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4.きょうだいたち
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巣穴にきょうだいだちはいなかった。ソラはほっと息をつく。
一緒の巣穴を使っているのは、同時期に生まれた4頭のきょうだいタヌキたち。
兄のリク、次兄のカイ、姉のセイ、そしてソラ。母は三度目の出産だった。
一度目、二度目に生まれたきょうだいたちは、とっくに独り立ちして別の巣穴で家族と暮らしている。
ソラたちはタヌキ生としては5歳だけど、神様の力のお陰か体や精神の成長が早い。
今は人の年齢でいうと高校生ぐらい。
さらに細かく分けるとリクは高校を卒業し、カイは高校三年、セイは高校二年、ソラは高校一年あたり。
精神年齢の違いは、性格のせいなのか、育てられ方なのか、ソラにはわからない。
末っ子というだけで、ソラは子供扱いされてきた。
リクだけは面倒見が良いけれど、カイとセイには虐められたり、揶揄われたり、馬鹿にされたり、八つ当たりされたり。
だから次兄と姉とは、適度な距離を取るようにしていた。
よりによって今日、姉に見られていたなんて。
ハナの正体がバレていないといいのだけど。そのことが一番気になった。
ハナは人間だと言い張ろう。耳を出したのは一回だけ。あれさえ見られていなければ、大丈夫なはず。キツネの尻尾も出ていないし。
そう決めると、きょうだいが帰ってくる前に、ソラは寝てしまうことにした。
枯れ葉の上で、どたっと横たわる。お腹がいっぱいだからか、すぐに眠くなった。
ふと目を覚ましたとき、目の前に照らされた光が眩しくて、慌てて顔を背けた。
巣穴に陽の光は届かない。それなのにどうして眩しかったんだろう。
ソラは目をしょぼしょぼさせて、手で顔を隠しつつ隙間から光源を見る。
光りに浮かび上がっているのは、ソラとよく似た顔のタヌキ。
「セイ?」
姉のセイが、ソラに向けてスマホをかざしていた。
「ソラ、お腹ぶよぶよになってない?」
お腹をつつかれ、ソラは飛び起きる。寝起きでぼんやりしていたのが一瞬で覚醒し、嵐山での飲食をセイに見られていたのを思い出した。
「あんた、甘いもんようけ食べとったなあ。クレープとかたい焼きとか。よう胸やけせえへんなあ。感心するわ。あ、だからぽちゃぽちゃなんか」
あはは、とセイが笑う。
同じ体型をしているのによく言うなと思うけれど、黙っていた。放っておいて、寝てしまおう。横になると、
「タヌキ寝入りしなや」
とセイに起こされた。
「あんたに話あるねん」
「なんやの?」
相手にしたくないけど、このまま寝かせてはもらえなさそうで、ソラは仕方なく体を起こす。
「スマホ、こっちに向けんといて」
セイが明かりをつけたままのスマホをセイに向けていた。払いのけるような仕草をすると、セイはスマホを上に向けた。巣穴全体がほんのりと明るくなる。
「今日嵐山で一緒におった女の子、キツネやな」
どきりとする。ハナの耳を見られていたのだろうか。動揺を表に出さないように気をつけて、否定する。
「なに言うてんの。あの子は人間や」
「いいや。あれはキツネや。あたしにはわかるんや。キツネは嘘つきやからな」
「ハナちゃんはめっちゃええ子や。勝手に決めつけんといて」
「キツネにころっと騙されて。そのうち痛い目見るで」
「そんな心配せんでいい。それにキツネちゃうから。もうええやろ」
否定し続けて、話を打ち切ろうした。
「キツネの三角耳」
寝ようとして、セイの言葉にはっとする。体が強張る。
セイを見ると、ニヤニヤと薄笑いを浮かべていた。
やっぱり見られていたのか。それともカマをかけているのか。
「耳がどないしたん?」
ソラはシラを切り続ける選択をした。認めなければいいのだと。
「ソフトクリーム食べてるとき、耳出てたよなあ」
「耳? 何を言うてんの。目大丈夫?」
心臓は早鐘を打っている。平静を装えているか、心配になった。
