わり言った
「あのね、ここだけの話なんだけど一年前に暴力事件が
あそこの部室であったのよ。なんかすごく揉めたみたいだよ」
「え~!マジで??」もう一人もパンとジュースを飲み終わり片付けながら
言った
「そうなんだって。だからそのことでかなり問題になったらしいよ
おっと、昼休み終わっちゃう。そろそろ戻ろうか」
お弁当を食べ終わった女子とパンとジュースを食べ終えた女子
立ち上がった
最後に残った女子はまだお弁当を食べていた
二人が最後の女子が食べ終わるのを待っている
「でもさ~、問題多い部活なら潰れたほうがいいよね~」
「そうだよね、暴力事件なんてなんか怖いしね~。
るみ食べるの遅いよ!早くしなきゃ昼休みおわっちゃう」
最後に残った女子は、るみという名前らしい
「待ってよ、もう食べ終わるから」
そしてやっとるみもお弁当を食べ終え三人はベンチから離れて屋上を後にした
「―君」 「湊君ってば」
俺は暫くボーっとしていたが楓の声で我に返った
「私達もそろそろ教室に戻ろうよ」
そう言われて楓を見るともうすでにお弁当を食べ終わり立っていた
「ああ、そうだな」
そう言い俺達も屋上を後にした
つづく
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