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「あ」
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見知らぬ男につれられ、教室を出た僕の背中をクラスメイトがじっとりと見た。
ゾクッとした。
この学校は広い。だから廊下の所々にある、学校校内地図というものを頼りに、移動をする。
(…………おかしい。
この男、廊下に地図があるのに、それを見てない。見ようとしてない……いやいや、さすがにそれは……
当てずっぽうに進んでるとか?
いやでも、ちゃんと先生がいない所を通っている。
まさか覚えてるのか!?
こんな複雑な廊下を!?)
驚いた。僕以外に覚えれる人がいたのか。
(やっぱり僕は天才じゃない………)
「着いたぞ。」
見知らぬ男が言った。
(何か言われるのか?もしかして、僕だけがハッキングされてないから怒られるのかも、、、
でも本当になんで僕だけ無事だったのかな?)
「ねぇ君、」
「はっはい!なんですか……?」
「どうしてハッキングがきいてなかっての?
(本当にどうして………)」
「しっ、知りません!僕は…何も………」
「あ」
「どうした?話す気になったのか?」
(やばい、、、
僕だけハッキングがきいてなかったの、多分それ中一の時に授業でハッキングについて教えてもらってその次の日に、ふざけて学校のセキュリティに入って自分のやつだけちょちょいと改造したせいだ………!!!)
(やばい。勝手に学校のセキュリティに入ったのバレたら、絶対怒られる……)
「どうした?なんで君だけハッキングがきいてなかったのか、聞いているんだけど?」
「し、知りません。僕は本当に知りません………
(とりあえず乗り切らないと、この話が終わったらちゃんとパソコン戻しとこ。ふぅ、このまま忘れてたら危なかったぁ、この人プロの人って言われてたし。)」
「そうなんだ、、、
分かった。すまんな、へんな話して。もう帰っていいよ。」
「はい!分かりました!」
「………………」
「?」
(ふぅ、ようやく開放されたぁー、めっちゃ緊張した………
なんか帰ろうと後ろ向いた時ずっと無言だったから気づかれた!?とも思ったが、大丈夫そうで良かったぁ、、、)
「………なんか教室戻んのめんどいなぁ。
そうだ!あの男と話し終わって帰ろうとしたら迷子になったってことにして授業の時間減らそ。簡単すぎてつまんないし!」
僕はそう思いながら、廊下を急ぎ足で歩いた。
ゾクッとした。
この学校は広い。だから廊下の所々にある、学校校内地図というものを頼りに、移動をする。
(…………おかしい。
この男、廊下に地図があるのに、それを見てない。見ようとしてない……いやいや、さすがにそれは……
当てずっぽうに進んでるとか?
いやでも、ちゃんと先生がいない所を通っている。
まさか覚えてるのか!?
こんな複雑な廊下を!?)
驚いた。僕以外に覚えれる人がいたのか。
(やっぱり僕は天才じゃない………)
「着いたぞ。」
見知らぬ男が言った。
(何か言われるのか?もしかして、僕だけがハッキングされてないから怒られるのかも、、、
でも本当になんで僕だけ無事だったのかな?)
「ねぇ君、」
「はっはい!なんですか……?」
「どうしてハッキングがきいてなかっての?
(本当にどうして………)」
「しっ、知りません!僕は…何も………」
「あ」
「どうした?話す気になったのか?」
(やばい、、、
僕だけハッキングがきいてなかったの、多分それ中一の時に授業でハッキングについて教えてもらってその次の日に、ふざけて学校のセキュリティに入って自分のやつだけちょちょいと改造したせいだ………!!!)
(やばい。勝手に学校のセキュリティに入ったのバレたら、絶対怒られる……)
「どうした?なんで君だけハッキングがきいてなかったのか、聞いているんだけど?」
「し、知りません。僕は本当に知りません………
(とりあえず乗り切らないと、この話が終わったらちゃんとパソコン戻しとこ。ふぅ、このまま忘れてたら危なかったぁ、この人プロの人って言われてたし。)」
「そうなんだ、、、
分かった。すまんな、へんな話して。もう帰っていいよ。」
「はい!分かりました!」
「………………」
「?」
(ふぅ、ようやく開放されたぁー、めっちゃ緊張した………
なんか帰ろうと後ろ向いた時ずっと無言だったから気づかれた!?とも思ったが、大丈夫そうで良かったぁ、、、)
「………なんか教室戻んのめんどいなぁ。
そうだ!あの男と話し終わって帰ろうとしたら迷子になったってことにして授業の時間減らそ。簡単すぎてつまんないし!」
僕はそう思いながら、廊下を急ぎ足で歩いた。
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