「すぐそこにおったんちゃうけど、見間違えてない。あれはキツネの耳やった。隣におって耳見えてへんほうが、目おかしいわ。あんた、キツネはうちらの敵やってわかってて、キツネと仲良うしてんの?」
「だから、人間やって」
「キツネなんか信用したらあかんよ。小さい頃から教えられてきたやろ」
「しつこい! もうええて」
セイのあまりのしつこさに、ソラは珍しく声を荒らげた。
背を丸め、毛を逆立たせる。
「あたしが誰と仲良うしようと、セイに関係ないやろう。生まれて数分しか違わへんのに、姉面するんやめて」
「心配したってんのに、その言い方なんなん」
「心配してほしいなんて、誰も頼んでないやん」
「あとで泣かへんですむように、忠告したってのに。かわいげないな、あんたは」
「セイにかわいいなんて思われたないし、思ったこともないやろ」
「その辺にしとけ」
姉妹ケンカに口を挟んだのは、リクだった。隣に次兄のカイもいる。
「意味のある話し合いなら止めへんけど、どっちも引く気のない、不毛なケンカはうるさいだけや」
ソラは口を閉じた。生まれたのが数分違いでも、リクには反論しづらい。今日は仕事の尻ぬぐいをしてもらったし。
でもセイは違った。
「ソラはキツネと仲良うしてねん。止めさせた方がええと思うけど」
「キツネと!? 男か!?」
先に反応したのはカイだった。
「ちゃうちゃう。女。セイが男とおるなんて、想像つかへんわ」
「いやいやわからへんぞ。案外スケベやったりするねん」
「止めて! しょうもない」
情報を得ようとしているのか、カイが鼻をひくひくさせているのが嫌だった。
「しょうもないことちゃうやろ。みんないずれは番見つけて、後継者育てていかなあかんやろが」
カイはもっともらしいことを言っているけど、顔がにニヤついているから説得力がない。
これ以上ここにいると、セイとカイに揶揄れるだけだと察した。
「いちいち人の行動にケチつけんといて」
一番言いたかった言葉を吐いてから、リクとカイの間を抜けて、ソラは巣穴の出入り口に向かった。
一瞬だけ足を止めて、リクに顔を向ける。
「リク、今日は面倒をかけたみたいでごめん。気をつける」
言うだけ言うと、リクの反応も見ずに、ソラは巣穴を飛び出した。
一緒の巣穴を使っているのは、同時期に生まれた4頭のきょうだいタヌキたち。
兄のリク、次兄のカイ、姉のセイ、そしてソラ。母は三度目の出産だった。
一度目、二度目に生まれたきょうだいたちは、とっくに独り立ちして別の巣穴で家族と暮らしている。
ソラたちはタヌキ生としては5歳だけど、神様の力のお陰か体や精神の成長が早い。
今は人の年齢でいうと高校生ぐらい。
さらに細かく分けるとリクは高校を卒業し、カイは高校三年、セイは高校二年、ソラは高校一年あたり。
精神年齢の違いは、性格のせいなのか、育てられ方なのか、ソラにはわからない。
末っ子というだけで、ソラは子供扱いされてきた。
リクだけは面倒見が良いけれど、カイとセイには虐められたり、揶揄われたり、馬鹿にされたり、八つ当たりされたり。
だから次兄と姉とは、適度な距離を取るようにしていた。
よりによって今日、姉に見られていたなんて。
ハナの正体がバレていないといいのだけど。そのことが一番気になった。
ハナは人間だと言い張ろう。耳を出したのは一回だけ。あれさえ見られていなければ、大丈夫なはず。キツネの尻尾も出ていないし。
そう決めると、きょうだいが帰ってくる前に、ソラは寝てしまうことにした。
枯れ葉の上で、どたっと横たわる。お腹がいっぱいだからか、すぐに眠くなった。
ふと目を覚ましたとき、目の前に照らされた光が眩しくて、慌てて顔を背けた。
巣穴に陽の光は届かない。それなのにどうして眩しかったんだろう。
ソラは目をしょぼしょぼさせて、手で顔を隠しつつ隙間から光源を見る。
光りに浮かび上がっているのは、ソラとよく似た顔のタヌキ。
「セイ?」
姉のセイが、ソラに向けてスマホをかざしていた。
「ソラ、お腹ぶよぶよになってない?」
お腹をつつかれ、ソラは飛び起きる。寝起きでぼんやりしていたのが一瞬で覚醒し、嵐山での飲食をセイに見られていたのを思い出した。
「あんた、甘いもんようけ食べとったなあ。クレープとかたい焼きとか。よう胸やけせえへんなあ。感心するわ。あ、だからぽちゃぽちゃなんか」
あはは、とセイが笑う。
同じ体型をしているのによく言うなと思うけれど、黙っていた。放っておいて、寝てしまおう。横になると、
「タヌキ寝入りしなや」
とセイに起こされた。
「あんたに話あるねん」
「なんやの?」
相手にしたくないけど、このまま寝かせてはもらえなさそうで、ソラは仕方なく体を起こす。
「スマホ、こっちに向けんといて」
セイが明かりをつけたままのスマホをセイに向けていた。払いのけるような仕草をすると、セイはスマホを上に向けた。巣穴全体がほんのりと明るくなる。
「今日嵐山で一緒におった女の子、キツネやな」
どきりとする。ハナの耳を見られていたのだろうか。動揺を表に出さないように気をつけて、否定する。
「なに言うてんの。あの子は人間や」
「いいや。あれはキツネや。あたしにはわかるんや。キツネは嘘つきやからな」
「ハナちゃんはめっちゃええ子や。勝手に決めつけんといて」
「キツネにころっと騙されて。そのうち痛い目見るで」
「そんな心配せんでいい。それにキツネちゃうから。もうええやろ」
否定し続けて、話を打ち切ろうした。
「キツネの三角耳」
寝ようとして、セイの言葉にはっとする。体が強張る。
セイを見ると、ニヤニヤと薄笑いを浮かべていた。
やっぱり見られていたのか。それともカマをかけているのか。
「耳がどないしたん?」
ソラはシラを切り続ける選択をした。認めなければいいのだと。
「ソフトクリーム食べてるとき、耳出てたよなあ」
「耳? 何を言うてんの。目大丈夫?」
心臓は早鐘を打っている。平静を装えているか、心配になった。
「すぐそこにおったんちゃうけど、見間違えてない。あれはキツネの耳やった。隣におって耳見えてへんほうが、目おかしいわ。あんた、キツネはうちらの敵やってわかってて、キツネと仲良うしてんの?」
「だから、人間やって」
「キツネなんか信用したらあかんよ。小さい頃から教えられてきたやろ」
「しつこい! もうええて」
セイのあまりのしつこさに、ソラは珍しく声を荒らげた。
背を丸め、毛を逆立たせる。
「あたしが誰と仲良うしようと、セイに関係ないやろう。生まれて数分しか違わへんのに、姉面するんやめて」
「心配したってんのに、その言い方なんなん」
「心配してほしいなんて、誰も頼んでないやん」
「あとで泣かへんですむように、忠告したってのに。かわいげないな、あんたは」
「セイにかわいいなんて思われたないし、思ったこともないやろ」
「その辺にしとけ」
姉妹ケンカに口を挟んだのは、リクだった。隣に次兄のカイもいる。
「意味のある話し合いなら止めへんけど、どっちも引く気のない、不毛なケンカはうるさいだけや」
ソラは口を閉じた。生まれたのが数分違いでも、リクには反論しづらい。今日は仕事の尻ぬぐいをしてもらったし。
でもセイは違った。
「ソラはキツネと仲良うしてねん。止めさせた方がええと思うけど」
「キツネと!? 男か!?」
先に反応したのはカイだった。
「ちゃうちゃう。女。セイが男とおるなんて、想像つかへんわ」
「いやいやわからへんぞ。案外スケベやったりするねん」
「止めて! しょうもない」
情報を得ようとしているのか、カイが鼻をひくひくさせているのが嫌だった。
「しょうもないことちゃうやろ。みんないずれは番見つけて、後継者育てていかなあかんやろが」
カイはもっともらしいことを言っているけど、顔がにニヤついているから説得力がない。
これ以上ここにいると、セイとカイに揶揄れるだけだと察した。
「いちいち人の行動にケチつけんといて」
一番言いたかった言葉を吐いてから、リクとカイの間を抜けて、ソラは巣穴の出入り口に向かった。
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